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kono te wo hanasanaide
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
完全にカバー買い。
絵とカラーの塗り方が好みで、手を伸ばしていました。続編も出ていたので、気がついたらそちらも購入していました。
電子版で出会いましたが、紙も要購入検討です。
まずは、高校生編
晴斗君の謙信さ、良いです。雅君、前世は猫ですか?
何となく関係が変わってきても言葉足らずの若者感があって、ツボです。2人で幸せになってください。雅君のバックグラウンドに何や問題?課題?がありそうですが、、、最後はハッピーエンドを迎えると信じています。
温かい人であり、優しい圧倒的光属性の世話焼きα晴斗と自分のバース性を疎ましく思いながら虚勢を張ってる寂しがりΩ雅のお話。
爽やかなDKの話とは対極だけれどオメガバース性故の切なさにどんどん引き込まれ最後は涙しました。
水の中とか暗い闇の中に沈んでる雅の手を優しく握りながら晴斗が明るい方へ引っ張ってあげて、息ができるようにしてあげたような。そんなお話でした。
伸ばされた手を、Ωの自分なんかが掴んではいけないと無意識なのか予防線を張ってる雅がいるんだけど、温かい手を離したくないと思っている雅も確かに存在している。
雅の過去と現状がとにかく見ていて辛い。早くこの子を救ってあげて欲しいと思いながら最後まで読みました。
辛い描写はあるものの、ハピエンで最後はほっとしました。
続編もあるという事でずっと見守りたい二人でした。
絵がとても緻密に描き込まれていて素晴らしいです。
それぞれに事情を抱えた高校生2人のオメガバース作品です。受けの不健康さや生活環境が気になって、世話を焼いちゃう攻め。行動を起こしてはみるけれど、うまくいかず親に「料理教えて」なんて頼み込む可愛い一面も。アルファだけど、決して完璧ではない未熟さが良かったです。
対する受けは、最初は貼り付けたような笑顔で、オメガであることを隠していました。攻めと過ごす中で、表情や反応のバリエーションが増えていきます。作者さんの画力がすさまじいので、少ないセリフの中でも2人の関係性が変わっていくのがすごくよくわかりました。
一番萌えたのは、ヒートを迎えた受けが攻めをお誘いするシーン。セリフはありません。が、表情や仕草からキャラクターの熱や感情が伝わってくるようでした。
高校生特有の不安定で複雑な感情を堪能できますが、攻めが「あ〜何やってんだ俺!」からのじっとはしていられないタイプなので、もどかしさにイライラすることがありません(笑)苦しい場面もありますが、最後は心が温かくなる大好きなお話です!
古さを感じさせない話って
ちゃんと人物の背景から
見えてきたキャラがどうなり
読み終わった後に何を投げかけるのか
そういったことがしっかり語られていて
また、出てきたいくつもの要素が
一本のストーリーとなっている
そんなイメージなんですけど
今回は、所々で回収されずに放置された
ものが多く、
回収できたものだけで迎えたラストは
キャラ設定はどこいった?
描かれた背景は、主人公たちを傷つけたまま
で終わりなの?といった感じで
良く言えば2人だけの世界で
違う言い方をすると、都合良く
終わりにされた感じに思いました。
良かったところは、作画が丁寧で
表情も豊かで、
2人が触れ合う場面など
美しいカットが目に残りました。
評判が良く、期待が大きかっただけに
少し残念です。
発売された当時から表紙に惹かれ、試し読みで自分の性癖ピッタリとわかり購入。
まず、絵柄が好きすぎます。表紙から最後の1ページまで一コマ一コマ丁寧かつ繊細なタッチで描かれており、感動しました。
雅の過去のトラウマからくる恐怖や一条の前で見せる甘い顔など、気持ちが表情に表れている部分が多く、雅に対する共感や母性が生まれる描かれ方でした。
また、一条のチャラくて怖そうな外見と、正義感があり世話焼きな性格のギャップがたまらなかったです。
ストーリーでこんなに圧倒された作品は初めてかもしれません。毎ページ毎ページで次のページが読みたくなる作品でした。咲本﨑先生のファンになりました!!
