魂を司る天才人形師×奴隷となった聖騎士 愛憎渦巻くインモラルな侵略愛

人形遊戯録

ningyou yuugi roku

人形遊戯録
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神33
  • 萌×219
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
14
得点
259
評価数
61
平均
4.3 / 5
神率
54.1%
著者
凩はとば 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784796415651

あらすじ

敗戦の将として処刑寸前だった聖騎士ギルバートは、敵国の人形師クリスにより命を救われる。しかしクリスの本意はギルバートの"魂"を使って人形を作りたいという欲望にあった。
クリスの考えが受け入れられず反発するギルバートだったが、「今ここで捕虜として死ぬか人形になるか」と迫られてしまう。
そこである思惑から人形になる代わりに性奴にしてくれと懇願したギルバート。
夜毎体を好きに弄ばれる日々が続く中、意思に反して開発された体は徐々に快楽に溺れるようになり――。

表題作人形遊戯録

クリス,魂を司る天才人形師
ギルバート・グラベム,敵国の聖騎士,元騎士団長

その他の収録作品

  • 港町にて(描き下ろし)

レビュー投稿数14

作画はとてもきれい

電子でジャケ買い。(帯もよかった)
試し読みすればよかったです。

いろいろご都合主義で、人が殺されすぎ。
私には合いませんでした。

1

受けが好きです

まず、カバーイラストが素晴らしくないですか?
色味といい、甲冑の金属の表現といい本当に美しい。デザインも素敵で、思わず手に取りたくなる本とはこのこと。
極め付けは人形師と奴隷となった敵国の聖騎士という組み合わせ。これはわくわくせずにはいられません。
高い画力で描かれる鍛え上げられた受けの腹部の筋肉と、甲冑姿のまま鎖で拘束される受け…とっても良い受けでした。

ストーリーは一貫してシリアス。美麗な作画と共に細部に至るまで作家さんのこだわりが濃縮されています。
敗戦の将であるギルバートの処刑を止めさせ、お前の魂を使って自分の作品にしたいのだと言う人形師のクリスと、絶対に人形にされたくない元聖騎士ギルバートの攻防戦が続くお話といった印象を受けました。
ギルバートの騎士らしい凛とした言動の数々や、しっかりと筋肉がついた身体の描写は非常に魅力的だったんですよ。
なかなか屈しそうにない相手が少しずつ…なんて最高です。
ただ、設定のひとつひとつはどれも心惹かれるものがあるのだけれど…分かりにくい部分もあり、綺麗にはまとまっていなかったように思いました。
題材も、終盤の流れも描き下ろしもすごく良かっただけに、クリスの内面や2人の関係が愛に発展するまでのエピソードが少々薄いのが惜しいです。もう少し関係性の変化をじっくり読めたのならきっともっと素敵な作品になったのではないかなと。

ガタイの良い高潔な受けや、ドールがお好きな方はピンとくる作品かもしれません。
美麗な画に圧倒されました。今後のご活躍が楽しみな作家さんです。

1

人と人ならざるもの

〝奴隷となった聖騎士〟
この言葉の響きの良さよ(*´艸`*)甘美
最近、騎士だのなんだの世界観好きなので
おもわず衝動買い。
もともとファンタジー系好きな私にはツボな設定でした。

敵国に捉えられ処刑寸前の騎士を救ったのは
その国の人形師。
彼の目的は騎士の男をそのまま人形にすることで。。!?

見目たくましい騎士が自ら性奴隷になることを表明し、人形の手によって身体を作り変えられていくとか
設定だけでモユ。なんて思ってたんですが
ストーリーや背景
聖騎士、人形師が背負っているもの
気持ちの変化と身体を重ねること。
1冊読み終えてホッとする作品でした。
好きな設定要素が多いのもそうですが
巻末の膝枕のがエピソードがまた愛しくて好きでした。

