宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て

yoiyoi monologue

宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神150
  • 萌×255
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
33
得点
1014
評価数
225
平均
4.5 / 5
神率
66.7%
著者
じゃのめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
シリーズ
黄昏アウトフォーカス
発売日
電子発売日
価格
¥1,000(税抜)  
ISBN
9784065241264

あらすじ

季節はずれの映画部・新入部員、詩音は、恋に恋する1年生。彼氏を作るために映画部へ入部したと宣言し、引退後も居座っている元・副部長の稲葉 礼と衝突してしまう。が、その後いきなり付き合うことに!?無口で不愛想だが部内での信頼厚い礼は、実はどクズ…。思っていた「お付き合い」とは違う展開にヤキモキしていたが…?何かと相容れない二人のアンマッチラブ――?男子高生のきらめく青春恋愛譚・大人気『黄昏アウトフォーカス』シリーズ第4弾!描き下ろし漫画も収録した24pの平綴じ小冊子付き☆

表題作宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て

稲葉礼,高校3年生で映画製作部の元副部長
吉乃詩音,高校1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編
  • スペシャルサンクス

レビュー投稿数33

気が付いたら詩音を応援していました

彼氏が欲しくて寮のある男子校に入学した詩音。
中学の時の友達からは詩音は可愛いからすぐに彼氏ができるよ、と言われていたけれど、入る部活入る部活ついつい才能を発揮して有力選手になってしまい本来の目的が果たせず退部する日々。今度こそ、と映画部に入るものの、というお話。

この「彼氏つくるぞ」という意気込みと、ホッケー部でも野球部でもこの人かっこいい、付き合いたいと思いつつ、自分がトップアスリートになってしまうというズレが面白くもあり、うざくもあり。
高校1年生って、少女マンガに描かれる絵に描いたような高校生活に憧れるあまり、振り回される部分も無きにしも非ずなので、ここまで極端ではないにしても気持ちはなんとなく分かる。
そのなんとなく分かる、というところをよすがに頑張ってページをめくっていきました。
彼氏欲しい、という意気込みもちょっとアレでしたが、どうにか礼先輩とつきあうことになって、顔がいいからOKと浮かれるところも結構アレでした。
ただそれに輪を掛けて礼先輩が人智を超えた変人(でもすごいクリエーター。つまりは紙一重)なので、キャピキャピふわふわした詩音が気の毒にもなり、映画部で一生懸命なところも見て取れて、気が付いたら詩音を応援していました。
ふわふわして元気だけど、一方で落ち込みやすくて繊細。誤解されやすくて、でも頑張り屋。よいところがだんだん見えていきました。こういうところ、じゃのめ先生はお上手だなあと思います。
それと、詩音の同室の桐人がとってもいい子で、MV撮影に同行させてもらえて良かったなあとほっこりしました。
映画部の面々は相変わらずで、面白く濃く独特で、でもみんないい人達。
本当にいい学生生活を送ってるなあと眩しく感じます。前のレビューでも書いたような気がしますが、大人になって高校生の時を振り返った時に、すごくいい思い出として宝物みたいな時間に感じるのだろうなと思います。
前3冊の2CPの状況はちらっと程度ですが、仲良くやっているのが窺えるのがよかったです。

1

こちらのカプも素敵です

映画部新入部員、詩音は、恋に恋する1年生。元・副部長の稲葉 礼先輩となりゆきでいきなり付き合うことになってしまい…

黄昏アウトフォーカスのシリーズで3カプ目になります。ここにきて礼先輩の登場、どんな人なのか明かされます。ずっと登場はしていたんですけどね。
才能溢れるけれど実はクズな部分もあって、でも素敵な人でした。かっこいい。
眼鏡を取ると…王道です。
恋に恋する詩音くんは可愛いけれど好みが分かれるところかなぁ。トラブルメーカーな部分もあるけれど、根は真面目で純粋ですごく可愛い。

単体でも読めますがシリーズで読むとより楽しめると思います。
先生の絵は本当に美しく、どのカットを見ても見惚れてしまいます。
部活、男子寮、恋に友情、甘酸っぱいものが詰まってます。詩音くんと同室の友達の友情も個人的にはすごくよかったです!恋愛だけじゃないのもこのシリーズの魅力かな、と思います。

1

どクズ先輩と可愛い後輩

いやーー、いいよ!
可愛い後輩来ちゃったよー!
全力おバカだけどなんでも一生懸命な後輩くん。
良いキャラしてんだよなぁ〜

そして、稲葉先輩ってこんなイケメンだったけという衝撃。

シリーズの中で唯一ストーリーの進み方が違って、ポイントになるシーンはドラマティックに!映画のようというよりは、勇気や元気をもらえYouTube動画の様なドタバタ感があって面白かった!

