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pink heart jam
上下巻読んでの感想です
しっけ先生の本は2作品読んだことがあったのですが、絵柄もストーリーも好きなのにどちらも展開が駆け足で物足りなさを感じていました。ですが、この作品は上下巻になっているのでそのストレスがありません。あらすじにある通りゆっくり丁寧に作られています。劇的なドラマ性はありませんが、穏やかな青春も感じられて個人的に癒し寄りの作品です(それなりにえっちですけど)
ストーリーに直接関係ないですが、灰賀(攻)が仲間に1000円返すシーンがあって「こいついい子!攻めがいい子なら信頼できる」という謎の安心感がありました。
実際本当にいい子で、ワンコ攻が得意でない私は灰賀の性格で読めた部分もあります。
受けの金江は見た目に反してけっこう乙女思考なのがかわいいです。女子部員に無意識に嫉妬してるところとか、下巻で脇役に恋愛相談しているところはキュンどころかギュンッッ!ってなります。
あざとい女の子キャラがいますので、そういうのが苦手な方は気をつけてください。
(私はそういうキャラにリアルを感じられて作品として好印象でした)
しっけ先生の作品はすべて読んでいますが、この作品は間違いなくしっけ先生の最高傑作だと思います。
キャラクターのビジュアルの美しさも各単話のカラー扉絵の美しさも素晴らしかったです。
風俗で出会って身体からはじまるふたりでしたが、金江さんのピュアさのギャップ萌えも、灰賀くんのワンコっぽい一直線な所もよかったです。純愛サイコーです。
やはり上下巻でふたりの気持ちが丁寧に描かれていて、ふたりの気持ちがどんどん溢れていくのを読むのはとてもワクワクしました。
相手が好きだとハッキリ自覚したのに振られたくなくて告白できない灰賀くんと、相手が自分を好きだとのわかるのに告白されたい金江さん。
特に金江さんの見た目も音楽も尖っていそうなのに、乙女みたいに可愛すぎます!!
傷心の亜美ちゃんをさらりとお持ち帰りする小田さん。その様子を温かく見守る名前のわからないメンバーたち。面倒見のいい林田さんにお調子者の上田部長やバンドメンバーの山内さん。
サークルのメンバーもいいキャラばかりで、ひとりひとりにちゃんと個性があるのも読みやすさのポイントだと思います。
特に林田さんはいいキャラでした!!
年末の飲み会で金江さんの話を真面目に聞いて背中を押してくれたり、灰賀くんのことを思いやってフォローしてくれたり…。きっと素敵な彼氏なんだろうなぁと彼女が羨ましです!!
もし、続編があるのならもっと活躍してほしいと思っています。
そして、箱ヘルのマキさんと橘さんのお話もスピンオフで読んでみたいと願っています!!
繰り返し読んで楽しめる作品だと思います。
大学生、箱ヘル、音楽サークル、と描かれるシーンが多いのですが
流れに違和感を感じることなく自然と読み進められました。
キャラクターも期待以上にとても魅力的で
ちゃんと個性が立っていて芯があるし、お洒落で見ていて楽しいです。
表情が柔らかくなったり逞しくなったりする変化も美しくて
言葉の説明なく絵で伝わってくるシーンが多いので
どのコマもじっくり見てしまって読むのに時間がかかりました。
BLはファンタジーとして読んでいるので
若干の無茶な展開はいつも気にしていないのですが
この作品は気にしない以前に気になることがなかったです。
カバーのイラストのまま、中も絵がとても綺麗で
小さなコマや見せ所でないシーンでも丁寧に描かれていて
作品への愛を感じられるし
メインのキャラクターもそれ以外のキャラクターも
全て大事にされているんだなと思いました。
上巻は焦ったい展開が続きましたが
実際の恋愛ってこんな感じだよねと親心に近い感覚で見守れました。
1巻完結の展開の早いBLに慣れていたので
たまにこういうじっくりペースの作品を読むと時間の経過すら
リアルに感じられてじーんときます。
コミックスになるまでずっと楽しみにしていて
期待値が上がりすぎていたのですがそれでも楽しめました。
クールな金江さんが、灰賀君への気持ちを自覚した辺りから、どんどん可愛くなるのがたまらなくキュンキュンしました!灰賀君には甘え上手になった金江さんが尊いです。
そして演奏の迫力!!カッコよ過ぎました!ライヴの臨場感、音の重圧が生々しく伝わってきて、一瞬で引き込まれます。
灰賀君と金江さんも勿論素敵なのですが、サブキャラの人達も魅力的です。林田先輩、橘さん、マキさん。皆んな含めて大好きです。
My Best BL確定です!