人気があり特集や広告で見かけることが多く、知人もおススメしていたので1巻のみ読んでみました。
泣ける泣けると言われているけれど、私にはまったく響きませんでした。
幼い頃から家族に酷い扱いをされていた描写がありましたが…
あんなに痩せていて弟との体格差が激しいのに、
近所や学校は助けようとしなかったの?
児童相談所か警察に通報されるレベルでは?
いくらファンタジーでも現代の日本を舞台にしているのならその辺りはあるよね?
児童相談所がない世界なんです?
と疑問がずっと頭に残っていて、攻めとその家族に受け入れられる描写があってもなんだかな―と感動できず。
こんなに不憫な受けが、攻めに出会ってこんなに幸せになったんだよ!
泣けるでしょ!
という意図が見え見えで。
最後に両親に手紙だけで別れを告げるシーンがありましたが、
あの両親が手紙ひとつで引き下がるように思えない。
逆上して乗り込んでくるんじゃ…?
トラウマ植えつけられるレベルの虐待を描いていたのに、
家族との問題があっさりすぎて余計白けてしまいました。
絵はとっても綺麗なんですが、どうも受けの不憫アピールが合わなさ過ぎました。
咲本﨑先生の初単行本を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
不憫 4
世話焼き 3
ツンデレ 3
エロ 2
血表現 1
な感じだと思います。
世話焼きエリートアルファ×愛情を知らない不憫オメガの高校生カプによるオメガバース作品です。攻めの一条晴斗くんはある問題を起こし、アルファのエリート校から、ベータもオメガも在籍する一般校に転校してきた。クラスメイトで生徒会長の北原雅くんが校内の案内をしてくれるが、言葉の端々で嫌味や棘のある言い方をしてくる。誰とも関わらないように行動していた一条くんだったが、突っかかってきた北原くんの顔色の悪さ、骨が浮き上がる程痩せ細った身体、そして親なんていない、という発言などがどうしても気になってしまい、体調を崩した北原くんの家を訪ねることに。
受けの北原くんは、自身のオメガに嫌悪して、オメガは畜生以下の存在だと思い、完璧な人間として努力してました。なので最初こそ一条くんに対して丁寧に接していましたが、アルファである一条くんと接したことで、オメガとしての本能が呼び起こされてしまったことで体調を崩したり、テストの成績が落ちてしまって、一条くんへの言動がキツくなります。クソ野郎やくたばれなどかなり口が悪いです。ヒート中や一条くんに餌付けされないぞ、みたいに警戒心が強い時はほんと懐かない野良猫感がありますが、徐々に一条くんと一緒にご飯を食べるようになって、照れながら今日の美味かったと言うのは、お手本中のお手本のようなツンデレで堪らなく可愛いです。
オメガであることを嫌悪し、抑制剤を大量に飲んでしまう北原くん。その所為もあり体調不良になるので、軽めの嘔吐描写があります。他にも、北原くんがオメガだと学校の生徒達に知られてしまい、モブキャラに捕まり無理矢理フェラをさせられたり、抵抗して殴られたりします。その後犯される手前で一条くんが駆け付けてくれるのですが、モブキャラ3人をボコボコにします。一条くんも椅子で殴られて出血してしまうので、血表現が意外と痛々しいかなと思います。
北原くんの家族、特に父親はアルファが欲しかった為、オメガである北原くんに対して当たりが厳しいです。更にはヒートが来てしまった時に、アルファの弟から、ヒートが来るのを楽しみにしていたと襲われそうになります。未遂で終わりましたが、ヒートが来たことで父親に面倒だと言われ、挙げ句の果てには北原くんは家を出ていかされてしまいます。
一条くんの世話焼きや気遣い、一条くんの家族の団欒に不安になったり怖がったり、自分が居て良い場所じゃないと怯えてしまう程、かなり不憫な思いをしてきた北原くんにゆっくりと想いを伝えたり、誕生日プレゼントや番になった時など、ちゃんと北原くんが幸せになる描写に胸がジーンとなりました。
辛い思いもしますが、2人が結ばれ共に歩んでいく姿を見届けてください。続編の制作も決定しておりますので、読める日がめちゃくちゃ楽しみです。是非とも読んでほしいです。
ムーンライトノベルスやSNS閲覧中に頻繁に広告を目にするが、それが軒並み陰湿な虐待シーンで、苦手な為ミュートしていた。今回ちるちるBLアワードで一位をとったらしいので読んでみた。
ジュブナイルオメガバースのキャッチコピー意味不明。受けが学校内で輪姦されたり攻めと色々してるのにジュブナイルとは……
私の認識が間違っていなければ「子供向け」とかそういう意味のはずなんだが誤解を招かないか?
