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レンタルタマちゃん

rental tamachan

レンタルタマちゃん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神239
  • 萌×266
  • 萌25
  • 中立24
  • しゅみじゃない25

282

レビュー数
46
得点
1558
評価数
379
平均
4.2 / 5
神率
63.1%
著者
らくたしょうこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033462

あらすじ

朽ちる町。変化はやってくる。

日々寄せられる住民の不満に疲弊する町役場の役人・矢澤は、
癒やしを求めて「ねこレンタル」を利用することにした。
サービスに来たのは猫耳しっぽをつけた人間の“タマ”だった。
人間とわかっているのに、タマと過ごす時間は
矢澤にとってかけがえのないものになっていく。
なぜ傷だらけの身体で、なぜこの仕事をしているのか?
本当のタマのことは何も知らなくて……

愛しいと、最期に思える存在。あなたにはありますか?

表題作レンタルタマちゃん

役場職員
レンタルネコ

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:イラスト/おまけ漫画

レビュー投稿数46

大好きな一冊

絵柄もストーリーも雰囲気も何もかも大好きな作品。最初は、「おじさんと猫...?」と少しの抵抗感があったが、最後の方には号泣してこびと図鑑みたいな顔になっていた。タマが会う回数を重ねていくうちに矢澤さんに心を開いていく描写を、言葉を話さないから表情だけで伝えなければいけないという、普通なら難しくなかなかできないことなのにも関わらず完璧に伝えていて、作者さんの技量を感じた。そして何より最後の、猫に転生したタマに、生前のタマの本名を矢澤さんが名付けるという終わり方。ただただ悲しい終わり方でも現実味が出て良かったが、そのほっこりする終わり方で、よりストーリーが綺麗にまとまってるように見えるなと思った。一冊でこんなに満足感がある作品に出会えたことに本当に感謝。メリバ最高。

0

なんだか考えてしまった

発売時に読み、もう一回は読めないと思うほどショックを受け本棚に戻した思い出があります。
約2年経ち今度はけっこうスラスラと読めました。
ほっぺたをペロペロする位でエッチな描写はありませんが、矢澤とタマの間にはある種の愛が芽生えたんだろうなぁと思いました。

辛いこと、悲しいことがあっても人生は続いていき、出会いや別れがある。
誰もが知っている自然の摂理の中で私も生きてるんだなぁと感じ、悲しいけど大丈夫って思えました。

一冊にお話しが上手くまとまっているし絵も可愛らしいので、今回は泣かずに読めました。

0

No Title

某Youtuber様のショート動画から知り、今回買いました。
なんていうんでしょうか。言葉にできない感情を感じました。悲しいとはまた別の気もします。万人ウケする話ではないとは思いますし、光属性100%の人にはお勧めはあまりしません。ただ感動系を求めているのなら是非といったところです。




「タマが最終的に死んでしまう」というのはショート動画を通してなんとなく察してはいました。でも読んでみて、タマ(青くん)にされていた暴力シーンをみて、「ああ、どうして青くんが幸せになれないんだろう。」とすごく心が締め付けられるような思いになりました。

最後のシーンのネコ、あれが本当にタマ(青くん)の生まれ変わりなら、人間の時に分からなかった「幸せ」をたくさん矢澤さんのもとで感じてほしいなと思います。

1

うう…

闇系BLの話をしている時に腐友からおすすめされたこちら。
暴力あり、死あり、エッチ無し(他にヤられている描写あり)で字面だけだとかなりハードモードなんですが、読み終わった今なんだか救われた気持ちになっているから不思議。
矢澤の心からの笑顔が見られてよかったよ。
青眼のネコちゃんは生まれ変わりだと信じたい。
無意識にタマの本名を付けたのも良かった。
これからの人生、好きなだけ青、って呼べるね。
繰り返し読むであろう名作。

1

受けいれるのがしんどい泣

らくたしょうこ先生のちょっと笑えて楽しくて緩くて切なくてえちぃお話が大好きです!その流れでこの作品を手に取ってしまったのがそもそもそもよくなかったのかもしれません。頭の中で絶対ハッピーエンドにしてくれる!という勝手な思い込みを持ちながら読み続けてしまったために、ラストの展開がどうしても受け入れる事が辛くて『無理だ…』となってしまいました。

途中までは先生らしいコミカルなシーンもあって楽しく温かい気持ちになる部分もあります!でも、お話が描かれている時勢だったり、タマの置かれている状況だったり……不穏に感じる部分の方が大きく印象に残ってしまって。

タ ヒ ネタはむしろ大好物なんですけどねぇ。この作品に関しては矢澤が癒されてタマもハッピーになって……で終わって欲しかったというのが本音です泣
1回読んだきり悲しすぎて読めていません。

0

本人たちが幸せならそれでOKです

猫になりきって矢澤と遊ぶタマがすっごい可愛かったです。
二人が一緒にいるときだけはどちらも安心したような顔をしていて
すごく平和で、ずっとこのままでいてほしいなと思っていたんですけどそうはなりませんでした(泣)
まじで絶望を感じました。もう落ちるところまで落ちました。

タマの本名を知ることなくタマが死んでしまった場面の矢澤の気持ちを
考えると胸が張り裂けそうなくらい悲しくなりました。

最後にタマが猫転生して出てきたときはえっ!?ってなったんですけど(笑)
そのおかげで矢澤は前を向くことができて安心しました。

最後に、運命的な感じでタマの本名が矢澤に伝わって?本当に良かったです!

