続々重版&ドラマCD化で話題沸騰中!! 優男攻×男前受、不器用な男二人の恋模様。愛が育つ同棲編!

息できないのは君のせい 2

ikidekinai nowa kimi no sei

息できないのは君のせい 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神86
  • 萌×245
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
19
得点
648
評価数
150
平均
4.4 / 5
神率
57.3%
著者
澄谷ゼニコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
シリーズ
息できないのは君のせい
発売日
電子発売日
価格
¥659(税抜)  
ISBN
9784799754634

あらすじ

同じ吹奏楽団に所属している志筑と矢野は、元セフレの恋人同士。
順風満帆な同棲生活を送っていたけど志筑はひょんなことから 矢野に複雑な家庭事情があると知る。
矢野が抱えている悩みをちゃんと知りたいのに、踏み込めない。
志筑がモヤモヤを募らせるなか、 矢野の過去をよく知る幼馴染の柴崎が楽団に現れて――!?

表題作息できないのは君のせい 2

フルート奏者,書店員
サックス奏者,バーテンダー

その他の収録作品

  • #9.5~#18
  • 10倍返しの夜(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下漫画

レビュー投稿数19

同棲しても一気にラブラブしていないのがいい

音楽による興奮と性欲を一緒に解消していたちょっと変態、セフレの2人が、両想いになって、同棲することになります。
同棲カップルでは、夜の営みのときの物音や声が近隣住民に迷惑ではないか、気になるところですが(BL漫画の攻めが受けに意地悪するときのシチュエーションでも多用されてる印象)この2人の場合は音楽のために防音室が大事。
引っ越して最初に2人でやったことは、セックスではなくて合奏、しかも、体力つきるまで演奏しまくる、というのが、やっぱり変態だなあといい意味で感心しました。
2人らしいエピソードでとてもお気に入りです。

同棲したはいいけれど、2人の仕事、生活時間の違いから、朝、すれ違うくらいなのもいいです。この2人らしい距離感があって、かつ、その中でも、志筑に会いたい矢野が早起きして、おかえり、と迎えるやりとりが素晴らしくて萌えました。
お互いのパーソナルスペース(物理的、心理的ともに)をしっかり確保しつつ、仲良くしている感じが、素敵でした。

矢野の家族や幼馴染登場で、飄々としていて、感情がフラットな印象の矢野のあれやこれやがわかってきます。
不器用という表現では無理がある、父親のひどい言葉の数々にいらいらし、マウントですか?というレベルの思い出を次々繰り出す幼馴染にハラハラしました。
三角関係になるのか!?と心配していたけれど、普通にとってもいい幼馴染でよかったです。

矢野父のことで喧嘩になってしまう2人、傷つく様子は、読んでいてきつかったです。お互いのことを考えているけれど、踏み込みたくない、遠慮がある、だから喧嘩になったのだと思い、同棲しても、そう簡単にはラブラブ、仲良し、以心伝心にならない、という人間の心情を深く描いているところを好ましく思いつつ、早く仲直りして、と祈りながら読み進めました。

志筑が矢野にちゃんと気持ちを伝えたところ、仲直りからのエッチ、ではなくて添い寝、という形になったところ、やっぱり矢野がやりたくなっちゃうところまで含めて、とても素敵な展開でした。仲直りから、お互い一歩づつ踏み込みあって、関係が深まったように感じました。

2巻もセックスシーンが少なかったのは個人的にとても好みでした。
愛情表現でセックスは大事ですが、そこにあまりたくさんページを使うより、言葉や心情を丁寧に描いている作品が好きです。