一生懸命な後輩・詩音くんを軸に進むのですが、思ったこと口に出しちゃうから拗れないで進んでいくのお話はね、でも、先輩がどクズだから詩音の思いを受け流すではなく、届かない。

それでも稲葉先輩にぶつかっていくのです。
猪突猛進イノシシ受なので、そうしているうちに稲葉先輩も気になってきちゃう!!!!
走り回ってたと思ったら居なくなったり、泣いたり怒ったり見てて楽しくなっちゃうからそうなってきたら詩音のペース!

稲葉先輩はさ、シリーズの中でもちょいちょい言うこと男前でカッコいいなと思ってたんだけど今回はひと味違う。。。
好きだって気づいたら突然態度が甘々で人たらし感が半端ない!そこがまたいい!

2

無題

皆が大好きな可愛らしい受ちゃんです、多少クネってるのはご愛敬ですね。

攻めがサブカル男子で一見気が合わなそうなのですが、最初はただの口約束でいいからと付き合ってくれます。とても健気だし、相手もいい人ですね。

ただこの受ちゃん結構色んな問題をおこします、口も態度もあまり良くないしPV映像のアシスタントに選ばれた時は友人を推す始末。
はっきりいってどっちにも失礼なのでやってはいけない事だと思います。

受ちゃんは素直なのでそれを反省し仕事に邁進、痺れを切らしたサブカル先輩にも言い寄られてはっぴーえんどです、良かったね。

1

なんか良い!すごい面白かったです

さすがに神評価高いのわかる!面白かったです。
何よりキレイな表紙に目を奪われました。
青春ラブコメBLでしょうか?
詩音がとても良い!彼氏ほしいとイイながらも何事にも全力投球で結果的にテッペン取ってるとこが、すごいカッコいい!じつは超ハイスペックなんだろうか
曲者先輩稲葉さんドクズそうにみえて実はコミュ障なの?マイペースなの?デリカシーないの?ってくらいつかみどころなくて、でも最後は詩音にメロメロになるとこが良かったです。
あと九条くんがイイ味出してて思わず応援したくなりました。
シリーズ化してるのですね。面白かったので次回さくも読んでみようと思います!

1

王道ラブコメ

映画部シリーズから知り、なんだこの面白さはとどんどん作者さんの作品の雰囲気に魅せられて、今では過去の作品にも手を出し始めました。

この映画部シリーズ3作を拝見した結果、一番こちらのカップリングに沼ってしまいました。

なんといっても主人公の受けの子が最高に可愛いのに中身が最高に男前。
序盤は彼氏が欲しいと周りを若干困惑させるものの、その潔さが一層すがすがしいですし話を進めるごとにどんどん彼の良さが出てきて最後はなんて男らしいんだと感嘆しました。

一方攻めの子はビジュアル最高か!?からスタートしていっての途中からわかる(いい意味での)クズ感が受けの子の影響で徐々に振り回されていく姿がまた可愛らしくてこの二人まさにぴったりだなと思いました。

絵もおしゃれで構図や魅せ方にもとても工夫があって終始見ていて飽きが来なかったのと、やっぱり後半初夜の眼鏡のシーン、あそこで射抜かれました。

何度も読み返したいと思えたこの作品に初レビューを捧げます。

2

乙女系男子と無関心男子の王道ラブ

[黄昏アウトフォーカスoverlap]を飛ばしてシリーズ4作目のこちらを先に読んじゃった。
宵々モノローグドラマCD化が発表されて1作目から読み始めてやっとお目当ての作品に辿り着きました。
2作目の仁×義一カプが1番好きなんですが、この2人はどうでしょう?

見た目ギャル感強い主人公の詩音くん、高校を全寮制男子校にしたのは初彼氏作る為!って少女漫画のヒロイン的な。。。

自己紹介で「映画に興味ないけど、それなりにやります、彼氏が欲しくて入部しましたー♡」って馬鹿正直に言っちゃう。おバカ主人公だなー、こーゆーとこもラブコメヒロインな感じする。
そこに、恋愛フラグ悪態つくヒーロー登場。
元副部長、稲葉 礼から「やめた方がいいよ、映画部。彼氏なんて100%出来るわけない」って言われておこな詩音くん。
これ、最初なんてヤツ!アイツなんて大っ嫌い‼︎からの恋に発展ってモロ少女漫画やんっ。

じゃのめ先生のこのシリーズ、
3組共それぞれにモチーフがある。
1作目は映画、2作目はBL漫画、
3作目のこちらは、少女漫画。
とっても良く出来てる。

各話始まりがポエムな詩音くんの一人語りなのも、いにしえの少女漫画っぽさある。
2人が結ばれる(正にこの表現がピッタリ!)シーンも少女漫画的に感じました。
振り向いてくれないツレない彼氏が、後半ヒロインに夢中になる感じ王道中の王道で安心感ある。
それでいてベタな感じじゃなく面白く読ませてくれるじゃのめ先生の手腕に驚きました。

