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ai dano koi dano kiku mae ni
特殊能力が絡むストーリー。
「声を聞いたら好きになる」
…という特殊能力で日々困っちゃってる須東の、コミカル展開か?と思いきやの。
人前で声を出さないように孤独に過ごしていた様子や、これからも「病気で話せない」という設定で生きていく気持ちが描かれて、なんとも切ない。
ところが、ホストの伊之瀬だけが須東の声に反応しない。須東を好きにならない。
やっと自由に話せる相手ができた!と喜ぶ須東だけど…
確かにBLとして須東と伊之瀬がくっつくよね、と思いながら読むんだけど、なぜ伊之瀬には声が効かないのか、がわかった時…
あっと思いました。
そして声の能力が効かなくても結局は須東の心を好きになる、という展開が、思いの外胸アツというか。
このストーリーの主題の一つは、目に見えなくても一見わからなくてもひとはナニカを抱えている…のように読みました。
2人が出会って恋して、2人で新しい生活へ。私には意外な結末だったけれど爽やか。
絵柄も綺麗。「萌x2」で。
という漢字での意味もありそうな内容のお話でした。
読了した方は、まりあげはと握手ていただけるといいなあ、、、
物語は、自分の声を聴いた人が自分のことを好きになってしまうという不思議な能力を持つ須東と、ある日須東が管理人を務めるマンションに引っ越してきたホストの伊之瀬とのお話。
須東の声を聴いても、出会い頭好きにならない伊之瀬。
初めての現象に、嬉しくなった須東。
そのせいで、しつこいくらいに伊之瀬のもとへ通い、やがて伊之瀬から声を聴いても大丈夫な人間が1人ここにいるんだから、ホストの体入してみては?? と挑戦。
結果、伊之瀬も須東のことを好きになっていって、、、
なぜ伊之瀬には須東の声の力が効かなかったのか。
その理由が明かされたとき、ただのラブコメではないなあと思いました。
意外と真面目な恋のお話で、あとがきのネタは個人的に好きでした。
ただ××(←伏せとく)でも、えちなネタにはさすがBLじゃん!!
私も覚えてしまったよ! (当たり前のことですが、そういう言葉の動きもちゃんとあるんだとびっくり)
人とは違う特性を持った2人。
窓から海の見える小さな一軒家で、寄り添って仲良く生きていく相手が、お互いで良かったなあと思えた結末でした。
惚れ薬ならぬ惚れ声で、聞く者全てを恋の虜にしてしまう設定が斬新!ドラえもんの道具にもありそうなこんなオイシイ能力、サイコーじゃんって思って読んでみたら、全然そんなんじゃなかった。むしろ、ありがたくない能力でそれによって日常生活に支障が出てることの描きにおおっとなって、ストーリーに引き込まれました。
着眼点が素敵だなと思う。
自分の声をただ普通に伝えられる相手に出会えたことの喜びと、それが恋心に繋がっていく運命的な出会いに心臓がキュッとなりました。
須東にとってはこの声の力が邪魔をして、相手のことを知ったり自分のことを知ってもらったり…そもそも会話が成り立たないので、そんな当たり前のことが成立できず、すごく生き辛そうで切なかったです。自分が望みもせずに孤独を選択しなければならない状況がどれほど苦しかったか……想像に難くありません。
恋も恋愛もきっと自分の人生には無縁なことだと諦めていただろうし、そんなときに自分の声に普通の反応を示す伊之瀬との出会いは、世界が光って見えたことだと思います。
そう。伊之瀬の須東の声への反応はごくごく"普通"。でも、須東にとっては異常なことであり、特別なことなんですよね。
その特別を逃すまいと伊之瀬にアプローチしてくる姿はガン攻めで非常に滑稽ですが、逆にアプローチが出来ることすらも嬉しい行動だったんじゃないかな。追いかけられることはあっても、追いかける側になったことなんか今までなかったでしょうしね^ ^