孤独を抱えていた二人だからこそ
幸せになっていただきたい
続編があっても嬉しいなと思える1冊でした。

1

絵が美しい…

ずっと気になってた作品です!人形というワードが入ってたのが決め手
ビスクドールをこよなく愛する者です。
出てくるお人形さんたちが可憐、美しいまた衣装も素晴らしいです。
表紙がまた良いですね!
双子?の人形も綺麗
あと人形師クリスのビジュアルがまた好みで、金髪美人攻がよいです。大佐と名のつく軍人さんにろくなのいないとか思ってたけど、クリスも例外ではなく、この鬼畜が~って思ってました!でもそこがいい!黒髪で美形マッチョなギルバートが受、こちらは敬虔な魂の持ち主で誇り高い聖騎士様です
後で多分ギルバートの言う通りクリスは、好ましい人間の魂は美しく輝いて見えるのかな?と思ってしまいました
だから母親が大好きで、母親に愛されたかったからその魂も美しく見えたのでは?
孤独で本当は甘えん坊なクリスはギルバートの大きな愛に包まれると良いですね

2

とにかく絵が素敵

コチラ表紙がとても美しい。
カラーが得意な作家さんですね、今後小説の表紙と挿絵もぜひ担当して頂きたい!

ファンタジー作品、正直苦手分野です。
でも表紙と騎士団長が性奴隷ってキーワードに惹かれて買っちゃいました。

内容的にはそんな難しい設定ないのでサラッと読めました。でも、理解できない部分も。
魂を移した人形にされるのを拒んで性奉仕をすると提案するってのが、いかにもエロ作品な感じですが、そこまでエロエロしくはないです。
自分から言い出したもんだから、主人公のギルバートはギャーギャー言わずに従順にご奉仕するし、身体を開発されていきます。
人嫌いな人形師クリス、最初は人形に性開発させて高みの見物してるのですが、途中から自分で積極的に手を出し始めて割と頻繁に夜のお楽しみしてるっぽいセリフが。
マッチョな男らしい方が受けで長髪美人が攻めです。男前受けです。ギャップが良きです。

ギルバートの魂が美しかったから人形にしたくなったってよくわからないんだけど、結局は一目惚れだったって事?私の読解力のなさよ。

あとクリス、天才人形師で人の魂を移した人形作れるってまぁファンタジーなのですが、糸を操って瞬時に甲冑着た複数人殺傷出来るってどゆこと?って思ってしまった。
まぁ、考えるな感じろって事なんでしょう。こう言うところでいちいち引っかかってしまうからファンタジー読めないのもある。

お互いの魂の救済、成長物語でラストのまとめ方はよかったです。

作画コストの高い美しいお衣装のキャラクターに目が奪われる作品です。
次回作はどんな作品になるのか楽しみな作家さん。

紙本で購入。
極太白線修正。一本のちんに最大6本!

2

美麗画で描かれる美しき魂の物語

 洋風ダークファンタジー、男前騎士受け、囚われの性奴と主従関係、私の好きなものがここまで詰め込まれ、それがとても美しいイラストとキャラデザで歓喜しました。ストーリーに関しては少々評価が難しかったです。

 魂を使って人形を作りたいクリスと、人形になどなるかと帰国を望む聖騎士ギルバートの精神的攻防。それらも超えて最後は結ばれるのだけれど、頑なな気持ちが覆される程のBL的エピソードが少し足りないような?
 
 やや厚めの本なのですが、それを持ってしても重厚なストーリー、世界観や設定の説明、二人のバックグラウンド、エロを全て含めてラブを進めるのに1巻ではページ数が足りないのかもしれません。描かれていない二人の距離を縮める長い時間とやり取りの数々が、本編の裏側にあるのだとは思う。

 残酷描写は物語を創るのに必要だし、BLで描ける範囲なら平気なのですが、目の前で騎士達が一瞬で全滅させられたり、過去に一つの人形を作る為に千の魂を…と具体的な数字を示されると、それを主人公の一人であるクリスがやっているからちょっと複雑な気持ちに。

 国のため、仲間のため、神への信仰のため、全てを捧げてきたギルバートに待っていたのは、信じてきた者達からの容赦ない仕打ち。
 「〇〇のため」の根本にあるギルバートの人としての本能的な欲。どんなに正義だ、誰かのためだと綺麗事並べたって結局人間は…人の本質を描くようなこの辺りのストーリーは良かったです。

 魔術師の次から次へと出て来る言葉の誘惑は、常人なら心が揺さぶられてしまうと思います。ギルバートの騎士としての心身の強さが伝わり好感でした!
 クリスの過去を知ったギルバートは人形になる事を望む、その理由がクリスの心を動かします。彼の魂が美しく見えたのは、後に自分を救ってくれる運命の相手を潜在的に見抜いていたのかもしれません。