しばらく放心状態になる可能性があるので時間がたくさんあるときに
納得するまで何回も読むのがおすすめです。

2

交わした会話は少なくても、たくさん伝わっている

 もう少し長編で読みたかったなぁと思うのと同時に、1巻という短さだからこそより印象に残る作品でもあったのかなとも思います。タイトルから受けの境遇がある程度想像できますが、そういう行為のシーンは匂わされる程度で、メインである矢澤とタマは最後まで健全な関係。そこに頼らずタマの今までの人生の暗さや、矢澤との間に生まれた光の大きさを描ききっているところが素晴らしかったです。

 タマとの出会いが非現実的な分、役所の職員である矢澤の働きぶりがリアルに描かれていたのも良かったですね。時には無意味なんじゃないかとつい思ってしまう、けれど、彼は地域の人との交流をけっして諦めません。タマと一緒にいてくれるのにこんなに安心できる人はいないなと思えるし、タマが心底懐くのもとても自然な流れに感じました。別れはいつでも突然やってくるけれど、私は最後の瞬間を共に過ごせるのはこれ以上ない幸運だと思っているし、そこでお互いに感謝や幸福さを伝え合えることはさらに恵まれた別れ方だと思います。とても温かい結末でした。青がタマでも、そうじゃなくても、タマの人生に矢澤の穏やかで優しい愛が降り注いだことは確かなことでしょう。

2

タマが可愛い

ネコレンタルかぁ。確かにそういう需要多いんだろうなぁ……なんて思ってたら、え?人間??ってびっくりしました。
でもタマには事情があって、猫のふりをしてるけど、だんだんタマが本物の猫に見えるような?そんな錯覚さえ覚えました。

でも、陽の当たるところでは生きては行けない運命だったの?何も悪くないのに。タマが不憫でなりません。
矢澤さんのところにいる時だけは、本当に安心して心が休まってたのかな。
お別れのシーンは号泣でした。都合の良い奇跡なんてないんですよね。
最後、迷い込んできた猫に“青“って名前付けたのを見て再びダーッと涙が止まらなくなりました(泣)

切ないけれど、素敵なお話をありがとうございました。

(Xの引用での応援をリポストしていただきありがとうございました。嬉しかったです)

0

胸いっぱい

やっと読んだー!レビューチラ見していて、これはしばらく読めないー。となかなか手がつけられなく。大好きならくたしょうこ先生の本だし読みたい、でも電子でささっと読むのもナシだし。そして調子の良い日を選んで紙で買いました。
もうね、もう涙腺崩壊したよー!タマちゃんめっちゃキレイだしかわいいし!矢澤良い奴だし!BLの枠超えてる!とさえ思ってしまった。(はらだ先生のワンルームエンジェルとかの様に)とにかく良かった。あんまり感動してらくた先生にお手紙書いてしまいました。良いお話だよ。いつか訪れる別れ、死、記憶、命、出会い、全て全て愛おしくて(自分も寿命あと少し)今を生きよう!て思える作品です。

1

私的には盛り上がりに欠けた

好みが分かれる作品だよと言われて読んでみた作品。私はメリバも全然読めるし大丈夫よと読み始めた。

大筋はこうしたいならこうでいいと思うんだけど、説得力に欠けた。
青くんの悲壮さをもっと描いてくれたらよかったのにとか、タマちゃんとしての矢澤との時間の尊さを感じさせて欲しかったとか。
「金があれば」って矢澤の言葉に影響されて青が金庫の金盗むって短絡的すぎん?そんな事したらどうなるかわからん?
青が知的障がいがあって細かい事が考えられないって事ならまぁ納得出来るけど。
そんな事なさそうやん?

で、ラストもえぇ〜?!そんなオチ?
って私の好みでは無かったです。
矢澤はタマが死んだと思ってるけど、実は生きててそれぞれの道を歩むみたいなのが私は良かったかも。

同じ様なダークサイドのお話でも痺れる神作はあるけど、なんだか中途半端なメルヘンなフワッと感を感じさせられる作品でした。まぁ、タイトルは軽い感じだもんね。

シーモアで購入。
修正の要らない描写のみ。(密着しすぎてて)

2

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