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sensi sayonara mata ashita
純愛って、実っても恋し続けることなんだなと思いました
私の心にブッ刺さり過ぎたのでレビューです。
中学生とは思わず、、、そりゃ葛藤するよなという気持ちとどうなるんだと思った7年後。成田の冷静さが本当にどっちなんだ。。もう何も思ってないのか。。と先生と同じくらいにヤキモキして不安になってしまいました。やっぱりそんなことはなく、成田が主演男優賞取れるくらいの演技をしてくれていたので、心がめちゃめちゃ晴れました。そっからの2人は、7年前にできなかった恋をちゃんと毎日しているんだろうなという愛しさに溢れたシーンが続いて、描き下ろし最後の『それでもまだ 俺の恋は終わる気配がない』で全私のキュンキュンが持っていかれました。買った次の日に5.6回すでに読み返しました。純愛好きは必携です。
未成年との淫らな関係は無しで素敵な純愛！！！
攻めが中学生って、好みじゃないなーと思いましたが、こちらのサイトで好きなレビューアーさんが神評価されていたので読んでみました。
いやー、良かったぁー！
まず、受けのバイト先のママさんのコトバ全てが好き。
フザけた態度のチャラい大学生(受けの津田くん)へのツッコミに大笑い。表情の描き方もオモロかったー。
真面目なアドバイスも、人情味が深くて相手の幸せを真剣に願っているんだな、、、と共感しました。
モブの中学生の描き方も上手だなぁと感じました。
攻めの成田くんと津田センセイとの出逢いから少しずつトモダチ関係になっていって、恋に発展していく流れも素晴らしくて引き込まれました。
7年後の再会も、みつこ先生描き方がうまいし、成長した成田くんのビジュアルも素敵で、全く違和感も不自然感なく感動のストーリーでした。
みつこ先生の他の作品も読ませていただきます！！！
ビッチ教師受け！
賢い美少年×チャラいビッチ教育実習生！両片思いが可愛かった、、、生徒と恋愛する訳には行かないので受けは攻めの告白を受け入れられなくて、、｢さよなら先生｣と言われお別れし、なんと7年後までとびます！振った方がズルズル引きずってるのが好きなので、先生がずっと攻めのことを考えていたのがすごく良かったです、、追いかけられる側だった受けが次は追いかける側になるのが可愛いです、まあ攻めもずっと受けのことが好きだったんですけど^^最高〜
こういうの好きだな
追いかけられていた側が、今度は追いかけていくの好き^_^♪
しかも相手は中学生。チャラけた大学生の津田には眩しいほどの真っ直ぐな少年・成田。
教育実習先に可愛い子がいる！からミーハー的に成田に近付く津田。最初はウザがられていた津田だったけど、成田が津田に本気になったら距離をとります。中学生の恋心って素直で清々しいですよね、甘酸っぱいです。
津田のことを好きな成田がめちゃくちゃ可愛いです。この子は将来的にスパダリになりそうな雰囲気漂う大人びた少年です。
頬を染めた津田へのアプローチや告白…気持ちを真っ直ぐにぶつける姿は男らしい。でも子ども故のひたむきさなんですよね…そういう荒々しい感じ私は好きでした。
身から出た錆。年齢がどうとか最もらしい正論を突き付けて、成田の気持ちから目を背けます。本当は成田のことが好きなくせに。
ホント、津田って卑怯ですよね…。
７年の歳月が流れて、成田の呪縛に囚われている津田は、教師になりました。過去に成田を拒絶しておいて、長い間成田をどこかで欲しています。チャラい恋愛しかしてこなかった津田にしたら、本気の恋だったのかも知れません。
そんなとき、教育実習生として津田の学校に成田がやってきます。
成田は想像通りの良い男に成長し、以前のような一匹狼ではありませんでした。男女問わず、もちろん生徒たちにも人気者。中学生の頃の彼の姿はもうありません。前に向かって進んでいるようでした。