2巻のおまけもネームの特別収録で、1巻よりかなり描きこまれていて、顔などよくわかって読みやすかったです。そしてかわいいエピソードでした。

0

愛着湧いてきましたぞ♡

2巻も引き続きえちの描写はナシ
ナシ、なんですが、、、作品としてはソコはアリなんだよなって思える‼
不思議な説得力( ・ิω・ิ)‼

攻めの家族問題を軸に2人の関係性がまた一歩前進していく2巻
濡れ場が無いからこそ展開やセリフに集中して読めてるんだな~って実感
しかも単に濡れ場描写自体が無いだけだから、ちゃんと大人の2人のお話しとして楽しめるのもいいのかも♪
この辺はBLに浸かってるからこそ日々鍛えられた妄想力スキルを発揮して、脳内で楽しむっていうのもアリ!なこの作品ならではのオリジナリティある楽しみ方なのかな?と思っています( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

お話しのテーマが家族とか攻め周りの事が多かったから少し市吹関連やそもそも受けの快楽主義的設定を活かしたエピソードが少なかったのはちょこっとだけ物足りなさを感じてはいますが・・・まだ続くのでこの巻は攻めを掘り下げ、と思い3巻で受けも含めて2人のまた新たな一面を見れるのを楽しみにしたいと思います

小指を絡めるだけの描写にドキっと出来るシリアスじゃない大人の恋愛BLって読み易さとしてはすごい貴重と思うなぁ~(ღ˘͈︶˘͈ღ)
攻めの深掘り巻だけどそこに対面する事で受けさんの可愛さも際立っていてとても楽しかった~
何だかんだお互いが尽くし系の2人、好きが溢れていていいですね♡♡

0

息できないのは君のせい(2)

くっついてから結構なスピード感で距離が近づいていくのが心地よかったです。セフレ期間が長すぎた故の反動なのかしら。それなら可愛すぎるなと思いました。2巻ではこれまでの二人の過去や家族が出てきて、関係がグッと縮まる…と、思いきや雲行きが怪しく、楽な付き合いを選んできた反動がこんな形で出て来るなんて。面白い展開だなと思いました。イチャイチャが無自覚になっているのとか見ていてほのぼのするし、雰囲気がすごく穏やかになっているのがとても素敵でした。ちゃんとお互いの気持ちをぶつけあう二人がすごく素敵でした。

0

お互い本気の恋に向き合っているからこそ

 雰囲気はずっと軽快なんですが、それを保ちながら恋愛の難しい部分にさらりと触れ、2人の日常に溶け込ませて描いてあるところが上手いなぁと感じました。相変わらず志筑にベタ惚れな矢野が可愛らしく、なんだかんだ矢野に負けず劣らず惚れている志筑のたまの照れ顔も可愛くて、幸せな気持ちになれます。

 好きな人に自分のみっともない所を見せたくないという思いは誰しも抱えるものだと思うけれど、逆に相手は好きだからこそ、そういう所も許容できる、むしろ見せて欲しい、見たいと思うものですよね。お互い好き合っているから起こるすれ違い。交際初期のちょっとぎこちないような、でも根底に甘さがある空気感を楽しめる2巻でした。

0

恋から愛へ

2巻です。
付き合い始めて、早々に「一緒に住まない?」と同棲が始まるという流れでした。
1番盛り上がってる時で、生活リズムが違うからもっと一緒に居たいという気持ちはよくわかる。志筑が承諾するのかな…と思ったけれど、矢野のじわじわ押しが効いて無事同棲開始となりました。

矢野の家への挨拶とか、セフレ4年から付き合う事にしたよっていう2人の割に深みにハマるのがやや早い気もしましたが、これからの将来を見据えての「知りたい」という気持ちなのが、恋から愛へ変わりつつあるのを表現しているようで心がホコホコしました。

家族のそういう部分や自分のあまり良くない部分を知られたくない気持ち、分かるなぁと共感できました。
でもいつかは乗り越えなきゃだからね。

終盤の志筑のデレにはかなり萌えさせていただきました…この2人、ラブラブやんけ!

3巻はもうすぐ発売だそうですが、すごく楽しみ!

