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teoi no lion toraware no bambi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
スクールカーストってのが、中高生から遠く離れすぎてピンとこないんだけれど(昔はヤンキーといじめられっ子以外に区別なんてなかったと思うので)葛城がみんなの真ん中でてっぺんにいることに納得がいくキャラクターで良かった
彼は裕福な家庭で育ち、遺伝的に優れた物を受け継いでいる
それでいて末っ子で愛されて育ったことが見受けられる
ケガで夢を諦めていたりしているのに、好きだからって理由で打ち込むことをやめないようななんか凄く魅力的な人物
成績で2位になったときの様子からも捻くれたところがないのがよくわかる
ただ、自分の方から先に好意を持つことに慣れていなくて勝ちの意味を間違ったまま獲物として捕らえてしまったのね
きっと、その状況を悔いていたんだ
事故にあって、気になってたってことまでは記憶があって、知らん間にうまいことやれてた自分のこと疑いもせず、本来の好意を表す機会が訪れてラッキーだった
更科も「好きな人の家族の話」とか、状況に乗じて気持ちを表すときに素直な言葉で言えてて良かったよ
こじれずに済んだ
更科はお母さんの記憶はないんかな、甘えないように暮らしてたみたいだけれど、学力が高くなる方向にばかり影響したみたいで、医者になれそうだし良いね
二人共が頭が良くてバカな選択をしないからなのか、割と色んなことが詰め込まれてる割に最適な道程で上手く行ったみたいな感じ
指輪がステキじゃなくて変に目立つ感じなのが高校生らしくて可愛かった
カーストの頂点にいる玲央と、特待生で真面目な花鹿とのお話。
一人でしているところを玲央に見られた花鹿は、それをネタに脅されてー…。
ここまではよくあるお話といえばよくあるお話なのかもしれませんが、
その後玲央がまさか記憶を失うなんて思いもしませんでした。
お話はどうなっていくの!?と、夢中で読みました。
幸せだから記憶を取り戻して欲しくない花鹿。
そんな彼の気持ちを考えると切なかったです。
このまま身体を繋げるとなると、花鹿がもっと悲しい気持ちになっちゃうから嫌だなぁと思っていたのですが、
身体を繋げる事になったのは、全てが解決したあとだったのでよかったです。
玲央もちゃんと元から花鹿のことが好きで良かった〜!
描き下ろしで花鹿がピアスをつけていたのですが、
これは玲央が開けたのかなぁと勝手に想像してニヤニヤしました(*´ω`*)
幸せなお話を読めてよかったです♪
カースト上位肉食獣(玲央)×下位草食動物(花鹿)という、BLらしい設定でした。下位と言っても特待生になるくらい学力は高いんですけどね。でもなぜか自信がなくて、オールマイティーな玲央に憧れて…あんまり見ないようにと避けていたら、玲央の方が花鹿を気になっちゃったっていう。
両片想いからの無理やり関係からの記憶喪失からのハッピーエンド。パターンではありますが、王道だからこそ楽しめるものもあると思います。
地味受け好きには花鹿はたまらなく可愛いですね!束縛強そうな玲央ですが、自信のない花鹿にはぴったりじゃないでしょうか。しっかり甘やかされてほしい。
じつは絵は好みじゃないし、何となくスッキリしない部分があるのよね~と
すぐポチるのを躊躇ってしまう作家さまなのですが
ジワジワ良いお話だった・・・と嚙み締めちゃって結局ポチるのよね。
今回は割とすぐにジワジワ切なくて泣けてしまった!
