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hadashi no tenshi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
タイトルは何かの比喩だろうと思っていたのですが、本当に文字通りの意味だったのが良い意味で驚きでした。表紙の受けっぽい子はふわふわした天然系のキャラなんだろうなというイメージもあながち間違いではありませんでしたが、真顔でいることが多く想像する声もなんとなく低そうなアンニュイな印象で、こちらも良い意味でイメージを裏切られました。ファンタジー要素を含んでいるけれど、メイン2人の終始落ち着いた態度、平穏な性格のおかげか、距離の縮め方ややりとりにはリアリティを感じてこの雰囲気好きだなぁと思いました。2巻以降の進展に期待です。
初読み作家様。こちらがデビュー作ですね。
今月ドラマCDが発売されますが、主演が好きな声優さんで、試し読みしたら原作も好きな雰囲気だったので読んでみました。
(3巻まで出ていますが、1巻だけで読める内容です)
ベニーは天界を追放された元天使。
公園でぼんやりしてるところを、靴職人のターナーに声をかけられる。ベニーは靴を作ってもらう間、ターナーの家に居候することになり…というお話。
絵柄がすっきりとして、優しい雰囲気で綺麗です。ストーリーによくマッチしてます。舞台のイギリスの街並みも素敵。ベニーやターナーのお顔も、品のある美形で好きです。
1話は二人の出会い。全く甘い雰囲気はないので、今後の展開にワクワクします。
そんなに大きな事件とかは起きなくて、二人が一緒の時間を過ごしていく様子が、淡々と描かれます。
その中でベニーの気持ちが変化していったり、ターナーの秘めた想いが出てきたり、少しずつBLっぽい展開に。
普段クールなベニーが、時々照れて赤面するのが可愛らしいです。
ちょっと気になったのが、ターナーがよく知らないベニーをノンケと決めつけたこと。ここがちょっぴり違和感でした。過去のことで臆病になってたから、そう思い込んじゃったのかな?
二人の初めての夜。
基本クールで淡々としているベニーが見せるデレがキュートです。自分でもよくわからないけど、ターナーへの想いが溢れちゃって可愛い♡
それに煽られるターナーの雄みも良きでした。
あとターナーが脱ぐと実はマッチョなのがギャップ萌えでした。
濡れ場は一回ですが、丁寧に綺麗に描かれていて素敵でした。
書き下ろしまで読んでしっかり1巻完結ですね。
最後はほっこり幸せなラストで良かったです。
後書きに書かれている通り「静かできれいで、優しいストーリー」でした。
2巻からはまた新たな展開が始まるみたいですね。そちらも読んでみたいです。
シーモア ライトセーバー修正で真っ白(でも個人的にはエロを楽しむ感じの作品ではないので、残念感は少なかったです)
イギリスが舞台で、靴職員の青年が、元天使で記憶喪失、はだしの青年を拾うところから話が始まります。
設定をこう説明すると嘘くさいし現実味がないように思えますが(自分はそう)、嘘くさくないし人間味があって不思議な現実味がありました。
元天使で記憶喪失のベニーの言動が、不思議過ぎず、おかしすぎず、純粋できれいです。
靴職人のターナーは普通の人間なのですが、親切からベニーの世話を始めます。
2人の間に、慈愛から友愛、恋愛、と多くの愛情が育っていく過程が心に沁みます。
お話もキャラクターもエピソードもすべてが過不足なくかつ崇高で美しい、すばらしいバランスの美しさだと思います。
オールカラーで読んでみたい作品でもあります。
堕天使の話、何気に今年たくさん読んでるな。
天使が地球上に現れる話で真っ先に思い浮かべるのが、高河ゆん先生のアーシアン。
地球人存続派と消去派の2人1組で地球人の調査するほんのりBLテイストのストーリー。
あれは天使と言いつつ異星人なのだけども。
天使の話割と好きなのかもしれない、私。
さてさて、ドラマCD化が発表されて推し声優さんが主演だし積んでたコチラをようやく読みました。
とっても良かったです。世話焼きで放って置けないターナーと105歳(天使だから)だけど天然ポヤポヤ系男子なベンジャミン。
この2人の同居生活は、ねこちゃんと暮らしてるみたいな感じ。やっぱベンジャミンが人間じゃないからなのかな?