0

嫉妬可愛い

恋人になった2人の同棲編です。2人とも恋愛経験は多いものの、本気の恋をした事がないのでどこかぎこちない感じなのが可愛かったです。
今回は矢野の幼馴染である柴崎が登場し、無意識な幼馴染マウントに嫉妬する志筑が見られて良かったです。笑

また、矢野の父親とちゃんと話し合いたい志筑とできるだけ関わりたくない矢野がすれ違うシーンもありましたが、大家さんと柴崎のファインプレーもあって無事仲直り出来ました。仲直り後のいっそう愛が深まった2人可愛過ぎました!

0

いきなりの家族紹介?!

本屋の店員で普通時間に働いている矢野(攻め)と、バーテンダーで夜働く志筑(受け)が色々あって付き合いだしてからのストーリー。

中々時間帯の合わない二人に矢野は「一緒に住もう」と持ちかけます。
大家の趣味で防音室まである部屋を見つけだし、志筑も引っ越しに同意します。
同棲生活は朝、志筑が帰ってきて、入れ違いに矢野が出勤する。朝は志筑がお弁当を作ったりしながら矢野を起こす。晩御飯は矢野が作っているみたい。
日常のサイクルが出来つつある二人が微笑ましい。

矢野は父親とは不仲でそんな話の流れで志筑は矢野家に一緒に行くことに。
それ自体に志筑は抵抗なさげだったので、そこは良いのか?って思いましたけど(^^;
父親以外はお兄さんも甥っ子も意外と普通に受け入れてるー

で、父とはやっぱり上手くいかずにそれがきっかけで二人が喧嘩をしてしまいます。
でも仲直りするんですが、その過程もなかなか良い感じに萌えられます♪

そもそも志筑はモロ好みのキャラクタなので、二人がうまくいって欲しいなー。
そして今回志筑のセリフ「気絶するまで抱け」に悶絶。彼が受けであることがこのストーリーを格段に良くしていると思います。
早く続き読みたい。

0

志筑くんがチャラ男からイケメンに成長

同棲ですね、志筑も作者さんも言ってたけど早い!でも昼の仕事と夜の仕事の2人だと会う時間がないし、同棲したくなるのも納得かな。セフレ期間も入れれば十分長いお付き合いですもんね。
今回は矢野の王子様な所は全然なくて恋に一生懸命なただの男でした。住むところのリサーチしっかりしてる所とか微笑ましい。
受けの志筑がかっこよくなってますね。1巻ではチャラ男っぽい感じだったけど、今回は落ち着いていて頼りがいのおるイケメンでした。ピアノも上手でかっこいい。
今回当て馬になるのかなと思われる幼なじみの登場だったけど、当て馬でもなんでもなく、良い奴だった。是非女子高生の淳子ちゃんと情報共有して欲しい。そして仲良しになって4人で行動するのも楽しそう。
まだまだ話は続くようなので楽しみですね。
楽器を扱ってるシーンがもっと見たいな。

0

恋から

顔、セックス上手いところ(言えるわけない)、優しいところ、匂い、手、もういっちょ顔…志筑(黒髪,受け)の思い描くユキちゃんの好きなところでもうお腹いっぱいいっぱいですわ。前巻は神評価。続編は蛇足になる作品も多いのでそこまで過大な期待をしないで読みました。家庭問題など正直好きではない展開ながらも、志筑が期待を超える可愛さでした。小指を繋ぎ出したぞこの大人。2人ともこのなりで性豪って設定が好き。実家でも平気で勃てる雪路くん、強い。

雪路そっくりのユキチャンママが結婚した相手なんだから、良いところというかうまく話せるとっかかりはありそうなもんだが…パピー

一巻同じくガッツリのセックス描写ゼロ!ガッツリどころか裸体シーンすらほぼなし!う〜〜〜んそればっかじゃないけど好きな2人だからそこも見たい!!

