それは春の終わりに

sore wa haru no owari ni

それは春の終わりに
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神97
  • 萌×263
  • 萌36
  • 中立6
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
20
得点
851
評価数
203
平均
4.2 / 5
神率
47.8%
著者
野白ぐり 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784813032793

あらすじ

入社2年目の天川春が異動初日に出会ったのは、先輩社員の中原青嗣。 それまで特別なにかに心を動かされることのなかった天川は、初めて恋を知った。
姿を見ただけで苦しくなるようなこんな気持ちが・・・
自分の気持ちに戸惑う天川に、中原は「遊んでみる」?とキスをするのだった。
追いかける天川とあしらう中原。2人の攻防戦の行方は──?

表題作それは春の終わりに

入社2年目
先輩社員

レビュー投稿数20

本当にいいの?

年上誘い受け?
普段は得意じゃないんだけども、春がこれでいいのなら…。

中原との出会いからグッと掴まれた春。
なにがそんなに?と思うのに春はどんどん脱皮していくし、振り回されるしで。

こんな気持ちは初めてな二人。
駆け引きや計算やしなそうな春が。
遊んできたのに春にほっとかれて気になって仕方ない中原。

春が本当にそれでいいならいいんだけど…。
ゲイでもなかったし就職して2年目でまだまだこれからだし大丈夫?
そんなこたあ野暮なんですけどね。

0

No Title

社会人の春は異動した部署で出会った先輩青嗣にからかわれているうちに、初めての感覚を覚える。モヤモヤして苦しくて、これが恋?戸惑う春に俺と遊んでみる?と青嗣が誘ってきて…。
真面目で可愛い後輩くんと軽い気持ちで遊ぶつもりだった青嗣なのに、実は春は優しくて人当たりが良いけれど思っていたよりずっとしたたかで執念深くて、それが天然で無自覚というたちの悪い魅力のある奴だった!
春にハマっていく青嗣がどんどん可愛くなっていくのと、天然春の止まらない勢いが最高〜。とっても愛おしい2人にニヤニヤしてしまう。

0

恋を知る2人の心情が素敵❤︎

金銀〜、雷々〜と続けてハマってしまい
他の作品も読み出したんですが、
一番好きな作品がこのデビュー作でした。
デビュー作からこのクオリティ、、って。
驚くしかないんですけど

何がすごいって、王道のストーリーで
読みやすくて一気に読んでしまうんですけど
読後に味わう、このときめく感じはなんだ、と
読み返してみると、
読むたびに、そのときめかされる仕掛けに
気付く感じなんです。
話が分かりにくいとかではなくて、
大袈裟な演出みたいなものがなく
どれもさり気なく、あ、これ私も好きだな。って思う萌えポイントが散りばめられてるんですよね。
それを見つけた時はもう堪らない、あー好き!って言いたくなる感じなんです。
これは是非、じっくり味わってもらいたいです。

ストーリーは、
年下攻めが初恋を成就するという初々しい話
なんですが、

この年下攻めくんが
スパダリ予備軍といいますか、
元々がマイペースで賢いので
初めて恋をした相手に翻弄されながらも
地に足がついたところをみせて

はじめは好奇心から遊びのつもりで
年下くんを受け入れていた年上受けも
そうは言っていられなくなっていくという

この過程が実にイイ❤︎
先にも書きましたが、わざとらしい演出ではなく自然の流れでいて、ときめかせる場面が
ところどころに用意されていて
気持ちいいんですよね。

別の作品のインタビューで読みましたが
こんなシーンが見たいという願望や夢をそのまま書いているそうで、
そのイメージ力の高さといいますか。
独り善がりで歪になるようなところがなく
そして、話を収束するために煙にまかれることもなく
終始、そのロマンチックな世界に包まれ
幸せな気持ちにさせてくれるんですよね。

私の一番好きなところは
年上受けのターンですね。
翻弄する側から逆に翻弄される方になっていくところ。
最後は、甘えたりしても幻滅しない?とか聞いちゃったりします笑。
年下攻めくんは、そんなこと言われるとは思ってもなかったりして
甘えてくる年上受けに、毎回驚きながらも
苦しい、悲しいを教わった恋に今度は
喜びを感じながら幸せを噛み締めます❤︎

