こうして僕は僕らになった

koshite bokura ha bokura ni natta

こうして僕は僕らになった
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
29
評価数
11
平均
2.9 / 5
神率
9.1%
著者
河尻 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668180

あらすじ

「ずるい大人だな…」 美大の油絵科教授・魚さきは絵を描く意味を見失い無気力な日々を送っている。子供の頃に魚さきの絵を見て以来ずっと彼に想いを寄せている静(せい)とは身体の関係を持ってはいるが彼の気持ちには応えられずにいた。しかし静が留学の話を断ったことを知り……!? 未来しかない美大生×空っぽな教師のピクチャレスク・ラブ(「ブレス」を改題)と、長年親友に想いを寄せていたパーフェクト先輩×まっすぐわんこ後輩の「こうして僕は僕らになった 悠(ゆう)とかぶら木」を収録。 
※魚さきの「さき」の字は山かんむりに「奇」、かぶら木の「かぶら」の字は木へんに「無」です。

表題作こうして僕は僕らになった

竹下 静,油絵科
魚嵜 大志,美大準教授

同時収録作品こうして僕は僕らになった

守田 悠、チーフデザイナー
蕪木 晶、デザイナー

その他の収録作品

  • 僕らになった、そのあと

レビュー投稿数2

人間くさくていい

まあ、現実にはないとは思いますが、生徒と、しかも割と手当たり次第?に関係を持っているような美大の先生。
その先生に真剣に恋している学生。そんなカップルでした。
設定は少し現実離れしているのですが、二人が次第に絵を描くという仕事と恋愛と、双方絡み合いつつどちらも成長していく、そんな人間くさいドラマになっていて良かったです。

描けなくなっていた先生と、才能ある学生。
この学生、先生のことがただ好きで才能があるだけじゃなかった。一緒にいたいからと留学を断るも、先生に諭され、いったん離れて成長することを決意。強いな~

その後はいろんなコトが良い方にまわっていく。
こういう強いキャラは元気をもらえますね。

0

言葉にするのって勇気がいるの

絵にも人生に行き詰まって 笑うこともできず 息をするのも苦しい

準教と美大生の恋に満たない話
身体の関係はある のに それだけ


話が断片的なんですよね
始まりもわからなければ 日々の流れも ふたりが立たされている場所もよくわからない

好きな人のとなりでずっと笑わせていたい
そこはわかるんだけれど うーーーん


別れから得たキモチも 息の吸いかたも 笑いかたも
再会から始める新たな関係も 見つけた未来もいいんだけど

唐突におっぱじめるセックスも すれ違った別の男もすべてか中途半端というか これって何かのスピンオフなのか?ってくらい事情がわからない

ダメだわ はじめましての作家さまで読み方がわからなさすぎる
タイトルにはそってるのか?僕から僕らにはなっているわけだし


この本 美大つながりのもうひとカップルのお話も入っていて
こっちは高校からの親友で好きなやつの結婚で変わっていく職場の先輩後輩の話なんだけど こっちの方が読みやすかったし いろいろわかりやすかったな
むしろ前のカップルがこっちを魅せるための余興だったのか? と思えるくらい

終わりから見つかる居場所や 躓いた先にある未来 ずっと見ていてくれるひとがいる幸せ 伝え伝わることの気恥ずかしさやもどかしさ


悪くないんですよ

どっちも盛大な盛り上がりも盛り下がりもない優しいお話だからみえるものはきちんとあるし だからもうちょっと……と

うん 欲のかきすぎはよくないですよね

3

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