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koibito dake ga omoidasenai
5話+後日談のストーリー仕立てです。
一話で主人公が記憶喪失になり、2話・3話・4話で恋人候補3人(後輩、主治医、管理人)のターンがあり、5話で恋人判明となっています。後日談で主人公の正体?判明もあって起承承承転結という流れでした。
扉絵が主人公→後輩→主治医→管理人→主人公となってるのも面白いですし、2話→3話→4話と進むにつれて頬の絆創膏の大きさが小さくなっていて回想(絆創膏なし)と違いが分かりやすいのもすごく良い。こういう細かい部分が描かれてるのとても好きです。
恋人候補3人全員と性交渉があったわけでなく、かといって恋人だけというわけでもないというバランスも好みでした。
最後の最後で、主人公がどうにも怪しげで危うげだったり、課長や伯父さんに親切にされた理由が判明してすごく納得でした。元々コマの間の取り方や雰囲気が好きな作者様でしたがまたひとつ好きな作品ができました。
ものすごくキレイなMyどストライクな絵を描かれる方だな、とずーっと前から気になってたんです。
初めて作者を知ったのは「Only mine」なんですが、唐突なえrの差し込み方が合わなくて断念していたし、本作は他サイトで賛否のピ側レビューがいくつかあったのでなかなか手を出せずにいましたが、30%オフだったのでポチリ。
すごく良かった!!
「世にも奇妙な物語」や「週刊ストーリーランド」のような作品を描かれる方だと知ってはいましたが、いやー面白かった。
大満足です。
著作を集めたい人の気持ちほんとよく分かる。
ピ側の不満点がいまだにわからん。
腐友人は「全身画がややずんぐりむっくりだからじゃね?」と言ってました。
確かに17ページはそうなんですよ。
でもそれ以外のページは全然そんなことなかったです。
なにより医者のビジュがサイッコーです・・・短髪・・・胸筋・・・(じゅる
はっ!いかん(拭う
内容は、記憶喪失の主人公(受け)が恋人を思い出そうとする話。
読後にいろいろ想像を掻き立てられるような、少し余韻を残す終わり方をする作風の方みたいなので、全部説明してくれないとイヤな人とか、ちょっとでも一夫一夫制に反するような描写があると嫌悪感を覚える人には向いてないと思います。
最後はいろんな意味でふふっとなりました。
えrも少ないけど一応ちゃんとある。
何より概要欄の3人以外にも2人「この人もなのでは?」な人が登場するので、実質主人公+5人=6人ものイケメンパラダイスで、なおかつBLではなかなかお目にかかれない美麗系短髪がなんと2人も!(おっとまたヨダレが
これだけでも元が取れたってもんです。
「Only mine」よりもっと前の著作では絵のバランスが気になったりもしましたが、本当にキレイになられましたね。
絵とあらすじにピンと来た方はぜひネタバレなしでどうぞ。おすすめですよ。
特に今30%オフですしおすし
「Only mine」あたりからのCharaレーベル作品がとても好みな加東セツコ先生作品。
何とも曖昧な、微かなホラー風味がいい。
最新の本作も奇妙な味がいい!
ある日、駅の階段から落ちて怪我を負ってしまった生雲。
頭を打っていて、一時的な記憶障害を起こしている。
課長。業務。家。家の中。
覚えている。
だけど。
主治医。後輩。アパートの管理人。は、覚えていない。
そして、家の中には誰かと暮らしていたような痕跡が。
自分を慕ってくる後輩。
何か知っているような主治医。
親切な管理人。
…日常に満ちるサスペンス。
後半は誰が恋人だったのかは明かされますが、記憶障害の全てが判明するわけではない。
これから生雲は。
周囲の人は。
謎は謎のままで、これから新しく築くだけ。
さて私の超個人的意見としては。
恋人が誰だったのかわからないままでも良かった、と思う。
モヤモヤと、寸止めで結論に達しないような加東セツコ先生の作風が好きだから、曖昧模糊な結末でも納得できる。
不思議なお話とか 怪異みたいなものを探す旅の途中でみつけたのが【ここにしかいない二人】
あのなんとも言えないお話がクセになり 遡るようにして読み漁りはしたけどすべてにおいて
「え?えぇ?えぇぇ? だからなんなのぉぉお?」って
お話的にはなんなの?なんだけれど そこに込められた欲や執着ってのは読みとれるのでそこで満足すればいいのに ダメなんだよね 欲張りだから
出勤途中で事故に遭い 記憶の一部に障害をおこした男
自分の過ごした日常に男の恋人がいたのを知るが それが誰だったのかがわからない
ネタバレしては絶対いけないお話なのですべて割愛します ←え
主治医にアパート管理人 職場の同僚
名前も素性も 自分との関わりがわからないこの3人の中に自分の男がいるのでわ?