他人と暮らしてるけど邪魔にならないような。
裸足で公園にいてた靴を知らない自称天使にピッタリの靴を作ってあげ完成したら旅に出るって。
自称天使ってなかなかのヤベェ奴を自宅に連れ帰って同居、いい奴すぎるだろ、ターナー。
ベンジャミンの着てる服の背中が不思議な構造で羽が出せる穴が空いてるの。それがえっちぃ感じして良かったです。
特別ドラマティックな展開があったりしないんだけどスルスル〜っと流れていって引っ掛かりやツッコミどころなく読めました。
絵も好み。2巻も続けて読んでみます。
シーモアで購入
白抜きと発光?白のトーンで白抜きの周りをふわっとした感じの修正
本屋でなんとなく手に取った自分を、とにかく盛大に褒め讃えたい!
表紙を見て「なにこれ絵画みたい」と思い、あらすじや帯を読んで買うつもりもなかったのに、目当てのBL本と一緒にいつの間にかレジに通してました。
帰ってきて早速読み、ストーリーの良さと一コマ一コマの絵の綺麗さと受けと攻めのキャラの良さに目が潰れ、良い作品に出会って時特有の『記憶を全部消してもう一度読みたい』と思いました。
そんなことは出来ないので、もう一度、今度はじっくり丁寧に細かい所まで見て、あとがきまできっちり読みました。
それくらい良い作品です。
多分私は今後腐女子仲間に何かBL本をおすすめする時、真っ先にこれをおすすめすると思います。
イギリスの靴職人さんと元天使さんのおはなしです。ファンタジーなのにそこまで設定が重くなくてすぐ入り込めます。BL初心者さんでも読みやすいようなストーリー重視、濡れ場も少なめだし、絵も綺麗で静かでほわっとした優しいお話です。THE・BLという感じではなく「人と人(片方天使ですが……)の難しいけれど美しい関係性が構築されていく様子」を描いた漫画で、たまたま両方男性だっただけ、という感じの作品です!おすすめ!
禁忌を冒した天使が人界に飛ばされて…
裸足で寒空に佇む元天使を拾ったのがゲイの靴職人ターナー。
元天使は名前を言いたくないと言い、ベンジャミンと名付けられる。ベニーは天使でも一応人間ぽいことができる設定なのかな。知らないことも教えてもらいながら、暮らしていく。
ふんわりと流れる時間の中で、ターナーとベニーは結ばれるんですが、これまたきっかけというかハッキリせず。お互いに惹かれあっていたんでしょうね。
絵が綺麗なことと、小さな疑問はスルー可能なほど流れが自然な作品でした。
名前の件も、ベニーの過去もあまり触れないまま終わっちゃったと思っていたら、これぞ続巻があるんですね。
元々長編だったのかな。
続きも読みたい作品ではあります。
美しく静かで、ほんのりと火が灯るような、温かなお話でした。
物語の舞台はイギリスで靴職人のターナーはある日、
公園で裸足の美しい青年と出会います。
寒空の下、裸足のままでどこか浮世離れした雰囲気の
青年を放っておくこともできず、自宅へ連れ帰ります。
自らを“元・天使”と名乗る青年に戸惑うターナーでしたが、
行き場のない彼を“ベニー”と名付け、旅に出るという彼の
ために靴を作ってあげることに。
そして、靴が出来上がるまでの間、一緒に暮らすことになり…。
はじめのうちは言葉通りピュアで生まれたての赤ん坊のようだった
ベニーがターナーと暮らしてゆくうち少しずつ知識や感情を知り、
人間らしくなってゆく様がまるで子供の成長を見ているようで
微笑ましい気持ちになりました。
性的指向へのコンプレックスから孤独を抱えていたターナーも
ベンジャミンの温もりに救われてゆきます。
普段は純粋無垢で幼げではあるけれど、元・天使というだけあり、
ターナーを受け容れるベニーからほっとさせてくれるような慈愛が
伝わってきました。
名付けるなら天然聖母受け?
