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hoshizorawo mitsumeta sonoatode
pixivコミックで連載追ってたので、ほぼ描き下ろし目当てで購入しました。
描き下ろしだけでも買った甲斐がありました。
すばるは、憧れていたフォトグラファーの冬吾に、プラネタリウムの仕事をきっかけで出会い、憧れから恋へ感情が変化していきます。
この2人の恋愛は爽やかで、汚れた心が洗われるようでした。
無邪気に真っ直ぐに全身で感動を表すすばるに、人物は撮らないと言っていた冬吾が思わずシャッターを切る、純愛って感じできゅんとなりました。
冬吾が良い人で、すばるが惚れちゃうのも分かります。
障害者だと差別もせず、ぐいぐい外の世界に連れ出し、必要なサポートはさらっとする、完璧な人でした。
せっかくいい関係を築けていたのに、すばるが一方的に別れを告げてしまいますが、それに対する答えのような個展の熱烈な写真とインタビューで、冬吾が気持ちを伝えるのです。
公開プロポーズみたいでドキドキしました。
描き下ろしには吃驚でした。ライトBLだと思っていたので、そういうシーンはないと思ってました。
でもエロスというよりは、心が満たされる、繋がるみたいな爽やかさだったので、納得と同時に2人の幸せを噛み締めました。
一見とっつきにくい感じの人気星空フォトグラファー✕ハンデがある健気なデザイナー。
以下ネタバレあります。
すばるは、元々ファンだった冬吾と仕事を通じて出会い、憧れが恋に育っていきます。
これね、冬吾が最初から優しくて甘くてイイ男なんですよ。
憧れていた人から、こんな扱いされたら、そりゃ惚れますよ~、恋しちゃいますよ〜とほぼ冒頭から萌えます。
すばるに同化して、キュンキュンしました。
すばるも素直で明るく、お仕事にも真摯に向き合うとても良いコです。
登場人物達に嫌な人がいないので、変なストレスを感じることなく読めたことも、私としては嬉しかったです。
冬吾とすばるは、思っていたよりも早めに両想いになります。
恋人として順調に愛を育んでいたのですが、すばるの心に刺さった小さなトゲをきっかけに、二人は別れることに…。
とても切ないシーンにグッときたのですが、そこから先は、冬吾が更にイイ男で…というか、冬吾はずーっとイイ男でした。最後まで。完璧。
というわけで、話、キャラともに新鮮味は無い(失礼)のですが、いい感じのノスタルジックが疲れた心に沁みわたりました。
心洗われたい方にオススメします。
ちなみにえっちシーンは最後の最後に少しだけ。
なくても良かったかもしれません。
何だこのアク〇リアスのような補水液感は!?から始まり、見事なまでのハッピーエンドで感動しました
自分ではどうすることも出来ない障害って、こと恋愛においてすごく高い壁になるし、そこから1歩踏み出して相手に飛び込むのにも勇気がいると思います
私もハンディーキャップがあるので共感する部分が多くて、泣きそうになりました
「俺を許して」
自分にも相手にもかけてた呪いを少しずつ溶かしていくような、やっぱり好きだと思い知らされて自分から勇気を出して1歩踏み出した描写が心に刺さりました
大好きです!!
めちゃくちゃ泣いたー……
最後のなにあれ。すばるのバックショットとのシンクロ……鳥肌ぶわぶわ立ちました!!
感動するなんてもんじゃない。あんな公開告白みたいな演出されたら、冬吾のすばるへの想いが本物だって信じるしかないです。
顔の表情を撮ってるわけじゃないのに、後ろ姿だけでも冬吾がすばるを大事に想っているのが伝わる素敵な写真。主役は星空じゃなくて、すばるになってることの存在感がいいですね。
冬吾からのこれ以上ない愛のメッセージに強く胸を打たれました!
(何度見ても泣くー…)
冬吾が腕のいい写真家というのが証明されましたよね。この写真に込められたすばるへの愛がダダ漏れですもん。
2巻も更に良かったし、この作品は名作だと思う。
星空のようにキラキラしたすばるがとっても可愛かったです!
車椅子の青年が出てくる作品という事で、健常者と障害者の恋愛の難しさについて焦点をあてた話なのかと思ってました。重い話になりそうだなと読むのを躊躇していたんですが、すごく前向きで爽やかな作品だなと思いました。
障害者、というより、相手との社会的立場の違いから一旦身を引くのですが…。仕方ないですよ、冬吾さんは有名なフォトグラファーですからね。
この作品の素敵なところは、勇気を出させてくれるところです。
やってみたいという気持ちがあれば、挑戦したらいい。
すばるが、いつか行きたいと思っていた海の向こうに連れて行ってくれた所がすごく良かった。
そして、好きな人とデートしたり。
すばるがすごく素直で前向きな所が冬吾さんも好きなんじゃないかな。
車椅子だからと偏屈な所がなくて、それを受け入れ、前向きに生きている。
これから、続編を読むところです。
この2人がとても好きなので、続編も幸せいっぱいだといいなぁ。
はあ…萌えた…!
