「先生いつも物欲しそうな顔してたαのくせに、Ωみたいな目をしてさ」

仰げば狂おし

aoge ba kuruoshi

仰げば狂おし
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
5
得点
61
評価数
18
平均
3.6 / 5
神率
38.9%
著者
柏木真 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801980501

あらすじ

αでありながら平穏な日々を望んで生きる、教師の稲葉。
その平穏な日々は、新任の教師・牧野の手によって壊されていく。
牧野は元教え子のΩであり、稲葉の記憶の奥底にしまい込まれたトラウマの元凶であった。

Ωである牧野に抱かれ、歪んだ執着に絡め取られていく稲葉だったが、
彼にはもう一つ、過去の秘密があり――。

元教え子Ω×教師α
執着と本性が交錯する逆転オメガバース

描きおろし6P収録!

表題作仰げば狂おし

牧野樹、高校生→新任教師、稲葉の元教え子、Ω
稲葉誠司、教師、α

同時収録作品仰げば狂おし

橋本幸希、稲葉の同級生、α
稲葉誠司、教師、α

その他の収録作品

  • 描き下ろし chapter6.5

レビュー投稿数5

ALL the settings are my favorite!

Sorry that I dont know Japanese, I bought it and my friend helped me translate it, this really my fetish, ALL the settings in this comic are my favorite, expecially Ωxα. Thank you so much for the work, I really like this comic so at least I want to leave a good comment here.

3

狂おしく交錯するΩ×α

牧野(Ω)×稲葉(α)


αとΩが逆転に肝を抜かれる!
元先生と生徒の関係から生まれた
美人年下の攻めがガツンとぶち込まれる!
歪んで痛くてゾワゾワする感じと、
エロくてドキドキする感じ、
そして狂おしさと最後の甘さが交錯してる展開に、
衝撃的な胸キュンが待っているのです!


主人公の稲葉はαで、
普段は穏やかな日々を送りたいと思っている教師。
そんな彼の平穏な日々は、
新任教師の牧野に一気に崩されてしまう。
牧野はなんと元教え子のΩだったし、
昔の学校での出来事がトラウマの元凶だったりして・・・
という始まり。

稲葉は、
αらしく振る舞えとずっと言われたり、
教師になったら正しくなれると思っているみたいで、
実は本音はただ支配されたいということなんだ。

稲葉が高校時代から同級生の橋本(α)との
ダークで胸痛ましい関係もスリリングで、
不憫さ全開でαの弱みを見せることで、
普段は支配的な存在で強くて頼りがいのあるαだけど、
稲葉の内側に秘められた願望や欲求が明らかになると、
この作品は、そのαの弱さにもスポットを当てている。

牧野は、
稲葉が好きで、
ただただ好かれたいという願望に燃えている。
愛されたくて超執着して、
心の奥底には稲葉への強烈な愛情と歪んだ欲望が渦巻いて暴走し、
稲葉を抱くことで自分の存在を証明しようと
ヤバい狂気が生まれていく。

葉は初めは牧野の執着に戸惑いながらも、
だんだんと彼に身を委ねて虜になって、
支配されることでしか本当の自分を感じられなくなっていく。

昔の先生との生徒だった時の関係や、
飴をもらったりすることがちょっとほっこり。
ある出来事がトラウマが
2人の関係をグッと揺さぶっている。
それぞれの欲望や孤独が交錯し合いながら、

稲葉の支配されたい欲望と
牧野の強引な愛情がどうぶつけ合って、
ますます狂気的で悩ましい関係を生み出していくーー

学校内でのエッチなこと・・・だけではなくて、
牧野が稲葉に首輪をつけるーー
αに首輪!?また新鮮で衝撃的だ!
まるで犬と飼い主みたいな絆で結ばれて、
稲葉の心も牧野にグイグイ掴まれていく。

Ω×αのエッチがガチで超萌える!
牧野がガンガン攻めてくつつも
本能的に抱かれたい欲求が爆発して、
思わず息もできなくなる!
それに、稲葉の男前なトロ顔がやばくかわいい!
牧野の一途な固執と、
稲葉の興奮を追い求める姿がが絡み合って、
エロ度が限界突破して、
読んでるだけで体温上昇してしまう!