そんなベニー相手なので恋愛面も淡く清い関係のままで終えるのかと
思いきや、しっかり体を繋げるまでが描かれていました。
元・天使であるベニーが人間と同じように欲情し、ターナーと身体を
重ねるシーンは背徳感を滲ませ、ドキドキしてしまいました///
燃えるような恋ではないけれど、一緒に過ごした時間の中で浸透するように
じわじわと根付いてゆく無自覚な愛情が尊くて、いとおしかったです。
感想を擬音で表現するのは反則かな?と思いますが
読んでる途中からこんな気持ちだったのは間違いありません。
流れるようなストーリーで天使だから?ファンタジーだから?登場人物全てがフワフワしているような気がしました。
時々背景が寂しな(もう少し描き込んで欲しい)というコマもあり全体的にフワ〜っとした印象でした。⬅︎また擬音!
ファンタジーものも好きですが、個人的にはストーリーがちょっと上滑りしてる様な気がして残念ながらのめり込めませんでした。(既に続編購入済みのため読みますが…)
絵がキレイなのでこれからが楽しみな作家様だと思います。
絵が美麗過ぎて終始呆けるようにみていました。
うつくし~~~
波風はない、凪のような空気ですが
時々熱を帯びるような温度差がたまりません。
ファンタジー要素が入っているにもかかわらず
ありのままどこかにいそうと思わせる力が凄かったです!
「はだしの天使」は、同名の子供をテーマにした漫画があるけど、
これは、天界を追い出された、失格天使の物語。
心の洗濯のような、メルヘン。
掟を破って、人に干渉したため、羽をもがれて人界に堕とされた堕天使。
公園のベンチで寝ていたら、靴職人に保護してもらえた。
天使だと言っても信じない、ターナーは、
事情があるホームレスと天使のことを勘違いして世話を焼く。
名前が無いというので、ベンジャミン、ベニーと名付けて
旅に出たいというベニーのために無償で靴を作り出す。
靴が仕上がって、旅に出るベニーを見送るターナー。
ターナ―は、奇妙な出会いで知り合ったベニーの帰りを無意識に待ち続けている。
そして、旅をして、
人として生きることを決意で来たベニーがフラリと戻ってきた。
・・きっと、続編が出ると思う、というか、出ると信じたい。
作家さんご本人があとがきで「静かできれいで、優しいストーリー」と言っている通りの作品でした。どうこうと全てを説明するわけでも泣いたり喚いたりするわけでもなく静かに話が進んでいきます。セックスシーンすら綺麗。ヒトの魂に触れると穢れがつくという話が作中で描かれますが、この作品こそ穢れのない雰囲気。
絵柄とマッチした世界観とキャラクター。主役2人+姉ぐらいしか登場人物はいないのですが、最後の最後に出てきたターナーの会話シーンが良い雰囲気なので、登場人物が多い現代日本の社会人の話など読んでみたいです。この綺麗さにほんの少し毒を垂らせばより一層興味深い作品になりそう。
続編連載中なんですね!!!それも毒が垂らされて登場人物が増えてる…これは期待
表紙買いだったのですが、すごく美しいお話でした。
舞台は真冬のイギリスで、靴職人のターナーと元天使を名乗る青年・ベンジャミンのお話です
読後の感想としてはBLを読んでいるというよりは、外国が舞台の小説を読んでいるような非日常的な感じがしました。もちろんBL作品としても素晴らしいものでしたし、天界から来たために人間世界について何も知らないベンジャミンが徐々にターナーとともに成長していく過程がすごく微笑ましかったです。
また所々ベンジャミンが無意識にも嫉妬している描写があり、そこもすごくかわいらしいなぁと思いながら読んでいました。知らないからこそ感情に名前をつけることができず、本能のままに動いている感じが、人外と言うか天使の設定が上手く生かされていて、ドラマチックだと感じました。
今までに読んだことのない世界観のお話でしたが、ロマンティックな外国映画を見たような気分で本当に楽しむことができました。
作画もとても綺麗で引き込まれますし、今まで表紙買いの作品は失敗することが多かったのですが、今回は本当に大当たりでした!この本を購入した後にこの作品について調べたのですが、二〇二二年度のBLアワードの表紙部門で一位だったのですね…!流石です!
