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「番契約解除までに俺の欲しいものを用意出来なければ離婚してくれ」
rikon shiyagare, alpha sama
1話単話を読んだ時から単行本になるのを楽しみにしていました。
番契約を解除できる薬が開発されたという独特な設定があります。
だからこそ「離婚してくれ」とΩからαに言えるんですね。
ふたりは幼馴染です。
財閥のような家庭のα天星と潰れかけた工場経営の家庭の後天性Ωレイは新婚3か月ですが、友情延長のお情けで番になったと思っているレイは、天星を解放してあげようとします。
でも、誰がどう見ても両片想いなんですよ!!!ふたりしてツンデレなんですよ!!!
夫婦で両片想いだなんて!!ふたりが牽制し合ったり、焦ったりドキドキしたり、また友だちのような
感じだったり、いろいろな設定のふたりを楽しめます。
物語はすれ違いや当て馬やαΩの格差と家族の確執、そして第二の性に関する葛藤などあります。どうなるのかわかりやすいですが、飽きないように物語が構成されています。
Ωからの離婚宣言からのαの愛情表現、ふたりの高校時代という話の流れはわくわくしながら読み進めて行けます。
絵も丁寧で綺麗ですし、エッチもオメガバらしいエロさもあります。天星もレイも時にはかわいく、時にはかっこよさを見せてくれます。BLならではの良さが満載でした。
1冊に上手にまとめられて大満足でした。もちろん、続きがあればぜひ読みたいですが、1冊で物足りない感じがないBL作品は珍しいことです。
ぜひ楽しんでください。おススメです。
描き下ろしのはじめての×××も個人的に大好きな設定なので、これの後日談はぜひ読みたいです!!
オメガバースが好きで、「離婚モノ」というのが珍しくて買って大正解!
夫夫だけど、言葉にしなかったりできなかったりして生まれたすれ違いが切ない…!
でも最後はしっかりハッピーなのでご安心を~。
続編があるそうなので、そっちもすごく楽しみです!
電子単話版から気になっていた作品です。
運命の番でも解除出来るという世界観が面白くて夢中で読みました。
新婚なのにいきなり離婚を切り出すレイが欲しい物は読者には直ぐにピンと来るのです。でも育った環境と幼馴染で長年の親友だった天星とっては、理解どころか想像出来ない事がお互いにとってとても切ないんです。
お互いに好きで大事に思う気持ちは同じなのに、ここまですれ違ってしまう醍醐味を楽しませていただきました。
天星も言葉にしないのは悪いけど、レイのために一生懸命に闘って来た天星は間違いなく良い男なんですよ。
レイの気持ちも分かるけど、行動に移す前に天星と話し合って欲しかったです。
あの天星の糞兄貴のその後が知りたいです。そして碌でもない西園寺がどうなってるか教えて欲しい。
続編が決まっているようなので楽しみに待ちたいと思います。
紺色ルナ先生の初めてのオメガバだそうですが、先生の作品を読むのは久しぶりだったのですが凄く良かったです。
ちるちるの神バズ作品1位ということで興味を惹かれて購入。
いや〜〜良かった。
離婚オメガバっていうからちょっと不穏か?と思ったけど、両片思いカップルのじれじれすれ違いか切なくてたまらない!
傲慢俺様αの天星も、ツンギレΩなレイも、それぞれ可愛さがあって応援しまくりでした。
オメガバ好きは必見。
Twitterで作家さんの1話無料のやつを見て気になって購入。
オメガバースで離婚ものなんて新しいなと思ったけどヤバかった。
1話のケンカップルだと思った関係が、どんどん印象が変化してくのがすごい…!
傲慢で俺様なαにも、離婚を切り出したΩにも、それぞれお互いを好き故にすれ違っちゃってて切ないやらワクワクするやら。
絵もキレイだし、表情もすごくいい。受けのレイがいじらくて応援したくなる。
気になったらまずは作家さんのTwitter見てみてもいいかも。
番解消ができる時代の話。
まずそこにびっくり…ただ、それがこの物語の重要な部分です。
そして番解消をできるのは「一回のみ」らしい…。
いじっぱりな二人だけど、すれ違っているところもありつつ…一ヶ月間の中で二人とも答えを探していきます。本来は受けが出した提案でしたが。
大丈夫です。どう考えてもハッピーエンド以外になり得ない冒頭の二人ですから。
攻めに萌える作品。
トモダチ→番→勘違い両片思い状態で離婚危機、という美味しい二人です。
結婚して三か月、ある日突然受けが「番解消できる首輪をつけたよ、一か月くらいで解消になる予定だよ。でもオレの好きなモンくれたら解消するのやめてあげるよ」と言い出したので攻めが必死に「好きなモン」を考えて尽くす、というお話です。
攻め:天星…金持ちのボンボン感のあるスパダリさん(仕事熱心な社長さんキャラでもある)
言葉足らずで「好き」って言ってなかったため、「友達+同情+体の関係」みたいに受けに思われていた人。
愛はめちゃめちゃあり、「あいつのことでわからないことなんてないと思ってたのに何をしてあげたら満足して離婚辞めてくれるだろう」と一生懸命悩んで尽くします(萌え&不憫…)。
受け:レイ…貧しい家庭出身の後天性オメガさん・ツンデレくん
自分が攻めの足かせだ、と思って身を引こうとしつつ、他の相手と結婚する攻めを想像して落ち込んだりする(健気要素だけどいきなり薬服用して「離婚するから」ってするより先に話し合おう?とも思ったりする)
・勘違い系両片思い
元々友達だった二人ですがレイが後天性オメガになり、天星がさくっと噛んで番にしました。
「同情で番にしてくれた、恋愛感情はない」とレイは勘違いしていました。
●オメガバで離婚という新鮮すぎるネタ
天才かな?
