嫌味な身代わりが俺を失恋ごと――拾って絆して抱き潰す

いつまで代わりでシましょうか

itsumade kawari de shimasyoka

いつまで代わりでシましょうか
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神64
  • 萌×245
  • 萌18
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
21
得点
558
評価数
131
平均
4.3 / 5
神率
48.9%
著者
成瀬一草 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
デイジーコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784815550707

あらすじ

北島 圭(34)
高学歴のエリート弁護士。
なんでもソツなく、器用にこなせる秀才。
……ただし恋愛は除く。

大学時代からの親友に15年来の片想いをしている圭。
人付き合いが苦手な自分を外へと導く親友の手が、
やわらかく響く低い声が、ただ、好きだった。

そんな親友・裕介の結婚で
秘めたまま想いに蓋をした矢先、
裕介と似た声のする
年下のタトゥー男に誘われる。

漏らした甘えを揺さぶる
<身代わり>の提案に圭は――…。

表題作いつまで代わりでシましょうか

芹沢穂高,SE,31歳
北島 圭,高学歴のエリート弁護士,34歳

その他の収録作品

  • LAST BITE
  • カバー下漫画

レビュー投稿数21

何度読んでも好き!

フリーランスのSE(穂高)と弁護士(圭)

圭視点。ずっとひそかに好きだった親友の結婚式の帰り道、親友と似た声をした男に出会う。

番外編集が出たので本編を久しぶりの再読。


圭の、ツンツンしているようでいて不器用ながらも遠回しな素直さで甘えるところ、たまらなく可愛い。本人がそれを「醜態」と恥じらっているところもいい。

穂高は、会話の端々に「怒ってる顔がそそる」とか「一目惚れ」とか、おや?と思うところがあって再読だとそれが際立って見えるので面白い。
その詰めの甘さが、本気で裏があるわけじゃない証左みたいな、行動に納得感があるので作者の成瀬先生の匙加減すごいなと思う。


二人のやりとり、会話、テンポや言葉選びや表情が読んでいて心地よくて最初から最後まで好き。
特に傘を返しにいくエピソードは何度読んでもニヤける。圭の「見た目によらぬ激しさ」はこういうところにも出るのだなぁ。

繰り返し読んで、大好きな作品。

0

エロエロだけど心情表現たっぷりの萌え萌え作品

エロにページを割いている作品より、心情表現を丁寧に描いている作品が好きです。
前から気になってはいたけれど、タイトルの言葉と、作品情報を確認したらエロエロとなっていたことで、入手せずにいました。
同じように入手するかどうかを、タイトルと、ちるちるのエロ度で決めている方はけっこういるのではないかと思います。

これは心情表現たっぷりの好みの作品だ、と途中で確信しました。

ベッドシーンがかなり多くエロ度も高いのですが、心情表現が丁寧で、2人の言葉のやりとり、表情で、心が徐々に近づいていく様子がじんわり感じられます。

弁護士の圭はずっと片想いをしていた親友の結婚式で傷ついて悲しんでいるところを、穂高につけこまれて毎週金曜日の夜に会う関係が始まります。
圭が、穂高との関係に迷いながらも会ったら燃えてしまう様子や、断ち切るのが難しい恋心を抱きつつも親友との関係を大事にしている様子も、細やかに繊細に綴られていました。