しかし津田は違います。ずっと過去に囚われていて前に進めていません。
成田と同じ学校で同じ時間を過ごしていくうちに、成田にどんどん惹かれていく津田。自分のことなどもう忘れてしまったんだろうか…そうだよな。自業自得だ…。そんな気持ちを抱きながらも成田への好きの気持ちは膨らんでいきます。
今はあの時とは違う。年数も経った、教師・生徒の立場じゃない、今なら成田と対等に向き合える状況になりました。成田への告白…そして成田からも津田に告白。
７年前に止まっていた２人の時間が動き始めた瞬間でした…。
津田が本当に不器用で、見ていて焦ったい。焦ったくてもどかしいけど、自分の気持ちに本気で向き合う姿はとても良かったです。後悔の気持ちもあったのかも知れませんが、あの時成田の気持ちを受け入れていれば良かったかと言えば私はそう思わなかったです。
津田にはこの７年が苦しかったと思うけど、彼には必要な時間だった。だって他の誰かに心が揺らがず、成田一筋を倒せたのですから。成田に本気だったことの何よりの証明です。
障壁は何もありません。恋人同士になった２人は、これからたくさんの時間を共に過ごしていくことでしょう(^^)
大人だけど子どもっぽい津田。
精神年齢的には成田の方が上なんじゃ…と思える不思議な関係です。もっとイチャイチャ見たかったな、というのが正直な感想です（笑）
チャラい津田はアホアホでしたが、喜怒哀楽の豊かさは面白くて私は好きでした。
背徳じゃなく恋
ゲイで遊び人の大学生の津田が、教育実習へいくことに。
単位と卒業のために実習へ行くというやる気のなさ。
そんな時、ドタイプの美少年 成田を見つけてしまいます。
成田は勉強はできるけど、群れないタイプ。キレイな顔だけど愛想がなく、先生から目をつけられがち。
津田は興味を持ちつつ、教師として成田に笑顔で声をかけると、「おっさん!」と言われてしまいます。
むかつくけど可愛い!
遊び人の津田は、軽い感じでエッチなしで落とそう！と思い、次の日から事あるごとに成田に絡みに行きます。
最初は嫌がってたけど、段々心を開いてきた成田の事をチョロいな思ってきます。
ちょろ丸と思ってたのに、バイト先のゲイバーまでつけてきて「黙ってるから言うこと聞いて」と言ってくるんです。
バラされないか、何か買えとか言われないかビクビクしてる津田ですが、成田が言ったことが、一緒に遊ぶ事。
最初は渋々付き合っていたのですが、段々デートっぽくなってきます。
年の差や、中学生相手なんですが、、、アオハル感あってこの日々がめっちゃいいです。
中学生の成田の津田への好きという気持ちや行動が、純粋で一生懸命でキュンとしましたし、すごい良かったです。美少年ですが男らしいですし。
津田は成田の事が好きになってきているし、成田も津田の事が好き。
教育実習生と中学生の立場、まだ子供の津田は、成長して色々経験する中で津田が自分を好きではなくなるんじゃないかと思い、中々成田を受け入れる事ができないんです。
結局二人の関係は終わってしまいます。
7年が経っても忘れられない津田。
諦めきれない時に再会するんです。
でも、7年も経っているのであの頃の成田ではなくなり一層後悔します。
最後に素直になり、成田へ気持ちを伝えるんですが、大人になったけど、あの頃と変わってない成田が。
ほんと良かったです。
個人的には教師と生徒設定はあまり好みではないんですが、このお話は教師というより教育実習生で大学生ですし、中学生時代はエッチなことしないので全然抵抗なかったです。
中学生最高・・・
成田くんが可愛くて・・最高です・・
ただ、最後大人になっちゃって、体格も顔も大人で少し別人みたいになったのが残念だったなあ・・中学生時代をもっと見たかった。それか、大人でも顔つきが中学のままがよかった。
受けに共感!
