魔性のビッチ男子とオトナな義父、恋愛未満の同居性活!!

家庭内性愛

kateinai seiai

家庭内性愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×216
  • 萌13
  • 中立7
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
13
得点
250
評価数
71
平均
3.7 / 5
神率
39.4%
著者
紺色ルナ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784896442199

あらすじ

双子の弟を守るために、傷害事件を起こした莉樹は、愛のない性行為がやめられない。
そんな莉樹を守るため、莉樹を養子に迎えた、男やもめの元・保護観察官の雨谷。
魔性のビッチ男子とオトナな義父の、恋愛未満の同居性活!!
ピアスシリーズ初登場、紺色ルナが挑む、とびきりスキャンダラスな愛の形!!

表題作家庭内性愛

雨谷圭一,元保護観察官の塾講師
雨谷碧,17歳~28歳,傷害罪で少年院に入所

同時収録作品ビター・ビタースイートカフェ

碧,大学生
佐倉,カフェ店主

その他の収録作品

  • 雨谷さんの好物(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下漫画(その後の恒&芹沢くん)

レビュー投稿数13

レビューのお陰で出会えた良作

タイトルのわりにやけに神率が高いのが気になって読んでみました。
正直、何故これをピアスレーベルで出されたんだろう?と思いたくなるような内容でした。
めちゃくちゃシリアスです。
「家庭内性愛」というタイトルは、ピアスっぽさを出すために出版社の担当さんが付けられたものだとか。(元のタイトルは「シュガーレス」だそうです)

主人公(莉樹)の子供時代があまりにも悲惨すぎて痛ましいです。。
双子の片方(兄 莉樹)に売春をさせて、その金でもう片方(弟 恒)を高校に行かせ、自分は働かずに酒とパチンコ…父親に吐き気がします。
それでも弟が何も知らずに綺麗なままでいられるならそれでいいと健気に生きているのに、その唯一の希望(弟)を今度は隣人のこれまたクソみたいな男に汚されて…最後は弟本人からの拒絶。
少年院送りになったことで、この狂った環境から救い出されて良かったとすら思えます。

誰かから自分を「欲しい」と言ってもらえるのが嬉しくて、喜んでもらえるのが嬉しくて、感謝されるのが嬉しくて、する必要がなくなってからも売春をやめられないでいる莉樹が、初めて性関連ではない事柄で他人から感謝されることを経験し思わず涙を流してしまうシーンは堪らなかったです。

作品の中では莉樹の17歳から28歳までの11年間が描かれています。
ゆっくりながらも少しずつ成長して、長い年月を経てようやく結ばれた雨谷とベッドで交わす結婚式のような誓い。
最後の1ページにはジーンときました。
家族の挨拶、ちゃんと言えたね!(涙)

一緒に入っている短編はチビッコ攻め。
これは全然アリですね!
可愛い方が上なの、結構好きです。ギャップ萌え!

評価悩みました。
お話の流れが美しいものに神を付けたい質なので(偉そうにすみません…)、話の流れをぶったぎってまでエロ描写を何ページも過剰に挟まれると邪魔に感じて萌2止まりになるのですが…
ピアスは毎話Hシーンがないとダメなんだそうで、そんな縛りの中でもお話を止めないように頑張られている作家様に敬意を表して「神」で!

15

本当の愛を探して・・・

好きすぎてレビューを書けなかった作品の一つです。
言葉にすると勿体ない・・・そんな気がしました。
それくらいこの作品には思い入れがあります。
だけど折角だし、書いてみようと思いました。

私はビッチ受けが好きです。
受けが攻めを煽ったりしてセックスに積極的で、
気持ちよさそうに喘ぐ姿は、とても可愛くて癒されます。
でも更にどうして受けはビッチになってしまったのか?
その背景がきちんと書かれている作品はとても深く考えさせられ、
大好きになります。
これはまさにそんな作品です。

受けのりき君は何処か切なげで誰とでも軽く寝るような男の子です。
一体今まで何人とやってきたのでしょうか?
数え切れないくらいかもしれません。
オナニーも恥ずかしげもなく他人に見せます。
セックスが自分の全て、セックスが生きる術、
セックスが人とのコミュケーションだと思っているのではないでしょうか。
それでしか人との関わり方がわからないと言いますか。
だから付き合った芹沢くんともすぐ身体を重ねます。
やはりそれしか人と関わる方法がわからないからではないでしょうか。
セックスしてる時のりき君は
気持ちよさそうだけど何処か切なげに見えます。
どうしてそう見えるのか?
読み進めていくうちに明らかになって行きます。

