なんでもない日々が、君といると天国になる。

フロムヘブンヘブン

from Heaven Heaven

フロムヘブンヘブン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神81
  • 萌×281
  • 萌31
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
30
得点
827
評価数
200
平均
4.2 / 5
神率
40.5%
著者
ほど 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784758022842

あらすじ

「お前って俺のこと好きなの?」
高校三年の卒業式、片想いをしていた同級生・藤田から突然の呼び出し。
誰にもバレるわけがないと思っていた想いが、まさかの本人にバレてしまった…
慌てる林だったが、どういうわけか卒業式の一週間後、藤田とセックスすることになって――?

毎日「好き」になって、いつだって天国に連れていかれるみたいに「幸せ」。
ほど渾身のデビューコミックス。

【描き下ろしあり】

表題作フロムヘブンヘブン

藤田武,高校生→社会人
林直和,高校生→大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし(描き下ろし)

レビュー投稿数30

まさかの両思い

ちょっとコミカルタッチでくすっと笑える、ほんわかしたラブストーリー。
だめもとで告白したら(というか、させられた感が強い)、まさかのつきあう展開~
というところからお話が始まります。

攻めは無口で表情もあまり変わらないので分かりにくいのですが、これ、結構受けさんのこと好きだよね!?というのが段々分かってきて面白い。
一方、受けさんはちょっと女性っぽいイメージですが、独白シーンがちょっとコミカルで笑えるので漫画として面白かったです。

0

「まさか」が起こり続ける。

私は心が真っ黒に汚れてしまったかなしい大人なので、この作品を初めて読んだ時は、めちゃめちゃスリルを感じびびり散らかしながら読みました。

大丈夫? 実は最後に地獄に落とされたりしない? と。

良い意味で、現実にはまさかこんなこと起きないだろうということが次々に起こるので……、こんな「まさか」が立て続けに起こると悪い方の「まさか」が特大級で起こりそうな気がしてしまうんですよね。たとえば待ち合わせとかしたら、攻めか受けのどっちかが車に轢かれてしまって音信不通になったりとかしそうな気がしてくるんです。我ながらなんってネガティブなんだと思うんですけど。

読後、疑ってゴメンっていう気持ちでいっぱいになりました。

いい話だった……。

エピソードをあらかた忘れた頃にまた読み返そうと思って、一年寝かしてからまた読みました。

いい話だった……。

汚れ切った大人のハートを浄化する癒しのパワーがあります。人生にうんざりした時に読むと良いかもしれません。



0

温かな物語

とにかくずっと温かくて穏やかな心地よい物語りです

片思いしていた相手とホテルに行くことになり、たった1度の思い出作りだと思っていたら、実は相手も自分を好きでいてくれて...
卒業してから始まるお話しです
お互いがとても優しくてお互いを大切に思っていることが温かく伝わってきます
途中、浮気を疑うところがありますが、そこからどろどろな展開になるわけではなくとても爽やかです

優しい気持ちになりたいときに読む作品です



2

最初から最後までホワホワ

いやぁ~。
可愛い。
2人ともなんて可愛いんだろう・・・。

何か事件がある訳でもなく、ほぼ2人のやり取りの1冊なのに読み始めたら止まらない。
え、こんなヘブンだらけでなんで途中で飽きないの??
不思議。
いや、不思議じゃない。

漫画がとってもお上手ってことですよね。
なんでもっと早く読まなった自分!!
ほど先生これからも追っかけていきます。

6

教科書のようなBL

ザ・王道と言ったBL作品です。
2人の出会いからお付き合い、ちょっとしたすれ違いや誤解もありつつ、しっかり最後はプチ同棲の形でエンディングを迎えています(^-^)

読後感は良し◎。絵もキレイだし、エッチシーンも激しくもなく、かと言って少ないってわけでもなく丁度いい塩梅。ストーリーも淀みがなく、BLの王道過程を辿っています。教科書のようで、初心者向けの作品です。
胸キュン要素も、甘い要素もそれなりにあって、多くの読者に支持されるだろうな、って言うのがひしひしと伝わりました。

特に大きな問題や事件、爆弾を抱えている作品じゃありません。それが物足りないな、とかキレイにまとめられ過ぎていて味気ない…と思う方もいるかも知れません。
私も、もうちょい何か欲しい…と思ってしまったクチです(笑)何というか、ストーリーがまとまり過ぎていて、メリハリがあまり無かったような印象を受けました。エンディングに向けては、幸せなのがプンプン伝わりましたけどね^ ^♪

BLの良さが満遍なくたくさん詰まっているので、BLの導入としてはよく出来た作品だと思います。
BLに馴染み始めで、作品選びに迷っている初心者の方にすごくおススメの作品です(^-^)

6

なにこれ、かわいすぎる!!

