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元いじめ加害者×元いじめられっ子、禁忌な二人のサイケデリック・ラブ 弱くてかわいそうな俺だけの神様
rokujyuuoku bun no futari
まず元いじめっ子と元いじめられっ子ってのがめっちゃいい。
香藤を一人にさせたいじゃなくて独りにさせて二人だけの世界にしようとしてる織田がすごすぎて怖い
お互いに共依存してるのもめっちゃ最高
織田の思考回路が曲がってるのも最高
なんだろう、語彙力がないのか内容がすごすぎて何ていえばいいのか何なのかわからないけどなんて言えばいいのかわからない、、、、、、、
表表紙と裏表紙も最高過ぎてやばいです
あと最後の「死ぬまでずっと二人でいよう」のところが一番怖いです、、、(いい意味で)
どうなってしまうのか先が気になって読んでしまいました。
中学でたまたま織田の後ろの席だった香藤は宿題係を押し付けられてそこからいじめに発展からの不登校。手首を切って自殺しようとしたら傷がすぐに修復されて、更に人の心の声が聴こえる異能力が備わってしまって…って最初からすごいんです。
傷はすぐ治る、心の声が聴こえるって、ポジティブで頭いい人にその能力備わったらめちゃくちゃ使いこなしてお金持ちになったり、ヒーローになったりしそうだけど、香藤くんは勿論そんなふうにはならず。
散歩してたら偶然不幸の元凶の織田くんと再会。トラックに轢かれろって願ったら目の前で本当に惹かれて大量の血を流して倒れたもんだから慌てて駆け寄って体を揺さぶって死ぬなって必死で願ってるんよ。
そしたら奇跡的に軽傷で済んだんだって、大量に血が流れてたのに。
ここで二つ願い叶ってるよね。
織田がトラックに轢かれる
織田死ぬな
メチャクチャ超能力者になってるやん。
しかも、心の声が聴こえる能力、織田くんも持ってしまったんよ。
入院中目覚めたら心の声が聴こえるようになって気がおかしくなりそうになってたら、唯一心の声が聴こえない人物が現れて、それが香藤くんだったもんだからここから香藤くんへのド執着が始まる。
香藤くんは織田くんが嫌いで殺したいと思いながらも、無条件で、全面的に受け入れてくれる織田くんに依存するし、織田くんの行動原理は香藤くんになっていく。
子どもの頃から頭脳明晰・容姿端麗で自分の事を利用しようと近寄ってくる人間に辟易として、無気力に生きてきた織田くんに生きる糧を与えてくれた特別な香藤くん。
香藤くんの為なら何でもする、殺しだって。
ってあれ、香藤くんの為じゃなくて自分のために殺したよね?
「馬鹿とハサミは使いよう」
織田くんはきっと超能力有効に使ってるんだろうな。
ハッピーエンドに見えないのは、2人の表情が病んでるから。
この2人、出会わなきゃ良かったのにって思っちゃう。
DMMブックスで購入
太めの白線修正(ほぼそんなシーンなし)
織田がどんどんおかしくなっていき香藤への執着度がどんどん上がっていき恐怖すら感じますが二人がそれで幸せなら私はそれでいい笑
織田は香藤中心で物事を考えるようになり、いじめてた人達も織田によって一掃され、香藤を脅かす者(既に脅かす存在ではなくなってはいましたが)はいなくなり、香藤を甘やかして甘やかして香藤に対してのみ優しい織田に。結局恐怖を感じていた存在の織田に対して香藤も執着していきます。共依存の出来上がり。超能力が消え、消えたことがバレたら織田に見切りつけられるかも…と不安になりつつも既にその声が聞こえるようになっていて。
織田がどんどんどんどん香藤を甘やかしていく姿とそれにすがっていく香藤の姿。最終的にこんな二人が見れて大変大変幸せでした。
闇の腐女子心はもちろん、サスペンスゾワゾワ映画好き魂が活性化されました。
"ふたりでいる時だけは全て忘れて"普通"になれる。"
って、素の姿を見せて心地よいって表現だったり、こんな愛もありだよねって、尊い~ってなる表現だと思うんですが、
人間って怖くて弱くて図太いな…って気持ちになりました。
表紙の織田の表情もヤバいけど、裏の香藤の心に蓄積されてるものも…
憎い気持ちが昇華されたというより放棄したようなところが、
なんかも~~~究極の共依存。
読了感もごもご胃が重いような、すっきりのような…不思議な余韻。
萌え萌えキュンキュンは控えめだけど漫画としてめちゃくちゃ面白かった!!