伊之瀬との掛け合いが遅くにやってきた青春を謳歌してるようで、見てて微笑ましかったです。2人の何気ない関わり合いが、いつしか恋や恋愛に発展していくのも時間の問題だと分かってドキドキしました。
伊之瀬の好意が、須東の惚れ効果みたいに捉えられるのには胸が痛みましたが、自分に向けられる好意の中に本物の好意が混じっていることに気付くことができないって、二次被害もいいとこですよね。
恋の試練を二重三重にも抱えた須東の恋愛の行方はどうなっていくのか。伊之瀬との恋愛はどんな音を奏でていくのか、目が離せませんでした。
ちょっと不思議なファンタジーストーリーでしたが、設定が秀逸。面白さにどんどん魅了されていきました。
1点気になったのは、伊之瀬がホストを辞めてからの髪の色が黒くなってるんですけど、須東も黒髪なのでどっちがどっちってプチ混乱したことです。どうにもストーリーに集中できず、都度確認作業(分け目とかで)になってちょっと読みにくかったです。まー…最近、視力が落ち気味の私だけの症状かも知れませんが、前半とは違う髪色の2人を要チェックして下さいね。
雰囲気も変わってて面白いですよ^ ^
『声を聞かれたら相手に好かれてしまう』という特殊能力を持った青年スドウと、彼が管理人をつとめるマンションに引っ越してきたホスト・イノセの話。
何故か自分の声が効かないイノセに興味をもったスドウは積極的にイノセに関わっていき、やがて二人は友達のような関係に。
そして。明らかになる、イノセがスドウを好きにならなかった理由。そんな可能性考えもしなくて・・・切ない。
ラストはほっこりハピエンなんですが・・・1点だけ。髪を黒く染めたイノセがスドウに似すぎていて・・・!個人的には見分けが難しいレベルで「えっ」となりました。特に行為中のシーンが、、。
素敵なお話なんですが、どうしてもここが気になってしまい▲1で萌評価です。
須東×伊之瀬
主人公の「自分の声を聞いた人に好意を持たれてしまうという不思議な能力を持つ須東」が、
そのせいで、人との会話を避けて孤独な日々を送っている。
そんな彼が出会うのが、
彼の声を聞いても「能力が効かない」チャラいホスト・伊之瀬。
須東がいきなり初対面の伊之瀬に「どうして俺のこと好きにならないんですか!?」と迫って問うシーンと、
その伊之瀬の戸惑うリアクションがキュンと面白い!
これが2人の奇妙な関係の始まりとなる。
表面は特殊能力とホストのラブコメだけど、ただのそれだけじゃない。
2人のそれぞれの苦悩に感情移入して、
コミカルでありながらも少し切なく、
予想外の温かいラストで心をほっこりさせる。
須東の能力によって知らない人に好かれる度に付き纏われる光景に笑ってしまう。
その中で、
人ときちんとしたコミュニケーションを取った経験のない須東が、
伊之瀬との交流で喜びを感じて、
自分の能力のせいで簡単に言われる「好き」という言葉に飽き飽きして、
伊之瀬の本心からの「好き」という感情に心打たれるのだろう。
伊之瀬が須東の能力が効かない理由・・・その苦しみや、
そして、ゲイでありながら、ホストをやっているなど内面の葛藤が切ない。
2人の距離がじわじわ縮んでいく様子がたまらくて、
恋に近いけどまだ恋じゃないような微妙な気持ちにドキドキして、
次々に押してくると苦しさと重たさ展開に思わず心が折れそうになりながらも、
恋に対する心配を抱えつつも、
須東を信じて期待する伊之瀬。
人に関わることができなかった須東が、
そんな伊之瀬に寄り添って最大な愛情を注ぐ。
そんなにほのぼのとしたと思わなかった
2人が過ごす幸せや、
その愛おしさで胸が溶けるように温かくなりました。