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ai no serifu ha irimasen
会員制のバーで出会って一夜を過ごした工藤と昴が恋人になるまでのお話です。
共演者とは寝ないという昴に恋人になる宣言をする工藤が最後は宣言通り恋人になっているので最高でした。
昴と親しいフリーライターの四十万に嫉妬する工藤が可愛くて、そこでようやく工藤に好かれていることを自覚する昴も可愛いです。
昴が週刊誌に噓の不倫疑惑をかけられ、周りが避ける中、工藤が昴を庇うところが格好良かったです。
シーモアは白抜き修正でした。
最初にセックスした後は両想いになるまでキス止まりだったので、両想いになってからのセックスがえっちで最高でした。
一冊で綺麗にまとまっていて、読後幸せな気持ちになりました。
距離が縮まっていく様子が自然で、入り込んで読めました。ふたりともピュアで一生懸命で、応援したくなるキャラでした。仕事に熱心で努力家同士、惹かれ合うのも納得です。
昴は、演技の実力もあるし、周りをよくみて現場の雰囲気づくりをしているところが、人気俳優であることに説得力がありました。海帆の演技をみた時、素直にテンション上がっていたのが、意外な純粋さと心底演技が好きなのが見えて好きです。頼れる相手ができてよかったね。
海帆は積極的だけど昴を大事にしてるのが伝わってきたし、強引というより行動がストレートな印象。年下の可愛さもあったし、昴の性格的にもあれぐらい踏み込んでくる人がちょうどいいので、気持ちよく読めました。
そして、絵が本当に素敵。キャラがかっこよくて美しくて、画面が華やかで。瞳の描写がとても綺麗です。絵だけでみていられます。個人的に、特に昴はドンピシャのビジュアルです。髪の流れがすごく好き。
四十万との関係性も好きです。腐れ縁で理解者だけどサラッと一線引いてはいて、でも未練はない。いいキャラなので、過去編があれば読みたいです。
小夏うみれ先生の次の作品が楽しみです。
芸能界の話って、なんとなく性が乱れているイメージがあります。
結城さんはベテラン俳優ということで、夜はいろんな相手と寝ているイメージでした。良い演技さえできれば良い、みたいな。
確かにワンナイトの相手としかセックスしない、恋人は作らないタイプでしたが、仕事に対して真面目だし、誰に対しても優しい。それは周囲からの評価を気にしての事なんですが、それをずっとやり続けているんですから。
結城さんは清純派俳優と呼ばれているようですが、本当にその通りだと思いました。
普段、結城さんに助けられている現場の人達でも、浮気の報道があったら、あんな態度になるんですかね?確かに浮気報道は私も嫌いですけれど。もうちょっとマネージャーさんもくっついていれば、あんな写真撮られなかったのに。マネさんしっかりしてほしい、と怒ってしまいました。
工藤がいつの間にか本気になっていて可愛かったですね。
こんな美人で優秀な人にはちょっと生意気な年下ワンコがお似合いです。
これからは見事な忠犬になりそうな予感がありますね。
食事とか作って、尽くしそうです。
芸能界の話ですが、結構心温まる話だったなと思っています。
また続編が読みたいなーと期待しています。
初読みの作家さんでした。ちるちるさんのインタビューを読んで面白そうだなーと思って購入。
芸能人同士のお話ということで、そのキラキラ感が伝わってくるような表紙も良かったです。
俳優の昴がバーで知り合った駆け出しのモデル・工藤。ワンナイト的に後腐れない関係を持ったはずだったのに、次の日ドラマの現場に代役として現れたのはまさかの工藤だった…!という、よくあるような始まり方ではあったのですが、その後のふたりの周りにバレてはいけない関係はかなりドキドキで、そのスリルも良いスパイスになっていたなと思いました。
恋人は要らないという昴の言葉に怯むことなくグイグイ押す工藤。恋の駆け引きなんかも一切ナシ!というストレートな伝え方にグッときました。
そんなところに昴も惹かれたんでしょうね〜!スキャンダルも乗り越え、そして昴は工藤への想いを自覚して。無事に両想いになってくれて本当に良かったです。
そして恋人同士になったあとのセックスが甘くてエロくて最高でした。
お話の流れは王道っぽいところはあったけれど、それでも飽きることなく楽しめた作品でした。
芸能人同士のワンナイトから始まるラブ!
設定がたまらないです!
昴くんと海帆くん、二人の距離が縮まっていく過程がすごく丁寧に描かれていて、すごくキュンキュンしながら読んでいました。
昴くんが海帆くんを好きになっていくところとか本当に可愛かったです。
海帆くんのスマートに愛を伝える姿もすごくカッコ良かったです。
両思いになってからの二人のラブラブエッチはたまりませんでした!
エッチシーンが本当にエッチでドキドキしちゃいました。
ラブラブハッピーエンドで良かったです!!