なんかね キモチ悪いですw
ほんとは彼なんていないんじゃないかとか なんかの犯罪からんでないか?とか
なんか怪しいものが混じってるんじゃないですか? なんて すべてが疑わしく見えてくる
忘れたい記憶と思い出せないもの 膨らむ不安と罪悪感 知りたいのに知らされないもどかしさや 焦り
葛藤と疑心と同時に謎解きをするように進むお話をどこまでも楽しめってことなんだろうけど なんかこう
キモチわるいッ! ←しつこい
男の災難に絡んでくる3人の男の中に眠る欲や執着 向けられる好意に 抱く好意
うううん これがまた ドロドロしたものではないにしろしっかりと描かれているので そこだけ読んでも十分楽しめる1品
ずつとモヤモヤします モヤモヤし続けて最後にくる
だからなんなんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
えぇ また叫びました 気持ちいいほど叫ばせていただきました
ほんとクセになる このモヤモヤからの だからなんなんだーーーッ ←ほんきで気に入ってるから怖い
蓋をあければ 痴話喧嘩の末の無自覚人タラシへのおしお…
だぁぁぁあああああ いっちゃだめやぁぁあああああああああ
言いたい結末グッと堪えましたので 気になる方は是非作品へGOッ ←なんだそりゃw
偶然起きた転落事故からの記憶障害 出来すぎなのは置いといて
ミステリーとは言えないけど特殊な雰囲気が楽しめるし ただの恋愛話におなかいっぱいを感じているのならいい息抜きになる? かもしれないよ
加東セツコ先生の作品の、白と黒。コントラストの効いた絵は、緊張感を煽る。
絵は静謐なまでにひたひたと静かで。
確か2作品ほど前は、ホラーめいているらしく、ビビリーの私は手に取れなかった。
本作は記憶喪失というミステリーめいた展開。
リーマンの生雲は、事故で頭を強く打った衝撃で、部分的な記憶障害となる。
一人暮らしの部屋に染み付いている、恋人が居たらしい痕跡。
自分に懐いている会社の部下、事故以前にも頭痛の治療をしていた医師。
イケメンの管理人。この3人の中に果たして恋人は居るのか。
何故、恋人は生雲の窮地に見舞いにも来ないのか。
白と黒のコントラストは、読み手側に異常な緊張感を強いる。
「恋人だけが思い出せない」のでは無い。
自分に関わる恋人以外の人も思い出せないのだ。コレはズルい。
私は最初、生雲がとんだクソビッチで、3人もの恋人がいるのかと思ってしまったよ。
実際には、生雲が隙だらけのせいで、ウッカリ後輩に唇を奪われてしまう、とか。
『合意を確認されたら拒絶していた。』と思っているのに、流されて管理人に身体を許してしまってたり、とか。
ビッチの素養がアリアリなのだ。大体、仕事を助けて貰ったお礼がしたいのなら、外で食事をご馳走すれば良かっただけの事。何故、部屋に招き入れる事がお礼なのか。元々特別な好意を抱いているだろう後輩が、その気を出しても仕方がないだろう。
思い出せないという不安から、優しくしてくれる主治医が恋人なのかと、その気持ちを疑ってみたり。
何なら事故なのに、親戚に連絡もせず、甲斐甲斐しく世話を焼く課長も生雲に気があるのかと疑ってしまったよ。
子供の頃に両親を亡くし、面倒をみてくれていた叔父に、生雲は淡い思慕を抱いていたんだろう。年上の男が好きだというのは、それが発端なのだと匂わせてもいる。
真相を暴くというよりも、なし崩し的に真相は解明される。
日名川は余裕のあるフリをしていたつもり、だったみたいだけど。
生雲から父親の様に頼られる事も、恋人らしく甘やかせる事も。両方の役割でありたかったという熱烈な気持ちを「描き下ろし番外編」で明かしている。
では何故。意地を張って素知らぬフリをしていたのか。よく辛抱していたな。
生雲は、男の庇護欲を我知らず掻き立てるのだという。
やっぱりビッチの素養はアリアリなのだ。
加東先生の絵は、これ見よがしに局部を描いたりはしない。覆い被さる身体だけだ。
それでも。生雲は何だかエロいし。管理人もエロい。清潔感ある医師もめちゃくちゃエロい。やっぱり全員とお手合わせして頂きたかったなぁ。
出勤中の事故により、一部の記憶を失くしてしまった会社員の生雲。
家や会社の場所、上司や同僚たちなど問題なくわかることもたくさんあるのに、主治医の岩尾、アパートの管理人の日名川、会社の後輩の福住のこと"だけ"が思い出せないという…ちょっぴり不思議なところから始まるお話でした。
生雲自身もなぜ彼らのことだけが思い出せないのかわからず、手探りな日々に不安を覚えたり。
自分の部屋から恋人がいた形跡を見つけて、その3人の誰かが恋人なのだろうと推測したり。
ずっとソワソワしてしまう展開が続いているので、どうなっていくのか気になって夢中で読み進めてしまいました。
最終的に生雲は記憶を取り戻し、不思議だった部分もきちんとつながるのだけど。
まるっとハッピーエンド!という感じではない結末なのが味があってすごく良かったなと思いました。
誰も不幸にはならないけれどなんとなくずっと不安、みたいなところがクセになるような作品でした。
加東セツコ先生の作品を読んだのはハッキリとした記憶はありませんが「オーバーテイク」以来だと思います。
昔から絵のお上手な作家さまですが、どことなく仄暗さを抱えた作風だと勝手に思っています。
今回は通勤中の事故で頭を打った生雲が、殆どの記憶はあるのに思い出せない3人の男性がいるのです。そして部屋の中からは同性の恋人を思わせる私物が発見され、その中の1人が恋人ではないかと生雲は想像するんです。
それぞれタイプの違う男性なので、キャラの好みによって感想が変わるかもしれません。www
特筆すべきは生雲を見詰めるそれぞれの視線ですかね。物言いたげな眼差しがそれぞれとても素敵でした。意味ありげでこの人が恋人かしらと思わせるのが加東セツコ先生のお上手なところだと思います。
最終的には痴話喧嘩に巻き込まれたあの方が気の毒でしたけど、思いがけずに生雲が魔性っぽく感じて恋人のあの人は大変だろうなと思いました。