cpの年齢差と、自分自身の若さに苦しめられるお話でしたね。
まだまだ子供で、狭い世界の中で、憧れや尊敬だったり色々な気持ちが混ざりあった刷り込みのように自分を好きだと伝えてくれる攻めの気持ちは、可愛いけど受け入れるのは難しい。よくわかります。
可能性しかない未来ある子を待つ勇気なんて中々もてません。
さらには受け自身も22歳の教育実習生。大人というにはまだ青い年齢です。
待つにも自身が子供すぎました。
この二人の恋は、チープな言い方ですが出逢うのが早すぎて、選択肢があまりにも多すぎました。
だから7年は必要だったと。
しかしどの物語でも熟す時を待つのはつらいですね(´；ω；｀)
お互いに、互いを知らない時間を過ごすのは切なくてつらい。しかもこの物語は受け目線で話が進むため、攻めの気持ちは見えないままです。
なので再会したときは読んでて切なかったです。
最終的には、時間が答えをくれて、二人がまたお互いを大事にできるんだなぁと思えて嬉しかったです。
明るくすすむので、悲しいばっかりじゃないのですが時間の大切さを痛感してしまいました。
色々思うことはありますが、総合して絵はキレイだし、話のテンポも良いので読みやすく好きでした！
切ないが過ぎる…！
●学生×ビッチなDDはさすがに無理だろ、、と思いつつも、●学生くんの強がりな感じが愛しくて読み始めたこちら…切なさで何度か胸が爆発しそうになりました、、！
どちらの気持ちも味わったことがないのに、スッと心に入ってきてぎゅーっと握りつぶされる感覚。特殊な関係性なのに、なぜこんなにも「わかる！」と思えるのか、、すごく不思議な本です。
前半は、ナリタくんが、先生に追いつこうとしている姿がほんとーに切なくて！後半は逆に、「自分だけ取り残されている」と感じている先生が切ない。ハピエンだろうと分かって読んでいても、何度泣きそうになったことか…！
全体的な展開としては、わかりきっているのに、それでも心を揺さぶられます。おすすめめす。
違和感が...
攻めが未成年の段階での、受けとの恋模様の描写が長く...
大人が子どもを弄ぶような構図なので、どうしても違和感が拭えませんでした。
あまりにも大人側の勝手が過ぎるというか。受けもまだ大学生なので、大人という表現も正しくないのかもしれません。
どちらもまだ成熟していない子ども同士。
けれど歳の差ゆえの経験値は、受けの方が高いはずです。
その受けが、ゲームのように子どもと接するところが受け入れられませんでした。
おまけに実際就くかはその時点で決めていなくても、仮にも教師の卵なのですから。
これが逆の立場で、子側からぐいぐいくるものは、そういう違和感を抱かずに読めてしまいます。
他作品との違いは、やはり大人が子どもを翻弄する構図だからなのだと思いました。
この違和感があったので、その後の再会も純粋に喜べず...
長い年月離れていて再会しても、そんな短期間で気持ちを高ぶらせられるものなのか...
１つのひっかかりを上書きしてくれる要素がなかったので、最後まで納得できない物語でした。
年齢のわりに浅く薄い気がした
ビッチが本気になった相手は中学生でした！ってのを描きたかったらしいお話。主人公は登場から性格の悪さを見せつけてくるけど、最後までその印象が変わらず好きになれませんでした。主人公の反省や更生的な部分を一番期待して読んでたので。
教育実習生と中学生のお話。でも電子だと帯は“●学生”って黒塗り表記になってるし、本文中にも“学生”って書かれるだけで中学生と名言されません。これはちょっとモヤモヤ…高校生と中学生では大きく違うのに、どっちか分からない仕様なんです。
で、いろいろあって成田と関わるようになった津田はいつの間にか本気になっちゃってます。成田は本当にただただ子供だなあってアプローチで、それに恋しちゃうビッチって何か薄いとしか思えませんでした。年齢のわりに人生経験が浅いからこういう子が刺さるんだろうなあって感じで。
最後は成田は成田で別の人と幸せになって欲しかったです。7年も想い続ける津田の魅力が私には分かりませんでした。幼さ故の刷り込みなら哀れだなあ。再会後、成田に冷たくされてウジウジ君状態の津田は最高にウザかったです。
