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一緒にいてくれて「あいがと」
sabi no yume hidari
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
(※出版社の公式発表の発売日は本日1/30です)
待望の…!ですね。待ってました!!ヾ(*´∀`*)ノ
本が分厚くてめっちゃテンション上がる。ヤフー♪
時系列は左・右 同じ時間軸になっていて、
◉「左」→続編。現実と向き合うお話。
◉「右」→しあわせ絵日記編。愛が育まれるお話。
個人的には左→右の順で読むのがオススメですがお好みで…。
進藤の家で始まった2人の生活。
食事や家事・勉強・進藤とのいちあいちあ(﹡´◡`﹡ )
としおさんはとても幸せそうで充実しています。
進藤も時折困惑(テンションの相違w)しつつも楽しそうで。
でもそれって2人だけの世界だったら…なんですよね。
世間的に見れば独身男性と言葉の覚束ない若い男の子が2人暮らし。
奇しくも(察するに)ご近所の目が光る田舎町。
言外にとしおさんのことを悪く言われ、進藤が静かに憤るのがグッときました。
表情にも言葉にも出さずに淡々としているんだけど、いつもと違う。
それを敏感に感じ取るとしおさんもまた…(;ω;)ウー
そんなこんなで引っ越しを決めるのですが、
あらすじにもあるように「鈴木聡夫」の資料と写真をとしおさんが見てしまうんですね。
これがも~~~~~~しんどかったです。
ウーウー泣いて唸りながら読みました。
進藤は不本意ながら全てを話すんですが、"不本意"ってところに進藤の愛を感じます。
本当は話したくなかったんですね。
出来れば知らないままで。傷つけたくない。
なにより幸せそうな笑顔を消してしまいたくない。
進藤の中にも不安が見え隠れしていたような気がしました。
(あと引っ越し先も気遣い100%だよね…。愛…。)
そして何を聞かされても何も思い出せないとしおさんは
断片的に妹の涙が記憶に浮かんでーーーー。
ここから「錆のゆめ」下巻で気になってた妹のその後の明らかになります。
いや~~これもう感情グッチャグチャになりますね(;ω;)
ああ、そうだ。サイボーグにされてたんだった…って改めて突きつけられたというか。
頭ではわかってても2人の生活があまりに幸せそうだったから考えがすり抜けてました。
全ての始まりからの時間経過がせいぜい3~4年ぐらいだと思い込んでた…。
妹のためにしたことが正しかったとは言えないけれど、少しは報われた気がします。
記憶がない中で一瞬顔を覗かせる"聡夫くん"が流す涙にもらい泣きしました。
そんで"としおさん"の隣に進藤がいる安心感にホッとする…(;////;)
あとめっちゃ萌えたのは進藤の変化!
個人的に進藤の愛は保護者的というか…恋愛とは違う気がしてたんですよね。
「そういうふうに考えないようにしてた」ってセリフも出てきて、やっぱそうかー…と。
でも全てを話して、アレコレ一山越えたあと、
愛し方に遠慮がなくなったように見えてめちゃくちゃ萌えました/////
進藤からのキスがBLの攻め♡って感じ。(伝わって)
普段はとしおさんにねだられてハイハイってキスなのに
ラストや描き下ろしのキスは全然"ハイハイ"感がなくて、
としおさんへの愛しさが溢れておるーー!(///Д///)
も~ニヤニヤニヤニヤが止まらなかったです!!!