 明暗と立体感あるイラストで描かれる、肉感あるボディとそそる表情が魅力的なエロも美しい。
 作品のせいでは無いのですが、太めの横向き短冊修正がブツなどの形状を隠し、境界線を解り辛くしてしまい、棒以外の場所にも多く入っているのが残念。(※紙本で購入しています)
 やや飛び飛びには感じたけれども、序盤は本当に屈辱だけ、少しずつ嫌悪感とは別の感覚を知り、終盤は素直になっていく変化も楽しめました。

 エロを除外して見ると堅苦しいお話がじわじわ続く地味な印象で、ブロマンス作品を読んでいる気分。平行線上だった二人の気持ちは、5話の中盤辺りで始めてその決定打となるエピソードがあり、やっと愛情に向かっていく。
 ラブに入るのが少々遅く、クリスのやって来た事にも少しモヤモヤするので、手放しで好きな作品!とは言えない。

 それでも読んで良かったと思うしこれ以上評価を下げないのは、好きな要素いっぱいのBLを描いて下さった事への感謝と、しっかり練られた設定とストーリーに読み応えがあったから。
 そして人物はもちろん、背景や衣装、小物など細部まで美しく大変手を込めて描かれているであろうイラストが素晴らしいからです、今後の活躍が気になる作家さんです。

2

ビックリした

この作品がデビュー作らしいです。
人形師クリス×聖騎士ギルバート

処刑されるはずのギルバートをクリスがもらい受ける。
ギルバートは、仲間を案じながら去るけど、仲間がどうなったのか・・不明。
ギルバートの“魂”を使って人形を作るつもりでいる。(サイボーグ?)

構成も、描画も、台詞も、とても上手で丁寧 世界観に引き込まれました。
人形に魂を入れこむ細工師がテーマだけど、
この作品の絵も丁寧で、漫画家魂を感じる。

丁寧な作業だと、根を詰めてからだを壊してしまう作家が多いけど、
是非長生きして、良い作品を沢山生み出して欲しいと思いました。

6

クリス様に甘えられたい…

もぉおおーとにかく攻めがめっっっちゃ好みでした! ꒰⁎˃ ॢꇴ ॢ˂⁎꒱➴ෆ⃛ ·

あの凍り付くような眼差し!しかもオッドアイ!髪型はおしゃれなハーフアップだったりポニーテールだったり、こめかみ当たりの赤い髪の毛もステキ♥
本作のキャラはどれもすごく魅力的なんですけど、個人的にクリス様のデザインが完璧どストライクでした!

後から先生のデビュー作と知ってビックリしました。絵が憎いほど美しい。
物語の世界観もかなり作り込まれていて面白かったです。

マイナスを1つだけ上げますと、受けの聖騎士くんですかね。
彼の心は誰よりも「綺麗」…らしい?
その理由をもっと掘り下げて欲しかったです。
どうしてギルバートは特別なの?忠実だから?それとも人一倍優しいから?
いまいち彼の本質が掴めませんでした。

ともあれ、先生の今後の活躍がとても楽しみです!

1

ダークファンタジー

中の絵も綺麗ですが特に表紙と口絵がめちゃくちゃ綺麗です。
美麗カラーなので眺めるだけで楽しいです。

人間嫌いの人形師クリス×性奴隷に堕ちた元聖騎士団団長ギルバートというカップリングです。
敵国の捕虜となったギルバートは、処刑寸前のところを敵国の人形師であるクリスの一言で免れます。
人間の魂が見えるクリスは、ギルバートの持つ美しい魂を使って人形を作りたいと考えます。
そうして話を持ちかけるのですが交渉は決裂し、結果ギルバートはクリスの性奴隷として屋敷に置いてもらうことになるダークファンタジーです。
性奴隷といってもそこまで酷い扱いはされないので、そこメインで読みたい方には物足りないかと思います。
ギルバートが帰郷を切望するなか国の裏切りにあったり、クリスと関係のある魔術師が出てきたりといろいろあるのですが、一冊だけだと詰め込みすぎな印象がありました。
せめて上下巻くらいは欲しかったなぁと思います。
最後はハッピーエンドなのですが、恋心が芽生えることなく恥辱に塗れたバッドエンドも読んでみたかったです。