叶うはずがないと思っていた片思いが、まさかの成就。

付き合い始めの、あのドキドキ感。
お互い手探りで、たまに不安になったりするけれど、それも含めて幸せで。
高揚感、多幸感、heavenly っていうんでしょうかね。
一緒にいる限り、ここは天国か?みたいな。
そういう気持ちが描かれています。






ーー

積んでるあれこれを今、崩している最中で、これを読んだんだけど……。
早く読めば良かったなーって思いました。
確かこれ2022年のBLアワードで「次に来る」でノミネートされてた記憶があるんですよね。
でも、その当時は読んでなかったので投票しなかったけど、読んでたら絶対に投票してたのにー!って後悔。
今更だけど、私の中で「次に来る」だなー。ほんと今更だけど……

4

一途な2人に胸キュン♡

初めて読んだ ほど先生の作品です。
ほど先生のデビューコミックスになります。

社会人 藤田 武と大学生 林 直和のお話。

高校3年生になって、隣のクラスにいる藤田に恋をした。
休み時間の度に廊下で友人と話す藤田を見るため、自分も廊下に出る。
話しかける勇気もなく、ただ見ているだけで幸せだった。
片想いのまま卒業式を迎える――はずだったのに、藤田から突然呼び出されて…。

卒業後は大学に進学した林は優しくて純粋な性格。
秘かに藤田に片想いをしていました。
一方、就職して社会人になる藤田はちょっと言葉足らずの男前。
隣のクラスの林とは接点がなく言葉も交わしたこともありませんでした。

「お前って、俺のこと好きなの?」
藤田から告げられた一言。
まさか本人に指摘されるとは夢にも思っていなかった林は青ざめました。
見ているだけの天国から地獄へ
ところが、事態は思いもよらない展開に!

Twitterを拝見させていただいたところ、こちらの作品はもともと同人誌だったとのことでビックリしました。
ほど先生の丁寧で柔らかい絵柄と繊細な心理描写が存分に発揮されており、デビューコミックスとは思えないクオリティです。
また、作品全体を通してストーリー構成やキャラに意外性があるので、最後まで楽しく読み進められました。
とくに、ネガティブ思考の林を斜め上から包み込む藤田が良かったです。

社会的な立場も性格も異なる2人。
お互いの気持ちを確かめ合って、めでたくお付き合いをスタートさせました。
しかし、本気の恋ほど誤解やすれ違いが生じてしまう。
だんだん不安が増す林ですが、その裏で藤田は…。
ここからは、ぜひネタバレなしで本編をご覧ください!
ドキドキとモヤモヤを繰り返しながら、ゆっくりと恋人になっていく2人が愛おしい♡

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、高校の友人 高橋くんと山口くん、藤田の同僚、それぞれの家族が登場します。
みんないい人で安心しました。
個人的には、高橋くんと山口くんが気になる(笑)

Hシーンは、本編に4回ありました。
エロさは薄いのですが、藤田に対する林の想いが溢れているのでキュンキュンしますよ♡
――思い出をくれたんだ…
初めての結ばれたその日に「諦めをつかなきゃいけない」と覚悟した林の気持ちを知っているからこそ、両想いになった2人のセックスは感無量です。

描き下ろしは、本編その前のお話です。
藤田から見た林の存在とは?