なぜこんな素敵な作品をもっと前から読んでいなかったのかと考えると悔しいです。
初コミックスとのことなので今後の作品も楽しみに待っていたいと思います!
すごく綺麗でした~~~!
作品の世界観が本当に美しい!!
洋画をみているようなしっとりした雰囲気が終始続きますが、これもまたいい!
波が多いお話が好きな方は物足りないかもしれませんが、何かみたいなーってときに手に取りたくなるタイプの御本です。
本当に素敵でした!表紙も飾りたい美しさ!!
表紙にビビッときて裏表紙のあらすじを読むともう完全に性癖でしかないということで即購入。
物語も初めから終わりまで終始ツボでした!
ウケのベニーがあまりにも可愛すぎて…続くようなのでまた美人で可愛いベニーが見れると思うとすごく楽しみです。
人間の魂に触れて、天使ではなくなった元天使。
堕天使ではなく元天使の人間に。
靴職人のターナーが真冬の公園に裸足でいる元天使のベンジャミンを見つけて、お家に住まわせてあげるところから始まるお話。
ベンジャミンが人間界の事を知らないから、ターナーから見れば不思議ちゃんです。
不思議ちゃんでマイペースなベンジャミンさんとっても可愛いですし、困惑気味なものの、怒ったりせず接してる優しいターナーさん、良いです。
二人の同居生活にほっこり萌えでした。
羽根は無くなりましたが、ターナーが靴を作り新たな人生を歩き出すベンジャミン。
ターナーもベンジャミンに出会い好きになったことで、強くなったのではないかなと思いました。
絵もとても綺麗で好きです。
ターナーは欧米人には見えなかったですが、イケメン様なのでそれはそれで良いかなと思いました。
続編が始まるそうですね。
二人のその後を見られるのがとても楽しみです!
絵がきれいです。
表紙も好きです。
ストーリー的には、元天使が靴を知らない?でも人間と言葉は通じる、公園やジョーク、旅は知っている。
天使と人間の文化の違いによるんでしょうが、ベニーは何を知って何を知らないのか、いちいちそこが気になりながら読んでしまいました。
萌えポインツは結構ありました。
ベニーがターナーのベッドに潜り込むところ
ベニーが靴を作るターナーを誉めるところ
ベニーがターナーのおでこにキスするところ
ターナーにかっこいいと言われ照れるベニー
などなど。
全体的によかったんですが、欲を言えば、くっつくところがもうちょっと盛り上がりがほしかったなと。
あっさり最後までいってしまった。もったいない。
あとがきに「勢いで書いたようなもの」とあり、なるほどと。
にしては、まとまっていていい作品だと思います。
ベニーが旅を終えて戻ってきた所まで描いて下さったのもよかった。
できれば、もうちょっとドラマチックだと好みなのですが、淡々とじわっと表現されるのが先生の持ち味かもですね。
次作が楽しみです。
表紙がきれいで店頭で表紙買いしました。
全体のイメージは、勢いで進んでいく問よりのんびりと静かに進んでいきます。
『羽を落とされた天使』ベンジャミン(ベニー)と『過去に囚われたゲイの靴職人』ターナーの育むひっそりとした愛のお話です。
人の世界で色々なものを見ていろんなことを学んでいくベニーが可愛くて時折口元がにやけます。( *´艸`)
「話さないほうが幸せなこと」
それを通して2人が得た幸せ。
内容についてはあまり知らないで読んだ方が、ラストの感動が大きいと思いいます!