なんていうか、この2人のやりとりが
本当に丁寧に描かれているんですよね
読んだことのあるストーリーなんですけど
読み応えが半端ないです。
ぜひぜひ、おすすめです❤︎

1

ほんわかの中身

野白先生作品初読みです。この後、2作読みます。
絵がめっちゃきれいですね。
ストーリーもいい。

ほんわか春で始まり、展開が急だなと思いましたが、その後のやりとりがおもしろくて満足度高いです。

春が初めて本気の恋をして、自分でも知らなかった本性が出てくる。
最初はそれをおもしろがっていた中原だけど次第に翻弄されていく。
主導権が逆転されていくのがよかったです。
年上遊び人が余裕顔でずっといるのって腹立ちますもんねw

春が本気で中原を欲しいという顔を見せた時、中原のうれしさがわかりました。
お互い自分でも知らなかった本性(欲望)がわいて、それを向けられ、味わったことのない喜びを得る。
恋で人は変わるさまを見せられてドキドキほくほくです。
くっつくだけでなく、その後の甘え、甘えられ、いちゃいちゃも見せてもらえて…こういうのがBLで読みたいのよね〜とうれしくなりました。

気になった点
・同期で仲が良いとは言え、中原は松田に春との出来事を逐一こと細かにそんなに話す?とビックリしました。松田をキューピッド役にするためですよね。でもその後、セックスのことまで話そうとするので、この2人はそういう間柄なんだなと思いました。
・最初の急展開の時、春は中原に男が好きなのかと聞かないんだなと。中原があんなにエロいのはなんで?とツッコミ入れないのかと気になってしまって。読者は中原が遊び人だとわかりますが。きっとコマ外でそういうやりとりあったんですよね。
・中原の表情や反応がだんだん女性ぽく見えまして。受けキャラにはよくあることですが。せっかくのイケメンぷりをもっと見たいなと個人的な好みで思いました。

0

求めていた!胸がギュッとなるこの感じ!!

好きを意識しジリジリじわじわ胸が締め付けられるこの感じっっ!!読んでいて「(恋してるっ!)」が伝わってくる苦しくて甘酸っぱいこの感情!

とっっっっても探し求めていました...!!!!

社会人になってから誰かに素直になる事、甘える事ってとても難しいですよね;;甘える事により幻滅されるんじゃないか不安になりますよね;;

ありきたりな物語ではあるのですが、いざBLコミックスで探そうと思うと中々探すのが難しいタイプの純愛ピュアかわ作品!(The王道)(社会人甘酸っぱいオフィスラブ)(年下攻め×甘え下手上司)

社会人・日常・ピュアラブで胸を鷲掴まれるようなBLコミックスを探していたので大当たりでした!
そして個人的にぐりさん作品の中で一番性癖に刺さりました。。

0

恋をすると

これまで色々な感情に心を動かされることなく生きてきた春。そんな彼が青嗣に恋をしたことで内側に存在していた自分のキレイではない部分を知って、心が乱れたり戸惑ったりしながら初めての恋にぶつかっていくわけですが。

青嗣の絶妙な"悪い大人"加減にちょっぴり振り回されてしまうけれど、そのおかげで周りをほんわかさせるような当たり障りない春ではない部分が目覚める様子がたまらなかったです。

とはいえ青嗣もそこまで悪い人ではないし、彼もまた春と接することでこれまでの自分が崩れていくところがあって。お互いに良いところも悪いところも受け入れながら、恋が始まっていくのが素敵でした。

恋をすると楽しいことばかりではなくて、自分で自分を制御できないような重たい感情が湧き上がったり、ほんの少しの出来事がものすごい幸せへと変わったり。そんな日々を春はこれから青嗣と過ごしていくのだろうなと想像できるような本編のラストシーンもすごく良かったです。
また読み返して何度もこの萌えを感じたいなと思える作品でした。

0

デビューコミックスなんだ…!