0

ただひたすら萌える。

エロいシーンはひとつも無いのにめちゃくちゃ悶える。何故こんなに悶えてしまうんだ?ともう一度読み返してまた悶える。これの繰り返し。
付き合って数ヶ月にしてはぶつかった原因がなかなかなものだな〜とは思いましたが、確かにずっと一緒に居たいって思っているなら良い衝突だったな〜と色々考えます。
ほのぼのしているけどいい感じに緊張感のあるシーンも挟まれていて読んでいて楽しく、飽きないです。凄く続きが気になる作品。3巻も楽しみです。

0

あ゛あ゛あ゛!がわい゛い゛!

もーまじでかわいいです。読んでる最中何回悶絶したことか…笑
前巻からうってかわってラブラブなのがたまんない!相変わらず行為的な描写はないですが、前巻よりエロかった!(?)

新キャラ登場+矢野のアレコレ+志筑デレ
って感じ?笑

ほんと読んで損なし!えろえろは無いですが、十分満足できます!かわいい!

私の中では志筑くん完全に中村悠一さんボイスです。笑

0

エロがないのに何故こんなに萌えるのか?

『息できないのは君のせい』の続編です。

書店員 矢野 雪路とバーテンダー 志筑 順のお話。

前作では、性的嗜好の合致からサックス奏者 志筑は、同じ市吹のフルート奏者 矢野とセフレになります。
ところが、4年の月日を経てお互いに恋愛感情が芽生えていました。
優しすぎて見返りを求めない矢野と快楽最優先で恋愛がうまくいかない志筑。
「もしダメならその時は一緒に大怪我してみよう」
諦められない矢野の一言に心を動かされた志筑は…。
今作は、その続きになります。
お付き合いを始めて4ヵ月。
ある日、矢野は志筑に「同棲」を提案します。
最初は戸惑っていた志筑でしたが、防音室がある物件を見せられて…。

矢野をフォーカスしながら2人の胸の内にグッと迫っている2巻。
同棲生活はもちろんですが、矢野の実家訪問や幼馴染の登場などエピソードが満載です。
好きだから知られたくない矢野と好きだから知りたい志筑。
上手く向き合えない2人のケンカやすれ違いにハラハラしました。
でも、最後はちゃんと自分の気持ちを伝えます。
「面倒でもみっともなくても一緒にいたい」
普段はクールな志筑の本音にこちらまでキュンキュンしちゃいました(笑)

イチオシは、矢野の父親と対峙した後の帰り道。
自然に手を繋いで夕御飯の話をする2人に、きっと怖いモノなんて何もないよね?
読みながら、絶対に幸せになって欲しいと涙ぐみました。

このお話には、当て馬が登場します。
人間性に問題がある矢野の父親。
交際に大反対しているのですが、果たして続編ではどうなるか?
脇キャラとしては、矢野の家族、幼馴染の伊織くん、女子高生の淳子ちゃん、新居の大家 小芝さんが登場します。
前作でも登場した矢野の甥っ子 晶くんもいますよ。

Hシーンは…今作もありません。
ちなみに、事後っぽい雰囲気もなかったです。
エロとは関係ありませんが、お風呂上がりの志筑にビックリしました。
めちゃくちゃいいカラダをしている!
ぜひ本編でチェックしてくださいね(笑)

描き下ろし『10倍返しの夜』
本編18話の途中のお話。
あぁ、表紙にも登場している矢野のぬいぐるみになりたい…。

それなりに問題はあるけれど、将来も意識するようになった2人。
ゆっくりでも一つずつ解決して欲しい。
個人的には、志筑もちゃんと矢野が好きだとわかって嬉しかったです。
…が、もっとイチャイチャしてくれてもいいんだよ~。
続編に期待します‼

エロがないのに、なんでこんなに萌えるんだ?!
少しでも興味のある方は1巻からご覧いただくことをおすすめします♡

2

天才か?

読後「天才か?」と声に出してしまいました。
息でき、天才です。

2巻はすれ違いなんですが仲直りの仕方が最高なんです…恋が愛です。詳しくは読んでみて下さい…
えちえちが読みたい人にはすすめません。
きゅんきゅんが読みたい人に激推しします!

