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te wo nobashitara tsubasa
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大学生の力良は人が空を飛ぶという夢を叶えるため研究に没頭するも、なかなか成果があがらず周りから理解もされなかった。そんな時超優秀な編入生里見と急に距離が近づく事態になり…。
美しくどこか冷めた瞳の里見が抱えている秘密、それを知った時に力良はそれでも一緒にいたいと思って。「普通」ってなんなのか因われずに、お互いの存在が支えであり希望になる2人の関係がとても素敵。
里見には訳ありで上半身に大きなタトゥーが入っているのだけど、これがまたすごく美しくて切ない。同じ未来を見つめて歩む2人の姿が、実に尊くて愛おしい。
攻めはめっちゃくちゃ苦労人ではすまされない予想以上の闇を抱えているお方だということはわかったんだけど、「背中に浮かぶ闇と希望と再生の物語。」を作りたいという趣旨で生み出されたキャラの範疇を超えてこないというんでしょうか。
里見の苦悩が突き刺さる!!とかじゃなかったんですよね……。
なんでだろ…。
あんな育ちからどうやってここまで這い上がってきたのかが、一切描かれてないからかもしれない。
「全寮制に入れるつもり」と親戚らしき人が電話で言ってたけど、全寮制=私立なので月に10万くらいは最低でもかかるわけで、それをあの親戚が出してくれたのか?すごいな……とか。
「編入」で研究室にやってきたとあるけど、どこからなぜ編入してきたのかもわからないし。
で、大学は奨学金で行ってるのかなぁ?
バイトに励む苦学生って感じでもなく、研究に没頭できてるようだし……
そして、一人暮らししてるみたいだし。
そのお金はいったいどこから?!
「普通」になりたいという気持ちが原動力だったとしても、「高卒で働く」のではなく「国立ではなく私大の工学部で研究に没頭する」というのは、彼の生い立ちからすると「普通」どころか、哀しいかな「贅沢な高望み」だと思うんですね。
その「普通」を手にするまでどれだけ苦労したのかというのがまったくわからない。
そこは想像力でしょ!なのかもしれないけど、やっぱりお金をどう工面してるんだろ?って思ってしまって。
受けもチョロすぎて光属性の圧倒感がないというか……。
タトゥーは綺麗だなぁと思いました。
もしあれが和彫だったら、またお話が変わっていましたね。
文句ばかりですみません……
総じてかわいらしいお話でした。
里見くんの雰囲気が剣呑で、主人公の力良がおぼこい感じなのでその対比もあり、小鳥ロボットの飛行の研究という珍しい題材もあって、どんなお話なのか序盤からわくわくしました。
読んでいくうちに、クールだしなんでも出来て優秀だし、それでいてちょっと怖いような感じがする里見の陰の部分が、どんどん明らかになっていきます。ヘビーな過去や人一倍努力していること、闇の中でもがいて苦しんでいること。そんな彼が、力良を好きになって居場所を見つけられて、本当によかったと思えました。
vol.2.5で雨上がりの空を背景に「晴れた」と笑った力良の笑顔が眩しくて、このお話の象徴でもあるなと思いました。
ラストシーンの里見の笑顔は青空の似合う、まるで力良の笑顔のようで、これからも二人で支え合いながら生きていくのだろうと思えて、大変すがすがしかったです。
一つだけ物足りなかったのは、里見が力良を好きになったエピソードです。もっと何かあるとよかったです。
重い過去を抱えた攻めが、純粋で心のきれいな受けに救われるっていう好きな展開、設定のはずだったんですけどなんでかそこまではまれなかった、、、
少し駆け足感があったからかなと思います
受けはノンケ?だと思うけどなんでか最初から攻めに触られて抵抗せずに受け入れていたし、
攻めは過去がだいたい想像は出来るけどあくまでさらっとしているしで、
キャラに共感しながら読み進めるのが難しい部分がありました
絵はすごくきれいです、特に表紙。今度の新刊もですが毎回顔面が良すぎるし、吸い込まれる
目も印象に残りました。
受けはエッチなどの時と普段でだいぶ違い、堕ちてる、!!!って感じの目でした
目にハイライトがなくなる感じ??
