はなれがたいけもの

hanaregatai kemono

はなれがたいけもの
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×227
  • 萌13
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
17
得点
368
評価数
85
平均
4.3 / 5
神率
51.8%
著者
鳥海よう子 

作家さんの新作発表
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原作
八十庭たづ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
秒で分かるBL
シリーズ
はなれがたいけもの
発売日
電子発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799754030

あらすじ

「ディリヤ、家族になろう」
家族も愛も知らない傭兵ディリヤは、敵国である金狼族の王と一夜を共にする。
王の命を狙うはずが“離れがたい"ほどの愛を注がれ抗えず受け入れることに。
六年後、隠れて王の子どもアシュを育てていたところ王の弟ユドハから遣いがきて――?
“愛されたことがないから、愛し方が分からない"
孤独なディリヤの人生が変わり始める――!

ムーンライトノベルズ2018年年間ランキング1位の大人気web発小説が待望のコミカライズ!

表題作はなれがたいけもの

ユドハ,金狼族最強の兵士で王弟
ディリヤ(マディヤディナフリダヤ),元敵国の兵士でアスリフ族,ユドハの番

その他の収録作品

  • あとがき(鳥海よう子)
  • あとがき(八十庭たづ)

レビュー投稿数17

タイトルも世界観もキャラクターも素敵

レビューを見て、原作知らずで購入。
獣人ものは体の不自然さが気になってしまってあまり好きでないのだけど、今作はよかった!絶妙に獣で、絶妙に人で、すごくバランスがかっこいいです。
獣人のこととか、人のこととか、性別のこととか、妊娠できることか、説明が少ないのもいいなと思いました。
オメガバものはお約束で数ページに渡り説明がついているものですが、そういうのなくても、世界観とキャラクターがしっかりしていれば全く問題ないんだなと思いました。

ファンタジー、恋愛、家族、運命、敵味方、いろんな様子がある作品です。

獣人王族の凛々しさ、気高さ、愛情深さ、が素敵です。
ハーフ獣人の愛らしさが、すっごく素敵です。

ひどい育ち方をして困難な仕事をして、困難な中で子育てをしている人の、覚悟と愛情が本当に素敵でした。

子どもが生まれるようなことをして、その後も何回かそういうシーンはありますが、お話がとても素敵で、各キャラクターもとても素敵で、個人的にはエッチシーンが全くなくても、または1コマくらいでも、大満足の内容でした。

0

しあわせになってね

国王?な獣人の子を身籠り一人で産んだ人間と、今は亡き国王の弟の話。獣人×人間のダブルの子は獣人という設定。モフモフで可愛い。

受ちゃんが可哀想な生い立ちでツンデレとかじゃなくてクソまじめキャラで全然周りに頼ったりしないスーパー悲観的です。こういう設定が好きな人もいるんだろうけど個人的には見ていて辛くなっちゃいました。しあわせになってしか言えない。

それと、獣人モノはすべて問答無用でクッソえろいんだと思ってたんですが、こちらはいいエロはあれど標準的でした。

0

はなれがたいけもの

ハートフルでモフモフでえっちも最高な漫画は初めて読みました。何度読んでも感動しまくります。出てくるキャラ全員それぞれの愛があって良いなと思いました。溺愛攻めユドハ様はいいですなー。何よりディリヤの強がりを認め甘える環境を作るユドハ様は素晴らしいなと思いました。ディリヤはユドハとアイリを守って愛している姿がかっこいいなと思いました。アシュはもふもふで可愛くて強くて大好きです!ララジジもちっこくて温かそうです!触りたい...( ・∇・)
「はなれがたいけもの 恋を知る」が連載中ということで連載追えていませんが単行本になる日が来ることを願います。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ連載の様子を見ているとなんだか事件が起きているようでとっても気になります!(〃ω〃)これからも応援しております〜!

1

悲観的すぎる…

ディリヤが悲観的ですね。
ほのぼのしそうになってもディリヤの悲観的さが引き戻すというか。

駆け足気味に感じましたがきっと原作はもっと切なそう。ぜひ読んでみたいです。

王弟ユドハからの溢れんばかりの愛情に、ほだされろ〜と思いながら読みました。
なぜ金狼族の王はディリヤを孕ませたのか?
なぜユドハはそんなにディリヤとアシュを守ろうとしてくれるのか?
ディリヤに頼れ守らせろと根気強く言い聞かせて。

やがて明らかになる金狼王の秘密。えー!そうだったの〜!
そして無事に双子も生まれて。
良かったね〜(泣)

0

多分原作はもっと素晴らしい

原作未読です。

【獣人×人間のファンタジーBL。獣人は相手がオスでも妊娠させることが可能。
獣人の王を暗殺するため貢ぎ物として潜り込んだ傭兵のディリヤは、王の愛撫を受けて心を動かされ、暗殺を諦めて逃げる。6年後、王の落し胤であるアシュを育てながら隠れて生きていたところ、王の遺言により王弟のユドハの遣いに発見される。王宮に連れてこられた二人を陰謀から守るユドハにディリヤは惹かれていくがーー】

おお、やっぱり序盤のあらすじだけでも長くなっちゃいますね…。小説原作で漫画は1巻に納められていることもあり、おそらくかなりの短縮具合です。ストーリー的に駆け足で進んでいき、読んでいる側の心情がおいてけぼりになってしまうところもありました。原作を読んでいたら設定など頭に入った上で読めるので、もっと楽しめただろうなぁと思います。原作未読の読者としては、せめて2巻に分けてほしかったです。

傭兵のディリヤは家族のいない環境で育ったため、愛し方や愛され方がわからず、自分と王の子どもであるアシュに対しても距離を持って接しています。でもそれがディリヤの『愛し方』なんですよね。アシュが将来困らないように、自分が立場を間違えないようにと、一見冷たくもある接し方でアシュを愛しているんです。でもアシュを正しく導きたいと思って育てているからこそ、アシュはとってもいい子に育ってる。愛あればこそなんです。だからディリヤは今までの育て方にも自信を持っていい…!