天国から天国へ。
それは、ずっと終わらない2人の恋物語。
おすすめは、5話の藤田視点のエピソード。
どれだけ林のことが好きなのかが伝わり、こちらまで嬉しくなるのですが、最後はやっぱり林にやられました(笑)
一途な両想いって最高ですね♡

読後は、終わらない天国に連れて行ってもらえる一冊。
可愛くて一途なお話が好きな方にはイチオシの作品です。

4

幸せがあふれてる

甘い表紙と思わず口に出して言いたくなるタイトルに惹かれて購入した作品でした。
長らく積んでいましたがBLアワード2022にノミネートされていたので読んだところ…
もっと早く読んでいれば良かった〜!!と、ジタバタしました(笑)

林は藤田のことが好きだったけれど接点も声を掛ける勇気もなく…
廊下で横顔を眺めていただけの密やかな恋。
そこからの林自身さえ想像していなかった展開にドキドキしっぱなしでした。

恋人同士になってからのふたりの日々は
特に激しいエピソードはなく、わりとあっさりしていたのだけど
何でもないときでも幸せそうにしている林の気持ちがこっちまでふわっと伝わってきたのがすごく素敵でした。
藤田も林ほどわかりやすくはないけれど、抱き合って微笑む姿や林に向ける愛おしそうな眼差しから林への想いがあふれているのがわかってめちゃくちゃキュンとしました。

これからも君たちらのペースでゆっくり、ゆっくり。末永くお幸せに〜!
そんな言葉を贈りたくなるようなカップルのお話でした。

2

安心安全?なお話

卒業式で玉砕覚悟の告白したら、意外にもオッケーをもらいホテルで・・・という試し読みで、続きが気になり購入。

ほぼ二人だけのストーリー展開で、誰も傷付かないほのぼの・ハッピーなお話でした。

なんというか、あるあるな展開のみで、BL好きの妄想をひねらずそのまま漫画にしたような印象でした。試し読みになっている最初の出だしが結構良いので、もっと色々あるお話なのかと期待し過ぎたのかもしれません。
絵柄は古めで丁寧に描かれていて好感が持てましたが、受けが女の子みたいなのが好みじゃなかったです。

3

穏やかで丁寧

他の方のレビューを拝見したら、もとは同人誌なんですかね?同級生の高校卒業以降のお付き合いをとても丁寧に描いている作品です。絵柄からもストーリーからも作者様の丁寧さが伺えます。
付き合いの始まり、ちょっとしたことも嬉しい時期、すれ違い、相手を思う毎日…真っ向からひたすら恋愛を描いていて、男同士だからどうのって部分も極めて少ない。自分がBL漫画に求めてるものとはちょっと違うので萌評価ですが、穏やかで読みやすい優しい作品です。

2

あまあまほのぼのストーリーをお求めの方に

受けが自己肯定感低めなので個人的にはタイプではなかったのですが
ストーリーがほのぼのでかわいらしかったです。

ちなみに一番可愛いなと思ったのが
受けが風邪引いて、攻めが看病してくれるのですが、
マスク越しのキス!!!かわい!

ところで最初から不思議なタイトルだなと思っていたのですが、
きっと「フロム ヘブン トゥ ヘブン」ってことですよね?
英語訳だけでもfrom heaven to heavenにすれば良かったのでは…?
どうでもいいことかもしれないんですがかなり気になってしまいました。。。

3

タイトル通りずっとしあわせを感じられる作品

フロムヘブンヘブンというタイトルの通り、ずっとしあわせなところに主人公が置かれるので、穏やかな気持ちで読めました。(ただし平坦という印象はありません)

1冊まるまる同じストーリーなのですが、第1話が読みきりと言われても違和感がないほど序盤で展開がトントンと進みます。
とは言え無理な話の運びではなく、キャラクターの心情は丁寧に描写されています。
物語の最初と最後がなんとなくリンクしているような雰囲気があるのもおしゃれで好きです。