でも攻めの雨谷さんと暮らし始めたから別の人とセックスしてても
雨谷さんに抱かれている錯覚を覚えたりしています。
りき君の中で雨谷さんの存在が大きくなっているのではないでしょうか。
でも当の本人は色んな人とセックスをしてるにも関わらず、
人が好きという感情がイマイチわからないようです。
(もしかしたら始めの方から雨谷さんが好きだと
自覚していたかもしれませんが、
具体的な描写がないのでわからないと私は解釈しました)

ある日、芹沢にウリをしていることがバレて
「気持ち悪いんだよ」と言われ別れを告げられます。
でも当の本人はどうしてかわからない様子。
上記のことも含めどうしてりき君はそのような反応をするのでしょうか?
そしてどうしてセックス依存症になったのか?
その事実が明らかになっていきます。

りき君は父親のため、弟のために色んな男と寝てた描写を読んで、
あまりに酷くて衝撃を受けました。
胸が苦しくなりました、頭が痛くなりました。
父親は人間のクズだと思います。
セックスがりき君自身が父親に認められるため、
弟を助けるための手段だったのです。
だからりき君は笑った顔は可愛いけれど、
どこか儚げでふわふわした印象を受けたのかなとわかりました。
地に足が着いていない感じと言いますか、
だからセックスは本来愛し合う者同士がする行為だけれど、
りき君の場合、幼い頃から父親に身体を売られていたので、
そういう行為だとわからなかったということだったんだと理解しました。
とても重くてとても切ないです・・・泣いちゃいました。。。
りき君、辛かっただろうな・・・。

それでもりき君は雨谷さんが心優しいので、
雨谷さんが好きという感情に気付いていき、感情が抑えられなくなります。
(近づきたいけどこの関係を壊したくない、
家族ごっこをしていた方がバランスがとれる。
もしかしたらりき君が芹沢と付き合ったのは、
雨谷さんの代わりだったのかなとも思いました)
雨谷さんが寝ているフリしてりき君が
身体を重ねるところはとても切なかったです。
でもそれが良かったと思います。

雨谷さんから離れてウリからも足を洗って
きちんとバイトをして恋人を作ります。
すぐセックスせずに、
きちんと言葉で伝えようとする姿は成長を感じました。
それでもやっぱり雨谷さんが気になって好きだという気持ちに気付きます。
一回離れたことでわかることって沢山あると思うので、
りき君のとった行動は正しかったと思います。
そして偶然の再会をします。
りき君は雨谷さんのへの気持ちを一生懸命伝えて、
本当の相思相愛のセックスをします。
感動しました、涙が出ました。
りく君は不器用で遠回りしたけれど、幸せを掴めて良かったと思います。
これからも二人で支え合って愛し合って生きていって欲しいです。

この作品は終始切なくシリアスだけど、
最後は救われて心が温かくなります。
このような素晴らしいステキな作品に出会えて良かったと思います。
本当にありがとうございました。

7

繊細なエロ

*買った理由*
この作家さんは知らなかったのですが、表紙の絵柄が好みだったのと、私はエロエロが好きで題名から見てエロそうだったので購入。

*読んだ感想*
題名とは裏腹に、色んな人の感情が交じり合っていて、とっても繊細なお話だと思いました。
話もとても深く、見ていて惹き込まれました。
くっつくまで時間がかかり、じれったかったのですが、最終的にはくっついてよかったなと思います。
ただ時々、これ誰のセリフだろう…?と少しわかりにくいところがありました。
巻末の読み切りマンガもよかったです!!こっちが受けなの!?と思いました。

*さいごに*
気になっている方は是非!!買って損はしないと思います♪

4

薄氷の上に立つ。

 ピアスレーベルですがストーリーは onBLUE や 麗人っぽい。
タイトルや煽り文に違和感があったのは、レーベルのイメージを優先させたからかも。
(雑誌ではポツリポツリとあるんですけどね、真面目なのが。コミックスだと「エロだよ!」ってノリになるのがピアス流。)

 薄幸の少年が、乱れた人間関係と家族観に迷いながら生きていく姿を、追いかけた物語になっていると思います。
 主人公は傷害事件を起こした少年の莉樹(りき)。酷い環境で育ちました。
その莉樹と養子縁組して家族に迎え入れたのが、元・担当保護監察官の雨谷圭一(あまや けいいち)です。
 雨谷は当初、実の親に歪んだ価値観を植え付けられた莉樹の「育てなおし」をしようと思ってたんじゃないかな?
でも、これは雨谷が覚悟してた以上に困難なことだったようで・・・。

 ストーリー重視に見えても、やはりピアス。セックスの描写は多いです。
その多さも本作の鍵になってます。タブーに当たるんじゃないか怪しい箇所もあり、苦手と感じる方もいるかもしれません。
 色々なエピソードが盛り込まれてるせいか、行為の最中もモノローグや会話が途切れずに話が先へ先へと進みます。
 個人的には、少しセックスシーンを減らしてでも、莉樹の傷害事件にページを割いていたらどうだったのだろうかと。そこが少し心残り。
 
