条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
yuki no yousei
お互いに惹かれていく過程が丁寧に描かれていて良かったです。
絵柄も綺麗だし展開も無駄がなく、最後まできゅんきゅんさせられました。
性描写はキスまでしかありませんが、ハグするだけでもドキドキしたしエロがなくても2人の控えめなラブラブな雰囲気?が尊くてもうそれだけで満足しちゃいました。
どちらかというとブロマンスに近いので、初心者の方におすすめしたい作品だなと思いました。
素敵な作品を作ってくださりありがとうございました!
すごく美しい冬の北海道の情景美。ストーリーを盛り上げるために欠かせない美麗で繊細な背景にうっとりしつつ、その中で育まれていく2人の恋心に心酔した一冊でした。
めちゃくちゃ寒い真冬の北海道なのに、恋に浸る成美と春樹の心の中はポカポカとあったか。恋を自覚しても、積極的にいけない恋のもどかしさが何とも焦ったいです。
期間限定での居候だから、いつか終わりのくる2人暮らしだから……恋の展望のその先にあるのは別れだと思ってしまう、成美と春樹それぞれの交錯する想いに胸がギュッと痛くなりました。
"妖精"を撮るまでの間の居候生活は、それはそれはもう温もりと幸せの塊のような時間で、2人暮らしにすっかり馴染んでしまった彼らの距離感がとても素敵でした。
切なげで苦しい心理描写によって、悲しい思いに引き寄せられてしまうシーンもありますが、大事な人たちを失った過去の悲しみを、大事な人を得た喜びと楽しみで徐々に上書きしていく春樹のピュアな恋心はキュンの大洪水です…(〃ω〃)
"妖精"を探しにきた成美は確かに妖精を見つけることができたけど、彼が見つけた妖精は成美が本来求めていた妖精よりもっと愛おしい存在の"妖精"。成美が写した雪の中に佇む妖精の姿は、無垢な美しさが輝いていました。
成美はきっと、この妖精に出会うためにここに来たんだなと…巡り合わされたんだなと。そう思わずにはいられません。
帰る場所がここにある。
迎える場所がここにある。
そんな2人の素敵なエンディングは多幸感の極み。素晴らしい読後感でした。
できるならその後の様子も見てみたい。もっと2人の愛に酔わせて欲しいです^ ^
東京から北海道へ、冬の動物の写真を撮りに来た成美だが、手違いで泊まる所がなく、一人暮らしをする春樹の家に居候することになった。
春樹に対して距離が近い成美に、春樹は引くが、徐々に成美といることに慣れてくる。
成美は春樹を撮る事が増えていき。。。
恋に発展するとは思えないような関係から、少しずつ距離が縮まり、相手を意識するようになると、キュンキュンしますね!
そして、芹澤先生の美しい絵!!
毎回芹澤先生の作品を読むたびに思うのですが、人物の瞳が本当に綺麗で、惹き込まれる。
動物も可愛いくリアルに描いていますが、それ以上に人物の絵が、どのコマも美しかったです。
成美が撮りためた春樹の写真で、写真集出して欲しい!!と何度思ったことか。
絵だけでなく、お話もとっても良い作品です。
芹澤先生の作品にハズレなんてものないのですが、とてもとても素敵でした...
読了後なんとも表現しがたい涙が自然と込み上げてきて、多幸感に包まれました。特に好きなシーンは、成美の瞳越し、フィルム(レンズ)越しにきりとられる春樹の表情。いじらしくて、かわいらしくて己の心も吹雪のように荒れました。成美の目には春樹がこんなにも素敵に映るんだなぁ...と頷けます。
厳しい寒さの中寄り添って温め合い冬を越す小鳥のように、お互い小さく芽生えた恋心をゆっくりと大切に育むような、丁寧で優しい物語でした。その中には淋しさや切なさを感じるエピソードもありますが、読み終えるとなんとも不思議な胸の温かさが感じられるはずです。胸がいっぱいになるとはまさにこのこと。素敵なドラマでした。
なんてキレイなお話なのでしょうか。
相手への気持ちが写真から溢れてくるようで心地がいい作品でした!
季節の中に溶け込む2人。
冬から春へ、暖かくなっていいくように
2人の距離が縮まっていく様がとてもうまく
描かれていました
都会のコミュ力モンスターカメラマン
×
大自然で育つ心が純粋な青年
どちらかが拗らせて心が離れてドキマギさせられそうな
2人ですが、カメラから覗くという行動を挟むことに
より一定の距離があって落ち着いて読めました
エロは無し!このストーリーなら
あまりガツガツ進んで欲しくないから
丁度良かったです!