二人が不器用ながらもちゃんと思い合っているのがわかってキュンもほっこりも感じられて、繰り返し読んでしまう1作です。

5

概念覆されました。

今までの読書遍歴から、こう言う始まり(卒業式周辺で気持ちがバレる→相手の気持ちは分からないけど体の関係を持ってしまう)の作品は、過去のアレやコレを思い出して、すぐに不穏になる、若しくは悲しい別れが待っているんだろうな、と思いながら読み進めたら、あら?あら?不穏どこ行った?悲し…くないぞ?あれあれ?ずっとハッピー?ラブラブでハッピーなの?素敵!
ギャグ寄りで甘ラブハッピーな作品は読んだことありますが、普通に好きだと気づき、体を繋げ、その後大きなすれ違いもなくハッピーなまま終わっていく作品に、自分が持っていた固定観念をひっくり返されました。
二人ともゲイなのか、それともお互いがお互いだけなのかはちょっとよく分からないので、その辺は置いておくとしても、同性同士の作品はどうしても苦悩が描かれて、そこが切なく素敵な部分でもありますが、ただただ幸せな作品もあって良いんじゃないでしょうか。
勘違いとかすれ違いも、起こりそうになったら速攻で打ち消しあって、兎に角二人で一緒にいようね、幸せになろうね、と思い合っている二人に勇気づけられる人はきっといると思います。
デビュー作とのことで、今後にも期待しております。

7

急発進から徐行運転するラブストーリー

初読みの作家さまで、絵(線)がきれいだなー♪とジャケ買いです。
内容もハイクオリティでした。安心安定の同級生もの。
すんげー刺さる!というほどのインパクトは感じなかったのですが、
じわっときて、ほんのり温かい気分になれる優しい作品でした。

いきなり、高校の卒業式→告白→エロ、という急展開で
え?え?え?となりましたが、そこからちゃんと恋人になるまでの日々が
ゆるやかに丁寧に描かれていて、面白い構成だなーと思いました。
受の子が可愛いです。やることなすこと、いちいち可愛い。

遠くのホテルまでえちしに行く~、海行く~、風邪ひいちゃって伝染るけどキスしちゃう~、初めてお風呂一緒入る~、ヤるだけの関係に不安になる~、部屋の合鍵もらう~、初Xmasは雪の中会いたくてお迎え~、一緒に祭いく~、一緒に桜見る~、という、いや、もう貴女たち今まで何度も見てきたよね?なイベント、でも何度見ても萌えるんだもん!なイベントが1冊に見事にまとまっていて、BL道の楷書作品のような印象でした。

書き下ろし、これ絶対必要ですよね!ここまで読んで、初めて、おぉ藤田、そういうことだったのか、と最初に戻って腑に落ちるのでした。そういう意味でも、完成度高い1冊だと思います。

7

夢見る男の子に捧げたいBL

こんなだったら理想だな〜しあわせだな〜というのがギュッと詰まったBLです。自分が小さかったころに、少女マンガを読んで、「こんな彼氏がいたらしあわせだな〜」と思った気持ちを思い出した

BLはリアリティよりファンタジー重視のものが多いですが(自分が読んでるものの傾向かも)、こちらはナチュラルな感じ。「男同士なんて…」と過剰に悩んだりしないところも、時流に合っているのでは?

フジタくんのあけっぴろげなところが、すごく好感を持てました。二人とも素直でとてもいい。言葉にすることって、大切だな〜

8

ピュアカップル

休み時間に廊下でよく目が合う同級生。
卒業式に「お前って俺のこと好きなの?」から始まるピュアラブ❤️
受け君は一回のエッチで終わりのつもりが攻め君は付き合う気マンマン!!!
最初に好きになったのは受け君だけど攻め君のが甘々に優しい、少し女性の影がチラッと。その事で振られる覚悟を決めるも…
この作品はまるっと一冊安心して読める作品です。
書き下ろしを読むと最初に好きになったのは攻め君なんではなかろうか?と思う素敵なエピソード付きです。

8

表紙に惹かれて

表紙に惹かれて読んでみました。

二人と一緒に一年過ごした気分です。

藤田と林、可愛すぎる!藤田、彼氏力高すぎる!

林の片想いがバレたと思ったら…。
なんと!な展開で。

社会人と大学生、時間が合わないなりにも都合を合わせて頑張って会って。
でも会ってホテルに行ってエッチして、あんまり話もなく、仕事のことも言いたくないみたいで…。
これって…と思ってたら!!

林は藤田がこんなにしてくれるのが信じられないですよね。どうして?って感じで。
だけど巻末に藤田視点があって。やけに林のことに詳しいと思ってたら!

話したこともなかったのに、こんなに二人で天国に行けるなんて!あの頃では思いもしなかったね!