絵は線が細く儚げで綺麗だが好みじゃない。てか受けと攻めが髪色違うだけで同じ顔に見える。
内容に言及するなら一言、受けを可哀想にしすぎ。Ωバースにおける被差別者としての受けを誇張して描いてる。
Ωだからαの家族に虐待されて当たり前、同級生に輪姦されても当たり前って、これだけΩバースが増えて定着した令和の時代に価値観が古くないか?
自分には受けを必要以上に可哀想に描いて、読者の同情を誘っているようにしか見えなかった。
そもそもこの手の漫画で多用される「悪役(周囲)を下げて主役(受け・攻め)を上げる」手法が姑息で嫌い。
胸糞悪い虐待シーンやその回想が頻出するのも無理。
虐待ものは沢山読んでいるし、その手の描写には慣れてるものの、何度も何度も見せられると……。
そのうち「ハイハイΩだから色々されて気の毒だね可哀想だね」って雑に流すようになってしまった。
丁寧にエピソードを積み重ね自然な感情移入を促すのと違い、受けが虐待のフラッシュバックで固まる+怯える+震える+謝るのテンプレリアクションが毎回お約束のようにお出しされるので、「受けちゃんは過去にこんな酷い事されてきたんです!親はクソ!受けちゃんは愛されるべき!」と作者の声(幻聴)が聞こえてきて、受けへの応援を強制されてる錯覚に陥る。
宣伝の仕方に問題がある。各電子書籍サイトや出版社、および作者は、公式SNSにプロモーション漫画を載せる際注意書きをしてほしい。
「攻めが作ってくれたご飯を幸せそうに頬張る受けちゃんにキュン(はあと)」みたいな宣伝文に惹かれて1ページ目見たら、のっけからトラウマになりかねないエグい虐待描写。もう詐欺じゃん……。
食事の時に受けの食事だけ用意されなかったり遊園地に連れてってもらえなかったり、虐待の内容が妙にリアルなせいでフラッシュバックを引き起こすサバイバーがいる。私も気分悪くなった……。
ネトフリだってセンシティブな映像作品に視聴可能な年齢表示の他、性暴力・児童虐待・薬物描写ありの注意書き必須じゃないか。
BL漫画としての話題性を優先するあまり、フラッシュバックの危険性への言及を怠る拡散の仕方は配慮不足。
受けの家族の描き方も浅い。
攻めの家族と対比を踏まえ酷く書いてるのかもしれないが、αでありながらΩの息子を持った苦悩や葛藤が全く伝わってこず。
Ωの息子に心底侮蔑の感情しか持ってなかったなら別だが……
人間ってそんな底の浅い、一面的な生き物だろうか?
そこに至るまでにあったはずの過程は?
ただただ受けの不憫さを強調する為だけに全面的な悪にされ気分が悪い。
加害者と和解する必要はないというのは正論なものの、両親や弟がそれまで愛情深く接していた雅を手のひら返しに冷遇するのがワンパターンすぎて、ストーリーの都合で動かされてる感が半端ない。
可哀想で可愛い受けを理不尽に虐げ、読者のヘイトを集める為だけに存在する親&弟なんて、もはやキャラクター未満の装置だよ……。
ヒューマンドラマに踏み込んだセンシティブなテーマを扱うなら、登場人間の内面をちゃんと掘り下げなきゃ不誠実。
受けと攻めに偏重した描写とそれを絶賛する読者に認知の歪みを感じてしまった。
この手の漫画を好む層もよくわからない。
現実で余程辛い目に遭ってて、自分より辛い受けが救われる姿に感動するとか?
ノットフォーミー。