エロを望んで読むのは違うかなって感じです。
暖炉の前で寄り添う二人、ふわふわ毛布に身をくるんでココアでも飲みながら静かに窓の外の雪景色を眺める。
ポカポカと赤くなる頬。チラチラと、つい目が合ってしまう。
そんな愛がここにある。
「会話がなくても心地いい」
この気持ちを具現化したような作品になっております。
この作品は電子も良いのですが、是非とも紙で読む方をおすすめします。ページを捲った瞬間、あの圧倒的な美しさと繊細さはしっかりと両手で実感して欲しいですね。
絵やキャラもストーリーも、全てに魅力を感じさせる素晴らしい漫画でした。
間違いなくオススメしたいピュアピュアBLです!!
成美さんと春樹くんのなんとも言えない距離感がむずキュンすぎて、、、ちょっと切ないシーンもあったりしますがそれを超えるキュンキュンシーンが沢山あって、読み終わったあとはとても温かい気持ちになれるのでほんとにオススメです〜!
あと絵が本当に綺麗なのでより一層引き込まれました!
真冬の北海道、雪深い田舎町が舞台のお話。
動物写真家の成美が撮影のため春樹の住む町に訪れたことで出会ったふたり。一緒に過ごした時間が優しく気持ちを育んでいくような恋のお話でした。
ちょっと頑固なところがある春樹ですが、彼がそうなってしまったのには切ない理由があって。それがわかるとすごく苦しくなったけれど、閉ざし気味になっている春樹の心を成美が温かい気持ちで包んでくれるので、こちらもじんわりと温かさをわけてもらったような気持ちになりました。
成美との出会いで固くなっていた考え方が変わり、春樹の表情が明るくなっていったのがなにより嬉しかった!
冬が嫌なことを思い出すだけのものではなくなって、ふたりにとって大切な季節になったのもすごく素敵でした。
芹澤先生の作品を読むたびに毎回美しさに感動しますが、今作も本当にすごかった…!
人物や動物はもちろん、冷たく張り詰めた外の空気や暖かな火の温もりなど、温度まで伝わってくるような情景描写が本当に素晴らしかったです。
また何度も読み返したい!と思える作品でした。
いつ見ても、芹澤知先生の表紙時には驚かされて、それぞれ違うテイストで素敵で面白い!!
この作品はまるでシネマ作品の様。
雪積もる冬の北海道に動物カメラマンの成美輝一が『雪の妖精』を撮りにやって来て、農業を営む穂村春樹のカメラを挟んだひと冬の話。
両親を事故で亡くし祖母と暮らす春樹、雪深い北海道に『雪の妖精』を撮りに来たカメラマン成美。コミュ力満点でいつの間にか祖母をはじめ町の人と知り合いに、雪の妖精を撮るひと冬一緒に過ごすことに。
自分とは違い過ぎる成海に少し苦手意識を持っていた春樹だがカメラを教わりながら成美に距離を縮められていく。
春樹の人見知りは可愛いし、ファインダー越しでも愛おしいとわかる成美の撮った春樹、
なんだかんだと春樹を愛しいと思う成美。
雪が溶ける前に『雪の妖精』は撮れるのか、
成美と春樹の互いの思いは、
雪とカメラが繋ぐ一つの恋物語。
芹澤先生の既刊全部読んでいます。今作が一番好きでした!ストーリーにも登場人物の感情にも無理がなくて読みやすかった。絵は相変わらずとてもお上手。カメラと動物と白銀という絵に自信がないと描けない要素をもりもり詰め込んで、作画の乱れなど一切なし。惚れ惚れします。神評価でないのは綺麗すぎる程綺麗だからというか、自分はちょっと傷あるぐらいが好きだったりして、ここまで清らかだと何か一癖欲しくなってしまう。わがままですみません。
初読み作家さんでしたが、とにかく絵が綺麗! 登場人物達の表情もとても豊かで、他の作品への期待も高まりました。舞台が冬の北海道というところも魅力的でしたね。暖かい地域に比べて、辺り一面真っ白な銀世界というのはどうしても孤独や死を連想させる。そんな中、プロのカメラマンとして世界中を駆け回り、人間相手でも動物相手でも心を開かせてしまう圧倒的陽な成美がいると、その空間だけぶわあっと暖かくなったかのような錯覚を覚えます。都会から暖かさも運んできた人。
冬に寂しい思い出しかない春樹は、最初は成美のオープン過ぎる性格に一歩引いていましたが、彼と一緒に過ごす時間が増えるにつれ、徐々に恋しさを募らせていく。成美も、時々塩対応をとられながらも、根っこは素直で擦れてない春樹を可愛いと感じたり、辛い思いをしないで済むようにあえて他人との距離感を保っている彼を満たしたいと感じたりし始める。お互いゲイやバイであるという描写はないのですが、相手に惹かれていくのをこれほど自然に描けるのは素晴らしいですね。キスシーンにこんなに萌えたのも久々かも。濡れ場がなくても、2人のやりとりだけで十分満腹になれました。お互いが撮った写真から、撮った人の被写体への愛情が伝わってくるのが本当に素敵でした。
芹澤知先生の作品大好きなので
こんなの神以外の評価ないですよね!