「上」に書くようにと誘導されたのでこっちに。
ブックライブで特装版(上下+沢山のおまけ漫画)購入。
受けのカナエがめっちゃ最高に良い。外見から性格までストライクな受け。
攻めはちょっとナヨってて押しが弱くて、個人的にはうーん……だった。
ちょこちょこ亜美という女にフォーカス当たるのがモヤモヤする。攻めに片思いしてる脳内お花畑の可哀想でもなんでもないただのでしゃばり当て馬。
カナエの先輩・マキが出てきたシーンは、勝手に先走って盛り上がった。
まさか大好物の、受けと受けで攻めの取り合いが始まる!? って思ったけどちょっと違った。
打ち上げっぽい飲み会で、同期やらに絡まれてる攻めを見たカナエが突然、友人に恋愛相談をはじめるシーンは見どころ。
友人が「告っちゃえば?」と助言すると、表情はスンとしてるものの顔真っ赤にして、「……されたいからしたくない」と呟くカナエが可愛すぎて、友人と同時にキュンってなる。
電子おまけ。
酔った攻めとのセックス後、(俺を気遣う余裕が無くなるのも本能的でいいな……)ってハマり、同棲したら休みの日は晩酌しよう、と企んでるのが可愛すぎた。
初読み作家。
全ての作画がクオリティ高い。(ストーリーは言わずもがな)
顔の造形バランス、耳の位置、輪郭、肩幅、腰や臀の位置、手指、そして1番すごいのが、足の指! あんなに違和感のないリアルに近い足の指を描いてくれる作家はなかなかいない……。
文句なしの神作家です。
田舎から東京の大学に進学した灰賀。最初は田舎っぽい青年なのかなと思いきや、ストーリーが進むとだんだんイケメンっぷりが明らかになりますね。
背が高くて料理もできて、自然と女の子を守ることが出来る(下心なしで)。こんなイケメンが憧れの金江さんの前ではドキドキしまくり、というのが、凄く心に刺さります。
一方、金江さんは中性的美人のようですが、なんでお店で話をすると恋人ができると思い込んでいるんでしょう。隔たれた空間の方が素顔を見ることが出来るからだと思っているのかな。
でも灰賀の素顔を見るには外での彼を知るのが1番だと思うんですよね。だから合宿イベントに参加してくれて良かった。
モテまくりの灰賀を見て、素顔の彼に惚れて欲しいです。下巻も楽しみ。すんなりお付き合いできるのか、もう一波乱あるのかな?
作家買いです。
表紙の雰囲気からしてもっとダークなのかと思ったら案外爽やか…な印象でした。
夜のお話し中心かと思いきや大学生ライフが多めだったからそう思ったのかもしれません。
展開はじっくり、ゆっくり進むので読み応えありました。
灰賀くん割と最初から金江さんに対する憧れの域を超えてるなと思いました。
で、本人気づいてないけどモテてるのがいい。
金江さんサークル女子にしっかりヤキモチ妬いててしっかりと意識しているのかわいかったです。お互いが気づいてないだけで上巻読んだだけでも両想いにみえました。
他の皆様がおっしゃるようにストーリーも絵もとても素敵です。
登場するどのキャラクターも愛おしいです!