完全に好みだけど、攻めがそういう目でも受けは目の光が消えない方が好きなので少し残念でした
「…雨 そうか…上がるんだよな…」と小さな声でひとりごちた里見のセリフがとても印象的です。
そしていつ雨が止んだかも気付かずに眠れた事実。
2章の終わりで力良と朝を迎えた里見が力良の本当の意味での自分にとっての存在意義を確信したシーンではないでしょうか。
そしてこのお話の最後のページの最後のカットのセリフ。
同じように力良と朝を迎えた里見ですがあのひとりごちた朝とは違います。
とても晴れやかに、自らの手でカーテンを開け力良に向かって言います。
「見て 晴れてる」
完璧すぎる最後に、里見の笑顔に、そして恐らく柔らかく、眩しそうに里美を見返す力良を想像し…涙が溢れます、止まりません。
そして表紙をもう一度見て思います。
雨上がりのように水分を含んだからこそ光るこの輝いた青空の中の2人。
雨は上がったね!良かったね…と。
本当に素敵なお話しです。
元々先生の作品が大っ好きでしたが今迄の2作とはまた違った傾向の本作。
この作品に触れた事で先生の表現される「BLの世界」が本当に大好きだ!と改めて実感し、ずっと応援していくぞ!と誓った1冊です。
少し胸が苦しくなる切ない背景もありますがそこに屈さないで足掻きそして救われる2人を通して琴線に触れて来るお話しです。
夜明けのお姐さま方にはおススメしたい大好きな1冊です♡
攻めの里見君は抱えて来たものが辛く心を休めて眠れる事も無い日々を送って来ました。
受けの力良は本当にピュアでキラキラした擦れたところの無い離島出身の優しい男の子。
同じ研究室でありながら誰からも一目置かれる里見君と好きが空回りして研究テーマを周りから理解されない力良。
対照的な2人ですが偶然にもマンションがお隣同士。
そんな偶然の中、力良は里見君の体の秘密を知る事に。
といった流れで2人のお話しが展開していきます。
正直、少し里見君の背景や力良の過去も軽い事実ではありません。
寧ろ大学生のお話しでこの表紙から想像するには重いです。
でも、救われる温かさが最後に必ず訪れます。
読んで良かった、と思わずにいられない作品です。
翼を手に入れた2人。
翼を手に入れ、手を伸ばしたらきっとその先には飛び立たずにはいられない大空が広がってる事でしょう。
表紙の様な青空が一面に!!
先生の作画配信を拝見していて近況の里見君と力良の話を少しされていました。
その中で「相変わらず里見は力良にしか興味がないw」と仰っておりとっても嬉しくなりました♡
また、理系の大学生のお話し。
お話しのセリフなども理詰めで表現されていたりとしっかりキャラの深掘りを感じられ流石だな!とまた感嘆してしまいました!
目的と手段の話とかすごくロジカルなセリフ回しにも、どれだけ先生が創作に対し真摯であるのか、を想像出来またまた好感を持つばかりです。
次の新刊発行も楽しみにお待ちしております♡
この爽やかな表紙からは想像できなかったダークな要素、シリアスな要素を孕んでいて、良い意味で表紙詐欺でした。でも、読後はこの表紙に見合う清涼感を得ることもでき、雰囲気が二転三転する作品でもあります。そこで評価が分かれそうですが、私は結構楽しめました。
大学生でありながら既に学会にも関わっている理系で優秀な2人。何でもそつなくこなす里見が、少し燻っている力良をリードしていくような恋愛が始まるのかと思いきや、里見はハードな過去を抱えている上に、力良への想いはかなり拗らせていて。ここは予想外の点だったわけですが、こんな経験をしていてもグレずに勉強する気力があったことがすごいなぁと。その辺りの経緯が描かれているともっと良かったかなと思いました。体に刻まれた傷も、歪んだ人との向き合い方も元には戻らない。それを受け入れた上で新しい視点、新しい風を与えてくれるどこまでも清浄な力良という存在。何作品読んできても、こういう出会いは奇跡的で尊いなぁと思います。
山田ノノノ先生はなぜこんなにも切ないストーリーを描くことができるのでしょうか・・・でも最後はちゃんとハッピーエンド、心ジンジンほんわかで泣ける(´;ω;`)
本作品は力良くんの底無しの純粋さと真っ直ぐさと力強さが眩しすぎる一方で里見くんのミステリアスで人当たりよいのに一線を引いてる影のあるコントラストが本当に良き設定です!!!!!!!!
里見くんの過去を知ってしまうと心がチクチクしてしまうのですが、でもそれを力良くんと乗り越えて行くストーリーが本当にたまらんです(*´-`)
里見くんの入れ墨に意味をもたらした力良くんは本当にすごいです・・・。そしてなぜか私が救われました。笑
9月30日にはドラマCDが発売となるので必ずチェックしたいと思います(*´ー`*)みんなもコミック、CD読んで聴いて下さい~~!!!!!!!!
