幼なじみと恋

osananajimi to koi

幼なじみと恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神20
  • 萌×212
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
8
得点
177
評価数
44
平均
4.1 / 5
神率
45.5%
著者
園瀬もち 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866536958

あらすじ

大学生のはずみは、かっこよくてちょっと過保護な幼なじみ・柊馬に告白をされお付き合い中。
ところが、付き合い始めて2年が経つというのに、柊馬とは未だキス止まりの関係で悩んでいた。
どうやら柊馬は、はずみがもう一人の幼なじみ・春央のことを好きだと思っているからでーー!?

忘れられない初恋を描いた「大人の恋をもう一度」も同時収録♡

表題作幼なじみと恋

大学生
大学生

同時収録作品大人の恋をもう一度

塾講師
大学生

その他の収録作品

  • 幼なじみと恋 after
  • 大人の恋をもう一度 after
  • カバー下漫画

レビュー投稿数8

恋に生きる2つの物語、胸キュン必至!

自分の気持ちが相手に理解されず、
誤解によってすれ違った寂しさは
本当に切なくて苦しいよね。
たまらなく焦らされている彼らを見ていると、
なんだか胸が痛くてキュンとなる感覚を覚えてしまいます。

そんな甘酸っぱい恋模様が描かれた
胸キュンストーリーが2つに、
没頭しているうちに胸がぐっと引き締まりました。


表題作 『幼なじみと恋』(3話+描き下ろし)

柊馬×はずみ

はずみが幼なじみの柊馬と2年も付き合っている。
高校時代にもう一人の幼なじみである
春央に想いを寄せていたはずみを、
柊馬は今でも春央に想いを寄せていると勘違いしているから、
2人はキス止まりの関係で進展がない。

実は、はずみは春央に未練がなく、
柊馬の優しさと男らしさに
すでにはずみの心は捉えられている。
そのはずみの熱い視線を見れば、
誰でも分かるはずだ。

しかし、
柊馬ははずみの本当の気持ちに気づかず、
はずみも素直に打ち明けられずにいる。
そんな悲しい事情がある。

はずみは、もっと柊馬に
愛されたくてたまらない気持ちが
疼いているんだよ・・・。
そして、はずみの気持ちを大切にして、
体よりもただ守ってくれる柊馬も、
本当ははずみに見てほしくて
愛の苦しみに満ちているはず・・・。
2人のすれ違った心のざわめきを見ると、
切なくて胸が痛くなりましたよ。
・・・だって、
そんな素晴らしい守護者のような柊馬に、
はずみが惚れないわけがないでしょ!

「俺が好きなものは、はずみが喜ぶものだけだよ」と言うし、
はずみもう完全にメロメロにされてしまう。

そして、はずみから好きだと告白され、
柊馬が嬉しそうな表情を見せると、
切なさと胸のキュンとした感覚が込み上げてきました。

はずみはついに素直な気持ちを伝えて、
幸せオーラ全開!
大好きな柊馬と愛の絆を深めていく中で、
柊馬もはずみのペースに合わせて優しく進めてくれている。
可愛すぎるはずみに虜になって、
一瞬本能むき出しになる柊馬の姿がカッコいい!

柊馬はこれまで、
はずみを守るために尽力してきた。
そして、はずみも柊馬を本当に愛していて、
焦燥した気持ちは柊馬への愛の現れなのさ。
2人の未来には幸せしか待っていないと確信して、
感動してしまいました!

春央も素敵な男で、
彼も2人の幸せを祈っていることでしょう。
3人で仲良く過ごせる未来を想像すると、
とても楽しそうです!


同時収録『大人の恋をもう一度』(3話+描き下ろし)

真大×佑月

佑月は3つ年上の真大とは幼なじみで、
高校時代に佑月が真大に告白したけど、
振られてしまった。
それ以来、佑月は真大への思いを断ち切るために、
大学四年間も実家に帰らずに生きてきた。
でも、卒業後に地元で働くことになり、
再び真大と出会うことになった。
2人の心の距離が近づいていく様子が描かれている。

誤解やすれ違いから生まれた
恋模様にはほっこり感動し、
大人になっても佑月の
純粋な恋心にキュンキュンし、
真大の大人の受け入れ態度と魅力に、
甘くて苦い気持ちが入り混じって、
読んでいてとても心地良いですね。


2つの作品にも、
彼らの赤らんだ表情など、
恋する感情がたっぷり詰まった表現が
本当に上手く描かれていて、
読んでとても素敵な恋をしたくなりました。

3

やっぱり幼なじみの話はいいな〜

表題作「幼なじみと恋」と同時収録「大人の恋をもう一度」の2作品で構成されています。

どちらも幼なじみBLです。
表題作は恋人なのに両片想いのお話で、同時収録は頼りがいのあるお兄ちゃんに恋するお話。

絵がきれいでとても読みやすいです。
ストーリーもややこしくないし、サラサラと消化できます。


「幼なじみと恋」は、恋人なのに両片想いなお話ですが、ちょっとその背景がややこしや〜です。

元々2人は幼なじみ仲良し3人組で、はずみはチカが好きでした。チカに彼女が出来て傷付くはずみに柊馬が告白をし、2人は恋人同士になります。そこに彼女と別れたチカが2人の仲に割り込んでくるっていう困った状態になります。