こちらの作家様の他の作品を読んで、
一気にハマりこの作品を購入しました。

職場恋愛のお話なのですが、
春(攻め)がぽわんとしているので、初々しい青春を浴びた気持ちになりました。
春にとって初恋だから、こんな初々しさを感じて胸がときめくのだろうか…。

でも、お話の内容としては大人の恋愛なんですよね…。
中原さん(受け)がいまいち何を考えてるかわからなくて
春が弄ばれてるように見えるし、それなのに春は健気だし…で
ちょっと複雑な気持ちになってたんですけど、
どう考えても中原さんも春のこと好きなのがわかってきて
そこからは早くくっつけ!と思いながら読んでました。

だから、春が中原さんに自分の気持ちをぶつけて
中原さんも気持ちを伝えたところではすごく感動しました。
描きおろしの中原さんがすっごく可愛くて
中原さんはこれからどんどん春の前で
可愛くなっていっちゃうんだろうなぁ〜!
もっともっと二人のお話が読みたい!と
そんな素敵な気持ちにさせてくれるお話でした(*´ω`*)
読めてよかったです♪

0

雰囲気にハマれたら神になるやつ

独特のふわっとした雰囲気が漂う世界観で、キャラの性格の柔らかさと、絵柄と線の繊細さが綺麗にマッチして、すごく良かったです。ワンコっぽい後輩攻め視点で、美人な先輩に翻弄される恋を楽しめました。
ストーリーと呼べるものは無くて、二人が関わっていく中での気持ちの流れを追う感じになってます。社会人設定だけど恋愛してるとこしか描かれてないので、作品の空気にどっぷり浸かっていきました。
最初は春が一方的に中原に振り回されてましたが、途中からはお互いに振り回し合って振り回され合ってるみたいになってて、それがすごくナチュラル。たぶんある意味でお互いに相性が悪すぎる(良すぎて悪いみたいな?)相手で、だからこそ恋愛的な凸凹がぴったりな二人に見えました。
ハマったらたまらない作風だと思うんですが、私にはほんの少しふわふわし過ぎてたみたいで…。読み終わってから、決定的な転機はどこだったんだろう?と読み直してしまいました。でも何度読んでも楽しめるタイプの作品だと思います。

2

春の嵐みたいな恋。

野白ぐり先生の表現の仕方がすごくすごく大好きで、1話目のラストから心をガッツリと掴まれてしまいました…。

天川くんの穏やかだった日常にザワザワとモヤモヤが入り交じる、春の嵐。初めての感情に戸惑う姿がとても可愛かったです。「恋」を春の嵐と表現するところが本当にツボです!天川くんが春の陽気に包まれた穏やかで春みたいな人だからこそ、春の嵐という言葉のざわつきが際立って「恋って明るくて楽しいだけじゃないよな。分かる。」と共感。

そして「俺のせい」だし「きみのせい」と初めての感情に戸惑う姿がすごく良いです。相手のことを振り回しているのはどっちなんでしょう?と読んでいて楽しかったです。また「俺のこと好きだからでしょ?」ってちょいちょい自己肯定感高めのお2人もお気に入りです。余裕のある2人のべた惚れ&甘えたモードは最高なので、ぜひ最後までお楽しみください!

2

こーいう仄暗ホラーラブ(独断偏見)趣味です

こーいうの趣味です。
独断偏見で、仄暗ホラー(読んだ後時間差で追ってくるゾクゾク)ラブ。ダークジャンルです。判り難いサイコ、鬼畜Sの予感攻め(大好物)です。

素晴らしく、侮っています、攻めを、皆が。
受も、紙の世界の住人も、攻めを中学生、お子様、いいこ、おだやか、ぼんやり、ちりばめて言われ(思われ)まくってます。

素晴らしいです。これがあるから読者が攻めのヤバさを肌で感じ始め、終わりに向けてゾクゾク上がって期待したまま読み終えるというw

世間様には"何ていい人"と思われているのが本物のサイコパスですよね(幸せ)