舞台はイタリア。
まるで洋画を見ている様な世界観でお話が進んでいきます。
元天使というファンタジーな設定も、舞台が外国というところで非日常感が出ていて、個人的にはスっと受け入れる事が出来ました♪
エロは少なめなので、ゆったりBLを読みたい時にオススメです!
ターナー(靴職人.黒髪短髪)×ベンジャミン(元天使)
※以下 ベニー
冬のある日、天界から追放され、天使ではなく人間になり公園のベンチに裸足で置き去りにされてしまうベニー。そこをたまたま通り掛かった、靴職人のターナーと出会い裸足の彼に靴を作らせて欲しい!というところから物語が始まります。
ここまで聞くと、現実離れしているというかドラマティック過ぎない?と感じる方もいらっしゃるかもしれないですが…ここからです!!
その後、ベニーの靴を制作する期間2人の同居生活が始まります。
人間界に来て何も分からないベニーですが、ターナーに教えて貰った事を健気にこなしていき、旅に出てみたいと目標も見つけます。
ターナーがベニーを放っておけないと思う親心みたいなものや、2人の信頼関係が深まっていく様子が見ていてほっこりしました♪
過ごす時間が増え、恋仲に発展していくにつれ…旅に出る目標を持っているベニー。そのベニーに靴を作るという状況が切なく感じてきて、どんどんストーリーに引き込まれました。
王道かもしれないですが、恋人に靴をプレゼントするシチュエーションが個人的には切なく、なんとも言えない葛藤もありすごく“恋愛”っぽく感じるのでとても良かったです。そして、最初から最後までしっかり“靴”が軸になりストーリー展開がブレないのも読んでいて心地よく、世界観にしっかり入り込めました。
最後はベニーが旅から戻りハッピーエンドに終わり、とても温かく優しい気持ちになる作品です。
重すぎずエッセンスになる程度の過去エピソードがあったり、程よい切なさや甘さがある作品だなと感じました。ミニシアターで昼下がりの休日にゆったり見たい作品だなぁ(普段あまりそういう事はしないので想像と理想論ですが…笑)と感じました。
エロいめちゃくちゃにBL感のある作品が読みたい程の気分ではないけど…BLの世界観には触れたいなぁという時!
穏やかな気持ちで読むのにオススメの1冊です♪
天使だったベンジャミンが天界から追放されて人間界にきたところから始まるお話。
ファンタジーだけど絵もとてもきれいで最初は天使?っておもうけれど、地上に来てからはもう普通の人と同じになっているのでそこまで違和感ありませんでした。
人間界に来て靴も履かずに公園のベンチに座ってたベンジャミンを放っておけなくて家に連れて帰るターナー。ターナーは靴職人なので、ベンジャミンに靴を作ってあげます。ターナーはゲイだから、ベンジャミンにドキドキしたりもするけれど、ちょっと変わったベンジャミンに居場所を与えて一緒に暮らすうちに好きになっていく過程が良かったです。
ベンジャミンも最初はいろんなことが初めてでよくわかってないところもあったけど、ターナーと一緒に過ごすうちに、ターナーのこと気になってきて。
ストーリーも急がずゆっくり関係を作っていく過程が丁寧で良かったです。
大好きだけど、旅に出ていくベンジャミン。ターナーが作った靴を履いて広い世界を見に行く。恋人を見送るのは辛いだろうけどベンジャミンにとってターナーは帰る場所になったので、きっと帰ってきてくれる確信があったはず。
元天使と靴職人の恋とっても素敵なお話でした。
初めての作家様でした。
表紙に惹かれて購入したのですが
まさかこれが初BLコミックスとは。
元天使と靴職人の青年のお話で、舞台がイギリスということと
お話がゆるく進んでいくこともあり、
映画を見ているような気持ちになりました。
時の流れが緩やかで優しくて
とても好きな雰囲気の作品でした。
靴が完成し、ベニーが旅に出る時の
ターナーの気持を考えると切なくて苦しかったけど
「旅は帰るために」「今の俺は帰る家と待ってる人がいるんだな」ってベニーが言ったことが