恋をした事ない、仁以外の人間に興味持った事なかった礼が、自分の気持ち気付くシーンとっても良かった。(仁が義一とこっそりキスしてるとこ見ちゃうのもサイコー!)
おバカ主人公ってイラッとさせられる時もあるけど、詩音くんは可愛げがあって憎めなかった。
どの部活もハマらなかったのは、器用貧乏で何でもそれなりにうまく出来てしまうからってのもあったんだろな。映画部は、それこそチームワークが大切だから今までとは違うかもね。礼が評価されてる雑誌見ながら悔しがってたし映画制作、ハマれる世界だといいね。

ところで、中学の友達の女子達に自慢したいっていうてたのはどうなったんだろ?
高校別になって自分の世界が出来てお互い興味無くなったんかな?自慢するなんてくだらんなと詩音くんが思ったんならいいんだけど。

小冊子のストーリーは、3組らしいお話でキュンとさせられました。みんな可愛い恋してていいな。
素直なのが1番だよ、うん。
詩音、礼、桐斗への映画部PRインタビュー面白かったです。
質問誰が考えたのか透けて見える感じとか。

この先もまだまだ続いてくれそうな大好きなシリーズになりました。
ドラマCDも楽しみです。

2

詩音(受)がスパダリですね。

映画部のシリーズは全て読んでいたのですが、サンプルをみて、受の子が微妙かと思って躊躇してましたが、早く読めばよかったです!
いちばん好きなカップルになりました。
受の詩音がとにかく可愛いし、いい奴です。
顔は可愛い美人、運動神経抜群、真面目で優しく、スパダリ系受くん。

じゃのめさんの画風は好みがあるかもれませんが、めきめき画力アップされてますよね。
アングルが独特で、でもこんなに躍動感、風を感じる作家さんも珍しいと思います。陰影の付け方や、それに漂う空気や季節も凄い表現力だと思いました。
あと瞳の描き方!
萩尾望都さんを思い出すような少女漫画ちっくな感じでもありますが、やはりこの作家さんの個性もあり、目で感情が語られるような感じがします。

本作の礼先輩と詩音くんの続き(甘々)も希望します。
とにかく男前×美人で、ビジュアル美しい〜!
最後になりますが、ストーリーはもちろん素晴らしいです。
次作も楽しみです。

3

紙でも買い直そうかと思っている名作。

大好きなキャストさまでのドラマCD化ということで、今から期待大♡
有名な作者さまですし予習に、と軽い気持ちで今朝kindle購入したのですが...
は...っもうこんな時間...私はいったい...!?!?
と午前中のタスクがぶっ飛ぶくらいには、夢中でじっくりと読み込んでしまいました。やるべきことは終わらなかったけど、とても心は満たされている、悔いは無し!

つらつらと私事をすみません。
さらに懺悔しますと、絵柄のオシャレさから「雰囲気漫画かな」と軽く見てしまった自分があまりにも恥ずかしい...!!(ごめんなさい!!!)

オシャレだしお顔がイイのですが、ちゃんと泥臭いというか血肉が通っているキャラクターたちなので、物語に引き込まれちゃいます。
フワっと夢見がちな尻軽チャンかと思えば、実は健気さ溢れる詩音と、
クールで無頓着なようでいて、実は好きな人には執着・溺愛系じゃないか...という礼先輩。
関係性が深まってゆく過程で、しっかりと学生生活ならではのエピソードが効いていて、青春も恋も楽しめる素晴らしい作品です。
そして読後、なるほど納得のタイトルですね。

メインキャラだけではなく、周りのキャラへ対する作者さまの愛情をとても感じたのが印象的でした。
シリーズの存在は存じ上げておりましたが、なるほど愛される理由が納得!!
シリーズ他作品も読んでみたいと思います。
なるべくkindle派ですが、紙でじっくり楽しみたい繊細な表情描写、素敵な絵柄なので、買い直そうと思っています...^^

8

こんな始まりでカップルになれるの?からの…

 攻めで先輩でもある礼の性格がとにかく独特でした。リアリティがないわけではなく、こういう人いそうとは思うものの、創作に取り入れるにはちょっと難しい性格というか、BLに取り入れるにはさらにハードルが高いような性格なんですよね。一言で言えば、掴み所がない。本人は興味のあることには真面目に取り組み、自分にとって大切な人は大切に扱っているつもりでも、周りからはそれが見えにくくクズと評されてしまう。

 できた彼氏が欲しいと願う詩音とは最悪の相性に思えますが、詩音の良い意味で図太いところ、一蹴されてすぐ身を引かずに相手の領域へ踏み込んでいくところ、相手を知ろうとするところは、恐らく礼が初めて体験した接し方だったのではないでしょうか。来る者拒まず去る者追わずで皆去っていったけれど、こんなに前向きに自分と向き合う人は詩音が初めて、だからいつの間にかその存在がないと物足りなくなっていた。人と人との関わりって本当に面白いなぁと思った作品でした。

1

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