ゆっくりと進む恋愛ものが大好きなので
こういうの読むとすぐに「ひゃ~」ってなります(笑)
大好き以外ない!
カメラの小道具としての使い方すっごいうまい。
二人の距離感とか表情とか何回でも読み直しちゃうぐらい好き~!
この表紙見て「いいかも」って思った人には間違いなく
刺さるお話なので迷いなく買っていいと思います!
完全に個人的な意見ですけど。
動物がうまいっていうのもすごくいいですよね。
背景の美しさあってこそだと思うので先生の画力が
とっても神レベルだと思います!
雪の妖精まだかな、早く出てこないかな...と思っていたら、ほんとうに最後の最後に出てきてちょっとびっくりしました。
当初の目的だった妖精が、物語が進むにつれて存在が希薄になり、思い出したころにやってくる。
シマエナガだとわかっていても、やっぱり出てきたら可愛いですね。シルエットも顔のパーツ配置も神。
タイトルにもなっているのに、登場シーンは少ないシマエナガ。
最後のシーンは、2匹が寄り添う姿。
この姿が、成美と春樹に見えて微笑ましくなりました。
1年の大方を雪に包まれている世界で、優しく寄り添い生きていく。
静かにじっとシャッターチャンスを伺うような、ひとたび物音を立てれば均衡が崩れてしまうような恋模様。
劇的ではない優しい物語が読みたいときにぜひ。
BL作品によくある男同士が故の障害がなく、また2人の間でゆっくり関係が変わっていきます。
いい意味でBLである必要性を感じない作品と思いました。ただ、男女では成立しない内容なので男同士だからこその軌跡も感じました。
すごく綺麗で素敵な作品ではありますが、自分の肌に合わず萌えを感じられなかったため中立です。
エロなしなのにこのキュンキュンするのたまりません〜。切なくてロマンチックなお話でした。
なんといっても作画が超キレイ!絵がとてもうまい作者さんですね!
ストーリーも重みがあるのに暗くなりすぎなく、なんていっても攻め様の恋する表情がかなり良きでした。ピュア!
受けさんも天然物のかわいさが全開で、攻め様と一緒にかわええー!となって読んでました。
あとは心情描写が美しかった。
音のない静かな世界を表現するのにも、雪が激しく過酷な場所での撮影を表現するのにも、とにかく綺麗でした。寂しさも、温かい人に囲まれる幸福な表現も綺麗!
登場人物もみんな良い人たちだし、久しぶりの無垢な柔らかいお話で心がポカポカしました。この作者様の他の作品も読んでみたいな。
切ない描写も美しいし、静かで温かい愛が溢れているのでBL初心者さんにはいいかもです!
が!!