 作中では多くの人物が登場し、彼の人生に関わりを持ちます。
次から次へと時期や環境が移り変わるさまは、飛び石の上を跳ね渡るような感覚でした。まるで彼の流転の人生を象徴しているみたい。

 最初は自分の望む結末になるだろうかと気になってましたが、途中からは、どんな形でも構わないから莉樹が安らげる場所におさまって!と、思いながら読んでました。この結末には満足しています。

―― 同時収録の短編「ビター・ビタースイートカフェ」は一変して明るめ。
表題作のイメージが残ってたせいか、後半でそうきたかwと過剰反応してしまいました。大学生とカフェの店長のお話でした。

4

題名変えれば、もっと良いのになぁ〜

気にはなっていたけど、レビューを見なかったら購入しなかった作品です。

なぜに、この題名なのか・・・内容とちょっと違う気がするのは私だけでしょうか?www

しかし、ストーリーは良かったですね。
最悪な毒親、悲惨な生活を強いられた不憫な受け、そして貞操観念ゆるゆる、歪んだ思考。

前半は、読んでて痛いこと痛いこと・・・
そこで、またやっちゃうんだぁ〜それも、嬉しそうに・・・とか、思ったりして。

後半にかけて〜立ち直っていく姿が良かった。
不憫な受けが、幸せになる様はどストライク!

でも、父親が後半に出て来なかったけど、この父親に制裁を加えて欲しかった。

0

禁忌を越えて

ピアスレーベルは初だという紺色ルナさんの新刊は
性と家族がテーマの、
エロいけどストーリー性も高い作品でした。


傷害事件で少年院に入っていた莉樹と、
彼の戸籍上の親で塾講師の雨谷(※元少年院の観察官)。
性にユルく、お金をもらい不特定多数の男と寝ている莉樹だが、本当は雨谷のことが好き。
雨谷も莉樹を愛しているが、二人とも今の「家族」の関係が壊れることを恐れ、何も言えない。
もどかしい二人の11年の軌跡が描かれます。


莉樹は、愛を表す術をセックス以外知らない。
それは父親に売春させられていた子供時代が影響している。
長い間大人の欲望を受け止めてきたため、
人を悦ばせるにはセックスしかないと錯覚しているような。

弟に売春のことを知られ「気持ち悪い」と拒絶されたこと。
出所後、高校で初めての恋人にフラれたこと。
それらを莉樹は
自分が彼らの気持ちを「殺してしまった」と表現します。
人を失望させること、期待を裏切ることをそんなにも重く捉えているのに、セックス以外の愛情表現を知らない。
純粋な心と、開発された身体のアンバランスが切ないです。

そんな莉樹を見守る雨谷。
莉樹に家族の愛を与えたいのに、
莉樹を抱く男たちと同じく、莉樹に欲情してしまう。
そんな本心に蓋をして、
莉樹の親であろうと努める姿もまた切ないです。


※以下ネタバレ度高いです※

本書のタイトルは『家庭内性愛』ですが、
莉樹が家の「外」で経験することが大きな意味を持ちます。

雨谷も誰も知り合いのいない場所で
セックス主体ではない人間関係を努力して作り上げていく。
性虐待の被害者から脱し、色んな人と付き合うことで自立した社会人となっていく莉樹の成長はとても感動的です。

莉樹が、自分の意志で戻ってきたこと。
自分が雨谷を「幸せにする」と言えるくらい成長したこと。
そんな風に莉樹が大人になったことで、
ようやく雨谷は保護者の役目から解放され
一人の男性として莉樹への欲望を露にすることが
できたのだと思います。

擬似家族がインターバルを経て、恋人として家族として再び結びつく。
暗い話ですが、ラストには温かな感動が待っています。


気になったのは、雨谷(29~40歳)の見た目の変わらなさ。
もう少し老け込ませても良かったような?
しかし大変心に残る作品であったことは間違いありません。
芹沢や恒のスピンオフもいつか読みたいです。

7

タイトルは、何故これにした感満載なんですが。

初読みがメリバアンソロの死姦だったので、その後読まなかった作家さんでした。
タイトルがアレですが、何となく読みたくなって購入。エロ以外に何かある気がして!

