ブルーアワー

blue hour

ブルーアワー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
4
得点
32
評価数
18
平均
2.3 / 5
神率
11.1%
著者
三木原針 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866536576

あらすじ

部活動必須の高校に入学した尚也は、活動が楽そうな地理部に入部。そこで同じ一年の朋章と出会う。
自分とは正反対の物静かで素っ気ない朋章をなぜか気に入った尚也は、邪険にされるのも構わず親交を深めていく。
そんな夏休みを前にしたある日、朋章に対して単なる友情ではない…劣情を孕んだ想いを抱いていることを自覚してしまい…。
友達だし、男だし、この気持ちは隠しておくつもりだったけどーーー

表題作ブルーアワー

人懐っこい陽キャ高校生
無愛想な高校生

その他の収録作品

  • For years(描き下ろし)

レビュー投稿数4

あれ?もう終わり?ʕʘ‿ʘʔ

んーーと……ページ少なすぎません?

この物語の言いたいこと、伝えたいことは分かるんですけど、情報量が少ないのと描ききれてない部分が多くて、作品の良さが伝わってきませんでした。

ストーリー自体は、高校生のアオハル的な要素もあるし素敵だと思います。ですが、キャラのインパクトも弱めだし、好きになっていく過程や2人が両想いになっていくまでの道のりが、薄いなって印象。ページ数だけの問題ではないけど、でももう少しボリューム使っていたら、この作品がストンと胸に落ちたのかもです。


簡単に言えば、寡黙な同級生を好きになって、好き好き攻撃で追いかけていく話。
性格が真逆なのに惹かれていく…っていう導入は好みです。
攻めがワンコ属性で、グイグイ行くのも好みです。
我慢出来なくなって、いきなりキスしちゃうのも割と好みです。

私の萌えポイントは確実に存在しているのに、何故かあまり萌えなかった不思議。
話の進みが早くてじっくり描かれていなかったからかな…と思います。木戸が花房を好きになるキッカケも、え?それだけで?って感じだし、告白(キス)も急だし、その立ち直りも早い。
先急ぎすぎて、あっという間に終わってた…みたいな感覚です。

私としては花房視点をもっと入れて欲しかったです。全然足りない。
というのも花房のキャラに全然萌えず…彼の人となりをもっと見たかった。いつも木戸に面倒くさそうに対応しては、ため息「はぁ〜」。このため息がすごく感じ悪くて、真意があるのかと探っていたけど、全くなく。木戸がこんなにも花房を好きになる理由が理解できなかったですね。

花房も木戸のことが好きだよって分かる表情とかセリフとか、そんなシーンを入れて欲しかったです。木戸ばかり好き好き言っていて、この2人今後うまくいくのかな…って心配で仕方ない。木戸の熱量が痛々しく見えてしまいました。花房のデレも入れて欲しかった。


後日談に期待!と思っていたけど、これも同じような感じでしたね。花房の木戸への好きの気持ちはちゃんとあるんだろうけど、隠さないでアピールお願い!(>人<)
せっかくのアフターストーリーなのに、盛り上がれないの悲し過ぎる。


題材も切り口も良かったのにもったいなかったです。「萌1」と「中立」で迷いましたが、木戸の頑張りにはエールを送りながら読んでいたし、彼の喜怒哀楽には萌えがあったから「萌2」。花房にはゼロ萌え。平均値の四捨五入で「萌1」評価にしました。


5

どっちやねんッ!!!

立て続けに三木原さん読めるだと? それはうれしい 

作家さま買いです
うれしいっちゃうれしいんですよ? うれしいんだけれども うん

中途半端感は否めないです 理由はひとつッ!

派手な盛り上がりはないし 惚れた腫れたも 吸った揉んだも 切った張ったもどんな栄養指導されてるのかってくらい薄味なうえ 汁気たっぷりな あ″んあ″んお″んお″ん もない

じゃあなぜ読むのか?

他人 を気にする瞬間があるから

うつむいた角度とか 選んだ言葉 いつも見ている視線の先や指の動き まとう雰囲気
そんな些細なことが急に気になって いつのまにか目で追っちゃう

自分でも気づかないうちに陥るあの 気になる の描き方がどえらいすき
他人が気になる瞬間とか この人すきだなって思う瞬間て決して劇的ではないし ピンとくるものだけでもない その描き方が身近に感じるというか

で 目が離せなくなって 気づけばその人のことばっかり考えちゃって 好きを自覚した途端怖くなって でもやっぱり好きだな ってなるのを読みたいの



さて タイトルをどっちの意味で使ったのかなって考えたら「曉降」なのかな?と

日の出直後と日没前にある 橙が青を飲み込み 茜に藍が覆い被さるようなあの時間をブルーアワーとはよくいったもんで 明けていく方には曉降(あかときくちた) って日本語があるんだけど 暮れていくほうは……

大禍時? ナイナイナイ 不穏すぎるw ←せめて黄昏時と言え
個人的には大禍時に少年漫画好きの血が騒ぎはしますがね

マジックアワーって言われたら逢魔時なんてのもあり? どうでもいいけど

え まって? いま気づいたけど大禍時と逢魔時の違いってそもそもなんだ? ←どうでもいいわッ((怒))