ターナーの支えになったんじゃないかと勝手に思いました。
2年経ち、突然ベニーが帰ってきたシーンは
ベニーらしいなぁと思いました。
連絡すらせずに帰ってくるベニー。
さすがです。
ベニーは元天使ということで老いていくのか
そもそもいつか死ぬのか?など疑問はあったけど
とても読みやすい作品でした。
舞台がイギリスだからでしょうか、読んでいる途中からクリスマスキャロルが浮かんでいました。
かといって、登場人物が冷酷無慈悲で守銭奴なんてわけはありません。むしろその逆。
見知らぬ人でおまけに自称元天使、を家に連れて帰っちゃうくらいには人が良い。
そんな良い人な攻めが、天使と出会い自分の新しい人生を得る。そこはキャロルと重なりました。
特筆すべきは、絵が綺麗なところ。まるで、画集を見ているような気分でした。
綺麗で素敵なんですが、お互いに惹かれ合った部分には説得力がなく…
とくに天使には共感ができませんでした。
でも感覚は元天使だから、共感できなくて当たり前なのかもしれません。
絵が綺麗ですね〜イギリスが舞台の羽を落とされた天使とゲイの靴職人のお話です。正直ファンタジー要素のあるお話ってあまり好んで手に取るほうではないジャンルなんですが、舞台がイギリス、異国であると結構すんなり受け入れられるので今回は表紙の絵も素敵ですし読んでみたくなりました。感想としてはとても面白かったです。イギリスの真冬の凍てつくような寒さの描写がいいスパイスといいますか、その情景に反比例するように元天使に『感情』が宿って暖かくなっていく様子がとても際立ちますね。あまり読んだことのないジャンルでしたが新鮮でとても楽しかったです。
冬の朝の澄んだ風を感じられるような、空気感の良い作品でした。セリフも独特で、日本語じゃない雰囲気が出てます。
天界を追放された元天使と、元天使を拾った靴職人のゲイ・ターナーのお話。人間世界のことを何も知らない天使が、いろんなことを学んでいきます。天使が感情に疎いせいなのか全体的に淡々としていて、山場っぽいところで嫉妬心を出してくるのが唐突に感じました。その後の旅立ちもいきなりなんで?て感じで。
追放されるレベルのことをやった理由を好奇心で済ませてしまうのは違和感がありますし、モデルをするエピソードとか要らなかったので、天使の過去を掘り下げる展開が欲しかったです。ストーリーがとてもふわっとしてて、絵と雰囲気を楽しむ本でした。
元々イラスト本の予定だったらしく、そちらの方が断然欲しかったです。神画集になっていたんじゃないかな…。
世話焼きな靴職人のターナーと無垢な元天使のベンジャミン(ベニー)。
絵がとてもお綺麗で、キャラはもちろんなんですが、ベニーの翼の描写が好きです。
ベニーが自分の足で踏み出していくためにターナーが彼のための靴を作り上げる。
靴には新しい一歩、新たなスタートを踏み出すという門出などの意味合いと、それを履いて遠いところへ行ってしまうという別れを表すネガティブな意味合いなどがあるので、ベニーにはそのどちらにも当てはまるような複雑さを個人的に感じました。
はだしと靴と、ベニーとターナーの関係性とが静かに混ざり合っていく過程が穏やかで凪いでいるような落ち着いたトーンで紡がれていきます。
ですが、ふたりが結ばれるシーンではベニーの頬のように熱がこもり、ふたりの吐息を感じられるような情感の加わった描写が素敵でした。
ベニーの背中の翼の跡をターナーが舐めるの好きすぎる…。
天使としての象徴を失ったベニーが人界で手に入れた帰る場所。
あたたかく迎えてくれるターナーのそばでベンジャミンとしていつまでも幸せに過ごしてほしいです。
作者様の次の作品も楽しみにしています。
大好きな作家さんのBLデビュー作品✨
透明感のあるタッチに天使と靴職人という鮮度の高い設定。
私の大好きな攻めが受けの世話を焼くお話で、ニッコリです(*´∇`*)
外国が舞台ですが、いと先生の画力の高さと書き込みで違和感がなく、ストーリーも大変好みでした!
