君を前にして 冷静ではいられない

コヨーテ IV

coyote IV

コヨーテ IV
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神283
  • 萌×238
  • 萌6
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
35
得点
1588
評価数
330
平均
4.8 / 5
神率
85.8%
著者
座裏屋蘭丸 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
コヨーテ
発売日
電子発売日
価格
¥727(税抜)  
ISBN
9784866574592

あらすじ

「きっと全てを手にいれるのは難しい事だから…」 〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテと、マフィアの後継者だが、バーで働くピアニストのマレーネ。マフィアと人狼の抗争が激化する中、2人は自らの気持ちを伝え、再び愛し合う。しかし、マレーネは本家に連れ戻され軟禁状態に。彼の身を案じるコヨーテは、マレーネを解放できないかと思索するが――。

表題作コヨーテ IV

ヨシュ・ガーランド(マレーネ),28歳,マフィアの孫
コヨーテ(リリー),人狼

レビュー投稿数35

嵐の前の、蜜月のひととき

はー……シリーズ読み返し中ですが、嵐の前の2人の蜜月にぐっと心が打たれるのと、
リリーの幼馴染・ミミちゃんが…!!というショックが初めて読んだ時みたいに襲ってきて、何度読んでも夢中になってしまいます。

リリーの大好きな人なら、たとえ敵対する組織のターゲットでもきと大好きになる、人間とヴァラヴォルフの間の子であるリリーはすごい存在だ…と語るミミちゃんの言葉。噛み締めて読んだ‥

「きっと全てを手に入れることはできないから」というノーランの言葉が痛い( ; ; )
マレーネとリリーには全てを手に入れて欲しいけれど、愛を手に入れるためには、2人は家や家族を捨てなければならないんだな、それはきっと避けられないんだなと思うと、切なさに胸が締め付けられました。

いよいよ決行の日が決まり、緊張感高まるラスト。
続刊、心から楽しみに(でもちょっと怖くて緊張しながら)待ってます…!

0

決行の日が決まった

こんな危機的状況でもどうにかして逢瀬を重ねるふたり・・・すごい・・・危険を顧みず、という言葉がピッタリです。

ヨシュのお爺ちゃんはもう本当に狂人という感じで。自ら手を下すことはできないまでも、マトモな判断力を持っていなさそうな側近の若者が怖すぎる。彼が何かしでかすんじゃないか・・・。

そして、立て続けに起こっている人狼狩り。

みかねたヴァラヴォルフの陣営では遂にガーランド解体の日が決まる。コヨーテはどう動くのか、ヨシュはどうなるのか、次巻がクライマックスですね。

一方で繰り広げられるヨシュとコヨーテの濃密な時間は、作品の中の癒しです。美しいし尊い。

続編も楽しみです。

0

ありがとう

やっと4巻読めました!!!
アレンありがとう...
リリーとかけよるマレーネの顔が、本当に嬉しそうで!
キャスリンさんが可愛くて好きです!この方もありがとう...!!
4巻は話が進みましたね、5巻が少し不安です。

0

決戦は木曜日

3巻だけ読み返そうかと思ったら、結局1,2巻とも読み返してました。

4巻はお話を前に進めるための一冊でした。そろそろ終わりなのかな?2人の関係は3巻までですっかりラブラブになってますが、4巻ではリリーがマレーネと過ごそうと積極的になったのが大きな変化!緊張した空気でありつつも、アレンの登場シーンなどややコミカルなのも今までなかった雰囲気。読者の自分も気が抜けたのか、「ああっ リリー!!」とマレーネが自分の首元を押さえながらひとりごちているシーンがちょっとコメディに見えてしまったほど。それにしてもガーランドのセキュリティはザル。

続きが楽しみです。

1

ぶれない面白さ

悪夢の前の静けさだったらどうしよう…。

アレンのおかげでマレーネとリリーの甘い逢瀬を見れたので幸せでした。

マレーネの溺愛っぷりも相変わらずでこれこれ!と思ったのですが、好きと言ってからのリリーが健気で更にかわいいです。

そんな中ミミが痛い目にあってしまって悲しい。
ふたりにとって大事な人たちに何かしらの危害が出そうで5巻は読むのがこわいです。
決断が迫られる時なのでしょうか。

どんな展開になるのか予想がつかずこの作品の虜です。
読んでいる読者が色んな思考を張り巡らせられるのは楽しいですね。

そういえばリリーはヴァラヴォルフの中では小柄だけど人間のアレンと同じくらいの身長で…!そういう細やかな設定も萌えました。

11

ひとときの逢瀬。

待ちに待ってた4巻。
ヴァラヴォルフのコヨーテ(リリー)と、敵対するガーランド家のヨシュ(マレーネ)。
やっと想いを告げて恋人となったけど、軟禁状態にあるヨシュとは離ればなれ。


ガーランドの人狼狩りがお構い無しに激しくなる中、ガーランドの中にもヴァラヴォルフの中にも、いろんな考えを持つ人がいて。

くそー、ガーランドのトップのサイモンが人狼狩りに固執してるから。
この人さえいなければ、と何度もはがみしちゃいますΣ( ̄皿 ̄;;


軟禁状態の中で迎えた発情期。
リリーの元へ行こうと脱出を試みるマレーネの元へ駆け寄るリリー。
すれ違いにならずによかった。
何より抱きしめあって、愛し合えてよかった(´∇`)

危ない橋を渡って協力してくれたアレン、ありがとう(ノ_<。)