としおさんはサイボークで、進藤は人間で。
”ずっと幸せ"は夢物語になるのかもしれない。
けれど今ある幸せは紛れもない事実で、それに救われているのも事実。
ン十年後を考えると複雑な感情が過ぎりますが
彼等の幸せが1日でも長く続くことを祈りたくなる続編でした(;///;)
『錆のゆめ上・下』の続編です。
未読の方は、まずこちらから読まれることをオススメします。
セクサロイドとして改造された少年・としおと、彼を引き取った進藤のその後です。
全体的にあったかくてほのぼのー
なのに、やるせない気持ちにさせられるのは何でなんでしょうね。
としおを良く思っていない、近所のえみちゃんママ。
でも、学校にも行っていない男の子が、小さな娘の部屋にいたら心底怖いよね。
その気持ちも分かるから辛いんですよ。
引っ越しせざるを得ない状況、
改造された体と消された記憶、
思い出せない妹との約束、
としおが死んだと思っている妹、
……その全てが切なくてやるせない。
としおも進藤も悪くない。
悪いのは、としおの弱みに漬け込んだ大人たちでしょ。
そんな中、としおを子ども扱いせず真摯に向き合う進藤の誠実さが胸を打ちます。
難しい言葉もそのまま伝える。
分からない言葉は意を訳して説明する。
としのお言葉に耳を傾け、選択権を与えて見守る進藤と出会えたことは、としおにとっての奇跡だと思う。
それでも、としおにはもっと年相応の幸せがあったのでは……と、思わずにはいられないのです。
だけど、よよよ先生の描きたかったのは、としおの不憫さじゃないんですよね?きっと。
日常の小さな幸せ。
好きな人と育む大切な時間。
感謝の気持ちや、拙くても言葉を尽くすこと。
溢れ出る愛しさ。
成長、信頼、愛──そういうことなのかな。
そこは充分伝わってきました。
ナチュラルにキスが増えている進藤にキュンでした。
ふたりが、これからもずっと幸せでありますように。
『錆のゆめ』の後日談を描いた左右編。
悩んだ末に【左→右】の順番で読みました。
左が本編の続編、右がしあわせ絵日記の日常編とのこと。
上下編では苦しいことだらけだっただけに幸せいっぱいな続編でした!
はじまりは進藤をタオルを持って出迎える聡夫さん。
あの、もうこの時点で天使なんですけど…
それからエプロンをしてお弁当の用意をしつつ、
今晩の献立の相談に、行ってきますのチューって!!
どっからどうみても新婚さんじゃないですか~///
のっけからのイチャイチャライフに上下編が遠い昔のことのよう…
本編からどれくらい時間が経っているかは不明ですが、
左右編では聡夫さんが色んなことが出来るようになっています。
相変わらず、舌足らずではあるものの語彙も増え、くるくる変わる表情、
おうちでは家事全般を担当し、一人で買い物に行ったり、お友達ができたり、
すっかり穏やかな日常に馴染んでいるようです。
けれど、複雑な社会のルールや難しい言葉はまだまだお勉強中の身。
たまに他人の話を鵜呑みにして突拍子もないことを言いだして、
進藤をびっくりさせたりと微笑ましい場面も♪
でも、相手は進藤さんなのでそうそう動じることもないのですが(笑)
だけど、良いことがあれば悪いことだってあるのです。
見た目の割に幼げな聡夫に近所から向けられる偏見の目。
それは聡夫がありのままに生きていく上では避けられないことなんですよね。
年をとらない聡夫は一つ所に留まることも出来ないわけで、
改めて彼がサイボーグであることを思い知らされ、
聡夫が自由に生きていくことの難しさを感じました。
プチ事件を経て、新天地で幸せイチャラブ生活再開!
と思いきや、聡夫にさらに追い打ちをかける事態が発生します。
正直、この後半は泣きました。
過去の自分や妹のこと、今はもう消されてしまった記憶が聡夫を苦しめます。
昔の自分はなぜ妹と一緒にいることを選ばなかったの?
妹はどんな子だったの?今はどうしているの?