5

甘くて幸せ

最初読み始めたときは、受けがつらい思いをしちゃう話の展開なのかな、と思っていました。
こういう展開から、受けがいじめられて...みたいなパターンはよくあるので。
けれど、そうではなかった。私の心が穢れていました。

純粋に恋をして、愛を育んでいくお話です。

最初は、なぜ攻めが好きになったのか、というところに疑問を持っていたのですが。小さなきっかけもつもり積もれば、大きな想いに。
攻めがきちんと受けに向き合っているので、高ポイントでした。
お互いがお互いに、相手のことを考えて行動しています。

すれ違いはありますが、基本的にはこじれる前にきちんと話し合う2人。
なので、大きくこじれることもなく、ゆったりと進んでいきます。

悪い人のいない、幸せなお話でした。
劇的さを求めてしまいがちですが、こういう優しくて幸せなお話も良いなあと思います。

9

行っても行っても

高校の同級生の藤田に片想いをしていた林。
卒業式の日に藤田から呼び出しをされ、気持ちがバレてしまい、さらには身体を繋げることに。

夢のようなまさかの展開に戸惑い、これきりだと思っていたのに、藤田も林のことが好きだと伝え、ぎこちないながらもお付き合いをはじめたふたり。
藤田は新社会人、林は大学とバイトと環境が変わり忙しい日々を送りながら少しずつお互いを知っていき、不安も抱えたりもしながらゆっくりと穏やかに恋を育てていく。

藤田がポーカーフェイスなので表面上わかりづらいのですが、日常のふとしたところで林のことを思ったり、同僚に交際を公言したり行動に移したりする想いの深さにきゅんとしました。

好きな人に好きと言ってもらえる幸せ。
好きな人と一緒に日々を過ごせる幸せ。
行っても行っても天国。
まさに天にも昇るような気持ちを一緒に体感させてもらえました。

ふたりの視線から始まった淡い恋心。
全くの会話もなく惹かれ合っていた、というのはとても素敵なんですけどなんだか夢心地のようで、もう少しふたりの接点があったりして無自覚な恋の落ちどころ的なエピソードがあればもっとぎゅんとしたなあ、と思いました。

7

やっと続きが読めました

気に入っていた同人誌だったので数回読み返し、続きが読みたいなぁと思っていたのですが…
コミックスとして読めると思ってなかったのでびっくりしました。

善人同士のCPなので安心して読めます。
お互い好き過ぎるからなのか恋愛に慣れていないからか、馴れ合ってない感じが良かったです。
高校を卒業して大学生と社会人になった二人ですが、真面目に恋愛に向き合う二人には嫌味がなく、応援したくなります。

好きな人の為にケーキを買うとか、雪の中、林くんが藤田くんを駅までお迎えに行ったりとか、そういう本当に何気ないエピソードがキュンときます。
こんな風にただ純粋にお互いを好きで想い合えるお話もいいものだなぁと思わせてくれる作品です。


少し辛口な事を言わせてもらうと、背景をもうちょっとしっかり描いていただきたかったかなぁ、と…
同人誌であれば気にならないんでしょうが、最後の方の桜の木などは特にそう感じました。
神には届かずですが、続きを読むことが出来て良かったです!

6

甘い、とにかく甘い、フロムヘブンヘブンヘブン

初めてレビュー書きます。読書感想文とか苦手で語彙力低い人間なので拙い文章かと思います、ご了承下さいませ… 。

いやぁ、幸せ一杯の読後感間違い無しです。主人公の直和くんが、とにかく可愛い、一生保護したい。可愛いけど自分をしっかり持っていて流されない、我慢せずにきちんと気持ちを言う。見た目と違って心は男前なのです。高校生活で片思いしていた相手に卒業式で突然「俺の事好きなの?」と聞かれ思わず正直に答えてしまう...そして、まぁ、その年代の男の子がまず付き合って考える事はデート云々よりセッ...であります。ラブホテルで初めてのシーンもとても綺麗で素敵でした。一足先に社会人になった藤田くんと会えない切なさや誤解からモヤモヤしてしまう直和くんですが、逆にそれは愛されているが故の藤田くんの行動からというのが分かり、一安心。同僚に恋人の事堂々と自慢したり家族の前で恋人だよって言いそうになったり相手に黙って近くのアパート借りたり、すんごい溺愛していて、何も心配いらないじゃん!って位、藤田くんはも男気あって男前なのです。私は攻めを苦しませる当て馬が出てくるお話大好物なのですが、この作品には無くて良かった〜って思える位、甘くて幸せな気持ちになれました。付き合い始めなのでガッツいて身体ばかり求めてしまう藤田くんですが、直和くんとの関係も落ち着いて、仕事にも慣れて、これからきっとラブラブデートとかゆっくり出来るといいねって思いました。今後の二人も見てみたいなぁって思える作品でした。沢山の方に読んでもらいたいです。