魅せかたがほんとお上手
高校生 しかも同級生 何ににも興味を持てずただ流される日々

同じ水平線の上で暗く冷たい色と穏やかで暖かな色が繰り広げる 絶対交わらない押し問答
目覚めたばかりの陽が重い夜を軽く跳ねあげることはできないけど こみ上げてくるものを押し潰すこともない

関わる時間は長くはない けど必ず最後に顔を合わせ 引き寄せ追いかけるこの感じ
対のものなのに追えば逃げるし馴れ合わないその瞬間だけを切り取って 高校生がもつアンニュイなそれに重ねてしまうとは


表情筋も感情も壊死気味な朋の貴重なデレを見逃さない木戸のわんこっぷりが可愛すぎて 朋には 一生そのスタンス崩すなよ と願ってしまったw

いや この味よ 三木原さんのこの味ほんとすき  でも物足んねぇ ←え  

もぉさ ド贅沢になれちゃったあたしの口がダメなのよね たぶん
でもすき 止めらんないわ

1

…ん?ちょっと意味が分からない;

初読み作家さんです。
表紙がすごく綺麗だなとおもって購入しました。
指先だけつまんでるとことか萌えしかない…!

ーーーと思ったのですがね。
ちょっと意味が分からないという感想に終始しました。
「え?なんでそうなるの?」とツッコミが絶えない…。
感情の流れがサッパリ見えなくて…(;´Д`)ゴニョゴニョ

表紙は萌え×2。めっちゃ好き!綺麗!
内容は萌えを感じる部分がなかったので厳しめ評価ですみません。

以下、辛口になります。ご注意。
途中で解釈を放棄したため苦手フィルターかかってます。
辛口をオブラートに包めない部分もあるのですみません。


本の厚みが薄めんですが、
この1冊で高校3年間のお話になってるから話も薄い。
特に目を惹くエピソードがなくて上っ面を滑ってく…。

陽キャ×無愛想でまったく性格が異なる2人は
部活が同じというだけの接点しかないんですね。
(しかもこの部活自体が活動が活発じゃなく、)
(攻めも受けもサボり目的で入ってるから接点が薄い)

自分と違うタイプで「おもしれー奴」まではわかる。
けれど「受けのこと好きかも…!」の流れが唐突で、
はぁ?どうしてそうなる!?ってリアルにツッコんだ(;´Д`)

受けは無愛想で攻めに対して超塩対応のみ!なのに、
攻めが好きになったりトキメク要素が理解出来ない。
これってアレ…?レアな笑顔を見て突然ってやつ…?
それにしても急だよなぁ…。

あと個人的に攻めに逃げ癖があるのがすごく嫌。
人の話を遮っては自分が話してばかりで、
話を聞かずに受けには彼女いるって思い込んでて。

誤解が解けた後はずっと好きのゴリ押し開始。
裏付けがないから「好き」が軽すぎて見えてしまう…。
好きまでの過程がふんわりしすぎて物語に入り込めず、
サッパリわからん!で解釈を放棄しました。すみません。

受けはもっとわからなくて。
好き好き言われるのが面倒くさいから付き合うんですが、
じゃあ付き合い始めてから攻めを好きになったかというと…

塩 対 応 に 全 く 変 化 な し 
恋 愛 感 情 が 一 切 見 え な い !

ツンデレとも違うんですよね…。
本気で攻めをうざったく思ってるようにしか見えず、
攻めへの興味の無さばかりが浮き彫りになってる…。
付き合い始めた翌日の攻めと受けの温度差がありすぎて、
攻めが可哀想になりました。

口ではきついこと言いつつも、
好きになるエピソードがあれば理解出来るんだけどな…。
なんもないから「なぜ?」としか感想がない。撃沈。

6

情報量が少なすぎる

作家買いさせていただいている先生です。
ですが、すみません、かなり期待はずれでした。

三木原先生へは『ていねいな暮らし』のキャッチコピーを個人的に持っています。お話の特徴が素朴で長閑でありふれた世界の片隅の印象を与えてくれます。

本作品もリズムや温かさは他作品と変わりませんが、ストーリーがさっぱりわからない。
朋章(受)はどこで好きになったのか、そんな素振りはあったのか、わかりませんでした。
時間の流れも高校入学(春)から直ぐに文化祭の話題、だけど実際文化祭は夏休みを越して秋の話、準備もそんなに必要だったのか、無理やりな印象が否めませんでした。

所々に好きなシチュエーションはあるのですが、どうしてそれが起きたのか、流れが全く掴めない。ページを飛ばしてしまっているのではないかと不安になるほどです。

尚也が一方的に好きが出ていて、朋章はツンなのか冷たくて、最後までこの二人大丈夫なのか不安になる終わりでした。それが朋章の性格だと尚也が受け入れているならいいのですが、読後感はスッキリしなかった。

2019年の作品ですし、10月の新刊は好きだったので、こちらだけで他作品が選ばれなくなるのは残念だと思いました。

2

この作品が収納されている本棚

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