すみません!正直本当は二人の初セックスもみたかった!!!キレイな作品だけど、これも本心です(笑)
雪国の生活
ゆっくり芽生える2人の恋おこたでまったり疲れたな癒されたいなと思った時いつでも読める本です。
写真で撮った人の心が写り込むは相手に気持ちを伝えなくても見ればわかるって素敵!自分で言っておきながら攻めがめっちゃ好きじゃんって気づくのなんかいいな…。
春樹が成美と出会ってからどんどん表情が明るくなりちょっと(気持ち的に)大人になる様は子どもの成長を見守る親の気持ちになります笑
気になる方ライトBLです
密着度高め距離感バグってる2人を見てください。ハグ大好き
芹澤知先生の作品はこれで3作品目です。
キャラクターを緻密に描かれるのが上手な先生なので、現代作品のほうが合っていると思います。この作品もすごくよかったです。
二人の気持ちがゆっくりと描かれていく、ストーリー重視のBLです。
ラブ度は低めなのでそれを求めている方にはあまり合わないかもしれませんが、私はかなり大満足の作品でした。
二人を取り巻く環境も、心の変化も、周りの景色も・・・映画をじっくり楽しんだ後のような読後感でした。またゆっくりとした気持ちで読み返したくなります。
とっても絵がきれいですね。表情や風景や背景などとっても素敵です。
成美のコミュ力お化けぶりがすごい!でもちゃんと距離のとり方ややり取りが薄っぺらくなくて、人柄を感じられます。
閉ざされた春樹の世界にやってきた開拓者ですね。自然体で明るくて賑やかで、いつのまにか春樹もすっかり慣れて。
成美の写真に影響を受けて。
あの写真の鳥のような二人でしたね。
雪よ溶けるな春よ来るな!な春樹。淡々と毎日が過ぎて。春樹が踏み出して成美の帰る場所になって。本当に良かったです。
好きな人ばかり撮ってしまうのも微笑ましいですね。
この町にいてあの家にいても、もう春樹は外の世界に行けましたね。
芹澤知先生の「秘め婿」に凄くハマったのですが、こちらの作品はどちらかというと「グレープフルーツムーン」に近いと思いました。
画力は相変わらず凄いですが、LOVE度はかなり低めだと思いました。
美しくて厳しい自然の描写は文句無く素晴らしかったですが、これがBLのカテゴリーに入るかと問われたらとても疑問に思ってしまいました。
BLに必ずしもエロは要らないと思っていますが、それでもどうしてもお互いに感じる劣情くらいはあっても良かったんではと思ってしまいました。それを写真という形で表したのかもしれませんが…。
最終的に輝一が春樹の家に引っ越して来る形に落ち着いていました。身体の関係が無いのに恋人で同じ家に住むという違和感に、手放しで高評価を付けれませんでした。
雪景色や動物の絵が芹澤先生の個展に行っているかのようでとても美しかったです。
背景や動物だけでなくキャラクターの表情特にテレ顔などの顔が真っ赤になっている表情は見ていてとてもキュンキュンしました。
ほっんんとに2人とも可愛いのよ(*´艸`)お互い初心ってぽいのとかこっちまでドキドキしてくる本当尊すぎ。
そして、芹沢先生の絵が美しい。雪のふわふわした感じがすごい伝わってくるし、妖精さんや他の成美さんの撮る動物達もリアルで可愛いのが最高。
個人的にとっても続編が読みたい作品。冬にぴったり!!
生活を営む暖かさや大切さ、人の縁のお話でした。前作が卑弥呼なんて信じられません(大好き)。
雪に埋もれて死に面したり、二人っきりで雪深いログに一晩…なんて展開は無く、お話やキャラクターはそこまで濃密ではないのですが、モノクロの漫画に人の体温や外の冷たさを感じるとっても鮮やかで美しい紙面でした。
特に、こんなに丁寧で「あーこれ積もるわ」なボタ雪の表現は私初めて見ました!