穂高の勤め先が分かり圭は今後もう関わりを持たないことを決意します。

もうここには来ない
別れるって事ですか
別れる 付き合ってもないのにか

やりとりがとても切ないです。

そうして数カ月が経ち、圭が決意、行動に移します。
凄く男らしいし、とても可愛くて、素敵でした。
こんな素敵な告白シーン、なかなかお目にかかれないと思いました。

晴れた両想いになった後の甘い夜、穂高が圭を攻めまくり、苦し気な圭に対して穂高が放った台詞が最高に甘くて可愛くて素敵でした。

まだ足りないし 責任とってくれるんでしょ 意地悪したいわけじゃないんですよ ただね 嬉しいが止まんないの

台詞だけでなく表情も最高に可愛くて萌えました。

エロがいっぱいだけど長い冬の後に雪解け、春が訪れた素敵な話でした。

全編通して圭がめちゃくちゃかわいかったです。

おまけの夏祭りと浴衣のエピソードもすっごく可愛くて最後の最後でまたずきゅんと胸をやられました。

0

失恋セフレから始まる恋

いやー良い年下攻め作品だったなー。
ノンケ友人の結婚により失恋確定した受け・圭と、失恋相手と声が似ている攻め・穂高のセフレから始まる恋。

穂高がちょいチャラそうに見えて好きな人には誠実だったり、子どもっぽいところもありつつ包容力豊かだったり、年下攻めの良い要素全て兼ね備えてますね!
若気の至りで掘ったタトゥーもセクシーやなー。
受けの圭さんもエッロいのよ。弁護士なんてお堅い職業の男がエッチの時はグズグズになるのってほんと最高ですね!

2人のその後を描いた同人誌をまとめたものが電子で発売されるそうで、めちゃくちゃ楽しみです!

1

夜に880kmの距離を飛んで会いに行くほど好きになったのよね

 久々に成瀬先生の作品を読みましたが、元々タッチが好みなので、それでストーリーも自分好みだと相乗効果で得られる萌えがぐっと増えます。今回は攻めも受けも見た目がドンピシャ。リーマン、短髪、タレ目で色気のある落ち着いた年下×黒髪で目元に年相応の深みがあって堅物な年上。これだけで涎が出ます(笑)。

 好きだった男友達の結婚式で弱り果てた圭に穂高が声をかけるという導入は珍しくないものですが、裕介の代わりとして利用されようが、素面ではツンツンした態度をとられようが、どんな圭でも受け入れる器を持った穂高の一途な恋心にやられました。圭の方もお堅い性格が穂高との会話で徐々に緩んでいき、時々甘えたり、積極的になったり、心からの笑顔を見せたりできるようになっていく変化がとても可愛かったです。こういうタイプにはやはり穂高のように、最初から図々しいくらい相手の懐に入っていって、猫を被る余裕を与えず素を晒け出せるようにしてあげられるタイプの人間が相性がいいんだろうな。圭の叶わない長い片想い期間を塗り替えるほど、これから甘い恋人生活を存分に楽しんでほしいです。

1

1ページ目のブーケにやられた♡

作品も作家様も全く知らなかったが気になり購入。
結果わたし的に大ヒットで先生の同人誌購入、このCPと急に親しくなる( ̄▽ ̄)

密かに想っていた人の結婚式に呼ばれ落ち込む男っていうのは私の大好物、そんな男の心の隙間を狙う年下の男。
イイです、ありがとうございます♪
ベッドシーンもエロくてイイ!

で、年下の攻めはSEで、派遣?契約先が受けである弁護士のクライアントが訴えている企業。
だから攻めがそれを隠していたのは何か、つまり企業スパイとかとんでもない事情があるのかと身構えたが違う、違う。

かなりシリアスなストーリーかと思っていたがそうでもなかった。
だんだんイチャイチャ、ヘラヘラするだけになって2人の最初のイメージとはかけ離れていく。
そこは私には違和感があったのだが。
まあハッピーエンドでいいんじゃないかな(^-^)

絵柄もそれ程好みではなかったしえちシーンの擬音?オノマトペが多いのは苦手といや苦手なんだがそれでもたいへん楽しめた♡

知らない作家様の作品を開拓してヤッタ、嬉しい!ってなって他のコミックスも即チェックする、購入するって高揚感と多幸感を伴う楽し〜い作業なんだなーヽ(´▽`)/

今回何年ぶりかで顔文字(で合ってる?)を引っ張り出してみた。
ただ懐かしいだけ。

1

訴えて勝つ

初読時ハマらず、久々に開いたらかなり楽しめました。BLアワードはエロティック部門ノミネートのとおりベッドシーン多めながら、ストーリーや人物描写もしっかりしてます。