高潔で屈強な男が屈服させられるのが好きなのと、作者様のデビュー作ということで今後の期待を込めて萌2とさせていただきます。

1

絵がすごくキレイ

初めての作家様です。
表紙から漂うシリアスさに惹かれて購入しました。

聖騎士のギルバートは敵国の人形師のクリスによって
一旦は命を救われるのですが、
人形師のクリスはギルバートの魂を使って人形をつくりたいと考えておりー…。
と言った、中身もシリアスな感じです。

二人に愛は宿るのか?と疑問を持ちつつ読み始めたのですが
とにかく絵がキレイで、お話にグッと惹き込まれました。

読み終えると、クリスの静かだけど確実にある執着心に、胸がぐっときました。
後、案外子供っぽくて可愛いところもあるクリス。
今まではこういう部分を、クリスがさらけ出す人がいなかったんだろうなと思うと切ないけど、
その相手が出来て良かったなぁとも思いました。

シリアスな部分が結構多かったので
描き下ろしでは甘い二人が見れて良かったです(*´ω`*)

これからの作品が楽しみだなぁと思う作家様でした。


3

人形

人形師のお話です。
表紙が、既に明るくない感じですが内容もシリアスです。
表紙のイメージそのままなので、表紙にピンときたら購入されるのがオススメです。絵柄もとても綺麗でした。

受けが聖騎士というのもあり、流血シーンや殺害シーンも出てきますので苦手な方はご注意下さい。

最後は、ハッピーエンドです。
甘々ラブラブなのも、最終話ラストと描き下ろしのみ。
もっと色々描けそうなので、続編も甘々も読んでみたいです。















シーモア電子購入
修正はスペシャル白短冊です。

4

デビューコミックスとは思えない巧さ

今年はたくさんの素晴らしいデビューコミックスが発売されましたが、最後の最後にまた出ました。
表紙から絵の巧さがうかがえます。
わたしは兄弟の買ってくる少年・青年漫画を読んできたせいか、凩はとば先生のような緻密で艶のある絵柄が大好きで、ある意味、表紙買いでした。
時々、表紙と中身が違う新人作家さんがいますが、この作品は最初から最後まで素晴らしい画力でした。
もちろん、内容もよくできています。

ファンタジーでたくさんの設定や重い内容のある物語なのに1冊で完結しなくてはならないせいか、わかりにくかったりサッパリしすぎたりするところもあります。もう少しふたりの心情を詳しく読ませてほしかったです。そのため、ちょっと端折っている感じは否めませんが、それでもよくいろいろな要素をまとめられたと感心しました。
願わくは次作は巻数の多いファンタジーをじっくりと読ませてもらいたいです。


個人的に内容のネタバレなしに読んでもらいたいので、内容についてはレビューしませんが…
ぜひ、今年最後の大型新人のデビューコミックスをお楽しみください。

7

貴様って呼び方が気になってしかたない

本読みたいッ!って思いながら本は開くものの 文字よみたくないッ!っていう あたしの中の人と闘ってます ←ちっさいオジサンが操縦してるらしい

いろんな意味で絶賛迷走中です

新規開拓しようにも方向がわからず 闇雲に漁りだしてたどり着いたこの妖しさ満点な表紙

異世界ものかと思いきや世は中世?
敗戦により敵国に囚われた士団長がちょめちょめされて


なんかね ずいぶん回りくどいお話だったなって思った

神に仕える聖騎士の身でありながら生きて祖国に帰るため性奴隷として人形師に飼われるって話を読ませたいんじゃねぇんかよッ!って


話は悪くないんだけど ワクワクするものがないッ!(あくまでも個人の感想です)
どう読んでも設定が細かいわりに活かしきれてないというか(ほんと個人の感想です)


魂が見える人形師に 美しい魂の持ち主の囚われの騎士団長
聖職でありながら人殺してるって時点で盛り込みすぎて勢い余っちゃったみたいになってるけど ここに魔導だ 機械人形だが絡んでくるのでね なかなか


個人的に屈辱や絶望 いたぶり辱しめは大好物なんだが ず-----っと薄っ暗い顔で
人形になれ ならぬ これでもならぬか あぁならぬ って押し問答を見続けるだけなんだよね
こうも中途半端な感じだと なんなら拷問の1つでもあれば喜びますよあたしッ!と言いたくなる