雪深い地域はまさしく「檻」の表現の様に制限をかけられ嫌な気持ちになることもしばしばですが、こんなにしっとりじっくりと冬景色を描かれ、肯定して前向きになれるお話を作っていただけるなら、雪国も満更でもない部分もあるなと思えました。ちょっと個人的には綺麗過ぎるお話でしたが、冬の休みにココアを飲みながらまったり読める一冊です。
全てが美しい。景色が美しい、動物が美しい(タンチョウ好き!)、ゆっくりと静かに二人の間の気持ちが重なっていく模様が美しい、そして顔面が美しい。絵が綺麗すぎてため息しかでない。そんなに凝ったストーリーじゃないと思うけど読ませる、途中萌えすぎて頭を抱えて狭い部屋の中行ったり来たりしました、心が洗われる。すごいいいもの読ませてもらいました。物理的接触が多いわけじゃないけどすごく満足です、この余韻にしばらく浸ります。
真っ白で寒々しい雪景色の中、手を繋いで寄り添う二人に
読み手の心だけはじんわりと温められる優しい読後感でした。
北海道の田舎町に住む孤独な青年・春樹はある日、
都会からやってきた動物カメラマンの成美と出会います。
ひょんなことから成美は冬の間、春樹の家に居候することになり…。
人見知りな春樹と誰とでもすぐに打ち解けられるコミュ力おばけの成美。
自分とは真逆の成美にはじめこそ野生動物の如く警戒する春樹でしたが、
いっしょに暮らす中で成美の見せてくれる新しい世界や優しさに触れ、
少しずつ惹かれてゆきます。
特別な事は起こらず、描かれるのは冬限定の二人の穏やかな同居生活のみ。
文章にしてしまえばとてもシンプルなストーリーにも感じられますが、
その分二人の気持ちの揺れや変わりゆくさまが丁寧に描かれており、
読み手の心にも沁みるのです。
冬が終われば離れるとわかっているからこそ、深入りしちゃだめなのに。
だけど、気付けば既にどうしようもないくらいに惹かれてしまっていて…。
もはや引き返せないくらいに育ってしまった恋心と臆病が拮抗する二人に
切なさがこみあげてきました。
成美がカメラマンということもあり、キーアイテムとして
カメラを使う場面が頻繁に出てくるのですが、レンズを通して
相手を見ることで気持ちを自覚したり、シャッターを押す度に
気持ちが募っていったり、と作中でのカメラの使われ方が
とてもロマンチックで素敵でした。
ストーリーやキャラクターの他、絵も素晴らしかったです。
雪一つとっても荒れた吹雪、空から舞い落ちる柔らか雪、と
どれも一粒一粒が違っていて、その精緻さに驚かされました。
物語の舞台自体も架空の街でしたが、景色や積雪量、そこに出没する
動物の顔ぶれから、道民であれば、あの辺りかな…と具体的な土地が
思い浮かんでしまう程のリアルさでした。
最後に明かされた“雪の妖精”の意外なオチにはくすりと笑ってしまいました。
一体どんな幻の動物かと思っていたら…なんだ、あの子だったの( *´艸`)
そして、タイトルが示すもう一つの“雪の妖精”の正体にもぐっとくるものが。
ここでタイトル回収されるんだ…とその秀逸さったらもう!
描き下ろしでは本編のその後の甘々な二人が少しだけ垣間見れますが、
出来るならさらにその先が見てみたかったです…!
ただ、本編では恋人になった後も冬しか会えず、離れている時間の方が長い
二人に寂しさを感じていたので、この描き下ろしが見られて本当によかったです。
想いが通じても尚、片田舎で成美の訪れを心待ちにする日々を送る春樹に
胸が締め付けられていましたがこれでもう寂しいことなんかないねっ( ノД`)
最後までキス止まりの二人でしたが、離れていてもいつも互いを想い合う
二人のラブが溢れていたので、エロなしでも十分すぎるくらい満ち足りた
愛を感じられました。
完全にプラトニックというわけでもなく、その後の進展をやんわりと
匂わせる発言もありましたしね…!
そこは妄想で補うことと致します♪
厳しい冬の北海道の雪の世界に、さまざまな野生動物が描かれた中で、出会った2人が少しずつ仲良くなっていく、優しい話でした。
普通なら出会う事もないような共通点のない2人が、少しずつ惹かれあっていく過程がすごく丁寧に描かれていて、優しい気持ちになりました。
カメラ越しに見る相手の事が、気持ちを物語っていて、何だかこちらもドキドキします。直接では見れない気になっている相手も、レンズを通してなら素直に見られるというのがよく分かります。
お別れが近づく頃には離れがたくなっていて、2人が出した結論にもうるうるでした。
それからの描き下ろしがまた良かったです。
せーので言いあう所とかも、イチャイチャしてる所も最高でした!