主人公が本当にどうしようもない貞操観念ゼロの子ですが(こういう精神的に欠損のある子もビッチっていうんですかね?)重く苦しい話でした。
でも、嫌いじゃないです。
好きな小説家で、とことん俗っぽい性的な話を描く事によって、真逆な聖を描ける方がいるのですが、その方の雰囲気に少し似ている気がします。
かなり遠回りしたけれど、最後に本当の恋に出会えてよかったですね。

しかし、芹沢くん可哀想と思ったら、双子さんとデキてるんで???え??(笑)

タイトルは元のまま「シュガーレス」でいいと思うんですが、何故これにした感満載です。勿体ない。

3

思っていた以上に切ない

雑誌掲載時に本作品の一話だけを読んだことがあって続きを気にしてはいたのですが、月日の経過と共にすっかり忘れておりました。
ちるちるさんで検索をかけた時、偶然に本作品を発見して即カートにぶち込みました。

どこか儚くて澱んだ雰囲気はしていたけれど、ここまでシリアスなお話だとは思いませんでした。
エロス重視なピアスシリーズではちょっと貴重な、根底にストーリーがきちんと構築されていて切なさ感じる作品だと思います。
性依存というか、人を喜ばせることをセックスと直結させてしまう莉樹を見ていると切ないです。
モブおじさん達にやられちゃっても本人は全く悲壮感纏う表情を見せないものですから、余計に不憫に感じてしまって。
莉樹が、そうなってしまった過程を考えると更に重くて切なくなります。
紺色ルナさんの絵から感じられる儚さの中にある快感のピークに達したような蕩けた表情が堪らないです。
繊細で可憐だからこそより一層官能をくすぐるんだと思います。
一番印象に残ったシーンは、人を殺めようとした莉樹が命の恩人と言われたところですかね。
そんな莉樹も最後には、ようやく幸せになれたようなのでホッと一安心いたしました。
カバー裏の二人のお話も読んでみたいです。
同時収録作品『ビター・ビタースイートカフェ』に関しては、てっきり受けだと思っていた子が攻めだったので個人的には残念でした。

3

原題は「シュガーレス」

紺色ルナさん初ピアスレーベルからの発刊になりますが、
エロ主体というよりストーリーもきちんと練られている感じが良かったです。

タイトルは元々はシュガーレスとつけてあったのですが、
ピアスさんらしく「家庭内性愛」というタイトルでコミック化。

はは、なるほど。
ピアスさんと言えばどぎついエロが売りなので、
タイトルもそれっぽくしたという訳ですね。
タイトル変更については、
作者様は素直に受け止めてらっしゃったようで何よりですが、
一読者としての感想を言うなれば、
どっちでも特に可もなく不可もなく;という印象です。

逆に最近はピアスっぽくない表紙やタイトルのほうが目を引くことがあるような気がするので、
「シュガーレス」とつけて、おしゃれな装丁にしてもぜんぜんアリだったんじゃないかな、と思ってます。

さて、お話の内容は、
元監察官(義父)×触法少年(養子)のお話でした。
もう設定からして暗いですね;

触法少年、人を殺しかけた…。
どっちか言うと世の中からゴミがひとつ処理された的な感じでしたが。
人殺し(未遂)はあかんけど、この場合は納得。
死んだ男は殺されても仕方ないような相応にひどいことをやったんだし、同情はしない。
ゆーても一番酷いのは莉樹の実の父親ですがね。

義父と養子の恋愛未満の同居。
想いを受け止めてくれない義父に、
体の関係を勝手に求めて、
どうにもならない想いを抱えて飛び出す莉樹。

その後莉樹は他の男と幸せになろうとするが、
紆余曲折合って、結局義父の元へ。
もし、義父が幸せに暮らしているならそっと離れようと思っていたけれど、
どうやら独り身で寂しく暮らしている様子。
もう、抑えきれない…!

ということで始終暗い雰囲気でしたが、
ルナさんの甘い絵で、シュガーレスなのに甘く感じる謎のマジックが。

オチとしては、莉樹がクズにならずに、
スーツ着るような仕事できるようになるまで独り立ちして、
そうやってがんばって帰ってきたってところが良いと思います。

2

光と影

『シュガーレス』という原題は、とても秀逸なタイトルだと思う。
読んでいて甘さを感じる瞬間は確かにあるのだが、後味が とにかく苦い。
例えば、死別でバッドエンドを迎える作品の読後よりも ずっと自分の心は重いまま。

主人公を更正に導いてくれたり温かい気持ちにさせてくれる出来事もあり、その度に彼も自分の「歪み」を自覚して軌道修正しようと行動する。
でも私に浮かんだ映像は、曲がった土台に一生懸命何かを高く積み上げている主人公の姿。
元に戻すのも 先に進むのも困難な時は、逃げたっていい・・・

それまでは限られた選択肢の中から自らの意思であるかのように、理不尽な道を選ばされてきた。
でも物語の終盤では、強い意志を持って未来ある選択をする主人公に少しだけ私の心は軽くなった気がする。
ひとまず積み重ねてきたものを一緒に支えてくれる人を手に入れて、少しずつ陽の当たる場所を歩き始めた彼。
そして光があるところには 必ず影もできる。
最後まで読むと『家庭内性愛』という、どこか淫靡な響きのタイトルが しっくりくるなぁと思ってしまった。

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