読者の為に攻めヤバい(思う存分萌えてくれ)、の手掛かりをいろんな所に置いてくれているので(親切)、
攻めのエロが控えめにガッツリwだし、目は狂気孕んでw前戯しつこいw(いい子でお子様がする事じゃないw)
言葉では、紙の世界でも気付かれつつあるよ、表現…「あれっこの子…」あたりで確定出来るのではないでしょうか。
まあ、受けが、本性、わざと、見せかけて、本当は、そっちだろ?
思ってるんですけどw

多分、受けが思ってるよりそいつ(攻め)ヤバい奴ですよ。

受け!逃げて!今スグ逃げて!な状況なのに、ゆったり描かれているのが、もう、攻めの思う壺、になってしまっている世界のようで、最高です。

表紙もタイトルも、落ちていく(素敵闇に)、感じがして、好きです。

エロで攻め鬼畜Sの片鱗見えますが、彼の全力を見てみたい。
妄想で応援してます。


1

期待を裏切る

表紙のピンクが似合う可愛らしいお話の雰囲気をまといながら、大人の恋の駆け引きをしてみたりする。
大人のピュアなBLなのかと思いきや、そうではなく驚かされました。
良い意味で期待を裏切ってくれます。

最初は受けが年下攻めを翻弄していく、よくあるBLだと思っていました。
でもそうではなかった!!
見た目人畜無害な攻めが、意外としたたかに受けを仕留めに行く。
この絶妙な駆け引きが、物語にふと差し込まれるので絶妙なスパイスとなります。

ストーリーも長すぎず短すぎず、とても丁寧にまとめられていると感じました。

2

天川覚醒!

絵もストーリーもしっかりしてて、
これが初コミックスだなんて、
実力派作家さんのデビューが嬉しいです。
いい人だけど他人に興味のない天川が、
恋に目覚めて成長していく姿は、
もうスパダリになること決定ですね。
本気の恋愛にウブな中原が、
翻弄されてるのを見るとニタニタしちゃいます。
続編を期待しています。

1

こういう作品待ってました!

初コミックスらしいですが、とても実力のある作家様のデビューを嬉しく思います。

じっくりと読ませてくれる作品でした。
素直になれない年上の中原のジレンマと、無害な良い人キャラだったのに中原との恋で強かに変化して行く春から目が離せませんでした。

中原の色っぽい眼差しと子犬みたいな春の表情に、何度かドキッとして2人の醸し出す空気感がとても魅力的なんです。

エロだけに特化していなくて、ちゃんと意味のあるセックスにも好感が持てました。

初めてのコミックスでこれだけ萌とキュンを頂けるとは思っていませんでした。

これから応援して行きたいと思える作家様でした。

3

絵も可愛くて甘々で最高!

あまり大きな障害があるお話では無いのですが、表紙の雰囲気通りほわっと優しいお話でした!

絵も繊細で凄く綺麗で感情表現が丁寧に描かれていて、キャラクターが凄く立っていて魅力的でした。

落ち着いた雰囲気が大人っぽくムーディーなのに天川君の子供っぽさが混ざってニヤニヤしちゃいますね。
大好きです。

5

春の雰囲気たっぷりの甘酸っぱさ

初作家様です。
絵柄、そしてメイン2人のキャラクターもとても柔らかく、心がぽかぽかする雰囲気があって。
タイトル通り、春がとてもよく似合う作品だなあと感じました。

ストーリー結構淡々と進んでいくというか、日常モノに近いものの、それが絵柄と合っててさらに素敵で。
少しずつ愛を築いていく2人がとても甘酸っぱくて。

飄々としてた誘い受、遊びだからという一線を引いていた中原がペースを崩され、隠してた可愛い部分が見え始めたり、
穏やかで、でも無欲でどこか冷めていた天川が初めて知った恋情に熱くなり、中原に猪突猛進アピールしていく姿…
ある意味2人とも「初恋」に振り回されていて、読んでいてキュンとくるお話でした。