山田先生の既刊が大好きなので購入しました。
【心に闇を抱えた攻め】×【努力家で正義感の強い純粋受け】の救済BLです。
トラウマを抱えて苦しみながら育ちポーカーフェイスでひねくれた性格になっている攻めが、太陽のように明るい存在の受けと出会い、エゴにまみれた自分の気持ちを受け入れてもらうことで救われるストーリーです。
途中ストーリーのミスリードなどもあり、濃い内容で楽しめました。
トラウマを抱えた人間が唯一無二のパートナーを見付けることで救われる【救済BL】という点は既刊と共通しているんですが、この本が既刊と一番違うのは「闇を抱えているのが攻めの方」ってところかなと思います。
個人的にポジ×ネガの方が好きなので評価は萌2ですが、ネガ×ポジが好きな方とか、「太陽のような受け」が好きな方にはとても刺さると思うのでオススメです。
青空突き抜ける爽やかな表紙ですが、中身は切なさとダークと…ちょっとあまあま。
山田先生の作品をここ数日読んでいて思ったのは、ダークな過去とその心の闇(奥底に抱えているもの)の掛け合わせが、とても上手いなと思いました。絵柄の雰囲気とストーリーのマッチングが見事です。
力良の"陽"と里見の"陰"の部分が対照的で、そこが中盤の2人のすれ違いを引き立たせていました。
両親や身体の入れ墨のことがあって、里見は親戚からも疎ましく思われて幼少期から辛い思いをして生きてきたことだと思います。色んなことを諦めざるを得ない環境で過ごしてきた彼の心の傷はいかばかりか…私には想像もつきません。
そんな里見が見つけた太陽のような存在の力良。田舎で温かい家族に囲まれて育ってきたんだな、と分かるポカポカした性格です。そんな力良だったから、里見は自然と惹かれたんでしょうね。
諦めてきた里見と諦めの悪い力良…すごくお似合いです。鳥好きの力良が目を引いた里見の身体の鳳凰…2人のキューピッド的な象徴でしたね。里見にとって悲しい過去の産物かも知れないけど、力良と結ばれたキッカケとなりました。力良と出会えたことで"意味のある"モノに生まれ変わったんです。
1話で、ええっ!?と思って怖々と想像していたことが、全く違うベクトルで動いていたので良い意味で裏切られました。
絵は恐ろしくキレイで惹き込まれる一方で、ストーリーも良いから読むのが楽しいです。最後は夢のある爽やかな終わり方にジーンときてしまいました。
描き下ろし、すごく良かった。
何の脈絡もない2人のイチャイチャをもっと見たいです^ ^
里見がただただ幸せになって欲しい。心からの笑顔で満たされて欲しい。2人の未来はきっと幸福で満たされていると信じています。
表紙が素敵ですね!ずっと気になっててやっと読みました。
里見がキラキラした力良を手に入れたいって…。
里見の目や表情が不気味で、入れ墨も鳳凰だし、もしかして鳥人間でキラキラしたものを集める習性があるのかな?なーんて思ったら全然違いました。
ずぷんずぷんってなんの事かと思ったら…。
ずっと闇の中で普通じゃないと思い込んできて、でもやれることはやり遂げて。
あんな家庭からあんなことされたのに、今では秀才でイケメンでコミュ力高くて。
里見の目や顔に表情が戻った時、最後に笑顔でカーテンを開けた時、良かったなあとジーンときました。
証明するっていいですね!
表紙キレイですね。既刊も読んでいますが、絵がさらに洗練されたように思います。
過去作はSM系のお話だったので、今回もそうかと思ったら救済ラブストーリーで意外でした。
ストーリー展開は救済系にありがちな感じだなとは思います。
ただ、里見の背中のタトゥーの秘密が重くて辛くて、正直ちょっと引きました。
BLでは登場人物の過去のトラウマの原因として虐待や性暴力等を扱うことが多いですが、それを乗り越える苦しさをしっかり描かないと、ただのネタとして使った感が強くて私は嫌悪感を感じてしまいます。この作品はまさにそれでした。
背中のタトゥーを「きれい」と言ったり、美化した意味を与えることも気持ち悪かったです。
BLはファンタジーではありますが、ファンタジーだからこそトラウマを乗り越える苦しさを描く力量がないのならばもっとソフトなトラウマ表現の方がよかったのではないかなと感じました。
絵も綺麗だしエチシーンなども多く、通常ならもう少し萌えられたかもしれませんが、嫌悪感が先立ってしまい全く萌えを感じませんでした。
里見は謎めいた感じがするイケメン。そして、いかにも裏の顔持ってます、みたいな感じでした。
でも、想像以上に辛い過去を持ってました。
すごく綺麗な刺青を持ってるけど、その刺青の理由を知ると、途端に禍々しいものに見えてしまった。
ずっと里見を苦しめてきたんですよね。
常に精神的苦痛を味わってる里見。自分の未来に対しても不安と絶望を感じてるなんて、悲しすぎる。
勉強だってこんなに頑張ってるのに、幸せになれないと思い込んでるみたいで辛かったです。
力良と出逢い、ようやく幸せになれそうなのに、なんで遠ざけようとしちゃうのかな。もっと自分勝手でもいいのに、と思っちゃいます。
能天気に「鳥になりたい」みたいに夢を追いかけてる力良のそばに居ると能天気パワーで幻聴も無くなっちゃうんですかね?(笑)
力良がそばに居ると心も安定して、暴力的にもならなくなると思う。これからは幻聴のない世界で青い空を見ながら明るく生きてもらいたいです。
抜けるような青空の下、対照的な表情を浮かべる里見と力良。
そんな表紙から明るい内容を想像していたのだけど、わりとお話は重ためでした。
里見が胸に抱えている過去は"現在"の彼がいくら努力しても消えるものではなく。
これまでの日々に起こったたくさんのツラい出来事が、里見を歪ませてしまったのはとても悲しいことだなと思いました。
力良への想いの始まりが、たとえ純粋な恋心ではなかったとしても。
幸せだと思えるその瞬間をふたりで共有できたことで救われる過去もあるのかなと感じました。
ずっと気になっていた作品だったので読めて本当に良かったです。
一体何が評価されてるのか正直理解できません。
話の軸がぶれぶれ。ものすごく薄っぺらい。どちらにも感情移入できないし読了後一体私は何を見させられていたんだとしか思わず。
絵は好みの問題だから特に気にしないけど正直それほど上手いとも思わない。
なんというか、若年層向けの漫画なんでしょうね。
表紙と題名が素敵すぎて即購入しました。
爽やか系のストーリーかと思いきや、かなりヘビーなお話でした。
受けの力良の存在がかわいいです!