そしてシーモアに限定特典あるの気づかずに他サイトで買ってとても後悔…
電子書店限定もしっかりチェックしないとですね。
作者さんの新境地、と帯にありましたが、キャラたちの心の動きに注目したストーリー、とても読み応えがあってよかったです。
60億は全世界の人口でしょうか、その中でたった二人、ということなんでしょうね。
ファンタジー設定なのですが、なぜか人の心の声が聞こえるようになってしまうという二人。それだけでなく、念じたことが現実になってしまって。。
これまでいじめられていた香藤、いじめていた織田。香藤はいじめを苦に自殺を図るが失敗し、それをきっかけに人の心の声が聞こえるようになる。
ある日、高校で自分を散々にいじめた織田を見かけ、トラックにひかれてしまえと念じると現実になってしまうが、寸前で生きろと思ったことで織田は奇跡的に助かる。これをきっかけに織田も人の心の声が聞こえるようになる。しかし香藤の声だけは聞こえない。織田は次第に香藤を頼りにするようになり。。
非現実的な設定ですが、この世界でたった一人自分を理解してくれる人がいる、あるいは自分の存在を肯定してくれる人がいる、その関係の中で、共依存のような形で二人で生きることを選ぶ、そんなお話でした。
ちょっとサイコサスペンスのようなお話ですが、二人がその境地に達するまでの課程が恐ろしくも説得力をもって描かれていて読み応えがありました。
今後の作者さんの作品に注目です。
でん蔵先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
いじめを苦に自殺を図ったが、死ねない身体と他人の心が聞こえるようになってしまった香藤。そんな時、いじめの元凶である織田と再会し、能力を使い殺しかけてしまう。織田の様子が気になり入院先に行くと、そこには弱りきった織田が「やっとまともな人間に会えた…!」と縋り付いてきて…。
個人的、各項目5段階で
仄暗い 5
ヤンデレ 4
狂気 3
血表現 2
エロ 1
な感じだと思います。
元いじめの元凶×元いじめられっ子のカプです。中学時代にカーストの頂点である織田くんから宿題を押し付けられ、それから織田くんの取り巻きからいじめを受けるようになってしまう香藤くん。引き篭もりになり自殺を図るが死ぬことが出来ず、他人の心の声が聞こえてしまうことで、自分がどんどんおかしくなっていくことに怯え、偶々外に出た時に再会した織田くんに、トラックに轢かれろと願ってしまいその通りになってしまう。
織田くんは死ななかったが、罪悪感や恐怖から織田くんと友達ごっこをする羽目に。だけど、唯一織田くんの心の声だけ聞こえず、香藤くんを気遣ったり心配する織田くんの言動に絆されそうになります。しかし、織田くんのある一言でふたりの関係性が、ふたりの心情が徐々に変わって変えられて、狂って狂わされていきます。その心理描写が危うくて恐ろしくて、でもそれが嫌いじゃないです。
血表現では、香藤くんが自殺する為にカッターで手首を切ったり、トラックに轢かれた織田くんの流血などの描写があります。他にも血は出ないですが、香藤くんがクラスメイトからいじめられたり、モブキャラ達の辛辣な心の声など、織田くんと香藤くんが少し精神的に追い込まれる描写があるので苦手意識がある人は用心してください。あと、数コマですがレイプと言える描写もあります。
他人を見下し続けていたカーストの頂点の織田くんも他人の心の声が聞こえるようになり、異常なのは周りの奴等だと思いながらも自分が異常であることに憔悴して、でも香藤くんの心の声が聞こえない特別な存在だと分かり元気になって、献身的な言動だったが、それが徐々に崇拝へと見るからに危うい言動になって、最終的に香藤くんを溺愛しているが狂愛とも言える凄まじい執着具合と言葉の端々、見え隠れする思想などが、個人的にはとても好きなヤンデレでした。
