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借金のかたに痛めつけられていた青年を買い、囲う。不穏に拡がる執着愛の果ては――
the apple of my eye
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
攻めも受けも可哀想で、何度も読むのを止めてしまいそうになるお話でした。
猫が…猫…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
最初クズだと思ってた受けの子も事情が分かるとただただ可哀想で…
絵の雰囲気が痛々しさに拍車を掛けている気がします。
最後は納得の読後感。
ヤミ(闇・病み)系がお好きな人にはおすすめです。
おまけは本編で描かれなかった闇医者へ診察に行くお話で、本編とは真逆のほっこりした日常で、攻めの子がすごい可愛いかったです。もっと攻めの可愛いところが見たかったなぁ
他のレビューにもある様に、読む人を選ぶ作品です。
BLはありますが、暴力要素は一般的なbl作品のそれよりは程度が激しいかなと思います。絵も正直に申し上げますと雑な印象を受けましたが、同時に、暴力の酷さとか攻め受け達の悲惨な生い立ちや現状が伝わってきました。
好きなbl漫画やbl小説は、何度も読み返しますが、この作品はもしかしたら今後読み返す事は殆どないかもしれないです…。嫌悪感があるからでは無く、なんと言うか、もうこの攻め受け達は放っといてあげよう、静かに幸せに生けてくれたらそれで良いから邪魔しないであげよう、という気持ちになるからです。しかし、読んでよかった!と思える作品です。
あらすじなどで、あらかじめちょっと痛い作品だな、というのは判っていましたが、思い切って手にとってみました。(あまり得意ではない)
掃除屋と、ウリをしている少年。どちらも不遇な過去を持っている。少年、柊の方はどうしてもお金が必要なのだが、彼を気に入った掃除屋、彗はそれを肩代わりし、同居することに。。
彗が切る切ることになったペットと、柊。
お金を離れて自分を大切にしてくれる彗を慕う、柊。
たとえペットの代わりでもいい、そう思う柊の覚悟が壮絶でした。
痛いシーンはあるものの、ある愛の形を描いていて、なんとか最後まで読むことができました。
タッチがかなり独特で、別段狂気的なシーンでなくてもふと狂気を感じさせるような雰囲気がありますね。特に睫毛を1本1本繊細にカールさせているのが印象的でした。個人的には味わい深くてとても好みのタッチです。肝心のストーリーの方は、シリアスな要素が並べ立てられているにも関わらず結構駆け足気味だったところが少し期待はずれでした。2巻分くらいの長さでどっしり描く形の方が、より感情移入できた気がします。
幼少期に受けた仕打ちがその後の人格形成や価値観に大きな影響を及ぼしている彗と、特に過去恵まれなかった描写はないけれど、運悪く背負った借金のせいで一気に堕ちた経験がトラウマとして色濃く残った柊。この堕ちたというのは、輪姦されたとかよりももっとえげつないので、苦手な方はご注意ください。抱えた事情が昏過ぎる2人が出会い、救われるのか否か…という展開です。ただ、冒頭と終盤は鮮やかだったけれど、中盤は割と安直なようにも感じました。柊が彗を好きになった時の感動も薄い。結末はハピエンともメリバともとれる感じですが、危うい空気は濃厚ですね。インパクトは十分でしたが、今の2人の心情変化がもう少し描写されていると良かったかなと思いました。
絵が苦手だなとスルーしてたけど、1話無料で読んだら一気に引き込まれて購入した作品。
殺し屋イチ、闇金ウシジマくん、馳星周作品などの心がひり付く胸糞悪いお話をたまに欲してしまう人にオススメ。
1話からだいぶ強烈です。
裏稼業のお掃除屋の彗と連帯保証人にされて食い物にされてる柊が出会う。
借金の為と凌辱系AV撮られたり、殴られたり、背中に刃物で酷い文字刻まれたり(これは大分ショッキング)しても、返済しなきゃって焦燥感に駆られてる柊。
義理の父に大好きだった猫を惨殺、うるさいからと舌を切断、10代で1人で生きていかなくてはならなくなって裏稼業で生きてる彗。
2人ともディープ過ぎて辛い。
何か間違えたらこんな事になるんかもと思わされて、作り話としては読めなかった。
心が苦しい。
柊くんは軽薄で思慮が足らないのかなって見た目なんだけど、さほど仲良くもない同級生の連帯保証人にうっかりなってしまって人生転落するくらいのお人好しなので、どっちかと言うといい子。
お世話になってる彗くんの役に立ちたいし、恩を返したいし、迷惑かけたくないから早く仕事探して自立したいって思ってる。
とても真っ当な子だから、こんな可哀想な事に巻き込まれてしまったのが居た堪れない。
でもそんな真っ当な柊くんに対して自分から離れていってしまう、ただ家に居てくれるだけで良かったのにって思っちゃうんだな、彗くん。
ヒリつくシチュエーションの中での2人の人間ドラマがよかったです。
ただ、絵がやっぱり苦手で彗くんの目を見開いた表情や満面の笑顔が、ある意味恐怖でした。サイコパスなの?って顔に見えて。瞳孔が開いてるように見えるからかな。
読むのに気合いが必要な作品でした。絵が独特で、ストーリーはとても残酷。悲惨な過去を持つ掃除屋が奴隷を囲うお話。