牧野が、好きすぎているから、
強引なやり方で愛を追い求めるしかないのだ。

2人はお互いを癒しあっていて、
時には狂気にも似た愛だけど
お互いがいい関係になれるなら、
最高の幸せだと思います。

牧野は稲葉が好きすぎているから、
強引な手法で愛を求めるしかないけど、
稲葉はその歪んだ牧野の愛情に
心をくすぐられ、本心に向き合って、
2人なりの関係を築き上げる。
狂おしいほどのド執着なΩと、
αの裏の裏まで見透かす本性が
ゾクゾク感と胸の高鳴りで包み込まれる
逆転オメガバースでした。

1

タイトルに惹かれて購入

オメガバースはα×Ωがどちらかというと好きなので、Ω×αのこちらの作品を買うか迷いましたが、タイトルに惹かれて買いましたが、面白かったです。

第二の性による悩みをうまく物語に組み込んでいて、登場人物の人格に影響していることも感じられたので、オメガバースの設定をうまく生かした作品だと思いました。

タイトルの「狂おし」ですが、私はサイコな感じを想像してましたが、好きすぎて狂った行動を選択してしまったという感じでした。酷いことをしていましたが、受けの目に映るために憎まれたいという純粋な思い?(適切な言葉が見つからず、すいません)からきているもので、想像していた狂ってるとは違いましたが、楽しめました。

1

カプ要素としては新鮮

柏木真先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

平穏な日々を望むアルファの教師、稲葉。しかし新任の教師で元教え子の牧野によってそんな日々が壊されていく。
個人的、各項目5段階で
エロ 3
オメガバース 2
執着 2
な感じだと思います。

帯やあらすじに書いてありますが、メインカプはオメガ×アルファの逆転オメガバースです。逆転とはオメガ攻め、アルファ受けと言う関係性で、元々アルファだったキャラが突然変異でオメガになってしまったとか言う展開ではありません。因みにリバ展開もありません。

オメガバースは複数作品読了していますが、記憶の中でオメガ×アルファのカプは無かったので、とても新鮮なカプだなとは思いました。しかしながら、カプ要素はともかく内容的にはなかなか萌えが見出せなかったです。私にはちょっと難しかったかな。

牧野は学生時代に友達と2人で、稲葉先生を罠にハメて強請れる画像を撮り、稲葉先生にとってはトラウマの元凶である牧野が、今度は新任の教師として登場する。最初は元教え子の牧野だと気付かなかったが、オメガの匂いで思い出し関わらないようにしたのだが、あの画像で脅され犯されてしまう、というのが序盤の流れですが、結局撮られた画像で稲葉先生は強請られてもいないし、読んでいて、学生牧野くんは稲葉先生を罠にハメる気は無くて友達が勝手に画策したやつだな。と思ったので、教師の牧野先生が稲葉先生を脅す理由が無いだろうと、行動の意図がちょっと理解出来なかったです。

稲葉先生は牧野先生に脅されて嫌がらせを受けていると感じているが、牧野先生の真意としては脅す気は無さそうだし、先生のことが好きと告げてはいるので、やりたいからやると稲葉先生に挿れるのはいいが、犬扱いする必要は無かったのかなと思いました。牧野先生を執着する元教え子とカテゴライズされてはいますが、個人的にはもう少し執着に愛が垣間見える方が萌えますね。

更には稲葉先生が学生時代、同じアルファの脇役キャラの橋本に支配され犯されていた過去があります。しかしこの過去で、稲葉先生が支配されたい欲求を抱いていたことが分かるのですが、昔から母親にアルファらしく生きるように、支配する側、上に立つべき人間であれと言われ続けていたことで、支配されたいなんてアルファらしくないと葛藤します。
でも葛藤があるにしても、もう少し支配されたい欲求に忠実な描写も欲しかったです。橋本との絡みはほんの数コマなので分かり辛いですが、牧野先生との絡みでは強姦具合が強過ぎて本当に嫌がってる感じが不憫で可哀想だったので見ていて少し心苦しかったです。一応牧野先生に支配されている感じではあったので、稲葉先生の支配されて喜んでる一面でもあれば少しは胸がすいたかもしれません。