えちシーンでは、2人の色っぽい肉体美と情熱的に求め会う姿にうっとりきゅんきゅん。
また翌朝の満たされたマレーネの表情ににまにまうっとり。
目覚めたリリーの、穏やかな優しい表情にはなんだかもう言葉が出ない。
あぁ、ここまできたのか、と感無量な気持ちになりました(つд;*)
ハピエンの道半ばなんですけどさ。


短いけど充実した幸せな逢瀬を過ごした後に訪れる現実。

これからどうなるのか目か離せないです。


人狼と人間が愛し合った存在であるコヨーテと、コヨーテが好きだからコヨーテが好きなヨシュも好きだと言ってくれるミミ。
冷静に理解してくれるノーマン。
2人の逢瀬に協力してくれたアレン。
素敵な人達がいてくれて、なんとかハピエンになりますように、と祈らずにはいられません。


そして、もちろん4巻のCDも出ますよね。
聞きたいセリフがシーンがいっぱいです(≧▽≦)

10

読後しばらく、茫然として虚脱状態に。

す、すごいものを読んでしまったぁ……! というのが、まず最初にいだいた感想です。いや、三巻までだって『コヨーテ』はすごい漫画なのですが、四巻はなんかもう突き抜けてますね。

物語としては、今回は最終決戦の前、嵐の前の静けさといった感じ。ヴァラヴォルフにもガーランドにも動きはあまりありません。そんな中で、リリーとマレーネはお忍びで逢瀬をかさねます。

リリーとマレーネのラブの合間に、コヨーテとキーファーの絆や、アレンの活躍、ドミニクの立ち位置など、サブキャラたちにスポットが当たるシーンが多くてよかったです。また、ヴァラヴォルフとガーランドの対立の歴史が語られたことも、『コヨーテ』のタフな作風が見た目だけではなく、詳細な世界観や設定に支えられた本物の厚みのある物語であるということを表していて素晴らしいです。

座裏屋先生はインタビューにて、物語の背景を語るシーンを入れるかとても悩んだと仰られていましたが、私は入れて大正解だと思います。

10

続きが待ち遠しくて仕方ないです

続きが待てなくて雑誌の方でも追っていたのですが、二人の甘い時間のシーンが少し物足りなかったかな、、これはもう好きすぎてどんどん欲深くなってる自分のせいです!満足出来なくてごめんなさい!しかし単行本化にあたり加筆修正があったので読んで歓喜しました!しかも電子ならさらに特典があるので、結局全部購入ですよね〜。一分のためらいもなく購入ですよね〜。
所々少し絵の描き方が少しあっさりになったかなぁという印象がありました。3巻でのマレーネとリリーが再会したときのキスのシーンがとても好きで、あの時は艶かしさと二人の気持ちの高まりが読んでいて手にとるように伝わってきました。今回はさらーっとドラマティックに流れていきます。
ヴァラヴォルフの襲撃がまさに始まろうというところで終わります。
早く続きが読みたいですー。待てません。待てができませーん。こんなに緻密に描かれた素晴らしい絵とストーリーでBLが読めるなんて、読んでない人はもったいなさすぎるーーー!!

8

2人を取り巻く運命の渦がより大きく…

古典的な悲恋の名作をベースに巨匠監督が撮影した映画をIMAXシアターで見ているようでした。

ずっとカチコミ前の高揚感が続いていて、いよいよ次巻はもしやして…という印象です。この緊張感が、あと2-3巻くらい続くとしたら身が持ちません…。いや、2-3巻続くのかな?訳アリ風な登場人物が増えてるから、これらを回収して、マレーネとリリーの恋の行方を堪能するのに(エロも最低30Pくらい欲しいし)あと1巻じゃ足りない気がしてきました。

障害物に萌える質なので、鉄格子ごしの逢瀬の場面は印象的でした。
もちろん、紙面を超えて汁気を感じるエロシーンはいつもながら圧巻です。
あまりに緊張感が続くので、あれ?これは”囀る”みたいに2巻くらいエロなし抗争のみ(名作だけに許されるやつ)になっちゃうの?とハラハラしたのですがよかったです…。察していただいてありがとうございます。

あと、この張りつめたムードが漂うなかで、ちょいちょい差し込まれる”緩んだ表情”で、座裏屋先生の画力の素晴らしさを再認識しまくりです。地味な描写かもしれませんが、感情の動きが見事に表現されていて、緊張感高いドラマのなかに日常や人間らしさが見えてほっとするんです。(鉄格子ごしの逢瀬時の2人の終始穏やかで幸福そうな表情とか、コヨーテから”マレーネ(ヨシュ)”って言葉を聞いたときのノーランのちょい照れとか、軟禁中のヨシュに会うため忍び込んできたコヨーテに”会いたくて”と言われた時のヨシュのデレMAXな表情とか…もう表情筋が豊かすぎて楽しい)
ついでに言うと、ノーランがコヨーテに、”彼のピアノ演奏はそんなに素敵なの?”と問いかける場面がひたすら優しくて大好きなんですよね。

何かを得るために何かを犠牲にしなければならない、と突きつけられる2人ですが、抗争の果ての平和や、誰かの不幸の上に成り立つ幸福ではない幸福があってもいいのになと思ってます。
とはいえ、コヨーテとヨシュアの両親の死に、まだなにか知られざる真実とかが隠されてんじゃないかなーと深読みしつつ、また1年(?)待ちます。

12

言葉にならない

4巻も緊迫感漂う状況は変わらず…です。

が!しかし!
甘い時間はある!
ページをめくった瞬間、歓喜~!!
美しいふたりが…♡座裏屋先生ありがとう!!

二人には幸せになってもらいたい反面
状況はますます苦しい方へ…。

次巻、早くください!

8

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