実ははずみはとっくに柊馬のことが大好きで2人のは両想い。でも柊馬ははずみがチカのことがまだ好きでいると思って、距離をとろうとするんですよね。(んー困った)

勘違いをする柊馬。
未だ告白できてないはずみ。

この状況もまた勘違いとすれ違いに拍車をかける展開になっていきます。
実直な柊馬なだけに、はずみがコトを起こさないとどうしようもないワケです。はずみの勇気にかかってるこの大一番!好きな人に告白する勇気を応援したくなるストーリーでした(^ ^)


もう1つのお話も収録されていましたけど、私は表題作の方が好みでした。なのでもうちょっとじっくり読みたかったなー。
はずみとの2年の恋人期間が彼の目にどう映り、どんな気持ちで過ごしていたのか柊馬視点から知りたかったですね。

はずみの気持ちを思いやって2年の交際期間の間でキス止まり。きっとそれ以上したかった気持ちだってあったと思う。柊馬の切ない葛藤や、それでも自分の傍にいてくれるはずみを見て幸せを感じる気持ちとかね。。。
寡黙な男が心の奥では好きで堪らないって思いまくってる姿に萌える私にとって、めっちゃ欲しいシーンでした。
だから、ちょっと物足りなさを感じたかな。


「幼なじみと恋」の方が思うところが多かったので、こちらをメインに語らせてもらいました。
電子限定のお話も面白かったし、もっと2人のイチャイチャシーン見たかったです( ´▽`)

4

可愛い

こちらは2作品収録されており、それぞれ100ページくらいの内容でした。

2作品というのもあり、エロは少なめでサクッと読めるお話でした。
どちらも幼なじみのお話です。

表題作の、「幼なじみと恋」は両片想いでモダモダとしていて可愛かったです。
攻めの執着シーンをもう少し見たかったのと、両想いになった後のシーンももう少し読みたかったかなと思いました。


「大人の恋をもう一度」は、攻めが年上なのもあり受けがワタワタしているのが可愛かったですね。


どちらも悪い人のいない優しい読後感でハッピーエンドでした。




紙本購入
修正は白短冊です。

1

距離感に萌える

表題作は大学生の柊馬とはずみカップルのお話。
帯にある、「付き合ってるのに片思い」とはどういうことなのかなと疑問に思いつつ読み始めましたが、これはもうひとりの幼なじみ・春央の存在が大きく関係していて。
まさかの幼なじみトライアングル…?なんて思ったりもしたけれどそういう激しい部分は無く、付き合っているのに気持ちを上手く伝え合えない、そんなふたりの可愛らしいすれ違いが描かれていたのでした。

春央に片想いしているはずみの気持ちを知った上で告白した柊馬は、その気持ちが自分のほうに向いてくれるまで焦らずに待ってくれるという、とても優しくてあたたかい人。
ただ良くも悪くも直球勝負な人なので、はずみからは"好き"があふれ出ているのに言葉にされるまでどうやっても伝わらないし、柊馬はそういう人だとわかっていながらはずみも足踏みしているので、その様子にすごくヤキモキしてしまって。

でもそんな回り道をしたふたりが辿り着いた両想いはめちゃくちゃ甘くて、もだもだした日々があって良かったなと思える結末になっていたのでとても幸せな気持ちになりました。

同時収録も幼なじみ同士のお話となっていて、幼なじみとの恋を存分に楽しむことができた一冊でした。

0

幼なじみ大好き!

表題作の2人がめちゃくちゃ好きだったのでこの2人だけで読みたかったです!
表題作だけでまるっと1冊だったら神評価だったかも!

もう一つ収録されている作品は再会ラブで、こちらも決して面白くないわけではないのですが、幼なじみ〜の2人の付き合ってからその後を凄く読みたかったです。

柊馬がはずみを思いっきり甘やかしているところが想像できてニヤニヤ…
続編期待してお待ちしております!

0

幼馴染みたちのピュアな恋を

表題作と他1編収録。
どちらも幼馴染同士の恋を描いたピュア感満載なお話でした。

『幼なじみと恋』(全3話)

幼馴染みの柊馬とはずみは付き合って2年の恋人同士。
けれど、未だにキス止まりで、いつまで経っても
幼馴染みの関係から抜け出せないことに悩んでいて…。

元々は柊馬→はずみ→春央(彼女もち)という三角関係から
始まった恋人関係ですが、どろどろ感は一切ありません。

最初こそ春央に片思いをしていたはずみですが、
付き合ううち柊馬の優しさに絆されてゆき、
実はとっくにちゃんと両想いなのに言葉足らずから
すれ違ってしまうは人のもどかしさに震えました(๑º﹏º๑)