攻めの里見の存在が綺麗です!
途中までは里見のタトゥーの件や里見の過去など、重い話題が沢山あり不穏な雰囲気なのですが、安心してください。きちんと幸せになります。ハピエンです
ここでのネタバレというネタバレはあえてしませんが、とっても素敵なお話なのでぜひ読んでみてください!!
青春モノかと思って表紙買いしたら、全然違くて驚きました。
青春とは真逆の少しヘビーなお話でしたね。
ヤンデレ攻めなのかなぁ?腹黒攻め?攻め様、すごく良かったです。
キャラ設定もいいのですが、ストーリーがしっかりあり、伏線もはってあり回収も完璧!
最初の頃の怪しげな攻め様から、タトゥーや盗撮など、彼はどんな人なの?一体どういうこと?!良い人なの?悪い人なの?と、どんどん引き込まれてしまいました。夢中で読んでました。
攻め様の悲しい過去を、受け様のもつ名前通りの“強さ”が包み込んで受け入れて癒やす様子はかなりぐっときてました。まさに救済ですね。
受け様に出逢えてよかったねと思わず本気で思ってしまいました。
ただ一回読んだだけじゃわかりにくいこともあったので、しっかり理解するのは何回か読み込みした方がいいかもしれないです。それくらいによく作り込まれていました。
途中しんどいシーンもありましたが、基本的に攻めが受けを大事にするので、キュンキュンします!いちゃいちゃ度は高いかも!
絵がタイプで買いました
が、正直途中までは怖かったです。「ストーカーかぁ…」ってなっちゃったし里見の心情が読みづらくって、一歩引いてしまいました。避けたかった分類の一つでもあったので。でも、色んな事が解明されていくうちにどんどん前のめりになって読むことが出来て…結果としてはいい話でした!
私的には初心者さんや腐ばれしたくない方におすすめかなぁ、ってところです!純粋に物語としても楽しめるので…「絵がタイプ」等のBLとは少し離れた理由で買っても損はないです!一巻完結なので無理なく買うことが出来るし、ふわぁっと読めるのではないかなって思います!
周りから薦められて購入して読んでみました!
まずはその表紙の綺麗さに惹かれ、また1ページ進めてみればキャラクターの表情の描写、特に目とまつ毛の美しさに目を奪われます!キャラクター一人ひとりの山田先生の心情描写が繊細で、一気に惹き込まれました!そして読破した頃にはそのストーリーに感動して目から汗が止まりません!!!
BL初心者の方はもちろん、ベテランの方までもうみんなに読んでもらいたい素晴らしい作品だと思います!!!
"空を飛ぶ"夢を叶えるため研究に励む大学生; 力良(受)が完璧人間; 里見(攻)の部屋を覗くと...巨大な鳳凰のイレズミが入っていた......
自分は試し読みをしていなかったので衝撃でした。
"普通じゃない"闇深い訳あり完璧人間(しかも執着攻...)× "普通じゃない"夢を持つ一生懸命に生きる受け。"普通じゃない"からこそ魅力的な2人です。
本作はストーリー重視な作品だと思います。ので、"萌"や"きゅん"といった感じではなかったですが、それぞれの感情表現が細かくて読み進める手が止まりませんでした!
ノノノ先生の作品を読むのはこれが2作品目ですが、それでも「ノノノ先生らしいな」と感じる作品です。個性と性癖がものすごく出ているからでしょうか。
今回はわかりやすいテーマBLではなく大学生同士の恋愛なのですが、ただの青春BLではなく攻めくんの生い立ちに闇があります。その闇も詳細に描かれているわけではないのですが、回想描写を見ればわかる感じ。
それを受けくんが光のもとに連れていくお話です。受けくんが光属性。
お話としては非常にわかりやすかったのですが、攻めくんにいろいろな設定を盛り込みすぎかな・・・といった印象。1冊で読ませるにはちょっと盛り込みすぎでしたね。
試し読み段階で、ドーーン‼︎とタトゥーが出た時。
キタ〜〜ーー‼︎っ
…と思って即購入したんですけどね。
イエね、私タトゥー大好きなんで。
いざ全編読んでみると、ありゃりゃ〜?ちょっと違ってんぞ…と。
もうレビューも多いので感想だけ。
ノノノ先生の前作であるSMとかDom/Subとかはお題先行的だと思ってたけど、本作はついに本格ストーリーもの、なのかな。
と思いながら読み進めるも。
里見が力良に仕掛けるのは裏があるのか無いのか。
あるような無いような。だってあんな眼をしたりさ。
なのに、え?無いんかい!とか。
里見の抱えていた過去とそこからくるゆがみ、のようなものとタトゥーのいきさつとか。
結局詰め込み過ぎてるのかな?と感じました。
執着も、純愛も、闇も光も、を欲張ったかな。
絵柄はとても今風な感じ。
特に里見は美少年風ですね。
先生の作品は『跪いて愛を問う』を読んだことがありますが、独特の世界観とゾクッとする表現力、キャラの豊かな表情などなど、ほかの先生にはない独特な特徴をお持ちです。
その要素がぜーんぶ入ってました…試し読みでは一見、里見が森野をストーカーする狂気的なやばい男に見えますが…。それには驚きの理由があった…。
あと、なんつーか、里見の過去を知る度に里見が可哀想で可哀想で…。
ガチで可哀想なのもあって、里見がどれだけ森野に救われているのか分かりやすかったです。
また、森野も自分を認めてもらえないという悩みを持っていましたが、里見と出会うことで、自分を認められたり、何度も助けてもらえたりしています。
お互いに唯一の存在やな…と泣
全編通してシリアスで痛い表現も多めで可哀想なので(えろさとかではなく)、そういうのが苦手な方は控えた方がいいです。
今作、かなりストーリー重視です。キュンキュンとか濃厚なエロとかを期待するよりは、独特な世界観における2人の恋愛模様を読みたい方はオススメです。
読み終わったあとは映画を見たかのような気分になれました。えろもしっかりえろくて良かったです。お互いが唯一だって感じられるカップルを見たい方はぜひ!