星空フォトグラファー × 車椅子のデザイナーのお話。
電子で読んで、紙でも買ってしまいました。
ドーンと刺さる!というよりは、じんわりじんわり優しく沁み渡っていくお話。
なんだろう、読むと、心が癒されます。
(語彙力がなくてシンプルになってしまう…)
受けのすばるくんは、夜空に輝く星そのものですね。
表情、言葉の一つ一つがキラキラ輝いている感じ。
障がい者と健常者の恋愛ものはテーマ的にどうしても重くなりがちだと思うのですが、読み手をしんどくさせないストーリー展開が素晴らしいなと思いました。
障がいのあるなし関係なく、二人が互いに惹かれあっていく過程が丁寧に描かれていて、心がじんわり温かくなります。
読んでいてすごく久しぶりに、星を見に行きたくなりました。⭐︎★
電子でずっと追いかけていて、コミックス化されたら買うと決めていた作品。受けさんがハンディキャップを抱えた青年なので、その設定が苦手な方は不向きな作品かもしれません。が、切なくも温かく優しいストーリーでした。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
膝から下が生まれつき動かないために車いすを利用しているすばる。
車いすを使っているということで生活に制限があることもあるが、彼はそのハンデを受け入れできることを懸命にしようとする明るい青年だ。
すばるはデザイナーで、友人・明里を介し仕事を受けることも多々あるが、ある日明里がすばるに依頼してきたのは明里が手掛けるプラネタリウムのパンフレットの表紙のデザインの仕事だった。そしてその仕事は、すばるが憧れてやまないフォトグラファーの冬吾が撮った星空を利用したもの。その仕事を介しすばるは冬吾と出会うことになるが―。
凄くお上手だなと思ったのは、すばるの車いすの描写の仕方。すばるは自身のハンデを受け入れてはいるけれど、そこに至るまでに様々な葛藤があったのだとわかる描写が時々描かれていて、だからこそ「すばる」という青年の中身がきちんと見えてくる。
自分の足で歩くことができない。それ故に諦めてきたことがたくさんあること。
冬吾の写真が、自由に動けない自分の代わりに様々な世界を見せてくれること。
だからこそ、冬吾への憧れの気持ちが上滑りせずに読者の胸に迫ってくる。
初めて二人が出会ったのは冬。
そして少しずつ季節が巡っていく、その過程で、二人は心を通わせていくけれど―。
すばるのハンディキャップを乗り越えていくのは、すばるだけではなくって冬吾も。そのシーンがとっても素敵でした。子どものころから車いすであるという現実を少しずつ受け入れてきたのであろうすばる。そのすばるが、冬吾と出会い、恋をして、だから憶病になって。でも、そんなすばるを丸ごと受け入れ、すばるとともにそのハンデを乗り越えてくれた冬吾のカッコよさに悶絶しました。
冬吾はスパダリ感あふれる青年ですが、その彼も心に抱えるものがあって。
その冬吾の「何か」を溶かしていったのがすばるだったのもよかった。お互いがお互いの唯一無二の存在だったんだなあ、って。
実は季田さん初読みでして。
どんなお話を描かれる作家さまなのか存じ上げずに読み始めましたが、今作品はエロ度はかなり控えめです。エロは少なくともこの満足度の高さよ。とにかく可愛い!
星。
車いす。
写真。
登場人物は多くはないのですが、ストーリー中に登場する因子が上手に絡んで進むストーリー展開でめちゃめちゃ萌えました。ベースとしてはシリアス寄りだと思うのですが、すばるのハンディキャップを不必要にシリアスにすることはなく、あくまで二人の恋を軸に描いた良作。
季田さんの違う作品も読んでみたいと思います。
デザイナーのすばると、フォトグラファーの冬吾がお仕事を通じてプラネタリウムで出会い、始まる恋のお話でした。
すばるは、膝下の麻痺があり車椅子生活をしています。
デザイナーのお仕事をしていたり、理解のある友人もいて、素直で明るいお人柄。表情がくるくる変わって可愛いです。
このお話では、麻痺があるということよりも
麻痺や車椅子移動のために諦めていた事、に焦点を当てていると思います。
冬吾は、人気フォトグラファーだけど、気取らない性格ですばるを引っ張って行ってくれる人。
でも無理強いしないし、優しい。そりゃ好きになりますよね。
最初の頃からすばるの事好きなのかなー、と思わせる描写もあり一途と思いました。
ハラハラさせないイケメンで、見ていて安心感がありました。
二人がすれ違ってしまう時ですら、冬吾には安心感がありほんといい男でした。
すれ違ってからラストまでが、切ないんですがグッときました。
ピュアな純愛ですが
二人ともお仕事をちゃんとして常識的で、お互い依存しあっていない自立した大人な恋だと思いました(アダルトやエロという意味ではなく)。
プラネタリウムや星空というロマンチックな世界だけど、二人の気持ちや関係が丁寧に描かれていて、とても素敵なお話でした。
初読み作家さんでした。
憧れの写真家関連の仕事をしたことをきっかけに出会い、2人は恋をしていきます。
この最初の2人が恋に落ちるのがすごくあっさりな感じになっていて、拍子抜けでした。
健常者との差、社会的な視線もハンディキャップになるんですよね…
受けは基本的に健気なので、こういったどうしようもないハンディキャップは泣けちゃいます…。
これ、攻め視点を1話挟んでくれたらわかりやすい両想いの思いやりあいが感じられるのではないかな、と思いました。
攻めが寡黙だし、心情がわかりにくい。
その分受けが素直だしバランスはいいのかもしれないです。
絵柄は丁寧にかかれていて見易いです。
攻の冬吾も、受のすばるも、すばるの従姉妹の明里ちゃんも、みんな優しい。
読んでいてとても心が暖かくなる作品でした。
作中に出てくる、冬吾が撮った写真の数々。
作中ではもちろんモノクロですが、それでもラストの個展のシーンでは、その構図にうわー…!となりました。
そしてそして!全部読み終え、本を閉じた瞬間(私は電子書籍で読みましたが)。
裏表紙が星空と、山の稜線のシルエットなんですよね。
ああ、2人が見てる空だ。こんなに綺麗な星空を、2人は追いかけてるんだ。
と思い、しばらく裏表紙を眺めてしまいました。
何度も読み返したくなる、とても良い作品だと思います。