私は、pixivで読んでいたのですが、小冊子が付くということで購入しました。購入して大正解でした。◎ そして、購入していなかった1巻も買わなきゃなと思いました。皆様もぜひ読んでみてください。

5

前巻より好きだけど

一巻の時はお話に付いて行けなくて、置いてけぼり感を感じたんです。やたらと多い登場人物に矢野と志筑の恋愛に集中出来なくて、このお話は何処が面白いのかと思ったほどでした。

でも二巻になって矢野と志筑の同棲編になってからは、二人の恋愛に必要な人物しか登場しないのもあって、やっと面白いと思う事が出来ました。

恋愛の事になると初々しい二人が凄く良かったです。そして、矢野の実家へのいきなりの訪問とか、同棲を始めた恋人同士には避けられない家族問題とか読んでて楽しかったです。

一巻のあの甥っ子登場にも意味があったのだと思いました。でも居なければ居ないでも良かったし、長髪の意味は今だに理解出来ませんでした。

二人の恋愛だけを見れば恋人同士になったからこそ、今まで見えなかった自分の姿に二人が気が付いて成長してました。

二巻では市吹は最低限しか出て来ませんでしたが、次巻では市吹の様子も出て来るとあとがきにありました。

私は人数過多な市吹の話があまり得意じゃないので、ほどほどにお願いしたいと思いました。
ファンの方すいません。

0

好きだーーーーーっ!!!!

待望の「息でき」2巻発売です。
…といっても、pixivで読んでるので内容はほとんど知ってるのですが、本で纏まっていると大好きな2人がサクサク読めるので、有り難いですね。

2巻はセフレから恋人になって4ヶ月、完全防音の部屋を見つけた事もあり、早々に同棲を始める矢野くん(攻)と志筑くん(受)のお話。同棲から矢野くん家族への紹介。矢野父との不仲問題などなど、面倒な事が色々起きますが、一緒にいたいから関わりたいと気付く志筑くんにキュンが止まりません。

1巻は矢野くん→志筑くんが強かったのに、2巻は志筑くん→矢野くんが強い。テーマは恋から愛に変わる、らしいので、ぴったりだと思いました。相変わらずエロシーンはありませんが、2人が幸せそうに暮らす姿を垣間見れて幸せです(笑)

あーーーーーっ、ほんと好き!!!!

なんでこんなにこの2人の事が好きなんだろうってくらい好き。大好きです!!!!

5

続編は恋人編!

前作でセフレだった2人の恋人編となる2巻では、恋人になったことでの様々な変化や問題に直面します。
(同居、幼馴染みの登場、両親との対面などなど。)
2人それぞれ表情の変化に注目です。特に志筑くんが自分がどれだけ矢野くんのことを思っていたか、に気づくシーンは胸熱でした。
また今作は矢野くんの家族や幼馴染み、大家さんなど魅力的なキャラクターがたくさんいます。未読の方はぜひ1巻から読んでもらいたいです!ゆっくりじんわり幸せを噛み締めることができる素敵な作品です(*^^*)

2

登場人物が無駄に多い

主人公の2人は好きなので連載も追ってるのですが、
改めてまとめて読むと登場人物が多いせいか話の展開に唐突感があります。
意図する話の流れは十分に理解できるのですが、この役割をこのキャラにやらせる意味はあるのかと全てのシーンで疑問です。

もっと2人だけの日常を読みたかったです。

3

『息でき』2巻です

セフレ関係からステップアップして恋人になり同棲をはじめた矢野と志筑。
身体は半ば勢いで繋げたふたりですが、相手の家庭や気持ちに深く関わって踏み込んでいく難しさに思い悩むことに…。

見栄っ張りで小さい頃は野生児だった矢野。
世話焼きで独占欲の強い志筑。
ふたりの意外な一面も見られて嬉しい。
面倒でもみっともなくてもそれをひっくるめてそばにいたいと思う相手。
ケンカをして内面に触れ合って、またぐっと距離が縮まった気がします。
小指を絡めてめちゃくちゃ恥ずかしがっているふたりに、もう〜、もっとすごいことしてるくせに〜!、とにやにやして、ラストではどちらからともなく自然と手を繋ぐシーンにぎゅんとしました。