こういう「行間を読む」みたいなキャラが多くを語り過ぎず、穏やかに話が進むお話もいいなと思いました。
映画やドラマのような世界観…
と思っていたら、いと先生のあとがきに大好きな海外ドラマ「グッド・オーメンズ」と「ルシファー」のお話が
まさに天使が人間界で暮らす良さ満載です。
果たしてベニーは老けるのかなぁ?
ターナーと同じ時を過ごせるのか、その部分は描かれていないけれど余白の綺麗な物語。
二人のラブをもうちょい見たい…という邪な欲望に駆られる!
きっとターナーもモダモダしてたハズ…。
人間に興味を持って翼を失う天使の恋、美しい1冊でした!
天使に課せられたある約束事を破ったが故に翼をもぎ取られ地上に落とされた元天使と
彼を拾った靴屋の青年の話
皆さんおっしゃっているがお話に大きな波があるわけではありません
どちらかと言うと淡々と物語が進み
何も知らなかった天使が
少しずつものを理解して体と心両方で相手を愛すると言うことを理解していくお話
物語に差し込む光の感覚や2人を取り囲む空気の温度などが不思議に感じられる話でした
2人の恋愛のお話と言うよりは
2人の魂がどこに落ち着くかと言う話のように感じられたのでこの評価に
でも読んで良かったなと思いました
天使時代の服の形がいいです
商業作品デビュー作だそうです。
私は元々作家さんを存じ上げなかったのですが、作家さんの今作の告知のツイートに尋常じゃないイイネの数がついてるのを見かけ、買わせて頂きました。
「気鋭の絵師」とちるちるでも紹介されていますね。
やはり人気なだけあって、絵柄が可愛らしく美しいです。
キャラクター達のテンションが落ち着いているからか、ストーリー全体が静かで落ち着いた雰囲気です。
その分激しく「萌えた〜!!!」というのはないのですが、元天使の受けが、実直な攻めと一緒に普通の日々を重ねていくことでヒトらしく成長していく姿にほっこりします。
淡々としているけれど、なぜか雰囲気のある作品です。
先生がインタビューであえて出さなかったという受けの天界での本名、気になります。
いや翼をもがれた堕天使か。昔ながらの萌え設定ですね。最近の作家さんがこの題材を選んでくれて嬉しい。心優しき善良なゲイの靴屋が捨て猫を拾うくらいの感覚で無垢で美しい元天使を回収して世話を焼く。ちょっと童話みたいな感じでこれもまたいい。
やっぱり無垢な天使受けの何が萌えるって、色々な「初めて」をベッドで教え込むことですよね。何も知らない金髪カワイコちゃんをドキドキしながら抱く攻めの気持ちになってワクワクします。
しかし受けを追放した天界は酷すぎると思います。たまたま拾われたのが優しい攻めみたいな人だったから良かったものの悪いヤツに拾われてたら目も当てられなかったよ!ちゃんと裸足で落として善人の靴屋に拾われるということまで折り込み済みだったのなら良かったけど。
外国設定でメルヘンなお伽話、楽しめました!