山田ノノノ先生の前作の2作が大好きで、連載をしていると知ったときから確実に買おうと思っていました。本編は空の青さとは反対にほの暗さも感じる作品でした。攻めの子の悲しい過去の描写は辛く感じましたが、それが受けの子と繋ぎ合わせたのかと思うと、憎くても良かったと思いました。その凄惨な過去を塗りつぶすぐらいの幸せを掴んで欲しいです。受けは受けで鳥の研究一筋で、少し変わった子でしたが攻めによって私生活も研究もうまくいくようになってきていて嬉しいです。今回の作品は空飛ぶ鳥の研究をずっと視点として話が回っていてそれがまた新しく感じました。作者さんが織り成す、重厚なストーリーに改めて感動しました。次回作も楽しみにしています。
薄暗い影のある攻めのキラキラ表ヅラが受けへの執着をより鮮明にしてて、受けの素朴な素直な表情や言動に揺り動かされる度に攻めに刺さってるのニマニマと顔を緩ませながら拝見しました!そしてめちゃめちゃ快楽にも素直に弱くて好き好き〜って溢れちゃう受けの姿にも癒されました!
暗闇から救い出してくれるような受けが可愛すぎます。えっちのシーンも相変わらず素敵…流石ノノノ先生…。
攻めの可哀想な過去のシーンが割と重いので、暴力表現とか苦手な方はやや注意。
それも含めて、受けの存在が凄く大きくて、彼が救われていく話だから重要な点ではあります。
ただ、受けも攻めも今までの作品のキャラクターとキャラデザが似てるので、髪型とか、表情とかもう少し違う個性があったらもっと良かったな〜…と思ってしまいました。
山田ノノノ先生の以前の作品は全て読ませて頂いていますが、この作品は前作品よりも、ストーリーや心理描写がメインのように感じました。
しているシーンももちろんあります。ノノノ先生の作品にエロを期待している方にもハマるものだと思います。
ですが、私は読み終わったあとに、登場人物がどんなことを思いながら生活していたのかということを考えてしまいました。
それが私的にはとても満足感があって、サラッと読み終える作品ではないと感じます。また読み返して、また感情移入して、を繰り返したいなと感じた作品でした。
読んで後悔は一切ありません!!
訳あり攻めくんと真っ直ぐですきな研究に打ち込む受けくん研究を一緒にやっていく中でお互いを探りながら恋人になるストーリー。
辛い、辛い過去を持ってる里見くん。
普通じゃないと思い込んでる里見くんにとって、力良くんの存在が助けになってる、、、里見くん、、辛かった人生に光を照らしてくれる人に出会えて本当によかった( i _ i )
エチエチはグズグズになる受けが可愛かったです。他の作品に比べ長くはないけど、作家さんの画力、エロの見せたらがかなり上手なのでそこも見所!