とっても素敵な作品でした。
背景までしっかり美しい作画で、動物の絵もお上手で見応えがあります。
東京から北国の片田舎に撮影に来たカメラマンと、地元の若者のお話です。
偶然出会った彼らが居候をさせてもらって、距離が縮まっていくストーリーなのですが、安易にくっつかずに、生活を通してお互いを少しずつ知って、好きになっていく過程があったかくてじんわりしました。
成美は人付き合いが上手いほうだけど、案外他の人の気持ちに敏感で少し臆病な部分もあるキャラクター。
一方春樹は人見知りであまり感情をあらわにしないけれど、芯のしっかりとした子なんですよね。
登場人物のコントラストが良いなと思いました。
写真は心を写す鏡で、撮る人の心が写り込むんだそう。
お互いばかりを撮り合ってる2人の写真が見たいなぁ。
凄くいい顔してるんだろうな。
作者さんの作品でまだ未読のものも読んでみたいです。
北海道に撮影で訪れた動物写真家の成美と北海道で暮らす青年春樹が紡ぐ心温まる冬の物語。
おばあちゃんは近くにいるけれど、両親との思い出の詰まった家にひとり住んでいる春樹。
成美と出会い共に過ごしていくうちに家の中に温かさが灯って、成美にどんどんと惹かれていく。
雪解けが待ち遠しかったはずなのに、成美と離れてしまうことになる春がくることが憂鬱になってしまう春樹の気持ちがせつなくて。
そんな春樹に成美の心も揺れ動いていく。
写真、カメラというアイテムが要所要所でとても効いていて、ふたりの心の距離が近づいて惹かれ合っていく過程に上手く絡んでいました。
雪のようにしんしんと少しずつ積もり募っていくふたりの恋心。
雪のように解けてしまうことはなく、しっかりと温かく繋がったまま。
穏やかで幸せそうな春樹の笑顔に胸がジーンとしました。
キスのみなんですけど、逆にそれがふたりらしくて微笑ましいです。
キャラはもちろんですが、動物の描写も綺麗ですし、雪の舞うシーンがキラキラと幻想的で、雪の妖精さんも可愛すぎました。
北海道のしばれる寒さを感じつつ、ふたりの純粋な恋にじんわりと心が芯から温かくなるような素敵なお話しでした。
ちょうど雪の日に読んでほっこりさせてもらいました。
出会いから正反対だな~とわかるふたりで
陽キャな成美さんと徐々に打ち解けていく春樹くんがなんとも可愛かったです。
雪解けするにつれてふたりの距離も近づくのに春が来たらお別れなんて…春よ来ないで…と思いながら読んでいました。
過去があるからこそ変わりたくない春樹くんと外の世界を提案する成美さん。
すれ違うところはそれぞれの気持ちが分かるからこそ切なくなりました。
両片思いだったわけですが、カメラ越しの視線が良くて、お互い撮りすぎてて大好きだよね…。
告白の返事をすぐにしないで時間差でっていうのが、すごく良かった~~。あざとくない上目遣いがずるい~!きゅんきゅんする。
春樹くんは友達カプともどこか距離をとっていたけど、成美さんが帰ってきたクリスマスにみんなで過ごしてるの見てじーんとしちゃったな。
なんだか気持ちが良いくらい純粋なお話しだったのでえちなしでも満足でした。
とか言って薄い本がもし出たら絶対買います。笑
本屋さんで表紙が美しくて目を引いて購入しました。
すごく良かったです。表紙買い成功でした!
東京から撮影のために北海道にやってきた動物カメラマンの成美さん。コミュ力高くお洒落でイケメン。そしていい人。
北海道に住む農家の春樹。人見知りで、素朴。
成美さんが春樹の家に冬の間居候することになるのですが、その流れも自然ですっと読めました。
同居するうちに、徐々に距離が縮まっていくのですか、感情の変化も丁寧に描かれていて引き込まれました。
春樹は両親を亡くして、田舎に住んでいるのですが、決して閉鎖的なトラウマのような状況ではなく、周りの人の優しさや想い出に支えられ、春樹自身の強さで生きていて。優しい世界だな、と心がホワっとしました。
ほんとに絵がお上手で、動物もデフォルメしたものではなくリアルな絵でとても素敵した。ストーリーも好きですが、絵だけでも見ていられそうです。
絵が綺麗すぎると話が入ってこない事もあるんですが、全くそんなことはなく、感情が伝わりやすかったです。
エロがないからわからないのですが、攻め→成美さん、受け→春樹ですよね?その後の関係も見てみたいです。
絵がとにかく美しくてその世界観にうっとりします
穏やかに心がほぐされていく、柔らかくなっていくのが感じられる素敵なお話
少しずつ近づいていく二人がとても可愛いです
日常を共に過ごす中で惹かれ合うのはすごく尊いですね
カメラ越しの視線は大胆になってるのもすごく微笑ましかった
二人にはお互いがこんな風に見えてるのかと思うときゅんきゅんしました
周りのキャラもみんな優しくて、可愛くて読後感がすごく良いお話でした
冬の妖精さんが可愛すぎる
タイトルがもう。盛大な出オチ感満載なんであるからして。ここはもう、丁寧に紡がれた萌えをひたすらに楽しむ。
成美さんは、雪国の「妖精」を探している動物写真家だ。だからこの地に、旅をしている。この地で出逢った、無垢な青年・春樹こそがいつか。成美さんの「妖精」だと言いたいのだろう。