薬で番を解消できる(一か月くらいで解消になるタイムリミットあり)+後天性オメガだったので薬の効きが普通のオメガより早くて「まだ猶予がある」と思ったら「もう番じゃないんだ」ってなる。天才かな?
ちなみに「一回しかできない」という制約つけたのですが。
オメガバって結構、「発情して番っちゃった」っていう体の関係先行タイプが多いじゃないですか。
後から想いが通じ合うっていうパターンで、「改めて番になる」「最初で最後」というドラマチックな展開が楽しめる。
天才。
●アルファ様の上流階級なご家庭ネタや魅力のない当て馬
ここはオメガバあるあるなネタなのですが読者的に「ありがちだよねオメガバだと」って思って読みつつ、萌え度は低くなるポイントで。
ご家族さん…個人的には攻めの家族たちとのお食事会があって「嫌な家族たちです。はい出番終わり」みたいな扱いなのも、ちょっと好みではなく。個人的には家族に嫌われてたけど何か行動して仲良く関係が改善した、とか家族の価値観を変えた、みたいな展開だったら好み。「嫌な奴らだね、嫌だったね」で終わるのはなんか「ストレス与えるだけ与えて未解消感」。
当て馬さん…個人的に「このキャラ当て馬(性格の悪い天星の兄)ですよ」って出てきて「モブレ未遂しました、防がれました、はい退場」みたいな一話限りの魅力のない薄い当て馬ってあまり好みではないので。
当て馬も魅力的な当て馬だと燃えるのですが…魅力がありすぎるとしんどくなるのもあり、難しい所ですね。
●エロシーンはオメガバにしてはアッサリめかな
エロよりもお買い物デートとかのデートシーンに萌えました。
ヒート行為中にスマホ鳴って行為やめて電話に出るの序盤にあって、これが改善されるんだろうな、お前優先だよみたいに変わるのかなと思ってたらラストでもやっぱりヒート休暇の行為中にスマホ鳴ってチェックして「SNSの番コーデ写真の投稿がバズって商品の問い合わせが殺到してる」って。おう…ここは萌えポイントなのかな…?
あと再番後のエロって場所夜中に忍び込んだ母校の保健室?
<こっそり>
受けが一方的に「離婚するけどやめてやってもいいよ」ってやって、元々結婚するために家族から吹っ掛けられたお仕事の無理難題を頑張ってクリアしたり毎日超大変な仕事を頑張ってる社長さんな攻めが悩んで「これはどう?こんなのはどう?どうやったら喜んでくれる?」って頑張る展開が受け至上主義的に感じて、ちょっとだけ攻め可哀想って思ってしまったのはここだけの秘密です。
悩んでぐったり寝てたら受けに「体調悪い?」ってきかれたりして、「貴方のせいで元々お疲れでしんどいのに気持ちが休まることなくメンタルぎりぎりに追い詰められてるのでは」と…。
攻めがもっと酷いキャラとして最初に描かれてたら反省する攻めを楽しむ作品になったかもしれませんがそれほど酷い攻めに思える描写ないんだもん。
追い詰められた攻めが萌えるのよ計算通りよと言われれば、そっか…としか返せませんが笑
●番外編の「はじめての巣作り」
一番萌えたかもしれません。
巣作りを目撃して抱きたいけど今は我慢ってパシャパシャ写真撮りまくる攻めが超可愛かったです(エロはなし)
攻めが幸せそうだと嬉しくなりますね。幸せになって…。
萌え2は攻めが不憫可愛い幸せになってほしいと思わせてくれたので。幸せになって…。
新婚さんなのに?離婚しやがれとは!?