「帰ったら…嫌いになるぞ」は可愛すぎる。今好きって告白しちゃってるとこも可愛いし、嫌いになることで相手を引き止められると思ってるとこも可愛いし。
文字の多いコマにひっそりとある「訴えて勝つぞ」も好きでした。圭さん、訴えて勝つんだろうな笑
穂高のセリフでは協力書店おまけペーパーの書き文字「はいはいお股洗いますよー」が。この2人、歳の差3歳だけなのに圭さんが随分と年上受け感出すよな。介護か。

電子特典ページ数多いです。おすすめ。

2

エロい!

大人の恋愛ですが、溺愛攻め+エロ多なので良かったですー!
せフレスタートってあまり好きじゃなかったのですが、攻め様がごりっごりにおしてくので全然読めました。
物語的にはわりとよくある感じなのですが、とにかくセックスシーンの描写が多いので満足できます。ツンツンしてた受け様のほだされていく様子もかわいらしく、ラストの方は完全に恋する表情全開でした!そこも見ものかな
攻め様のワンコ攻め+溺愛攻めにニヤニヤしてたので、リピして楽しもうと思います。

1

年下システムエンジニア✕年上弁護士

セフレから始まる大人な関係が好きな方にはオススメです。
特にグイグイくる年下攻めに絆されていく年上受けが好きな方には是非読んでほしいです。

受けが長年片想いをしていた親友の結婚式の帰りに引き出物を電車に忘れようとしたら、攻めに声をかけられて物語が始まります。

初めてのセックスは親友の名前を呼びながらますが、それ以降はちゃんと攻めの名前を呼んでいます。

少しずつお互いのことを知り、惹かれ合っていく様子に胸がキュンとしました。
受けが嫉妬から自分の気持ちに気づいたり、長年の片想いが既に過去になっていることに気づいた時はあまりの可愛さと尊さに萌えが爆発しました。

攻めは敬語で話し、年上を立てているところに好感が持てます。
受けを茶化してわざと怒らせるところや元カレが出てきて気まずくなるところは年下らしい可愛さがあり、絶対に受けを落とすという気概が最高に良いです。

もっと続きが見たくて、先生が出している同人誌も買ってしまいました。
もし続編がでるなら絶対買おうと心に決めています。

1

終盤の展開が絶妙

長年の想い人の結婚式の帰り、想い人の声に似ている人と一夜を過ごして……という展開としては王道かと思うのですが、この二人の些細な表情がお互いに色っぽくて、見る見るうちに惹き込まれていきました。

感情の揺れ動きの描写も絶妙で、受けの今までは想い人のことばかりだった思考が次第に攻めの方へと寄せられていく様も丁寧に描かれていて、その上で終盤の展開がめちゃくちゃに刺さりました。

個人的にシリアス展開を乗り越えてのハッピーエンドが大好きなので大好物でした。物語重視ながらも最高にやらしくて、ふとした表情に思わずきゅんとさせられるBLをお求めの人には是非おすすめしたいです。

1

買って正解だった

正直なところ、攻め受けのキャラビジュだけでいえばあまり好みではなかったのですが...
読んでみたら物語が想像以上に良くて、完成度が高く大満足でした。

弱っている時になし崩しにセフレになった相手。
片想いの相手の身代わりに関係を持つ、なんてのはよくある展開だと思います。
けれどその後の2人の心の通わせ方が、たまらなく丁寧で萌えました。

最初は押せ押せな攻めのターンにより、口では抵抗しつつもゆるゆると流されていた受け。
そんな受けが自ら決意し行動し、攻めの元へ向かうところは読み手のボルテージを最高潮に上げてくれます。

攻めのワンコ攻め具合に萌え、受けの愛され具合に萌え。
萌えの嵐でした。
けれど愛されるだけではない、きちんと会話を交わして関係を築いていくところは、他の流されとは違う大人な恋愛だと認識させてくれました。

本当に買って良かったとおもいます。

2

この作品が収納されている本棚

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