元天使と靴屋のゲイの話。
大きな山場があるわけではありませんが、天使がだんだんと人間らしくなっていくところも可愛いし、ふとしたセリフにはっとさせられたりします。癒し効果の高いお話でした。
天使(ベニー)が天界で永久追放されて人間界でベンチに座っていると靴職人(ターナー)が裸足だと気づき靴を作ってくれるといい出来上がるまで一緒に生活する話でしたが、ベニーが人間界の事を知らないので言動が少し小さい子みたいで可愛かったしターナーと一緒に寝た方があったかいからって知らぬ間にベッドに入り込んでるのも可愛かったです。
ターナーはゲイだということをベニーに隠していたしすぐ手を出さなかったのが良かったと思ったし、ネタバレですが酔った勢いと恩を返したいといわれヤった後ベニーが旅に出るのをやめるのかと思ったらちゃんと旅に出たし出発する前の玄関で2人が離れがたい感じでハグやらキスをするのが素敵でした。
描き下ろしの再開後の2人は離れて過ごしていたのに長年の夫婦みたいな空気感ですごくよかったです。
元天使という設定でファンタジー系の話かと思っていましたが、絵もイギリスっぽく大人な落ち着きのあるラブストーリーで素敵なお話でした!
良い意味で淡々と進む、綺麗なお話でした。
個人的にBLBLして勢いがある作品を好む傾向があり
雰囲気を味わう作品は抑え目評価になってしまうけれど、
《羽を落とされた元天使と靴職人が出会う》
↑↑これこれ!これがですね、
人生を歩むストーリーと掛け合わせたロマンがあります。
羽の代わりに靴を、、映画のようで素敵です(﹡´◡`﹡ )
静かに育まれる愛が見られました。
さてさて。
真冬なのに裸足で公園のベンチに座る青年を靴職人が見つけるところから始まります。
不審に思い声をかけると「靴」を知らない。
名前は覚えてるが言えない、言いたくない。
帰る場所も家もない。
その上、自分は「天使だった」と言う始末。
靴職人・ターナーが困惑しながらも放置出来ず、
寝床を提供することにしました。
元天使にベンジャミンという名を与え、同居生活が始まりーーーと展開します。
行くアテも目的もないベンジャミン(通称:ベニー)。
人界は知らぬことばかりで、当面の目的は「旅をすること」となるんですね。
人として生きるための旅。知るための旅。
ターナーはその為に必要な靴を作ると申し出て
靴が出来上がるまで、旅に出る準備の間、という期間限定の同居なんです。
もちろんターナーは最初「天使」を信じていません。
けれど無垢で無知なベニーを見ていると信憑性が増すw
特に距離の近さや布団に潜り込むクセはターナーを困らせました。
それでも穏やかな同居生活は平和に過ぎていくんですが、
靴が出来上がる=別れ なので切なさが増すんですね。
そんでターナーにはベニーに言えない隠し事があって寂寥感が流れる…(;ω;)ウウウ
「靴」は人間として生きる象徴。
ターナーのこれまでの人生・ベニーのこれからの人生。
それらが靴に絡めて展開していくのがグッときます…!
禁忌に触れたベニーは飛ぶための羽を失い、
歩く為の靴をターナーが作るっていうのが素敵で!!
ベニーの欠けた部分をターナーが補うっていうね…///
上手く言葉に出来ないんですが、この関係性がめっちゃ良かったです。
で。
元天使だったベニーは感情が鈍い面もあったんですが、
ターナーと暮らす中で人間らしい感情を知っていくんですね。
嫉妬とか赤面とか!!こういうのキュンキュンします!!!
旅に出るところまで描かれていたのも良かったです。
ベニーは存在意義が不透明なところがあったけれど、
次第に人間として生きる生命力が芽生えていくのを感じる…!
個人的な嗜好だともうちょいラブ感が欲しいな~というのは否めないんですが
ロマンティックなお話でしっとりした気分に浸れました。