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oujisama no hanryo ha batsuichi arafwo
「王子様の伴侶は憂鬱なハニー」のスピンオフ元で、あちらの攻めの弟の話。
めっちゃ良い話で大満足でした!
当て馬は間違いなくスピンオフのあの人だな。
スピンオフでも思いましたが、この作家さんはテンポがいい!
ギャグのノリも良く、テンポよく畳みかけてくるのでスイッスイ読めます。
そしてやはり絵がキレイ。
なにより特筆すべきはスイッチ入った時のヘタレ攻めの色気(1話にも出てきます)ーー!!
ガン萌えしました。
これぐらいの年齢(36歳)でこういう色気のある人、いますよね・・・
この歳の「もう若くない」諦めの部分と、それでも「将来の夢をあきらめきれない」部分を表現する絶妙なさじ加減が素晴らしいです。
「攻めの性格が嫌」「電話はありえん」という声もありますけど、私自身は「どこがー?!」と思いました(個人の感想ですよ)。
離婚後も友人関係を続ける元夫婦は普通にいるし、むしろ電話で私の中での彼の好感度は上がりました。
しかも正装!(尊タヒ)受けは最初女っぽくて嫌だなと思ったけど、こちらも正装・・・くっそイケメン・・・
しっかし修正甘いな?!どうした?!w
唯一、○○の正しい意味を伝えるタイミングがどう考えてもおかしいのがモヤっとしました。
それまでも約束関係なく何度もしてるのに。
でも元嫁も良い人だし、とにかくあらゆる意味でめちゃくちゃオススメです!
白松さん著作では一番人気の「不器用な白衣の脱がし方」が展開がありえなさすぎて個人的に合わなかったのですが、もっとこちらの作品の方が読まれてほしいなぁ・・・。
中近東あたりの褐色王子といったら、筋肉ムキムキのスパダリを思い浮かべがちですが、この作品の王子はとても可愛らしい王子様です。
そしてもちろん受けです(^ ^)
天真爛漫で純粋な王子のニコが、しがないアラフォーの巽に抱かれてしまうことから始まっていくお話です。
ニコの国では身体を交わすと伴侶になる決まりがあるようで、ニコはもう巽に首ったけ。巽の方はなし崩しで抱いちゃったことを後悔しますが、ニコが巽に健気に尽くし、ワンコのようにタツミ、タツミ〜とじゃれ付くうちに、ニコに癒され気持ちが傾いていきます。
巽の小説を気に入り、夢を応援するところも巽の気持ちを揺れ動かしたキッカケですね。
王子なのに偉ぶらなくって、しかも素直に真っ直ぐに気持ちをぶつけてくるニコに絆されていく巽の想いの変化が手に取るように分かって面白いです。
パーティで正装した2人の姿はとても美しかった…。作者さんの絵柄の美しさが非常に引き立っていたなぁとウットリしてしまいました(〃ω〃)
見た目も性格も可愛い王子に最後までメロメロです。
あのお付きの者は、いつでもどこでもシュッと現れますが、エッチのときも側に控えているんだろうか…と、いらんことをドキドキ考えてしまいます(笑)
伴侶、というからにはゆくゆくは結婚式を挙げたりもするのかな。王族なので派手な式になりそうですが、あのニコが育った国ならば両親やきょうだいたちも良い人たちなハズ。きっと幸せな未来が待っていることでしょう^ ^
ちょっぴり切ないシーンもあるけど、くるくる元気に動き回る王子に癒されるお話でした。
絵もきれいだし、ストーリーも良し!読後感もグッドな素敵な作品でした。
外国の王族さんにうっかり見初められた攻めさんって、案外今までにもあるんですよね…。こも先生とか、小説だと砂床先生とか。
その場合、むしろ受けさんの方が関係を進展させることに乗り気でーというパターン。今作についてもそうです。
なので、ある意味パターン化されているあらすじに対し、どうオリジナリティを入れるか、という訳ですが…。うーん。
いっそ白松先生らしく、いつもの天然さんな攻めさんとかで作って欲しかったなあ。今回バツイチアラフォーという攻めさんだったので、やっぱり現実的というか。なので、白松先生らしくない…というか、白松先生独自の話っぽくないというか、誰が描いてもそんな話になるよね、みたいなド定番な感じに落ち着いちゃってるかなあ、という残念さがあるというか。うーん、惜しい。
白松先生は作家買いさせていただいてるんですが、陽!って感じの攻めさんが好きなので、そういうのが読みたかったなあ~。
バツイチ年上男性×褐色肌の王子様の組み合わせとのことで、一体どんなお話なのかなと関連作発売を機に読んでみました。
まず、ニコことニコラティヴェール王子がすごくかわいい。
パッと明るくなったりしょげたり、一喜一憂が全部表情に出る感情表現が愛らしくて、そりゃあこんなにかわいらしかったら王様も末っ子をのびのび育てたくなっちゃいますよね。
そんなラシード王国の観光大使を務めるニコが日本を訪れ、危険な目に遭いそうになっていたところを助けてくれた巽を気に入り、観光ガイドブックを作るお手伝いをするお話。
…かと思いきや。そちらも間違いではないのですが、どちらかというと酒に酔った勢いでニコを抱いてしまった巽のほだされ記録といった印象の方が強いかも。
亡き日本人の母から聞いた、母の生まれ故郷の生活を知りたかったニコ。
巽の家にちゃっかり居座り、畳にお風呂に宴会にと、やってみたかった日本的なことをひたすらにエンジョイ。
その流れで、酔いが回った巽がニコに誘われて抱いてしまうんですね。
ラシード国では一夜を共にした相手を伴侶とする古い慣習があると聞き、さあどうしようと戸惑う攻めと、いけいけドンドンな受けの図の攻防戦が見どころでしょうか。
うーん、良くも悪くも純粋で真っ直ぐな受けのニコはかわいかったのですけれど、攻めの巽がちょっと私には合わなかったかなあ…
バツイチでおそらくノンケのように見えるのに、勢い余ってサクッと抱いてしまうのか?と思ってしまったり、2回目も指だけとはいえそんなにあっさりいってしまうものなのか?と疑問が残ります。
後から小説に関する良いエピソードが出て来ても、なんだか前半でもやもやとしてしまったものですから、ニコはなんで巽が良いのかなと不思議に思えて仕方がなかったです。
ニコがとても愛らしいだけに、もう少し攻めの良さを前半から活かせていたのならもっとグッとハマる作品になったかもしれないなと惜しい部分が多々ありました。
攻めは合いませんでしたが、天真爛漫な褐色の王子様をしっかり堪能出来る1冊ではあると思います。もうひと息ほしかったです。
白松先生の作品は「お狐様の初夜は甘くない」に続いて2冊目でしたが、今回も合わなかったので再び中立とさせて頂きます。
褐色の王子受に歳上バツイチ攻の設定に惹かれて購入しました。でも何ていうか最後まで攻の巽に好感が持てませんでした。
彼の卑屈さも嫌いでしたが、後半に別れた妻に連絡してたところで更に嫌いになりました。
簡単に王子と寝たのも興醒めでした。
この作品の何処に萌があったのかと謎です。
切なさも無ければ盛り上がりも無いです。
途中で出て来た当て馬みたいな男の存在も中途半端でした。彼はいったい誰なの?
新人作家かなと思ったら2014年にはデビューされてました。
つくづく合わないと思い、買って後悔しました。