淳子ちゃんがぐぎぎとしながらナイスアシストをしてくれるのは相変わらずで、今回ではまたさらに強い味方が続々と登場。
周りに恵まれているふたりだなあ、と思います。
ただ一点、気がかりは矢野の父親ですが、時間をかけて歩み寄ってくれたら…。

そしてですね、元セフレで現恋人で同棲していて、オトナな関係からはじまったふたりのオトナなシーンがないわけないよね?なんて思ってしまうわけですよ。
前作でおあずけをくらっているので余計に。
本編ではやはり色っぽい場面はなく…、描き下ろしのタイトル『10倍返しの夜』でベッドでキスをするそういう雰囲気のふたり!煽る志筑!とうとうキタ!!とワクワクしつつページをめくって…、暗転。
おまけにて満足げな事後のふたり。
ふあーーー!?ゼニコ先生ー!!
あ、もうこれが様式美的なかんじなんですかね?
ハジメテをいたしそうでまだいたさない的なものや全くのエロなし作品との焦らされ方とはまた違うこの気持ちをどうしたらよいのやら…(泣笑)
ふたりが身体を重ねる姿を拝める日はくるのかな…?

3巻…、いろいろな意味で楽しみに待ちたいと思います。

1

同棲編スタート!

澄谷ゼニコ先生の作品が好きで全部持っています。
特に「息できないのは君のせい」は1番好きな作品です。

pixivコミックで全部追っていたので、描き下ろしを主な目的に購入しましたが、まとめて読めてとても良かったです。
電子で細切れで読むのが苦手なので、コミックス化は嬉しいです。


2巻では、付き合い始めた2人が同棲しようとする所から始まります。
矢野が同棲したくて、志筑にプレゼンしたり、泣き落としたり、心惹かれそうな物件を見つけてきたり、押せ押せで笑います。

そして同棲が始まると、ちょっとだらしない矢野と、オカンのように世話をする志筑。
だけど空気が甘々で新婚さんみたいです。2人共浮かれちゃって、初々しくて、ずっと眺めていられます。
結構あざと可愛い路線の矢野が、ネクタイ上手く結べない振りして志筑にやってもらい、志筑はそんなのお見通しで甘やかす、とか甘々すぎです。

4年間セフレだったのに初々しい姿が色々見られました。
チューして赤面とか、小指だけちょっと手を繋いで照れてすぐ手を離すとか、同棲までしてるのに可愛いすぎる!
きっと2人はベッドでの事の方が得意なんでしょうね。見る事はできないですけどね。

同棲が落ち着いてくると、色々隠そうとする矢野と、教えて貰えないと疎外感を覚える志筑ですれ違いが起こります。
特に矢野の父親の件で喧嘩に発展してしまい、矢野の仕事が忙しくなったこともありすれ違いが続きます。
その時の2人の反応が違っていて、大家さんに助言を貰いながらも、自分で考え結論を出す男前な志筑と、幼馴染の所でぐちぐち言いながら泣いてる泣き虫の矢野。
みっともないとこ知られたくないと言う矢野ですが、志筑にそんなの知ってると一蹴され、そんなんで嫌いにならない、一緒にいたいと言われます。
志筑の男前さに惚れ直しました。

1巻に続き、朝チュンばかりで最中のシーンはない、というか朝チュンすら減ってますが、初々しい甘々が見られて、結構満足でした。
とはいえ、明らかに同棲してやる事やってんならそのシーン見せろー!という気持ちが全くないわけではありません。キス以上のシーンはないですので、そこに期待している方は注意して下さい。

アニメイト限定の小冊子付きを購入しました。
矢野の持ち物AVを2人で鑑賞しちゃう話でしたが、普段男前な志筑のエロい顔が見れて満足しました。あんまりそっちのスイッチ入った志筑は見られないので、補充できました。

1

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