8

365日の言葉を持たぬラブレター。とりとめなく押し寄せる甘い波。

甘いっつつつ‼︎‼︎ もぅっ‼︎ とりとめなく甘いっ‼︎ 糖度120%‼︎
ひたすらに甘いのだ。疲れた心と頭を癒す、ただそれだけ。
ムッツリの藤田の気持ちは分からない。ただ。恋焦がれて見つめていただけなのに。
卒業式のその日。藤田は林の想いに、思いがけず応えてくれた。
その日からずっと。2人は恋人同士。
言葉少なくムッツリめの藤田の真意を測りかねて、グルグルしちゃう可愛い林。
風邪っぴき看病タイムで楽しみにしていたデートはお流れ、とか。
卒業後、一足先に社会人になった藤田との時間が激減して、会えばエチしかしてない事での「セフレ疑惑」とか。BL読者ならお馴染みの設定がこれでもかと続くウフフ展開。
好きで。片想いだと切なく想っていた林の、そんな気持ちを軽く大きく、上回る藤田の溺愛っぷりに、うはーってなります。まぁ言えば軽くドン引きです。こんな幸せがあっていいのかと。
藤田は林を、林は藤田を。天国へ連れてってくれる、そんな幸せ。
彼等は読み手側をも天国へ連れてってくれるんです。まさに癒し。

同級生だったからこその男子らしく苗字呼びしていたのが、藤田の実家でお手伝いする事がキッカケで、ナチュラルに名前呼びに変わる瞬間も良い。
きっといつかは。一緒に生きる相手なのだと紹介するのでしょうし。
林の大学卒業後は、同棲もスタートする事でしょう。たまにすれ違って、またグルグルしても。藤田の想いが、林の気持ちが、真っ直ぐだから。2人はきっと大丈夫。

描き下ろしには、普段ムッツリの藤田視点からの溢れる想いがあって。林のことを最初っから好きな事が分かるんだけど。林の、藤田を好きになった馴れ初めは、「見た目」だけじゃない何かを描いて欲しかったなぁ。でも。それが「見た目」だけだったとしても。どんどん好きになって行く。なんてったって。フロム ヘブン ヘブンだからね。
卒業式のあの日から。1年後の春。天井知らずのヘブン ヘブン♬

0

ふわっふわの癒し系でフロムヘブン

すごいですコレ!!超平和!夢!ほぼ二人の世界で、幸せしかないラブラブ漫画、頭蕩ける感覚が味わえそう笑。読後にタイトル見て爆笑しました。確かにフロムヘブンな内容ですよ。
卒業式での告白から始まって、思い出作りの初H!かと思いきや、実は両思いで…!?からのお付き合い編です。
主人公の林はBLの受けらしいネガディブ思考なんですが、表情は明るく、くるくる大ゲサに変わって見ていて飽きません。身長的に上から見下ろす形になる藤田が林を可愛いと思うの分かるなあってタイプの受けでした。わたわたパタパタやってる小さい子って可愛く見えます。
ちょっとした波風は、女子からのメールを見て勝手に勘違いと自己完結でフラれると思い込むいつものパターン。正直ここだけは、またコレかー…とテンション下がりました。
それ以外はただただ可愛い二人のいちゃいちゃで、癒し系に最適!
お気に入りは藤田がスーパーで雪だるまケーキを取りに戻るところ。ケーキの上の雪だるまちゃんと目が合った瞬間に泣きそうになってしまいました。私こういうエピソードに弱いみたいで。きっと二人に甘く美味しく食べられたんだろうなあ。
派手さはないけど最高に癒される、幸せなお話でした。