当て馬も出て来ず、平和に進むので本当に心穏やかに読めます。
春にこの作品に出会えて良かったと思えるそんなお話でした。

1

甘々ありがとう♡

デビューコミックだそうです。
新人作家さんが豊作で嬉しい限り。

初恋とあったので、学生かと思ったんですがリーマンでしたね。
"ホントの意味での初恋"ですね。

ピュアっピュアなホンワカ攻めがじれもだしちゃうお話なのかと思いきや、徐々に内面に潜んでいた情熱が迸って溢れてくるのが良かったです。
中原もきっと初対面の印象で「お子ちゃま」と決めつけてしまってたんだと思うんですよね。
遊びなら、と思って余裕ぶってた中原の方が案外恋愛初心者でしたね。

無自覚に寂しそうな顔をしたり、距離を置いたり…天川、駆け引き上手なんだよなぁ。10歳くらい年上であろう相手にHも上手いし。恐ろしい子…。
中原の同期への牽制までスマートにこなす、スパダリ予備軍の攻め君でした。

描き下ろしも糖度高めで満足しました。
お互いにメロメロになってるご様子で、こちらもハッピーです。

始めの方の「天川さん」呼びに違和感があったので、「春くん」呼びになってスッキリしました。
次作も期待しております!

0

春の嵐が残した純愛

初めて読んだ野白ぐり先生の作品です。
野白ぐり先生のデビューコミックスになります。

入社2年目 天川 春と先輩社員 中原 青嗣のお話。

「本当」の嬉しさも悲しさも知らない春の世界は穏やかで平和でした。
あの日、異動した先で中原に出会うまでは――
一見冷たそうに見えるけれど、気さくで人懐っこい先輩社員の中原。
その姿を見るだけで少し苦しくなり、誰かと親しげにしていればモヤモヤしてしまう。
今までの明るく楽しい恋とは違う気持ちに春は…。

咲き誇る春を感じさせる素敵な表紙は本編に対する期待を裏切らない仕上がりになっています。
野白先生の個性的なタッチは好みが分かれるかもしれませんが、繊細でやわらかな雰囲気が作品に合っていました。
ただ、ストーリーは日常をメインにしているため、起伏が少なくインパクトに欠けたのは残念です。
全体的にフワッとしているので、2人のバックボーンがわかるエピソードがあったら良かったかな。
しかし、日常がメインだからこそ、恋をする春には感情移入しやすかったです。
甘さとせつなさが絶妙なバランスでした。
読みながら、春と一緒に胸がキュンとしたりギュッとなったり出来ますよ。

平和で無邪気で誰にでも親切だけど誰にも興味がない…お子様だから触れないでおこう。
そう思っていたのに、近づいてきた春に中原は誘いの言葉を掛けました。
「少し遊んでみる?」
スタートから同じ気持ちじゃない2人。
春は悲しい気持ちになりながらも中原にどんどん惹かれていきます。
それに反して、いつもの通りに気楽に楽しむつもりだった中原は、真っ直ぐな春の想いと優しさに居心地が悪くなるのでした。
初めて恋を知った春の本気とちょっと遊ぶつもりだった中原の誤算。
果たして、2人の間に吹き荒らした春の嵐が残したモノとは?

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、中原の同僚 松田さん、春のお祖母様、隣人の親子が登場します。
重要ポジションの松田さんですが、途中までは中原のセフレだと思っていました…。

Hシーンは、どこか儚さと妖艶さが表現されていて良かったです。
もう少し濃厚さも加わると、より完成度が高まると思いました。
おすすめは、気持が通じ合った2人のセックスです。
甘くて優しく、そして激しく求め合う2人の想いが伝わりました (〃ω〃)
うーん、コマ数増やして欲しかったな(笑)

描き下ろし『その日の夜』
本編のその後のお話。
「また一日中一緒にいたい」と思いながら、春は中原の横で眠ります。

出会ったことで、2人は自分の気持ちに戸惑い、葛藤し、向き合っていく…後半まで、春の天気のように安定しない展開が続きます。
そして、自分の想いを告げた春に中原の答えは…。