そして、妹に会いたいという気持ち。
記憶はなくても、心が覚えているんです。
思い悩み、どんどん元気がなくなっていく聡夫の姿が辛かったです…
そんな聡夫に進藤は誤魔化すことなく真実を打ち明け、
質問されればその一つ一つに丁寧に答えてやります。
考え込んでいれば黙って傍で見守り、彼が答えを出すのを待ち続け、
どんな答えを出したとしても、自分だけは聡夫の居場所であろうとします。
いつも無表情でわかりずらいけれど、聡夫を支えたいという
温かい想いと彼の誠実さだけはとても伝わってきました。
そして、聡夫が出した答えは「妹に会いたい」というものでした。
会いに行った聡夫が目にしたのは記憶とも、写真の中とも違う
今はもう大人で、母親になった妹でした。
また、今の自分ももう彼女の兄だった「聡夫」とは違うのです。
声をかけることもできず、黙って物陰から
成長した妹を見つめる聡夫に涙が止まりませんでした。
ああ、こんなに悲しいことってない。
聡夫には何の罪もないのに…
進藤の元に戻った聡夫はポロポロと涙を流します。
けれど、それは悲しみからではなく、妹の幸せを喜ぶ嬉し涙でした。
覚えていない筈なのに、自分は妹のために全てを失ったのに、
心の底から聡夫がいとおしくて、切なくて…ただ泣けてしまう。
その帰り道、進藤にたくさんの「あいがと」を伝える聡夫さんが
健気で可愛らしくて、抱きしめたい衝動に駆られました。
でも、それと同時にこの子は無垢で何もわかっていないようで
全部わかっていたんだな、と胸がぎゅっと苦しくなりました。
人の感情をくみ取れるようになり、周囲が自分に向ける悪感情も、
進藤がそれらから自分を守ってくれていることもわかっていたんですね。
その上で自分が進藤を幸せにする!と言う聡夫さんに成長を感じ、
とても心強く思えました。
それに応じる「類いない存在だと思ってる」という
進藤なりの独特な愛の告白も素敵でした♥
左右編では驚異の成長を見せた聡夫さんでしたが、
実は進藤も同じくらい成長を遂げていました。
聡夫さんのことで怒ったり、笑ったりするようになり、
いつでも聡夫さんの意思を尊重し、彼が望めば渋々でも叶えてやろうとする。
それってもう愛だよなぁとわかりにくくデレる度、ニヤけていました。
案外、進藤も尽くす男なんですよね♡
書き下ろしでは聡夫さんの進藤の呼び方が
「しんどお」から「たかのいさん」になっていました(*/∇\*) キャ!
白いシーツを被った聡夫さんに進藤が口づける場面が
まるで結婚式のようで、尊さに打ち震えました。
最後に握られる手も…もう全部いい!!
どうか、どんな形でも二人がずっと一緒にいられますように…
上下をしっかり復習してから、読みました。
先ずは「どっちから読めばいいの??」と戸惑う。ISBNコードがこちらの方が若いので、左が先でいいのかな…?
としおさんすっかりエプロン姿がさまになって、進藤のお弁当を毎日作ってるんだね!
おままごとみたいな毎日だけど、としおはいつも全力で生きています。進藤はどんなときでもとしおさんに丁寧に向き合っています。
二人の暮らしを見ていると、じんわり涙が出てきます。
としおさんが鈴木聡夫という自分の存在に気がつき、考えた末に妹に会いに行く決断をするところはかなりしんどいです。
帰り道、としおさんのことを「類いない存在だと思ってますよ」と言った進藤に「しんどお おれ あたま よくなった かも しれない…
それは あいしてる て ことですか」と聞くとしおさん…流石です!!
もう一冊の右を読み終わって、また左を読むとページをめくるごとにさっきよりも涙が!!!
右左どっちから先に読めばいいのかは相変わらず謎ですが、ループするのが正解ってことで(笑)
生きている男の子を、セックスするためのサイボーグに改造する。
そんな斬新な、というかショッキングなストーリーの「錆のゆめ」上下巻の続編です。