10

少女まんがみたいなBL

ほど先生これがデビューコミックスだそうです。
試し読みしてこれは好きなやつだと確信し即購入しました。
結果とってもなんか少女漫画でした!好きです。
高校の隣のクラスの見かけるだけの友達じゃなかったカップルのお話。
片想いかと思ったら両想いでそこからのストーリー。
BLってエロもいいけどこんなかわいい恋愛モノも大好物です。
えっちもすぐするけどエロシーンなんて感じじゃない。どなたかも言ってましたが
エロなしのアオハルものが近いって
まさにそんな感じかも。
片想いの人にフラれるかと思ったらあれ?あれ?と
付き合えちゃって天国がずっと更新ってやつでした。
見ただけで好きになっちゃって隣のクラスの気になるアイツ
一目惚れ?あるよねそうゆうの
中学生くらいの時そんなだったわって思ってしまった。うぶな恋。
斬新とかではないけどありそうで
なかった始まりに引き込まれました。
攻め目線のお話が入ってたのがすごくよかったです。
不器用な男が溺愛彼氏になるんだろうな。
攻めも受けも2人とも可愛かったです。
電子特典が5ページもあって内容もかわいかったので電子版オススメです。
BL初心者向けと思いきやみんな萌えると思いますよ。
ほわほわ幸せで読後感もいいし素敵なお話でした。
ほど先生次回作も楽しみにしてます。

8

題名がピッタリ

↓多少ネタバレ含みます
ほど先生の初コミックスです。初コミックスとは思えないくらいキャラ、特に表情が良いです。林のクルクル変わる表情が可愛いし感情が伝わってきます。

内容としては続編のような安心感のある(?)ストーリーでした。多少誤解からのすれ違いはあれど基本平和です。1話の時点で付き合い始めるので付き合った後のストーリーを沢山読めます。基本受けの林視点ですが途中攻めの藤田視点の話も読め、藤田から林への想いも見れて良かったです。お互いがお互いのこと大好きなんだなーと伝わってきました。書き下ろしも藤田視点なのですが、付き合う前の高校時代のエピソードが読めてとても良かったです!個人的にエッチの時攻めも顔が赤くなる描写が好きなのでそれが見れて良かった。

幸せなお話が好きな方にオススメです。次回作も楽しみにしてます。

9

ずっとアツアツなままはないもんだ!

♪ 何から伝えればいいのか?わからないまま時は流れて 浮かんでは消えてゆくありふれた言葉だけ…… ♩


最近 エッジを効かせすぎてせっかくのお話がわかりずらくなってるものや 盛り上げのためだけに挿入されるエピのお陰でスッキリできないまますすむお話が多い気がして ←たんに理解力がないだけです

単純に 恋を患って その距離を縮めて 紆余曲折や葛藤はしても捻ることも腐ることもなく 身の丈にあった恋を成就させる みたいなやつが読みたかったんですよ


タイトル 天国しかないんです
いやぁ ほんとに天国しかなかった


だからこそなのか 言葉にしないと伝わらないものとか 触れてみてはじめてわかるもの
アッサリではあるけど 大事に書かれてるのかな?と

卒業式後 呼び出されて突きつけられた疑問に 隠したつもりの想いを暴かれて何をどう答えればよかったのか?


びっくりするほどすんなり受け入れられて 挙げ句の果てにつき合える事になったのに 浮かれチンポ(ポンチだってばッ)になるわけでも 盛りのついた猫みたいな欲情も 狂い乱れるような激しいセックスもない 静かに 緩く 穏やかに求めあう恋

小田和正なんだってッ ! ちゃかちゃぁぁぁん♪ ってはじまるあれなんだって
あの日・あの時・あの場所で 君に詰め寄られなければ始まらなかった恋

小さな想い出を拾い集め全力で諦めようとする心を 必ず拾い掬い上げてくれる想い


高卒で就職だからまだ十代 なのに 彼氏力が高すぎるのよ

突然はじまったラプソディ
この想いを伝えたなきゃ始まらなかった物語

だからって このままずっとアツアツなんて きっとッ!