土下座で縋ってくる柊を、過去に失くした猫と重ねてそばに置く彗。最初は絵柄のせいで表情が分かり辛く、心からの笑顔なのかニタァ系の笑顔なのか判断できず、ちょっと残念でした。でも話が進んでも察するのが難しく、どっちか分からない方が良い作品かも?と思い始めました。
彗も柊も、見えてくるトラウマ級の記憶は理不尽な理由で与えられたものばかり。ここまでの育ちなら、どちらも壊れていておかしくないんですが、柊の方はすぐに常識的な世界に順応してました。一人で生き、対等な関係を望むようになります。そんな柊を見て完全に壊れてしまう彗。
最後に彗が辿り着いた答えは感動的で大いに納得。…ですが、ページ数が足りなかったのかな?という駆け足になっていて、一番大事なところなだけに惜しいと思ってしまいました。
描き下ろしの、本編とはテンションの違い過ぎるコメディ短編にはびっくりしました。これくらいじゃ気持ちの切り替えはできないかなあ…良くも悪くもいろんな感情を引き摺ってしまう作品でした。まだ後を引いてます。
初買いの作者様です。
絵柄は独特のタッチの作者様で好みがかなり別れると思います。
個人的には絵柄は少し苦手でしたが読みすすめていると慣れました。
舌を切り取られた裏家業の掃除屋の攻×とある事情で借金を背負わされた受というカプです。
お話は彗(攻)の働く事務所で返済金が足りずに酷く殴られ痛め付けられている柊(受)と遭遇。
同僚のフランツからは構うなと釘をさされるが帰り道に彗は柊から三万で買ってくれなかと声を掛けられというところから始まります。
とにかく最初から痛い!辛い!そして中盤からは辛い!重い!という展開が続きます。
評価としては萌2にしたんですが私的には哀という評価でした。
でも個人的には最後はハピエンなのかなと解釈しました。
ただ闇のBLだと思います。
柊が可哀想だし彗も可哀想…何よりも動物に対して彗の継父が虐◎をしてい描写などもありますので要注意です。
暴力描写もかなり多いです。
悲しくて痛くてでもその中での幸せの形を模索する彗と柊が今後幸せであって欲しいなと思いました。
ハピエンと描きましたが闇のBLが苦手な方にはおすすめしません。
電子で1話だけ読んでいまして。
こりゃとんでもない作品だなあ…、と思いつつ、でもコミックス化されたら買おうと思っていました。
初めに書いてしまいますが、今作品は読み手を選びます。
かなり痛く、流血とか、人を殺めるといった凄惨な描写も多い作品です。
精神が、えぐられる可能性もあります。苦手な方は注意されてください。
裏社会の掃除屋として働いている彗は、仕事で訪れた事務所で借金の返済が滞っている青年が痛めつけられる姿を目にしてしまう。そして事務所を出たところで、その殴られていた青年・レスリーに声を掛けられる。
3万円で、自分を買ってくれないか。
そう言われた彗は、レスリーを家に連れて帰り、そして―。
というお話。
実は彗には「暴力」にトラウマがある。
そして、彼自身、謂れのない暴力の被害者でもある。
そんな彗は、レスリー(は、彼がウリをしている時の名前、本名は柊という)を放っておけず、彼を庇護するようになっていく。
もうね、序盤から暴力、流血、とかなり痛々しいです。
そして、柊が借金を背負ってしまった、その理由も。
ネタバレになってしまうのであまり詳細は書きませんが、とにかく彗は柊を守ることにすべてをかける。でも、柊は、なぜ彗が自分にそんなに良くしてくれるのかわからない。
読者もまた、その理由が分からない。
けれど読み進めていくうちに、彗が抱えるものが少しずつ見えてくるんです。この魅せ方が凄くお上手なんですね。序盤からヒントは沢山描かれていて、そのヒントが少しずつ線になり、絵になっていく、そんな感じ。彗はなぜ、柊を庇護するのか、その理由が見えてくる。
共依存、と言ってしまえばそうなのかも。
けれど、二人にとって、お互いが唯一無二の存在になっていく。
傷を舐めあうように温め合う二人だけれど、でも、とあることをきっかけに二人はすれ違い―。
彼らの過去とか、状況が、彼らの行動の理由に繋がっていて、読んでいて切なくなりました。相手を想うからこその行動が、すれ違うきっかけになっていく。
が、そこから二人は自分の足で立ち上がり這い上がっていく。
そこに、相手に対する愛があるからこそ、ですね。
で。
今作品はとことんダークなバックボーンを孕む作品です。
登場人物は多くありません。彗×柊、そして彗の仲間の男性と、裏社会で柊から金銭を搾り取っていた人物。彼らの人間関係がね、めちゃめちゃツボでした。
ああ、そういうこと?
という事実に、思わず納得。上手いです。
本編はずっとシリアスベースですが、終盤に描き下ろしが1話収録されています。本編とは打って変わって、コミカルでほのぼのなお話でした。
先述しましたが、読み手を選びます。
読んでいて楽しくなったり、ハッピーな気持ちになれる、そういった作品ではありません。
途中、ハピエンが予想できず、どこまでダークなのかとしんどい気持ちになりました。そして、結末まで読んでみても、これがいわゆるハピエンなのか、分かりません。けれど、孤独を抱え、ずっと闇の中にいた二人の男たちにとって、唯一無二の存在を得たことは、彼らにとって間違いなくこの上ない僥倖なのだと思います。
深く、壮大な愛を描いた衝撃作。
萌えた、とは正直言い難い。絵柄も、ちょっと独特、っていうのかな。絵柄も好みが分かれそうです。
それでも深く心に突き刺さってくる、そんな作品でした。