私とは相性が悪かったみたい。
中学生と先生のやりとりがすごく良かった
最初先生が攻かと思ってたけど…中学生の成田くんが攻だったのか～
退屈な実習先で美少年見つけて落とそうとする教育実習生の津田だけど、それって条例違反捕まる案件じゃないと思ったけど、先生受けなら決して良くないけど少しはまぁ許せるのかな？
あと津田が大学通ってる場面がなかったので、ホントに大学生か謎でしたチャラい遊び人のようです笑
成田くんは最初津田を警戒してたけど、大人びて見える成田が可愛くてでもしっかりしてて言いたいことははっきり言う性格で
津田に普通の中学生っぽいところをどんどん引き出されていくところが良かったです！
津田実はチャラそうに見えて真面目で寂しがりやで、結局中学生と教育実習生の恋はうまくいかなくて
それから７年後、成田は中学生の時と比べてすごく大人になってて、ずっと成田を忘れられなかった津田は結局先生になってて少しの間一緒に過ごした学校で再び出会います。運命の再会と思いきや、成田があっけなくて津田のどうしようもない気持ちにもだもだしました。
もう自分のことは忘れてしまって興味もなくなってしまったんだと思ってる津田が切ない
でも成田の気持ちになってみたら、１度先生に拒否られてるから怖かったんだね
思いが通じあってホントに良かったです
成田くんの独白も良かったです。成田が本当は先生をどんな風に見てたのかよくわかる大人だと思っていたのにほんとは子供っぽくて意地っ張りな面が自分が大人になって初めてわかるものですよね
それでもそこが逆に可愛いと思ってしまうのです
純愛ですね絵も綺麗でとても良かったです
中学生×ビッチで怯まないで
ショタが出てくる作品はあまり読まないのですが、こちらの作品はつくづく読んで良かった、と思えるお話でした。
教育実習中の大学生ビッチ受けが、ダルい実習を充実させるため気まぐれに寂しげな中学生成田を落としにかかるという条例的に完全アウトな始まりです。
成田クンもただの中学生ではなくて、強かな美少年で津田の弱みを握る展開なので一方的な悪いオトナにならないのが良かったです。
大人ぶってるけどやっぱり中学生の純粋な部分や無邪気さが可愛らしくて健気で、もういっそ中学生のままでも恋が報われて欲しい気分になってしまいました。
ダメなんだけどさ、分かってるんだけどさー。
再会後の切なさが良かったです。
7年前には戻れない悲しさ、後悔する津田がいたたまれなくなりました。
正直7年間はめっちゃ長いので、お互い7年間ずっと好きでしたっていうのは出来過ぎな気もしますが、それでも2人が上手くいって良かったと思います。
描き下ろしの「成田くんの独白」が非常に良かったです。
子供の時に思っていた津田と大人になってから知った津田、どちらにも恋してる成田が可愛くて素敵で萌えました。
素敵な恋
大学生の津田が教育実習先の中学校で出会った一際目を引く美少年・成田。
そんなふたりの長い時間をかけた恋のお話でした。
成績は良いのになぜか教師からは嫌われている成田。
それを本人も気付いているから更にトガッてしまう子供っぽさと
諦めたような表情やふとした時に見せる妙な大人っぽさのギャップが
成長途中だということを良く表しているなと思いました。
津田は男遊びは激しいけど、クズではないし何となく憎めなくて
今まで本当の恋を知らなかったから
そんな生活になってただけなんでしょうね。
成田との出会いとの後でどんどん変わっていく津田を見て、本当に良い出会いだったんだと感じました。
中学生の成田に惹かれているのを自覚しながらも
彼のこれからの可能性を考えて気持ちを受け入れなかった津田の大人の判断は間違いでは無かったと思います。
7年後の再会でやっと気持ちが通じ合ったふたりを見られて本当に良かった！
個人的に性癖ど真ん中な作品で、すごく楽しめました。
読んでください…
すぐに言葉が見つからないくらい良かったです。
最初は実習生津田のやる気の無さがリアルで、低体温美人加減が妙に魅力的、中学生成田くんへのリアクションがいちいち共感できて面白い。
大人から見た子供の可愛い強気さや必死さ、
大人の弁えなければいけない部分、