アップテンポな展開で、物足りないとかついていけないと感じる方もいそうですけれど、私にはこの疾走感心地良かった。
表紙から見てお分かりの通り、ルックスも良い受けは底辺という程の事は無く、とても成績優秀な上にそれを維持していかなければならない特待生の為勉強ばかりしておりますが、一般市民の範疇です。本人が底辺と卑下しているだけで、他の登場人物達からも蔑まれたり不当な扱いを受ける場面も無いです。
攻めはホンモノ THE TOP OF TOPS です。
受けは一貫していますが、攻めは最初の出会い編→事故の後遺症編→解決編と態度や性格に変化が起こりますが、素の状態が後遺症編なのでしょう。ですのでこの話のその先は解決編→後遺症編の二人になるのは間違いありません。
スクールカースト上位の葛城をなるべく視界にいれないように、意識しないようにと過ごしていた花鹿。
その理由は、勉強に集中したいからではなく
近付いたら惹かれるのを止められないと
自分で悟っていたからなのでした。
意識しないようにすることで逆にその存在は大きくなっていき…
遂には学校で彼の名を呼んで自慰。それを撮られて動画をネタにエロの強要…
そして葛城が事故で記憶喪失になるという急展開っぷり。
記憶がない中での甘いやり取りや
俺様だった態度が嘘みたいに優しい葛城が見れたのは良かったですが
色々と設定が詰め込まれているぶん
ひとつひとつが薄い印象になってしまったかなと感じました。
でも葛城が花鹿をすごく溺愛しているのは伝わってきたし
花鹿が前向きになろうとしている姿も見られて
最後にきちんと幸せそうなふたりになっていたのは良かったなと思います。
スクールカーストものBLって、難しいですよねえ、、有名すぎるキングオブスクールカーストなマンガが、ありますから、、。キャラが好きになれるかが、楽しめるかどうかのポイントです!
ライオンとバンビ、というワードがあったので、今流行り?の獣人×スクールカーストものかな?と思い読みはじめましたが、攻くんと受ちゃんの名前(レオくんとカジカくん)からきてるのであって、獣人ではありませんでした。
レオくんは神様がいろいろ与え過ぎちゃった典型的なキングタイプ、ですが、それ故に知らないところで妬まれたり、見た目で判断されがち。一方のカジカくんは、特待制度で入学したガリ勉の底辺(本人曰く)カースト。ゲイだと自覚していて、レオくんを見ると好きになっちゃうので視界に入れないようにしている。
はじめは脅されてはじまった二人の関係が、レオくんの記憶喪失によってあまあま展開へ。その後、記憶が戻ったレオくんは…という流れ。一冊の中で完結しているのでどうしてもジェットコースターになります。
強気で俺様(でも本当は努力家)なキングと、自分に自信のないブレイン、という組み合わせが好きな方にオススメです(ツンデレ好きなのでちょっと評価低めです)。
カースト上位の秀才イケメン×地味な優等生
カースト設定はあまり生かされてないような気がするんですけど...受けの弱み(?)を握った攻めが記憶障害により受けと付き合っていると思い込んだままお話が進みます
受けは攻めのことが好きなので罪悪感がありつつも付き合っている程で過ごしています(受け可愛いです)
記憶障害(記憶喪失)系のお話って、付き合っていたことを忘れるとか、自分が男性と付き合うはずがない!とか、カップルにとって悪いイメージがあると思うんですけど、今回のお話は逆で新鮮でした!
内容もしっかりしていて、読み応えがありました!
↓ネタバレ含みます。
単話配信の時に試し読みしてから気になっていて、単行本が出たら絶対買おうと心に決めてました!私は健気受けがとにかく大好きなのですがまさに好みの健気受けで最高でした。また好きな設定ランキング上位に入る記憶喪失ネタもありタイトル通り受けの属性とダブルで刺さりました。
今作の魅力はとにかく花鹿君の健気さだと思います。特に中盤の葛城が記憶障害を起こし自分と付き合っていたと勘違いされている中での、このままがいい、終わってほしくないと願う姿が可愛いです。記憶が戻った後の、いつか終わると分かっていても葛城の言動が嬉しかったのに…と泣くシーンでは切なさにギュッとしました、こういうの大好きです…。最後はちゃんとハッピーエンドです!健気受けには特に幸せを願わずにはいられません…。
攻めの葛城は基本完璧であるものの花鹿に対しては脅して自慰を見せることや素股を要求するのはちょっとヤバい奴感が最初ありました。ただ本番は付き合うまではしていなかったのでとりあえず良かったです。色々リセットされた記憶障害中は優しく甘々で、記憶が戻った後謝る花鹿に俺もごめん等よりまず「なんでお前が謝るんだよっ!?」と言ってくれたのが個人的に良かったです。記憶障害中の優しい葛城は記憶障害で人が変わったためというわけではなく、記憶が戻った後も続行してるみたいで良かった。これからは少し意地悪、基本溺愛攻めで花鹿君を幸せにしてあげてほしいです。
今作のおかげで改めて健気受けの良さを再認識しました、やっぱり大好きです。カバー下の葛城ベタ惚れっぷりも良かったので読後には忘れずに見てみてください。