不穏なタイトルとは裏腹にじれきゅん&切なさ満載の1冊でした♥
Ωのレイとαの天星は運命の番で新婚夫夫。
けれど、ある日突然、天星がレイから突き付けられたのは
三行半ならぬ、番の解除と離婚宣言でした。
別れないための条件はレイの“欲しいもの”を当てることで…。
いやいや、冒頭からめちゃくちゃえっちしてたじゃん!
蜜月なんじゃないの?と思いきや…あれ、なんか険悪?
セックスの真っ最中にもかかわらず、レイを放って電話に出てしまう天星。
おいおーい…なんだこのザ・俺様攻めは。
こんなの愛想尽かされても仕方ないわー。
と思っていたら、そういうわけでもない?
どうやらこの二人、新婚さんなのに両片想い同士。
レイにしろ、天星にしろ、互いに好きがダダ漏れなくせに
素直になれないばかりに、すれ違ってしまっているのでした。
もちろん離婚したいなんて本心ではないし、天星が好きなのに、
好きだからこそ形だけの結婚に虚しさを感じてしまうレイが
切なかったです。
普段は強がってはいるけれど、天星を実家から解放するために
身を引こうとする健気さがツボでした。
こんな献身嫁 かわいくないはずがない!
そして、一方の天星はというと…滲み出る俺様臭はまさしくα様!
なのですが、読み進めていくうちに少しずつ印象が変わってゆきます。
最初は余裕ぶっこいていた天星が離婚の期限が迫るにつれて
じわじわと焦りだす様がいい気味~なんて思っていたけれど、
レイを手放したくなくて繋ぎとめようと必死な一面が描かれると
そんな不器用っぷりもなんだか愛おしくなってきてしまいます。
スパダリ気取っているくせに好きも伝えられないヘタレだし、
かっこつけていてもレイへの愛が滲み出ちゃってるし、
恋に振り回されちゃう残念イケメン感に寧ろ好感が増してゆきました♪
こんなにわかりやすいのに肝心のレイにだけは気付いてもらえない皮肉よ…。
散々自分からは折れないと見栄を張っていたのに、
いざレイとの番契約が切れるとなるとなりふり構わず縋りまくり、
甘々で包容力溢れる天星にキュンが止まりませんでした///
そこからは今までの分を取り戻すかのように溺愛攻めへと豹変した
天星が最高すぎました♡
ラストは冒頭との比較になっていて、天星がエッチの最中にかかってきた
電話に出ることを躊躇うようになっており成長が感じられてよかったです。
わずか数ページのイチャイチャだけではまだまだ足りないけれど、
続編もあるとのことなので不足分はそちらに期待したいと思います♪
ストーリー自体は割と王道であっさりとした印象でしたが、
オメガバース世界で描かれる離婚という設定は斬新でした。
番契約の解消も他作品で全く見かけないわけではありませんが、
薬による解消や再契約が結べたり、と独創的で面白かったです。
大抵のオメガバースの世界では一度番になってしまえば二人の関係性は
不動のものとなるけれど、本作のように番の解除ができてしまう技術が
開発されてしまうとバース性のない世界の普通の恋人同士と同じで
番関係は決して“永遠”ではなくなってしまうんですよね。
そういった意味でこれまでのオメガバースとは違ったドキドキや切なさを
味わうことができました。
一度は番契約が切れてひやっとしたけれど、番契約の解消が一生に一度しか
できないというなら、レイと天星はもう二度と番を解消することはできない
ということですよね?
そう考えると ある意味結果オーライなのかも?
描き下ろしはレイの巣作りエピソードでした。
個人的に巣作りは大好きで、動物としての本能丸出しな感じが
最高に萌えどころだったりします♡
番の匂いに包まれてせっせと巣作りする姿が健気で可愛いすぎ!
帯に大きく書かれた「離婚オメガバース」の文字に興味を引かれ購入しました。
Ω側からも番を解除できる世界でのお話ということで、切なめな展開になるのかなと予想していましたが…切ないところもありながらわりと糖度は高めで、表紙のふたりから伝わる空気感そのままのお話だったかなという感じでした。
レイ自身はΩになる前から天星のことを好きだったので、番になれて嬉しい気持ちはあったはずなのだけど。
仕事が忙しくて疲れた顔をしていたり、自分と番になったことで家族からの嫌がらせのようなことを受ける天星を見て、番になった嬉しさよりもその苦しさから解放してあげたいという気持ちが勝ってしまったのでしょうね。
そして番になったときの天星の言葉が彼の本心だと思い続けてきたレイは離婚という道を選んだのかな、と。
ツン気味なレイの大きな愛がそんなカタチで天星に伝えられたのはやっぱり切なかったけれど、結果的にこの出来事があったことによって言葉足らずだった天星はこれまでも大切に想っていたことを伝えられたし、ふたりの関係も良くなったのでムダではなかったなと思えました。
最後には今まで以上に仲が深まったふたりを見ることができて、とても幸せな気持ちになれて良かったです。