芹澤知先生の作品は読んだ気がするな、と思ったら最近読んだ「秘め婿」の作者だった。こんな言い方をして合っているかどうか分からないが、丁寧な筆致だが、ややクラシックさを感じられる画だ。なので、あの時代物感にはとてもフィットしていたかと思う。現代ものとしては、ややクドいのだ。けれども、この独特のクドさは、逆にトレンドを感じさせなくて。いつか後世に振り返って見た際には、いわゆる旧さを感じさせないのでは無いだろうか。最近ちるちるのトピで、「旧い、もしくは古さを感じさせる画は読めない。」と語る姐さんも居て、物議を醸しているが、芹澤知先生の作品は、そういう意味では、時代を感じさせないで残って行く作品なのだと思う。
成美さんの被写体に愛を込める写真が好きだ。その姿勢が好き。私も常々そう感じているからだ。自分を撮られた写真を見てもそう思っている。良く撮れている、あるいは自分が気に入っている写真には、撮ってくれた人の愛情を感じるのだ。逆にあまり気に入らない出来の写真を見ると、「この人は私を(或いは被写体を)好きでは無いんだわ。」と、ガッカリしさえする。おかしな話だが、私は大真面目にそれを信じている。だから。成美さんの写真が、どれもこれも。春樹を撮った写真がどれもこれも。萌えの塊で。愛情ダダ漏れで。最初は、本人に見せられていたものの、恥ずかしさに見せられなくなって行く、というのがよく分かる。そこには、盗撮めいた瞬間も有ったかも知れないが、日常の何気ない仕草を切り取ったそれには、告白より明白に、愛情が溢れていたのだから。
春樹が幼馴染として育った翔太と佳奈美は、たった3人きりの同学年だという。
成美さんはもっと深い限界集落に旅した事もあると言っていたから、若い人も少ないけれど、老人も助け合って生きているこの鹿歩町は、まだ。雪深いとはいえ、人々の息づく町なのだ。
両親を雪の日の事故で亡くしてからというもの、引きこもりがちな春樹を心配する幼馴染は、成美さんに「春樹を連れ出して欲しい。」と頼む。
そういう未来も実は少し予想していた。外の世界から現れた闖入者は、雪に閉ざされた心ごと、外へ未来へと連れ出してくれるのだと。
けれど。春樹は、自分はこの町の役に立っている、お年寄りの為に、雪かきをして。生活の補助をする若者がこの町には必要なのだと成美さんに説くのだ。
そこで私は、あっ!と驚かされてしまう。若者が、都心やそれに準じた都市に集中するのは、何だか当たり前の様に思っていたから。
春樹はただ閉じこもっていたわけでは無いのだ。
成美さんは、後ろ髪を引かれながらもこの地を後にする。
やがて。この町は、春樹の生きる家は。世界中を旅しながら写真を撮る成美さんの、帰る場所となる。拠り所となって行く。このあたりも、テレワークや働き方が多様化しつつある、今っぽい選択だなぁ、と感じ入る。とてもいい。確かに成美さんは世界中へ出掛けてしまうけれど。必ず。
春樹の元へと帰って来るのだ。
成美さんが切実に探していた「雪の妖精」。それが「青い鳥」と同じく、隣のおばあちゃんの家の庭に訪れていたというオチもいい。幸せはほんの身近にあるものなのだ。
しんしんと積もる雪が。ゆっくりと解けて、やがて春になる様に。
心が近付いて行く様子もとても味わい深いものでした。
心が惹かれ合うまでを描いているから。エチは無いのでした。
一つだけ。疑問が。成美さんの撮った素敵な写真で、雄同士のつがいの2羽の背中に雛が乗っている、というのがある。あの雛は、誰の子供なのだろうか。
どこかではぐれた雛を我が子の様に育てているのだとしたら。ちょっと素敵だな、と思っている。
雪の中に寝転がる2人の美青年の姿に一目惚れでした。画風が美しい。雪のようにひたすら美しくて優しいお話です。
真冬の北海道良いですね。道民の方は大変でしょうが、九州人はどうしても憧れちゃいます
偶然の出会いが必然になってしまうお話です。春樹がとても美しくて可愛らしくてまさに妖精さんのようでした。漆黒の髪と大きな瞳が魅力的
成美さんも、コミ力高そうに見えて実は寂しがりや?寂しそうな優しそうな笑顔が素敵です。お互い守って守られて、素敵なカップルになりそうです
シマエナガはとても好きで、可憐で可愛らしい小鳥ですまさに森の妖精という名にふさわしい…
離ればなれになっても2人はラブレターのように写真を送り会うとこが良いですね。
でも2人が帰るところはいつもひとつ
もっと2人のイチャイチャが見たかったですが、これはこれで満足です。
また続きがあったら良いなと思う癒される作品でした
1人に慣れてしまっていた春樹が成美さんと出会いどんどん心を開いていく姿が素敵でした。
1度成美さんがしばらく家を出てしまっていた時の春樹の寂しさがカメラという物を通じて余計に伝わってきました。
そこから会えた時の幸せそうな顔……これは可愛いよ…守りたい…(笑)
エチシーンはほぼないですが、ピュアで雪景色のように綺麗な作品で私の中ですごく好きな作品になりました。
同棲してからの2人のイチャイチャエピソードもみたいです!