SM、Dom/Subときて3作目のテーマは執着・ストーカーでしょうか。それとも過去・トラウマでしょうか。
それでも、設定・シチュエーションよりもストーリーがメインで、既存の2作よりも比較的一般的なBLになっています。
もちろん、攻めにも受けにも秘密やトラウマにコンプレックスなどの重く暗い話もありますが、出会いから恋愛感情、そしてエッチまでの流れが自然な恋愛物語になっていると感じました。
その為か、1話1話が盛りだくさんな内容だったので、1巻で終わってしまうのはもったいなく思えました。それぞれ各話の内容をもうちょっと深く掘り下げてもっと連載を続けてほしかったので残念です。
ノノノ先生の絵柄やキャラクターの顔はシンプルだけど、とても見せ方が巧みで、魅力的です。受けも攻めもかわいいなぁと思います。
辛い話でも優しさがあります。ちゃんと愛と光に満ちています。今回の表紙はすべてを語っていると思いました。
自分にとって、そして他人にとって「普通」であること・「普通」でないこととは。
それを考えさせてくれるいい作品でした。
ずっと気になってる作者さんでしたが今までの作品はクセがありそうで購入を迷ってました
今回の作品は試し読みを見て面白いなと思いシーモアで購入。
攻めがカッコ良くて面白かったです。
電子なのでしょうがないですが、白抜きが残念でした…
半裸なサトミくんの登場シーンで、うえっ??って声が出ました(リアルに)。読み進めていくにつれて、ああ、こんな反応に彼はずっと傷ついてきたんだなあ、と。そしてモリノくんの純粋さと受けとめ力の強さに、、感動。
ストーリーはとってもシンプル。彼らの過去が深く描かれることもなく、周囲との関係の変化が描かれるわけでもなく、ただひたすらに二人の関係が変わっていく様を隣で観察しているようなイメージです。
人と自分をくらべ、“普通”であろうとするサトミくんと、誰に何と言われようと、ただただ自分の思う道を真っ直ぐ見つめるモリノくん。モリノくんが理想を掲げ、サトミくんがそれを現実に近づけていく。理想の関係です。
攻がヤンデレぎみで、受が超絶ポジ。あなたがいるから生きられる系BLが好きな方におすすめめす!
面白いしイイ話なのですが、もう一声!と感じたので萌評価です。
山田ノノノさんはオメガとかの要素が無くてもお互いが運命なんだ、普通の人からはみ出ている2人は運命なんだって伝わってくる。普通じゃないっていうのは今回の作品では性別じゃなくて周りから浮いて見えるくらいなんでもできる子と教授から出された課題じゃ無いことを発表して怒られた子ってことです。
なんでもできる子にはすごく秘密があってタトゥーが掘られて反社に普通に生きていけないようにされてた。だけどそれを褒めた子は本当はタトゥーの話をするように男に仕向けられててそこがまずゾッとした。そこからもすごく色々ありました。
ハピエンです!!綺麗な作品だなって思いました。
一冊丸々表題で描き下ろしが少しありました。
絵柄は最近の流行りの絵柄で好き嫌いはあまり分かれないと思います。
個人的にはお上手だとは思いましたが…という感じでした。
過去にトラウマを持ちある秘密を抱える美形で人気のある秀才な攻×好きなことに一直線でお人好しで明るい受というカプです。
お話は鳥ロボットの研究に邁進している力良(受)いずれは人が自力で空を飛べるようになるのが夢だと言うが研究室の教授は力良の研究を落とす。
課題の再提出を命じられた力良に研究室に編入してきた里見(攻)が手伝いを申し出て……という感じで始まります。
初買いの作者様でした。
お話は研究者BLなのかな?と思っていたのですが思っていたよりも里見の過去が重たいし力良に対しての感情が複雑なのにビックリしました。
かなり評価が高い作品だったのですが個人的にはあまりハマりませんでした。
研究者BLとしても二人でピーコの改良をしたり議論したりする描写はまるっと省かれ改良版ピーコが何とか出来上がってそれを試作飛行させると簡単に描かれているのでうーん…二人とも研究室所属なのならもっと研究している所を描いて欲しいなと思って中途半端だと感じてしまいました。
里見の狂気的な感じの部分にスポットを当てるにしてもそこまで狂人的ではないなと感じてしまい…
力良に対して異常なまでに執着してそこで拗れるならもっとドキドキ出来たなと思うんですがそこまで重要キャラでもないのぞみちゃんのストーカーに襲われてぶちギレた里見と拗れるのかぁ…となってしまいました…
しかも執着してる風なのに案外簡単に側を離れるし力良の事を気にしないように出来るのだなと思い…里見は自分的には執着攻としては物足りない……
研究BLとしても狂愛執着BLとしてもあ……そうじゃない…そこじゃないんだなぁ…と思う事が多くて個人的には萌えきれませんでした。
研究者BLか狂愛執着BLかどちらか一方に重点を置いて貰いたかったなと思いました。
表紙の美しさはもちろん、電子(Renta)ですが巻頭カラーも掲載されていて繊細な色彩に目を奪われて、さらに力良の可愛くて眩しい笑顔と容姿端麗な里見の裸体とイレズミ。
ノノノ先生の描かれる射抜かれるような瞳の描写に
序盤から胸をギュッと鷲掴みにされてしまいました。
個人的な癖としてイレズミは萌えポイントではあるのですが、里見のイレズミの理由がしんどすぎてときめいてしまっていた自分をぶん殴りたくなりました(泣)
意味を持たないものを身体に刻まれて…。
里見について作者様があとがきで触れていたのですが、どれだけ大変な思いをしてきたんだろうと思うと胸が詰まります。
背中と心に闇を抱え、瞳の奥が冷え切ってしまっていた里見に光を与えた力良。
手を伸ばして身体が触れ合うだけじゃなくて心まで繋がって…。
ふたり一緒だから見られる未来がある。
力良の存在に救われて闇が晴れていく里見の心情とリンクするような青くて広く澄みわたった空。
意味を持った翼。
これからもう決して離れることのない手。
ラストシーンのふたりの笑顔がじーんと心に沁みて目頭が熱くなりました。
先生の描く物語ってなんて素晴らしいんだろう…
先生の描く受けってなんて可愛いんだろう…
とっても素晴らしい作品をありがとうございます!!!!!