いじめの元凶である織田くんを恨み憎んでいたのに徐々に絆され、最後には精神安定剤のように織田くんに安心感を抱くようになってしまいます。更には、全部狂わされて人生めちゃくちゃにされたのに、織田くんに捨てられたらと思うと怖い、と思ってしまう程、依存してしまっているが、現在進行形で狂わされているのに気付いていない感じが不憫で、でも織田くんに溺愛されている姿は可哀想で可愛いです。
ふたり共が、知らず知らずの内に狂わされて囚われて、それでももう逃げられないし逃がさない。最初から最後までゾクゾクする仄暗さに引き込まれます。是非とも読んでほしいです。
織田が香藤に対して徐々に持つようになる独占欲や支配欲、執着心は好みにぴったりで、こういうダークな攻めは大好きだと思う一方で、ファンタジー要素が散りばめられた展開に少しついていけないと感じる部分もあり、評価が難しい作品でした。織田が事故で失った記憶についてはっきり描かれておらず会話から推測するしかなく、そこだけ失った理由もよく分からないし、周りの心の声が聞こえるだけならまだしも、思ったことが実現される能力まで得られたこの世界観にいまいち乗り切れず。死にかけた人間の中でこの2人にその能力が宿ったのはなぜなのか、理由が知りたかったです。
普段はあまいお話やほのぼのテイストのお話を選んでいるところ、気分を変えるために、メリーバッドエンドものも読んでみようと購入したのですが、大当たりの作品でした。
いじめや自殺、殺人の描写があり、ハードな内容が続く中で、織田の心の声に香藤に心酔していく様が丁寧に描かれていて、織田の表情にゾクゾクし、異常さがこれでもかと伝わってきます。特に織田が勝手に香藤の家を訪ねるシーンで、ページをめくると「こんにちは」と顔を覗かせるコマが出てきて心の中で「キャー!!」となりました。
メリーバッドエンドものでは、当然物語の終わり方を重視するわけでありますが、自分の中では好みの終わり方でした。香藤はあれだけ織田を嫌っていたのに、織田なしでは生活できない、また織田も香藤に心酔しきっている共依存の関係となり、織田のみが心の声が聞こえる能力が残ったこの先二人にどのような未来が訪れるのか想像できる余韻があります。二人だけの世界が完成しており、最初のページの織田から予想できない変貌に、改めて見返すと本作品のよさが見えてきました。
描き下ろしで気になっていた織田の職業のことが触れられますが、特に具体的な職業は書かれておらず、これも想像しうる余韻があるなあと思いました。
メリーバッドエンドの良さを味わえるとても素晴らしい作品であると思います。
また、去年に読んだコミックの中でも、自分の中に衝撃のあった作品の一つとなりました。
ただのいじめ系のBLかと思いきや超能力も絡んでズブズブの闇に嵌まっていく感じ…控えめに言っても神。
でん蔵先生と言えばのエロはほとんどないですが、それを上回る満足感ありました。
ド闇なBL読みたい時はこれを何度も読み返したいです。
あらすじの内容をドロッドロに深めた内容が続きます。
でもそれだけでは無いな、と評価したポイントは
① 受けはこの特別な二人関係を受け入れたくないという気持がとても強い事。徹底的に攻めを憎んでいるところ。受けは良い人間なのでその善悪に関わる行為により精神の疲弊と受け攻めの人間関係のこじらせ具合の徹底的な事。
② 最後その先へ突き抜けて又新たな関係になっていく描写(表現方法)。
私は現在ほぼ電子購入なんですが、読み進め最後に裏表紙になった時その絵が「私の知らないあらすじ」だった事に驚きました。この絵を見てから購入する紙本派の人は私の指摘する①の部分を多少予測できたんだな、と。