神に仕える聖騎士団団長と言えど戦が始まれば所詮はただの捨て駒
そこに気づかされ覇気を失う囚われの騎士

腑抜けになったものの怒りを再燃させたかったのはわかるんだけど 話の流れをぶったぎっただけにしか見えない追加要員

んんん ここでオッドアイを強調したかったんだろうけど
なんだかな 唐突過ぎるんだよな


いや ごめんなさい

このお話 人形師の過去バナだけでよかった
むしろそっちをメインにして欲しかったし 正直 性奴隷部分や仲間や魔導士の登場いらんくらい

その部分が長すぎるせいでか肝心な 孤独な人形師の呪詛や呪縛から解放される瞬間は薄いし 魂を受け渡すと決めるまでの葛藤もない あれだけ欲しがった魂への執着なんだったの?になっちゃったんですよね

あたしの読み方が悪いんだろうけど 無理にエロとかなくても人形師の孤独に寄り添える唯一の人間ってところがもっとわかりやすく読めてたならな 

ほんとに申し訳ない 読みたいところが軽すぎて好みではなかった
人間の醜さがもっとあれば この孤独は嫌いじゃなかったんだけどね(何度でも言いますよ あくまでも個人の感想です)

5

気高き精神を持ったガチムチ受け…!

うわ~~~~!!!表紙めっちゃ綺麗!!!
大興奮して表紙買いしましたヾ(*´∀`*)ノ
で。いきなり世界観を崩してしまう感想ですが、、、

ガチムチ受けがすっごい良かった…!!(∩´///`∩)
ちゃんと身体の厚みが感じられるデッカい受け様///
(鎧脱いだ後の方が身体大きく感じるぞ…?)
(攻めの体格も小さくはないので体格差はないけれど、)
(身体の厚み・筋肉が全く違うのよ。ボリューミー!!)

非常に気高く硬派な性格で、
いわゆる男同士が禁忌となる信徒で、
なのに男に挿入されて喘いでしまうガチムチ受け…!

いや~~~~~……
これ、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるヤツでしょ。
好きじゃん。ずるいわ~~~~!!!!(∩´///`∩)

世界観を無視したノリの軽い感想で申し訳ないですが、
率直に刺さったのはこの部分でした。良かったーー!

ストーリーは仄暗いシリアスさを纏いつつ、
最終的には彼等なりの甘やかさも出てきて読後感◎
恋というより愛なんだろうなという印象を受けました。
※流血が苦手な方はご注意です。


さてさて。
敵対国に捕まって処刑が決まった受け(ギルバート)は、
魂が見えるという人形師の攻め(クリス)に気に入られて処刑を免れます。

しかし攻めが受けの処刑を止めた理由は、
自分の創った人形に受けの魂を入れたいというもので…。

受けの倫理観では到底許容出来るモノではなく、
拒否する代わりに自ら性処理の奴隷として身を差し出してーーーと展開します。


受け:ギルバート
気高い精神を持った硬派な騎士という感じですが
どんどんアイデンティティを崩されてくのがシンドイ;;

騎士として国の為に闘い、同胞の安否を憂い、
命だけは粗末にしてなるものかと身を差し出し、
その結果残るモノはーーーー。
自分の土台が少しずつ崩れる様が切なかったです。

攻め:クリス
彼の周りには魂の通った人形はいても、
血の通った人間は誰一人として寄せ付けてません。
倫理観?何それ?完璧な人形こそが至高でしょ、みたいな。

理由が判明しても身勝手な印象しかなかったです…。
いまいち気持ちが寄り添うことが出来ないキャラで、
個人的にどうにも萌えきれない部分でした。

『魂が通った人形』と『血の通った人間』
クリスが少しずつ違いに気付けていったのが良かった!
ギルバートの持つ気高さが影響を与えてグッときます。

(アイデンティティぶち壊されても)
(ギルバートの強さが折れないのが最高にカッコ良い)

個人的にはクリスがハマらなかったこともあり、
ストーリー云々よりはギルバートのガチムチ受けが最高で。
屈服させられた悔しさからのトロ顔とか堪りませんね…!

そんで恋愛なんてしてる暇なんかなくて、
目的を最優先で生きてきた人達が初めて安寧を知る時間。
甘やかな空気が生まれてたのがホワッと嬉しかったです。

ハマリきらずにライトな感想しか書けなかったですが、
生きるとは何か、魂だけ残す意味とは、etc.
彼等の境遇や倫理観は深掘りしがいがあるかもしれません。

個人的にはギルバートの受け様っぷりだけで大満足です♡

8

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