全然タイプが異なるようで、どこか似ている春と中原。
これからは、お互いにいっぱい甘えて欲しい♡

春の嵐が過ぎれば、幸せとぬくもりに満ちた日々が訪れる。
ピュアでもどかしい大人のラブストーリー。
気になっている方はぜひご覧ください。

1

春風みたいな恋

初作家様です。
しかし…4月に出会った初作家様は…うまい。
色々と上手すぎる。
優しい桜色を基調としたふわっとした表紙絵から目を引く。
表紙をめくると扉絵ではなく、満開の桜のような薄紙。
そこらからしても…上手いね!って思いました。

二年目で部署移動したリーマン。
誰にでも優しいし、心穏やかでおよそ欲などもなさそうな。
ふわふわした容姿も、先生のタッチとお話の柔らかさと相まってます。
素敵な攻めでした。

そんな彼に恋心を抱かせた年上の人。
少しズルくて、臆病で…そんな彼に振り合わされつつ、思いを募らせる攻めと、攻めの変化に引きずられていく受けと。

終始ふわふわした、優しいエピソードの恋のお話でした。
激しい描写もなくて、ただただ綺麗で優しい。
なのに少しスパイス効いていて、甘さに飽きることもなく。

上手いなあ…ホント最近の作家さまは素晴らしいなあ。
読み終わったあとにニッコリしてしまうような、あったかい作品です。

5

初々しい

pixivで絵が綺麗だな〜と気になってて本屋に行ったらあったので購入しました!

最初は大人の余裕全開だった中原さんが天川くんと関わるうちに余裕をなくしていく姿が可愛かったです!

少し遊んでみる?という受けの誘い文句から2人の関係が始まるのですが、攻めが一途で健気で忠犬のようでかわいい!受けも最初はなにも始まらないようにと自分から距離を置いていたのに、攻めからの連絡が来ないことに落ち込んでいたりする姿にきゅんきゅんしました⸝⸝⸝⸝♡

子供だと思っていた天川くんが実は計算高い男だったのは最高にギャップ萌えでした!中原さんは甘え上手だと思ってたら意外と甘えベタで付き合ってから天川くんに甘えている姿がすごく可愛かったです!

中原さんの同僚の松田さんが当て馬ではなくキューピットだったのが良かったです。

今までの生活で一喜一憂することの無かった2人がお互いのことで一喜一憂するのが見ていておもしろかったです!

6

これがデビュー作とは…

デビューコミックスフェアを見て購入しました。

絵柄は線が細く下書き感?えんぴつで描いた様なタッチなんですがそれがまた登場人物やストーリーとマッチしています。

社会人が初恋をするお話。
誰に対しても優しくいつもニコニコしていて穏やかな性格の攻め
人当たりがいいのは他人に関心がないから

波風立てず気楽に遊ぶのがモットー
『俺は悪い大人だからね。少し遊んでみる?俺と』キスする受け…
『だめだよ、そんな寂しそうな顔したら。罪悪感で俺帰れないだろ』
んんっ…!!!!オトナの男…!!!!

真面目でいい子ほわほわ攻めを本当は計算高いと言う受けの
『きみは悪いこ』
それに対して攻めが
『はい。どうすれば一緒にいてもらえるか必死に考えてるんです』
…これはずるい!!!!!

無害そうな顔してちゃんと攻めしてる攻め最高か…?

お互いの本当の気持ちを知ってからのえっちが甘いしかわいいし本当…なんて言うか、ムリぃ…最高ぅ(誉め言葉)

他人に関心がないからやきもちなんて妬いたことない攻めがしっかり先輩の同僚にやきもち妬いてるのしんどい(*´Д`)

後日談の休日の朝は激甘で本当この空間の空気になりたい。
観葉植物になって2人の吐いた二酸化炭素吸いたいし壁か天井になって2人の生(性)活を見守りたい…あぁ~想像するだけでご馳走さまです^^

これがデビュー作とは…素晴らしい。
この作品を世に出してくれてありがとうございます。
続編もみたいしほかの作品もみてみたいので今後もこの作家さんはチェックして応援したいと思います

8

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