とにかく柊馬が一途で健気すぎて、はずみとは恋人なのに
春央の存在に気を遣ってしまったり、若干の物足りなさを
感じたものの、そんな底なしの優しさがじんわりと沁みました。

これまでずっと我慢させていた分、はずみには柊馬をたんまりと
甘やかしてあげてほしいな♡


『大人の恋をもう一度』(全3話)

本作も幼馴染みものですが、こちらは年の差+再会もの。

高校生の頃、お隣に住む年上の幼馴染みの真大に告白するも
失恋してしまった佑月。
以来真大のことは忘れようとしていたのに、就職と共に実家に戻ると
再会してしまい…。

はじめはフったくせにやたら馴れ馴れしい真大が一体何を考えているか
よくわからなかったけれど、後半で当時の想いが明かされると
彼も年上なりに葛藤していたんだなぁ、と。

とはいえ、両想いだったのならその後もアフタフォローさえしていれば
また違った結果だったろうに…。
離れていた時間がもったいない!

0

幼なじみと恋

表題作の他にも同時収録されている作品があって、
どちらも"幼なじみと恋をする"共通項がありました。
3話ずつ収録されてるので分量的には半々ぐらいです。

個人的には萌え2寄りの萌え辺り……かな。
表題作は幼なじみだからこそ!の沸き立つ高揚感がなく。
同時収録は年の差がある幼なじみだからこそ葛藤があり、
切なさやキュンとくるものがあって好みでした。

幼なじみ設定が大好物なんですけど、
大好物すぎてこだわりも強く…評価下げてすみません。
(作品どうこうより単純に好みの問題↑)


◆幼なじみと恋 (3話+描き下ろし)

攻め→受け→もうひとりの幼なじみという一方通行の恋。
あるキッカケで受けも攻めが好きに変わっていくんですね。
んで攻めと受けはキスする関係にまで発展し、
あとは受けがハッキリ告白をするだけ!ってほどラブラブ。

けれど、もうひとりの幼なじみが彼女にフラれて
また昔のような3人組で連むようになって変化がーーーー。


3人組の幼なじみっていうのが良かったです。
恋が絡みバランスが崩れて切なさを抱える者が出てしまう。
一方通行の恋という誤解がすれ違いを生んで切なキュン!

ただ、個人的に受けの乙女ムーブがちょっと苦手でした。

『付き合っているのに片思い!?』と帯にあるんですが、
2年も友達以上恋人未満みたいな曖昧な関係なんですね。

好きアピールするだけで「気持ち伝わらない~」って…;
いや、言えばいいじゃん。攻めからは告白されてるんだし。
面倒くさいなっていう印象が残ってしまった(。_。)

攻めはどこまでも"受けファースト"で、
必要あらば自分の恋は諦める健気さにキュンとしました。

個人的に同級生幼なじみのズケズケした距離感が好きで。
気を使わない・阿吽が成立する・男同士だからこその雑さ
っていう部分に萌える質なんですが、
そういうのが一切なくて距離感で萌えられず残念でした。

(あーーー、書きながら気付いた)
(スッキリしないのは幼なじみらしい雑さがなかったからだ)
(受けが「守られる対象」っていうのにモニャっとしたのよ)

攻めと受けの身体の描き方が違ってたのは良かったです!


◆大人の恋をもう一度 (3話+描き下ろし)

年上の幼なじみに告白をしフラれてしまった過去。
4年経っても失恋を引きずったままの受けでしたが、
就職をキッカケに実家に戻ると失恋相手の幼なじみに再会してーーー。

年上の幼なじみが大人の狡さを出してくるんですが、
彼は彼なりの葛藤が見えたのが良かったです。
でもホンッッッット~~~~~にズルイ!!!!!!

振り回されてる受けがちょっと可哀想なんですが、
忘れたくても切り離すことが出来ない恋心が切なくてね。
流されずに頑張って抗おうとすることも可愛かったです。

しっかし、何度も書くけど攻めはズルイわ~~~~……。
(ちょっと攻めザマァが見たかった←)

4

期待していただけに

園瀬もち先生の作品を初めて読んだのは「つま先立ちの、その先で」でした。今作は試し読みで惹かれて電子で購入したのですが、サラッと読み終わってしまってました。

幼なじみの三角関係がとても凄く萌えるシチュなんですが、いかんせん攻めと受けの表情が冴えなくて好みじゃありませんでした。
どちらも相手を伺うような顔が好みじゃなかったです。

それともう1人の幼なじみの反応がありきたりで残念でした。コミックスに2つの作品が入ってるので長さ的にこうまとめざるを得ないんだろうと思いました。

そして、もう一つの収録作の「大人の恋をもう一度」ですが、こちらも良くある両片思いで特に目新しさを感じませんでした。

「つま先立ちの、その先で」のレビューでこれからの作品を楽しみにしたいと書いていただけに残念でした。この作者さまにはじっくりと長い作品を描いて欲しいと思いました。
これからは、とりあえず新作は直ぐに飛び付かないで、他の方の反応を見てから購入することにします。

0

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