その悍ましいバックボーンと、それと対照的なほのぼのなストーリーが混在する作品で、そのギャップがこの作品の大きな魅力になっているのだろうと思われます。
進藤を一身に慕うとしお。
そんなとしおを、愛おしく想う進藤。
出会いこそ最悪で、けれど時間を共に過ごし心通わせてきた二人の心温まるエピソードが続いてきましたが、今巻でその二人に機転が訪れる。
としおを疎ましく思うえみちゃんのお母さんの存在。
そして、敏夫が身体を張って救いたかった妹・美羽の存在。
絵日記を介して字を覚え、絵が上手に描けるようになり、語彙力も増え。日々の生活を通して、「人」として成長を重ねてきたとしおさん。それは紛れもなく進藤のおかげであり、素晴らしいことなのだけれど。
けれど、その成長のために、としおは人の悪感情を理解できるようになった。
忘れていた妹の存在も、思い出した。
としおさんの成長、それが、=幸せな未来、に直結するとは思えず。
としおさんはケモ耳もついてるし、左腕は義手だし、左乳首のところには穴が開いている。学校にも通っておらず、家にずっといて、言葉も幼くて。そういうとしおを、世間がどう思うのか。その冷たい空気を、としおさんはどう思うのか。
敏夫さんを受け入れてくれる進藤も、年齢を重ねていく。
妹は結婚し、子どももいる年齢になっている。
けれどとしおさんだけはずっと少年の姿のままなわけで。
切ない…。
『錆のゆめ』の上下巻では、としおが普通の男の子で進藤と幸せに暮らしている「夢」が描かれていました。それはとしおが望む幸せなのかなと思って読んでいましたが、今回刊行された「左右」編ではその夢の描写はなく。
タイトルの「錆のゆめ」。
この意味は。
んー。
切なさと、ほのぼのと、深い愛情と。
そして、現実の厳しさと。
これだけ色々なものがミックスされ、けれどそのどれもが良いバランスで描かれている。
唯一無二の、素晴らしい世界観を持つ作品です。
どうか二人には幸せになってほしい。
そう願いつつ、次巻を待っていようと思います。
双子の本とのことで、左右どちらから読んでもいいそうですが私は左から読みました。
結果この読み方でよかったと思っています。
感想は左右通しての感想です。
正直、左巻は読んでいて辛かったです。序盤は、えみちあママの登場により、2人でいまの社会で生きていくことの現実に立ちはだかる壁を感じ、後半はとしおさんが自分の過去と、元・家族と向き合う壁にぶつかり…
上下巻もそうですが、この作品は久間先生の可愛らしい絵柄ととしおさんの素直で可愛い雰囲気、そしてとしおさんが性処理のためにサイボーグにされてしまった元人間というショッキングで胸糞な設定、それらの相反する要素が上手く描かれていて、これを描けるのは久間先生の素晴らしいセンスあってのこと。
読後はとしおさん幸せになっての思いで精神がぐちゃぐちゃになります( ;∀;)
天才的センスです…!
一方右巻では、同じ時系列の2人の日常を描いていて、左巻で精神ズタズタになったあとのお薬のようでした。
しんどおの中でがとしおさんが同居人から愛しい人に変わっていくのが感じられて、上下巻で見ていたとしおさんの「ゆめ」、現実になったんだね!よかったね!と心から思います( ;∀;)
キスの描写が多くて、こっちまで幸せな気持ちに…。
中でも、朝起きておはようのキスをしてもらったとしおさんの笑顔が可愛くて可愛くて幸せそうで、左巻を読んだあとの右巻は一冊丸ごと涙でした!!!
唯一無二の素晴らしい作品!!!
この後も2人が幸せに穏やかに暮らせますようにと心から思います(´;ω;`)
待望の続編です。
かわいいけどショッキングなルックスの
少年セクサロイドのお話、前作の上下巻は
必ず読んでから読むのが良いかと思います。
今回は始めからしんどおととしおは幸せに暮らしていますが
記憶を消されていて大切な妹の事が
思い出せないとしおさん。
妹との再会はあるのか?って
いやいやそれはちょっとまずいんじゃない?