髪の先までとんでもなく美しい作画と学校の風が抜けていく感じ、外見ではなく中身の可愛さが滲み出てくる、細かいところまで神がかっていて、読み終えるのが惜しくて途中一服しました。
特に、大人のようでまだ大学生の津田が、中学生の成田に初めて恋愛相手として好きになるというのが堪りません。鯛焼き食べたり素朴で楽しそうでいて、その後喫煙所で会話したりと子供と大人の居場所の行き来が素敵過ぎる。
他の作者さんの名指しは余り良くないかもしれませんが、木原音瀬さんの小説を読んでいる時の様な、二人の形勢逆転や言葉の追い討ちが切なくて苦しくて最……っ高でした。
二人ともピュアでギュンギュンに可愛い。今年の一冊です…
落としたんじゃなくて‥
先生、生徒、年下攻め‥再会もの‥っとシュチュエーションがドツボで‥(๑´ `๑)♡(๑´ `๑)♡
初読み作家さんでしたが絵柄はキレイでしたので購入決めました！
めちゃめちゃ好みの絵柄ではないですが、読みやすくて良かったです。
性格悪い‥ビッチな教師の実習生、受さんが担当したクラスの好みの中学生をちょっと落としてやろうかと思ってちょっかいだしたら本気になられてあらま！大変と逃げ出すんですが‥。
本気になってホントに落ちちゃったのは受さんの方‥。
でも、本当に人を愛する気持ちを知って受さんは誠実になっていきます。
自分の想いに悩み、苦しみ、もがき‥最初はやる気がなかった教師という仕事にも向き合い、序盤の受さんとホントに同一人物か！ってほど180度変わってしまいます‥。
そんな時に中学生だった攻くんが実習生になって再会します。
お互いずっと好きだったと気持ちを確かめる事が出来、王道のハッピーエンドになるわけですが‥
否定されて好きだけど半分諦めてしまった攻くん。
再会出来たのはホントに偶然！
キセキなんですが‥。
私的には受さんの苦悩するくだりが少し長かった！
もう少し攻くんが受さんを追っかけるために頑張る感じが欲しかったです！！
再会は偶然ではなく攻くんが努力で勝ち取ったシナリオ！って感じで！
まあ、そこはほとんど私の趣味の問題ですので‥(^_^;)
総じて‥人を愛する気持ちってやっぱ生き方まで変えてしまうすごいものなんだな‥(^^)
良き
みつこ先生の作品はお初でした。
表紙が爽やかで購入
中学生の成田くんには、本当の気持ちは伝えなくて良かったんだよ
中学聖日記でもないけど
まだ若い成田くんの人生、家族の未来がどうなってしまうか…自分の気持ちだけじゃなく
ここで踏みとどまらないと行けない津田先生は7年間後悔と成田くんを引きずって忘れられなかったけどちゃんと気持ちを伝え合えて良かった
ラブラブな生活を送って欲しい！
中学生に押し倒されるのは、ドキッとする！
期待通りでした
「卑怯者だと笑ってくれ」がとても良かったので、今作もとても期待していました。
相変わらず登場人物の表情にハッとさせられるシーンが多くて、目線一つに登場人物の心情が表れていてとても魅力的でした。
そして最初は倫理観なんてあって無かったような津田が、生意気でそれでいて孤独で寂しがり屋の子供である成田に好意を寄せられた事により変わって行くんです。
真っ直ぐに好意を寄せて相手にして貰えない成田も可哀想ですが、彼より年上だからこそ臆病になる津田の気持ちの方が切なかったです。
中学生と大学生という微妙な歳の差なんですが、成人しているしてないでは天と地ほども違って来るんですよね。
津田の大人故の決断が苦しかったです。引導を渡した方が引き摺るって有りますよね…。
そして未練を引き摺ったまま彼等の母校で、教師と教育実習生として2人は再会します。
偶然の出会いに歓喜しながら大人になった成田の態度に戸惑う津田がとても切ないです。
過去に気持ちを伝えなかった事を後悔して、それでも好きである事を再確認しては諦めるを繰り返すんです。
成田がとても良い男になってて、大人になってからの2人のやり取りにかなり萌えました。
成田の教育実習期間が終わる時に、津田のバイト先だったバーのママの台詞がとても効いて来るんです。
思いが通じ合うまで7年掛かった、両片思いのお話にキュンキュン来ました。
これからもみつこ先生の作品に注目していきたいと思います。