一般人の私が言うのはおこがましいですが、絵、見せ方がめっっっちゃ上手だなと…
特に里見の目の変化がすごい…
目が笑っていない→目に光が指すというのが読者にも伝わるように描かれていて凄かったです。
そして力良が可愛すぎて悶えました。マジで可愛い。
私の中のベストオブ受けが更新されそう(力良か正己か…)
里見の目をみて、可愛い力良をみて、何度本を閉じたことか…
物語の厚みも凄かったです…
彼らの心情変化も背景もしっかり描かれていて本当にもう凄い、凄いよ…
読後の余韻もハンパなかった。
期待通り、期待以上の面白さでした。
そしてアニメイト限定小冊子!!!幸せすぎました……
幸せが詰まっていました…
もう本当に最高で最高でした!!!!!
ノノノ先生のあとがきの文字がめちゃめちゃ丁寧で好感度爆上がりしました…大好きです。
新連載も始まるようで、これからも楽しみにしています!!!!!
山田ノノノ先生の前作でファンになり、今回作者買いをしたんですが、本作表紙がとても綺麗ですね!
スカイブルーの背景に、2人の関係がよく分かる絵。力良の満面の笑みが眩しい!
山田ノノノ先生を知らなかったとしても、表紙で釣られて買っていただろうと思いました。
表は完璧な闇属性の里見が、力良の圧倒的光属性によって浄化されていくような話でした。
里見の過去は見るに堪えない程壮絶で、重い話です。現在の里見があんなになっててもしょうがないなと思いました。
でもどんな里見を見ても、力良は離れない。本当に力良がいい子なんです。
2人が出会えて良かったです。お互いにとって切り離せない大事な存在になりました。
里見の話で思い切り闇に振り切ってから、圧倒的な光属性力良によって浄化されていきます。闇が深いので脱落する人もいるかもしれない、人を選ぶ作品だと思いました。実はあまり闇が深い話は好きではないんですが、この話は引き込まれました。
『跪いて〜』で先生を知ってからの2作目読了。
ネタバレ注意です!
彼らと同年代ということもあり、
設定に最初は戸惑ったものの里見のバックグラウンドを知り、巻末の先生のコメントを読んで、彼の心に空いた計り知れないほど深い穴と彼の世界を取り巻く暗闇のような絶望感に胸が痛みました……。
今まで読んだ作品の中でもトップクラスにヘビーな過去でした。心して読んでください。
ガラス玉のように透き通った里見の目は力良の姿が写し、自由の象徴たる空の色に輝く。
他の方もおっしゃっていますが、読了後に改めて表紙を見て感動しました。
里見は力良に必要とされたからこそ初めて自分の存在意義を確かに感じられたのかな…と表紙と扉絵を見比べて思いました。
変えられも戻れもしない過去に囚われずに、明日を未来を見て生きていかなければならないのだと…
もーーーーほんとに幸せになってくれ!!!!!!
現場からは以上です。
やっぱりストーリー最高でした。
わたし的には前作の方が激しめだった気がするけど、ストーリが濃すぎてそれだけで満足でした。
もっとラブラブしてるアナザーストーリーみたいなのもみてみたいなーという個人的な感想、、、。
ほんっとうに山田ノノノ先生のイラストはキレイです!!
読む手が止まってしまうくらい美しいです。
さて、執着攻めが好きな私が、飛びついた今作。ただの執着ストーリーではなかった。
本当に素晴らしい作品です。
正直、ネタバレで感想を書こうか迷いましたが、ストーリーの練り方、後半の怒涛の展開から、ネタバレは勿体無いと思います。
(私は、山田ノノノ先生の作品の中で1番好きです!)
あと、エロですね。めちゃくちゃエロいです。
アレのハリ?とか、受けくんの表情などなど、萌え要素満載です。
読み終えると表紙が全てを物語っているなと感じます。
気になっている方は、読んでください!!
「跪いて愛を問う」が好きだったのでこちらも読ませていただきましたが、本音を言わせていただくと上記作品よりは萌えられなかったです。
荒んだ子が心の綺麗な子を好きになるという展開はすごい好きなんですが、「きっとこうなんだろうな」というこちらが想像せざるを得ないところがいくつかありました。
特に攻めの里見、過去から現在に至る過程をもっと掘り下げてほしかった。過去が描かれている部分もっと多くあって欲しかったです。受けの力良も可愛いし魅力的なのにインパクトがどうしても残りませんでした。
二人のひたむきなところはすごく良かったと思います。
アニメイトの小冊子は可愛いらしい話でした。
待ちに待った大好きな山田ノノノ先生の新刊、本誌でも追ってましたが、単行本も素晴らしいこと。新しい作品のたび期待して期待以上に素敵な作品です。今回の、「手を伸ばしたら、つばさ」も是非、手を伸ばして欲しいです。描き下ろしや小冊子も最高です。ペーパーもあります。
今回の作品は1話目で執着攻め様なのか?と読んでましたが、伏線の回収の素晴らし過ぎること、読んでてBLだけじゃない、物語があって、さらに山田ノノノ先生の画力の相乗効果の素敵なこと。キャラ達の目に特に魅了されますし、2話目と描き下ろしを交互に何度も見てしまいます。影を落とす攻めの里見さんの心情に胸を痛めますが、力良により救われます。そして表紙絵の青と2人のコントラストが素敵で飾りたいです。紙本は神修正でした。ありがとうございます。
ストーリーが良いです!