試し読みから、あ。これエロがメインだな。…なーんて思っていた物語序盤。確かに1話は、ワンナイトラブのエロが凄かったです。
絵が繊細で細やかなのにエロが濃厚で、2度美味しいこの作品。ストーリーもしっかりしていて見応えありました。
2人のセックスシーンは序盤と終盤だけ。その間のエッチなシーンは、キスやお触りのみです。まあ、それだけでも画力が素晴らしいので、セックスしてないけどしてるような気分になっちゃいました。そうやって海帆がどんどん昴を身体からジワジワ攻めていってるのかなって思いました^^
共演者とは寝ない主義、共演者でセフレ関係にならないと主張する昴が、トラブルからワンナイトの相手であるモデルの海帆とドラマ共演することになり、うわ、やべーってなることからストーリー始まっていきます。
昴は海帆と距離をとりたいけど、昴に惚れ込んでしまった海帆は、逃さねぇ、あの夜のことは忘れないよ。と言わんばかりに、昴に猛プッシュ。それはそれは大型のイケメンワンコと化すのです。
先輩役者に惚れ込み追いかけてラブが成就する。簡単に言えばそんなストーリーなんですが、彼らの役者としての向き合い方、仕事観、テレビ・芸能の業界のことに結構触れていて、お仕事BLといっても良いくらいです。
最初は身体だけの関係からの出会いでしたが、役者という仕事を通してお互いの内面について知っていく過程がとても素敵でした。昴もね、海帆のことを避けてはいるけど、良い演技をしたときはすごく褒めるんですよね。プライベートと仕事は別だと割り切る昴のプロの部分が垣間見えて、とても好感が持てました。そんな昴に海帆もどんどん惚れていく……好きな連鎖が止まらないと言うのはこういうことなんでしょうね(*´∀`*)
昴が抱える心の重石に焦点を当てた心理描写も、ストーリーに深みを与えていました。エロメインだと思って読み始めた私からしたら嬉しい誤算でした。すごく引き込まれましたし、エンディングに向けて大いに盛り上がりました。
全体的に満足度高く読み終えました。ストーリーが良かったです。よくあるパターンだなって思う所もあったけど、面白いもんは面白い。絵もエッチなシーンも文句なしに素晴らしいです。
あとがきとカバー下から。
作者さんのこの作品に対する思いが伝わってきました。遊び心がある細かい情報、ありがとうございました。最後の最後まで楽しかったです♪
実力派俳優:結城昴(ゆうき すばる:表紙:茶髪)と駆け出しのモデル:工藤海帆(くどう かいほ:表紙:黒髪)
どちらもイケメンでキチンとガタイがイイのがまたイイ!!!!
その上、甘いマスクで清純なイメージの実力派俳優が実はなところがまたイイ!!!
俳優を生業にしてるだけあり、猫かぶりはお手のものだったはずが、ワンナイトの相手が代役の俳優として現れた為に結城の周りは工藤によって騒がしくなってくるのだがーー。
工藤は工藤で結城には、大きな犬の如く戯れついているように見えるが、『瞳』は獲物を狙う狼のような眼差しが素敵です。
結城の長年の付き合いでフリーの雑誌編集者の四十万のスピンオフが欲しい!!!!
Cモアさん、修正ライトセーバー
うみれさん作品は、誤解を恐れずに書いてしまうと、非常に少女漫画ぽいっていうのかな。
キラッキラのビジュアル。
ちょっと強引で、でも優しい攻めさん。
意地っ張り、でも中身も見た目も可愛らしい受けさん。
今作品もそんなうみれさんらしい作品だったように思います。
しかも今作品はうみれさん作品でお初となる芸能界もの。キラッキラに拍車がかかっています。麗しいです。
ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
イケメンで実力・人気共に高い昴はゲイ。
恋人は作らず、一晩限りの関係を楽しむという青年だ。
そんなある日、一人の青年・海帆と出会い、いつものようにワンナイトの関係を楽しんだ昴だったが、撮影中のドラマに役者仲間として新たに加わってきたのはその海帆でー?
という、既視感ありありのお話です。
途中当て馬くんが登場したり、芸能界ものあるあるのスキャンダルに巻き込まれたり、どこまで行っても、ザ・王道のお話でした。
アッと驚く展開をお求めの方や、二転三転するストーリーが読みたいとか切ない恋のお話を読みたい方には、若干不向きな作品と言えると思います。
が、反対に言うともう甘々。糖度120%でございます。
海帆はどこまでも一途で、昴一筋。
イケメンで人気モデルという、そのバックボーンをフルに生かしたスーパーダーリン。そんなパーフェクト男子が一途に昴を想い続ける姿は、読んでいてモダモダしてしまうくらい可愛い。
そして昴の方も。
うみれさん作品の受けさんてまっさらさんが多いイメージですが、今作品の受けさんは経験豊富な大人の男性。色香たっぷりで、傅きたくなる、そんな美しい受けさんでした。
しいて言うと、昴がワンナイト限定、恋人はいらない、という理由が少し甘かったかなあ、という気はしました。タイトル、そして昴。そこから推測するイメージとちょっと異なってしまったかな、と。
とはいえうみれさんの描かれる美麗イラストで紡がれる芸能人もので、とにかく綺麗です。眼福です。それとうみれさんらしい汁っ気たっぷりのエロも健在。
甘くて、優しくって綺麗で。そしてエロも満喫できる。
多くの腐姐さまの共感と萌えを集めそうな、そんな1冊でした。