ユドハとの関係もなかなかはっきりしません。どうしたらいいか分からないという戸惑いが見えます。ある秘密が二人の関係のキーになっていますが、本来なら大好きな設定なので、もっと焦らして焦らして発表してほしかった…この短さでは仕方ないですが…。

ラストはこれ以上もないハッピーエンドでした。原作を読んでみたくなりました。

2

純愛

もうなんて切なくて尊くて…。
しかしこれこそ無償の愛だなと思いました。
本当に読んでいて何度泣きそうになったか…。

愛されるということを知らずに育ったディリヤ。
たった一夜、刺客として放たれた相手に、愛されるということを感覚で知り、身ごもり、さらに17歳で一人で見知らぬ土地で子どもを産んで育てて…。
ディリヤのアシュに対する愛情が深くて感動しました。
そしてユドハも6年も諦めず探し続けた所も素敵でした!
 
エッチもすごく愛ある感じでキュンキュンします。
エッチシーンのディリヤの幸せな感じの雰囲気がとてもよかったです。

2

原作積んだままです。

先に読んじゃいました。

原作シリーズが分厚いのと二段組がハードル高くて揃えてはみたが、なかなか手が出せずにおりました。
段組弱いんですよー。知らねーですよねー 笑

しかしこちらを読んだので、続きも気になるし読み始めたところです。
そういう意味でも読んで良かったですし、原作未読でも楽しめます。

ユドハの登場シーンでなぜかちょっと違和感というか?うーむ、表現難しいな。
狼感が薄くて、犬っぽい?っていうかイメージがハテ?笑っていいのか?って感じだったのはなんでだか自分でもわかりません 笑

とにかく原作を読むとっかかりになりましたので良かったと思います。

0

アシュがかわいい

小説のコミカライズということですが、原作小説は未読です。
鳥海先生は以前も岩本薫先生の小説のコミカライズで狼を描いていらっしゃたので、先生の描くモフモフは素晴らしいです。
人外はそんなに読んでませんが、今回のお話は子供がいて凄くかわいいです。
昔金狼族を暗殺するために傭兵として抱かれたディリヤは暗殺できずに逃げ出して。
6年後その時に身ごもった子供を育てていたら、その子供は前王の跡継ぎということで、連れていかれて。
一人でずっとアシュを育てて、自分のことよりアシュのことを考えて行動するディリヤが健気で素敵です。
連れていかれた城で、前王の弟ユドハに出会って。そこからディリヤとアシュによくしてくれるユドハ。
そして後々秘密を知ることになるのですが。
今は亡き前王の直系の子供ということで、命を狙われたり色々。エンターテイメントとしてもとても楽しめました。

5

コミカライズを入り口に、原作を読んでいただきたい。

原作ノベルズはそこそこの暑さなので、手を出そうかどうしようか悩んでいる方向け、でしょうか。
私は原作からのコミカライズだったので、やはりどうしても物足りなさを感じました。
原作ではもっときちんと説明されているものが、サクッと流されていたり、何よりこの作品は多分ディリヤの心を知る作品だと思うので、もっとディリヤの心の声が聞こえてこないと、アッサリしてしまうな、と言う感想。
ディリヤが思う「普通のこと」が周りの人と乖離している哀しみとか、ディリヤが秘めている心のうちとか…もう少しだけ、ディリヤの孤独感が画面から伝わってきたらな、と。
そこが見えると多分ユドハの溺愛っぷりやアシュの愛らしさが倍増すると思うので。
ただ兎に角、よくあの本をこのページ数で収めたな、という感動もあるので、萌2にさせて戴きました。
次巻が出るならせめて、上下巻くらいのページ数が欲しいです。

4

はなれがたい存在

原作小説未読です。

今は亡き金狼族スルド王の弟ユドハと王と一夜だけ関係を持ったディリヤとディリヤの産んだ狼の子アシュ。
金狼族王位継承権を巡り、複雑な内部情勢で様々な思惑が交錯していく…、と、そんな重めな状況なのですが、アシュが…とんでもないくらいかわいいです。
ふわふわもふもふ、無邪気だけど芯のある心。
ちびっこが登場する作品はあまり得意ではないのですがアシュには心が洗われましたね…。
ディリヤのアシュを思う親心やアシュのディリヤへの気持ちの優しさが胸にぐっときて何度も目頭が熱くなりました。

そして、ディリヤは心配になるくらいの自己犠牲の精神と警戒心の強さでいつもひりつくような空気感を纏っていましたが、ユドハに身体も心も包み込まれてあたたかな愛を受け入れ表情が解れていく姿が見られてほっとしました。
彼らがもう一度巡り逢えて本当によかった。

言うことを聞かないしっぽとディリヤのことが大好きなところがよく似ているユドハとアシュが微笑ましい。
ユドハもアシュもララもジジもディリヤにとってはなれがたい存在。
これから家族みんなで穏やかに過ごしてほしいです。

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