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宮坂絢 矢野聖司 幾久しく お幸せにーーー
kotobuki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
完結してしまいました。おめでたい寿巻ですが、とても寂しいです。
今回は帯も凝っていて裏側が水引きの「あわじ結び(あわび結び)」のイラストに宮坂と矢野さんの名前に「幾久しく お幸せにー…」と入っています。
今巻は2人が家族や大切な人達に、自分達の関係を告白したり挨拶しに行くお話でした。
大阪の矢野さんの家族の暖かさにほろっと来て、岩手の宮坂の父親と継母にはほろ苦さを感じました。
それにしても矢野さんの宮坂を見つめる眼差しがとても優しくて、何度ジンと来たことか…。
そして詩の作った制作会社での宮坂の再出発まで見届ける事が出来ました。
元気で読めるうちに大好きなシリーズが完結する事は、個人的にとても嬉しいのですが、それはそれでとても寂しいのです。
完結巻なので主要な登場人物が全員出てた事で、宮坂と矢野さんのエロは皆無でした。またロデオ見たかったなぁ…。
サイコーでした
お仕事BLで一番好きです
仕事内容は抜かりなくきっちり描き
仕事の臨場感が抜群
キャラクターの個性の書き分けは
お見事
結婚観 家族観 仕事人生観
人間関係 人生の葛藤と様々な困難を
乗り超え成長していく人々
そして温かい仲間たち
恋だけじゃなく仕事だけじゃなく
全ての要素が人生を彩るのだと
描いてありました
同性カップルだけに当てはまる問題じゃないところが余計にぐっときました
これからの2人も見ていきたいです
2人だけで完結しない世界が素晴らしい
なんて、こんなBL作品を本当にありがとうございました
また、続きも描いてください
大好きです!
いつまでも続きそうな雰囲気だったので(笑)、”完結”と発売直前に聞いたときはびっくりしたのですが、本当にシリーズにふさわしい、素敵な完結巻でした。
正直”萌”はないんですが、これ、”神”or"しゅみじゃない”の2択かなと思い、”神”としました。ぜんぜんエロはありませんでしたが、すごく自然な流れで、BOYSがLOVEしたあとの顛末が上手く描かれています。
10巻は、今まで以上に矢野さんや宮坂のキャラクターを理解する巻だった気がします。矢野さんは受で、属性的にスパダリというわけでもないのですが、ここぞというときに、すごく男らしさを(この表現大丈夫なんだろうか…)発揮するというか、相手が求めている一番欲しい解を提示してくる、理想的な恋人だと思うんですよね(むしろ本当のスパダリと思う)。イベントはめったにないけど、要所要所で絶対はずさない男。だから、この乙女気質な宮坂との相性150%なんだと気づきました。
さらに、矢野家と宮坂家の対照的な面々が初登場でした(矢野家いいわぁ…)。家族同士が仲良くなるっていう展望はなさそうですが(笑)、これからずっと一緒にいるからには、じっくり根気強く向き合おうねとしているところが、きれいにまとめすぎてなくて丁度いい。(気が合わないなら絶好してしまえ、と切り捨てないのがいいんです!)
また、宮坂の本当の家族と家族以外の親しい人々(トモちゃんちや仕事仲間、もちろん矢野さん)との温度差から、”家族とはなんぞや?”という深遠なテーマについて、この作品なりの回答が見えたような気がします。
シリーズ冒頭、一人で生きてる感の強かった宮坂が、ずっと一緒にいたい人(矢野さん)と出会ったことで、ずいぶんと彼の周囲が豊かになって、、、ずいぶん遠くまできたもんだなーとしみじみしてしまいました。
完結のじゅっかん
Twitterで完結の経緯を発信してらして、先にそっちを見てしまいました。なんだか悲しいなという…OPERAを非難しているわけではないにしろ、編集さんの「キャラだけ残してタイムスリップ」なんてセリフを見るとハテナしか湧かない。終わらないやり方があったのではないかとも思うけれど、もとが同人誌ですから、先生のおっしゃる通りどこかで見られるという希望もあるかなぁ。同人誌は赤字というのも辛いところです。自分は好きな作品の作家さんには漫画で生計立てて欲しいなと勝手に思ってるので。この作品も終盤、働くとは生きるとは家族とは…という人の根幹的なテーマが軸になってきてましたから、どうも色々考えてしまう。
唯一無二の作品だったと思います。
楽しませていただきました!