萌え要素があまり見出せなかったですが、再会した橋本がかなり自分勝手で俺様ではあるのですが、稲葉先生にこんなことならずっと手綱握っててやればよかったと言ったり、ずっと好きだったと告白するのには不覚にも萌えてしまいました。でも最後はちゃんと稲葉先生は牧野先生と結ばれますのでご安心を。

あとは柏木先生が描く絡み描写は、粘度高めなのが分かる汁感や肌の艶の表現がほんとエロいです。個人的に、胎内を解してる時の指の濡れ具合がトーンを用いてテカテカ光ってたり、腹筋や秘部などがしっとり濡れて艶めいている細かい描写が堪らないです。

仄暗さやディープさが好きな人や今まで読んだことがないオメガバース作品を探してる人は読んでみては如何ですか。

2

歪んだ感情はすきよ?

オメガバースデビューは遅いわ そんな興味もないわでいろいろ後手にまわっていますが

はじめてです 逆転オメガバース
α×βとか β×Ω とか α同士の3Pとかは読んだけど
ま 作家さま買いだし 特段読みづらさがある作家さまではないので 別に躊躇いとかはないんですが 設定上ただの下克上になったりしたらつまんないよな なんてね


元教え子に襲われる αで先輩教師

ヤバめです 昨日買ったもう1冊もけっこうな厚みだったけど これも地味に指にくる 1.8㎝ ←いる?これ


んんん 設定にこだわりすぎてるからなのか 読んでて辻褄があわないとかろがあるんだが あたしの理解力のせいなのかな

写真を撮られた時 撮った生徒が牧野に礼を言ってるんだから 牧野は首謀者じゃなくて協力者 状況から言えば利用されてる側 
それがなんで牧野がバラまく側の認識になってるんだろ? 確かに牧野はαが嫌いだと公言した だからの思い込みなのか? あれだけ懐いていた経緯があるのに納得できない

悪いクセです

こういう細かいところがいちいち気になって行ったり来たりしちゃうから読むのにも時間喰うし せっかく楽しみにしてたお話ですら楽しめなくなっちゃう そんな厄介なもんが今回も出てしまったな


過去にこさえたトラウマや 欲や執着 妬み嫉み 人間の汚い部分ってところをみるには面白いんだけれど どうにもパーツの一つ一つがずれててしっくりこないというか 盛り込みすぎてどこを一番に魅せたいのかがハッキリしないイヤな感じ

植えつけられた二次性への価値に押し潰されて 落ちた快楽の先がその願望だったんだろうけど この展開にするならオメガバースいらなかったかな

うーーん

いっそ 羨望の的の教師が虐げられることに目覚めちゃって 元教え子と元同級生の独占欲と支配欲に溺れるグズグズの三角関係 って方がスッキリ読めたのかも
優劣に敏感で二次性の特徴に劣等があったり 卑屈な思いを拗らせて 歪んだ欲で縛りつけようとするところはホレボレするくらいいいのに 目新しさ狙ってのオメガバ設定になってる気がしてならないのよね


あああん ごめんなさい ほんっとごめんなさい
オメガバースの良さがよくわかってないあたしには不向きなお話だったとしか言いようがない

早とちりと思い込みと勘ぐりすぎが招いた復讐劇のような どんな自分でも受け入れてもらえる喜びを知り迎えるハッピーエンド
事件の後すぐにきちんと話をしていればなんでもなかったのに ずいぶん遠回りしちゃったのね このふたり

いやもうさ この際なので 柏木さんをもっと楽しむコツと オメガバース自体を勉強し直して出直してまいります この度は誠に申し訳ありませんでした

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う