いや この子達なら それもあるのかもしれないな

1

可愛いくて甘い

カバー表紙の攻めの表情に惹かれて購入を決めました。

そしてやはり攻めがメチャクチャ可愛くて萌えました。買って良かったです。とにかく受けも攻めも可愛くて好みでした。

当て馬とか全く登場しなくて、二人の世界なんです。でも攻めの藤田は就職で受けの林は大学進学と進路が分かれてしまう事から、時間が合わなくなってしまって林がぐるぐるしてしまいます。

林は卒業式に藤田に呼び出された時から、一人でぐるぐるして勝手に結末を用意するとか臆病な面があります。
そんな林の誤解を解いたりとか、時間を見つけては会おうとする藤田が格好良いんです。

同僚にもちゃんと彼氏が居るって言ってるところも素敵でした。そして同僚女性は間違い無く腐女子です。www
この女性の存在を林は誤解してしまうんですが、藤田から林の話を聞きたくなる気持ち分かってしまうと思ってしまいました。

藤田から話を聞いて誤解だと分かると、ちゃんと気持ちを切り替えられる林がとても可愛いんです。

藤田の家族と一緒に祭りの手伝いをする林との関係も良ければ、描き下ろしの藤田視点の林を気になって行く心理描写も良かったです。

この二人の関係が微笑ましくて大好きでした。また楽しみな作家さまの登場に嬉しくなりました。

電子限定特典の漫画も可愛いのでお勧めです。

14

焦れもだしたくないアナタへ

デビューコミックだそうです。
試し読みと表紙に惹かれて購入しましたが、大変甘可愛いいお話でした。

廊下で見ていただけの受け・林でしたが、攻めの藤田に悟られて、撃沈…と思いきや、受け入れてもらえ…な、めちゃくちゃハッピーでラッキーな始まりです。

林は少女漫画的な男子で、時々不安になってその気持ちを抱え込んでしまいますが、藤田が痒いところに手が届く攻めでして拗れる所まで行きません。
彼氏力が高いんだよなぁ。

すれ違いがしんどいな…と感じるような光の腐女子サマにオススメの作品だなぁと思いました。
私は紆余曲折を経てハッピーになるお話が好きなんですが、こんなお互いに大好きでハッピーなカップルの日常に浸るのも悪くなかったです。

7

理想のお付き合い像

最初から最後まで読者の全身に幸福感漂います。

あらすじ通り、片思いの相手と何故かセックスすることからお話がスタートします。その点はBLではありそうな展開ですけれど、読中は何故か二人の恋愛が出会いから一歩一歩階段を登っていくように受け取れる位ピュアです。最初がセックスからですけれど、二人の付き合いの進展と様々な出来事との兼ね合いが自然です。

あらすじはその通りですし話中でも適度にやってますが、読後感はどちらかというとエロ無しアオハル物にかなり近いです。

12

大好きな人のもとに

題名と表紙が可愛くて楽しみにしていました(「君が笑えば〜」の表紙もとっても素敵)!デビューコミックスとの事、おめでとうございます。

1話は唐突に告白(というか俺の事好きだよな?という確認。笑)からH、海に行ったりラーメン食べたり…とバタバタですが、それ以降の二人の関係も作画も安定と清潔感があり、誇張も少なく安心して読めました。
何処が好き、ときっかけなどを細々と語らず、劇的な展開がないのも10代ぽい。
会話やデートや思いの外多いベッドシーンも、お互い初彼氏でちょっとぎこちない感じが良かったです。妙に感じやすい受けも最初から上手い攻めも居ない。笑
少女漫画寄りのBLや、初々しいカップルのほのぼのが好きな方はぜひ。

周囲の恋愛話や多愛ない一言に恋人を思い浮かべ、悩んだり微笑んだりする。
ケーキ屋さんで、「大好き」と言った大好きな人と売場のケーキを重ねて、それを守るように買う藤田にジーンときました。あのケーキもきっと嬉しい…
笑顔になるものが出会い重なっていくループは良いなぁ。

林は当初藤田を見ているだけでいいと思っていて、藤田と恋人になってからも、これって別れの兆候?他に好きな人出来たのかな?とネガティブに考えがち(でもさほど女々しくない)。
「地獄から天国へ」の言葉が象徴的で、彼の想像を超えて急速に藤田と恋人になりどんどん幸せに感じる事が多くなる。
その背景には、ケーキの件にしても、何も考えていないようでポジティブ寄りに考えて動いている藤田が相手だからなのかも。

好きな人の汗を舐める姿だったり、相手の名前を呼ぶ事も、些細な切り取り方や積み重ねの描き方が繊細で好みでした。お母さんの髪型も今っぽい。

9

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