ある日、雪の妖精を探しに来たという写真家(成美)に出会う春樹。
泊まる予定だった宿が手違いで予約出来てなくて車中泊すると言う成美に
俺の家で良ければどうぞと誘います。
雪解けまでの滞在になると言う成美に、家の手伝いを条件に泊めることになります。
そこからゆっくりゆっくりと進む二人の恋のお話です。
春樹の過去にすごく胸が苦しくなりましたが
登場人物がみんな優しくて
心にジワーっと広がるお話でした。
語彙力がなく上手く言葉にできないです。ごめんなさい。
エッチはなく、キスまでなのですが
そこにいくまでのお話が非常にきれいに描かれており
エロが全てではないな…と改めて感じさせられました。
冬に読みたくなる作品です。
最初から最後まで素敵でした〜!
もっとこの2人の様子を見守っていたいほど素敵な世界で、読み終えてからうっとり余韻に浸っておりました。
キスまででエロなしです。
ストーリーが優しいのでむしろなくてよかったなと思う作品でした!
春樹のおばあちゃんや友人も登場しますが、2人の様子が堪能できる一冊でしたし、かわいい鳥や猫やキツネもみることができておもしろかったです。
芹澤知先生は絵がすごく綺麗で、絵だけで話の内容がわかるのでは?と思うくらい表情で感情が伝わるし、成美が春樹の写真を撮りまくっていましたが、春樹が自然体でいろんな表情をふいにみせてくれるので写真に収めたくなる気持ちもわかりました!
2人とも綺麗な顔で私からすればこの一冊が2人の写真集みたいなものでした!
お土産のタンチョウくんの使い方がとても好きでした!
※ネタバレ回避したい方はご注意ください
Cannaコミックスさんなので基本カラミはありません。
でもそんなの必要ないくらい本当に繊細で素敵な作品でした。
キャラの感情の動きや惹かれ合う様子、距離の縮まり方、ストーリー展開、伏線回収、結末まで本当に素晴らしいと思いました。
知先生はご存じの通り本当に画力が高く絵が素晴らしすぎる作家さんなのですが絵だけじゃない!とこれでもかと実感させてくれる作家さんだと思います。
本作もキャラ絵、風景や背景、動物まで本当に美麗でまるで画集やアートの様です。
そして本編も冬が憂鬱な春樹の心が変わって行く様子、
成美によって外の世界に連れ出されて行くのですがそこに至るまでの出会いや変遷が凄く良かったです。
春樹の背景はいつも冬が大切な人を連れて行くと言う、冬が憂鬱になるものなのですがそんな彼が成美との出会いでこの冬は長く続いて欲しいと思う所が良かったです。
成美もまた春樹との出会いで彼に惹かれて行くのが良かったです。
元々距離感ゼロな陽キャ属性なんですがそれでも最初は春樹に対して小動物が懐くいてくれる可愛さみたいな感じでそこに段々とそれ以上の好きという感情が募って行く感じが良いなと思いました。
そして「雪の妖精」というタイトルの伏線回収も素晴らしかったです。
描き下ろし、特典リーフレットや小冊子も本当に素敵だったので可能なら確保される事をお勧めしたいです。
絵良し!キャラ良し!ストーリーよし!の3拍子。
全体的に本当に素敵だなぁと思える作品で凄く良かったです!