1話はエロ多そうな感じがするのですが、その後のストーリーの進め方が良いです。
研究と里見くんの過去と、表情(特に里見くんの目)と絡めてのタイトルも良すぎて涙腺が…。
シリアスなお話ですが、しっかりハッピーエンドです。
メイト特典の小冊子が甘々なのでオススメ。
コミックス描き下ろしも甘エロ。
コミックス描き下ろしの2.5話もグッときました。
本当、表情素敵な作家さんだなと思います。
紙本購入
修正は白短冊です。
ピュアな力良くんと闇を抱える里見くんのお話です。
最初なぜ里見くんにイレズミが入っているのか
全然意味がわからなかったのですが
読み進めていくうちになぜなのか理由がわかり切なくなりました。
裏表紙『背中に浮かぶ闇と希望と再生の物語』と書かれているのですが
まさにそれなんですよね。
初めて大切って感情を知ったからこそ
離れたほうがいいと思った里見くんに
力良くんがきちんと気持ちを伝えるシーンがあるのですが、
その力良くんを見るまで
力良くんはふわふわした印象だったのですが
いざというときは里見くんより男らしいなぁと思いました。
力良くんは心がすごくきれいで、
そんな力良くんだから里見くんは好きになったんだろうし、
そんな力良だから里見くんは救われたんだと思います。
すごく素晴らしい作品なのですが
レビューを書くのがかなり難しいです…。
ほんとに良かったのでとりあえず読んでください。
ストーリーがよくて想像していた展開と違った!と思うところがけっこうあって面白くて絵が綺麗でとてもよかったです。
1話を読むと結構エロいのかなと思っていたのですが読み終わる頃にはエロ少なかったなと感じて、それよりも里見(攻)がどんな人物なのか気になったし力良の研究がどうなるのかとか2人の関係はどうなるのかいろいろ気になってBLですがBLを読んでいる感覚ではなくて見所が多くて読み応え抜群でした。
この2人はお互いに唯一無二の存在でした!
『背中に浮かぶ闇と希望と再生の物語』(帯より)
↑↑コレにグッときました。
個人的に救い・救われのお話が大好きで、
鳩尾に残る重さと余韻がすごく良かったです…!!!
読み終えた後に表紙を見ると出会えた幸せに浸ってしまうわ(;///;)
さてさて。
受け:力良は研究熱心な大学生です。
"人が自力で空を飛べるようにーーー"
夢物語のようなことを本気で信じて頑張るけれど、
教授や周囲の理解は得られずバカにされて浮いていて。
そんな中、里見だけは馬鹿にせず受け止めてくれます。
攻め:里見はとても優秀な大学生です。
周囲からの信頼も厚く、いつもニコニコしていて。
しかし、服の下には大きな秘密を抱えていました。
目がガラス玉になり笑ってない瞬間に闇が垣間見えてーーー。
雨の音に沈められた昏い心が
少しずつ少しずつ青い空に浮上していくように展開します。
根の明るさはそれだけで財産だなぁと実感します。
力良は心根がとてもまっすぐでピュアな少年のようで。
感情がすべて顔にでてしまうアホッコの側面もあるけど、
隣で笑ってくれてるだけで元気が出る明るさがグッときます…!!!
ひとつひとつの言葉に嘘がなくてね。
研究肌のせいか粘り強くサッパリしててね。
ひとつひとつの行動原理に愛を感じられる…!!!
でも好きなことに没頭しすぎて理論的な部分は不器用。
(だから周囲からバカにされちゃってたわけですが…)
力良の足りない部分を里見がカバーして大きな成果になっていくのがイイッ!!!
里見を言葉を素直に受け止めてパワーに変え、
前に進む力強さを感じるカッコイイ受けでした(;///;)
で。
研究の分野では力良の心を救う里見ですが、
里見自身は心に昏い穴を抱えているんですね。
けれど力良の笑顔や優しさで穴は小さくなっていって。
心から笑えた、眠れた、素の表情が出た。
このまま皆と同じように"普通"になれると思った。
けれど。。。
もうね、泣いちゃうよね…(;///;)
痛々しくてシンドイ場面もあったけれど、
シンプルに良かった。出会えた幸せにグッときた。
里見の服の下の秘密が力良によって塗り替えられてね。
力良の明るさ・前向きな強さ・言葉の強さに私の気持ちも救われたわ…。
目の描写がすごく良くてですね。
揺らいだり、色を感じられたり、煌めいたり。
里見が青空の下がとっても似合う笑顔に変化していくのにグッとくる…!
幸福な出会いが素晴らしいなとしみじみ感じるお話でした(;///;)
※余談ですがアニメイト小冊子は甘々エチエチです。
個人的に力良のアホッコな部分に萌える内容でしたv
力良…推せる…。