ぶっちゃけ絵柄は初期の方が好きだった!!
「寿」完結巻。終わってしまった〜(涙)
一緒に生きていくこと、祝福されることの描かれ方が感動的。
矢野さんの家族の仲の良さが自然で、あるある〜て感じでほのぼの。
2人のことをさらっと受け入れるとこや、矢野さんは家族にちゃんと話してたのにそのことは宮坂には説明しないとことか、宮坂が矢野さんの家族に丁寧に挨拶するとことか、全部じーんとする。
おもてなしにたこ焼きするとこもw(大阪あるある)
宮坂は父と義母とは分かり合えなかったけど、そういうこともあるよねと思った。その分、2人の絆が強く、受け入れてくれる周囲があたたかく感じる。
矢野さんが宮坂を心配して岩手まで来てくれるのがまた泣ける。矢野さんのセリフがめちゃくちゃいい。いいとこある。宮坂もうれしくて泣いちゃうよね。
雪でべちゃ、べちゃ、と転ぶ矢野さんがかわいい。普通の靴じゃ滑るもんねw
宮坂の幼なじみのトモくん、奥さんのみよちゃんもいい人。
宮坂は両親との縁は薄かったけど、ひねくれず気立てよく、よく出来た人に成長したよね。それまではつっぱってたこともあったろうけど、矢野さんと出会ったことが大きいんだろうな。
矢野さんと宮坂の仕事仲間も、2人の人徳というか人柄というか、仕事や人に対する姿勢から、恵まれているんだろうなと思う。
正直な所、最終話は駆け足気味に感じてしまい。完結が急に決まった…からかな(先生のツイートからもそんな感じにうかがえまして)
それまでのお話からは、周囲に祝福され大団円の流れになるかと思ったけど、ページ数から仕事の話も入れなきゃだし…となったのかなと、勝手な想像ですが。
いつかみんなに祝福される場面も見てみたいです。
あとがきによると、どんな形になるかわからないけど、矢野さんと宮坂のお話を今後も描かれたいとのこと。うれしい。
矢野さん、宮坂はもちろん、ユカさん、吉川さんや周囲がファミリーのようで皆がわいわいしている所をずっと見ていたいです。
え、まさか。完結ですと?
ずっと続くと勝手に思ってた。9巻レビューで2人が爺になる過程が見たいと書いた。
本作読んでもそれは変わらない。
でも「東京心中」としては完結、しちゃったんだなぁ…
この作品は、お仕事ものであり、勿論BL/恋愛ものであり、その上BLジャンルでは珍しくライフステージが移り変わっていく部分も描いている作品だと思う。
さて「10 寿」。
矢野さんの大阪出張に合わせて、一緒に矢野実家に行くことになった宮坂のお話。
つまりは「ご挨拶イベント」。宮坂は矢野さんがどこまで家族に話してるのか分からず無難な友人スタンスで控えているんだけど。
しかし、矢野さんはしっかり伝えていました。結婚ぽいことした相手、と。
そして矢野さん家族はとても自然に受け入れる。
さて、そんな温かい矢野家に対して、ひとり向かった自分の実家では全く空気感が違って。
父親の再婚相手とうまくいかない宮坂。
最終巻だからって何もかもチャンチャン!といい事ばかりじゃない展開が逆にいい。
また沈んでしまった宮坂を追ってきてくれた矢野さん。
楽しい友人夫婦。
何も血縁だけが「家族」じゃないんだよな…って感じました。
ラストは再びお仕事で締めます。
詩さんの会社の仕事で宮坂が書いた脚本は、自分と矢野さんのこと。
はあ〜…ここで終わりかぁ…
余韻、ありまくりですね。
これからもきっと、いろんなことあるんでしょうね。でも今は、近い未来も、仕事もお互いへの想いも充実して、正に人生の朱夏の時代…
そんな明るさで一段落して、やっぱりこれで良かったのかな?
この巻、全くエロシーンなんかなかったけど、それよりも深い情愛みたいなものが感じられてとても良かった。