灰賀くんの一途なわんこも、金江さまのクールと思いきやデレなところも糖度高めで微笑ましいです。
そしてなんと言ってもファッションが…!!
灰賀くんのラフめなファッションも本人にとても良くお似合いですし、特に金江さまのファッションが個人的にものすごくツボで毎回素敵すぎます♡
上・下巻といわず、この可愛いカップルの日常をずっと見てたい…!!と思う作品です。
これは可愛い!思ってたのと違った。いい意味で裏切られた。受けが風俗でバイトってことでお金の為に嫌々…って感じかと思ったら、良い出会いを求めてっていう前向きな理由でした。明るい風俗もの。リアルだと病気とか恐いし不特定多数とは本番無しでもやめた方がいいと思うけど、まあマンガだしね。
当初の予想とは違い音楽サークルも楽しむ青春キャンバスストーリーでした。コロナ禍でこういうキラキラ学生生活を送れなかった学生さんが最近は多いんだろうな、としんみり考えました。
ミステリアス美人の先輩・金江さんに萌えました。あのファッションが似合ってて可愛すぎる。あと卒業式のスーツも素敵でした。あんな綺麗な先輩が身近にいた学生時代って楽しそうだな。
攻めの灰賀も年下だけど、男気と誠意のある男で魅力的でした。先輩に会うために一生懸命バイトしてたけど客観的に見ると風俗に行くためというのがギャップがあって笑える。卒業後のラブラブも少し描かれてて嬉しい。
素敵な大学1年生×大学4年生のカップルものでした。
上下巻あるのでボリュームもそれなりにあります。当たり前ですが読み応えがあります。
一本の映画を観て終わったような余韻に包まれました。とにかくストーリーが丁寧で先急ぎがない。灰賀と金江の心理描写がいい!…2人の気持ちの流れや変化や気付きに、読んでる私も一喜一憂しました。
灰賀はイケメンで男女ともにモテる人たらしワンコキャラ。
金江はクール美人。ゲイでネコ。風俗でバイト。
可愛らしい灰賀に対して、ゾクゾクする目力の金江の対比が妙にお似合いです。金江表紙の目力がすごい…どんな経験したらあんな目ができるんだろ。ビリーアイリッシュみたいな雰囲気纏ってます。
大学の重音部の先輩・後輩の金江と灰賀。金江のギターテクに魅了され、灰賀は金江に憧れを抱くようになります。そんな中、サークルの飲み会の罰ゲームで、同性愛者向け風俗に行くことになった灰賀が出会ったのは憧れの存在の金江でした。
風俗を勧める先輩って。。。怖い!(笑)
今思えば、部長が金江とのきっかけを作ったキューピッドなのね…。
始まりの設定から攻めてますね。
憧れの先輩が風俗勤め、しかも同性愛者向けのってなったら普通はビビり倒しますが、灰賀は嬉しそう。金江と音楽やサークルの話をしてみたかったこともあるけど、セクシャリティな悩み(自分はバイかも知れない)を相談出来たからです。その日から、灰賀は金江のいる店に足繁く通い、バイト漬けの日々。
……金江に会いたい一心で店に通う灰賀ですが、しっかり気持ちは変化しています。金江の客に嫉妬したり、金江の特別になりたいと。でも灰賀の中で、この気持ちが恋愛感情のものなのか分かっていない状態です。
金江の方は、灰賀に気持ちが傾いてきてるな〜って感じです。灰賀に想いを寄せる女子に嫉妬するくらいは好き。その流れで灰賀にエロ仕掛けもするんですから、可愛いですね〜
灰賀の気持ちのモヤモヤが何なのか分からないまま、でも確実に金江を幸せにしたいのが自分だと思ったところで下巻です。続きがとっても気になります。
下巻はハッピーです。最高です!
ぜひ下巻まで読んで欲しいです。