って思って読んでいましたが、、
うー、泣いちゃいます。
としお自身もすごく腑に落ちる
悲しいけどいいラストでした。
進藤の方も他に類のない関係と恋人?ではないかもしれないけどとしおを愛し想いあって生きていく。
そしてこの後アンドロイドのとしおは
年を取らず進藤は年を重ねてくと思うと
またちょっと悲しくなっちゃうんだけど
今は2人がほんとに大切に想いあってるし
としおさんが本当にかわいくて幸せそうで。
右も左を読んでから読むとどのページも
うるうるしてしまいます。
他に類のないお話だって思うから
分厚いしさらっと読める様な内容ではないですが
かわいい表紙に騙されたと思って一回読んだらいいですよと。
エロはないけど愛、日常の幸せについて
色々と思う名作です。
私も、何も考えずに右、左、と読むのが順序なのだと思っていました。
中には左、右という方もいるかもしれません。私は本編を読むのが恐ろしく、右→上下巻→右→左、という順番で読み進めたのですが。結果、この読み方で良かったと思います。
時系列的にもそれが自然な気もするのです。
もちろん。それは個々人の自由な選択だと思います。
穏やかに、優しく。2人きりの世界で生きて行けたら良いのに。
生きて行くという事は。社会性を身に付けるという事。人はどこかしら社会と折り合いをつけて生きて行かねばならないという事。
「としおさん」は「えみちあ」という、近所の子供や、よく行く商店の親父など。小さな社会と束の間、繋がりを持っている。もとより、進藤は「としおさん」を飼い殺しにしたいわけでは無い。「としおさん」があまり難しい事が分からない、という事を知っているからこそ。「としおさん」に生きる上での選択の自由がある事を伝えたいのだ。
だが。周りはそんな風には見てはくれない。進藤が「としおさん」の事情をひけらかし、説明して回る事でも無い。
「えみちあ」の母親の立場にしてみれば。それは容易に理解出来る事だ。彼女が悪いのでは無い。得体の知れない独身の男が、ひっそりと少年と暮らしている。親子っぽくはない。しかも少年は学校へ行っておらず、言語に障害がある。大切な幼ない一人娘をそんな得体の知れない男の子と2人きりにさせたく無い気持ちは分かる。何かあってからでは遅いのだ。
小さな社会の中で、それは。いた仕方ない事だと分かっているから。分かっていても。進藤は辛いのだ。なので、些か急なのだが、進藤は引っ越しを敢行する。
それは、小さな怒り。やるせなさ。普段から静かで感情を波立たせない様にしているかの様な、進藤の感情が揺れ動いて。進藤はただとしおさんを守りたい、と思っている。
新しい土地。新しい場所。引っ越しの荷解きの際、としおさんは奇妙なものを見つける。
それは。自分に酷似しているけれど、記憶に無い、自分の様な写真。
遂にこの時が来たのか。進藤は、彼に出来る精一杯の気持ち。常の様に、出来る限り、淡々と(している様に見える。)としおさんの事情を伝えるのだ。
脳をいじられ、セクサロイドの研究の為に。記憶を全て失っていること。
それは、当時のとしおさんにとって。ただ一人妹の為であった事。
今後どうするのかは、としおさんが自分で決めて良い事。
ここからは、もう。涙、涙で、泣きながら読むしかありません。
普段から、感情が欠落しているかの様に、静かな進藤の胸の内を思うと。
そして記憶を失くしても、「としおさん」のとしおさんである優しい本質は何も。何一つ変わらない、ということ。
妹さんの姿を遠くからそっと見守るとしおさんの優しさにも涙、です。
本文中で、進藤の語っていることが全て。進藤にとって。「としおさん」は「類なき存在」であって。それは恋とは違うかも知れないけれど、紛う事なき「愛」なのだと。
切なくて美しくて、歪なんだけれども。とにかくこれは愛の物語なのだと思ったのです。
とてもとても辛くて、沢山涙したけれど。全部読めて良かったです。
いつまでも二人で、穏やかに。生きていて欲しいと思います。
「としおさん」は大人になる事は無いのですが、進藤は「としおさん」を遺して死ぬ事になるのでしょうか。それとも。としおさんが、いつか劣化して動かなくなって、亡くなってしまうのでしょうか。そこまで考えて、涙が止まらなくなりました。
錆のゆめ待望の左右巻です
この本を双子の本ですというよよよ先生の感性・・・
なんというんかもうこの物語が生まれたときに生きててよかったという
感じで ことばが ない しあわせとはこういうことだなと。
※左右巻は左から読んでください!!!!!!!
どっちが最初??って感じですがサユウの左からです!!!!
上下巻から一転えっちなところはいっさいありません。
最高にハートフルで社畜の心に染みます・・・・・・・・・・・
深いこと言いません。
としおさんとしんどおがしあわせに生活する話です。
以上
最高でした。
そういう関係になるのかな?とかよこしまな気持ちを抱いた
自分を恥じたいぐらいにははーとふるあったかまんがでした。
つづいてほしい。
とらさんで予約購入してたのですがとらさんの発送が遅すぎて待てず
アニメイトの特典も欲しかったのと裁断用と保存用でほしかったので
BLマンガで初めて同じ本を2つずつ買うという
それくらいすき
続きだしてください よよよ先生・・・・・・・
前巻は未読のまま、こちらから読み始めました。
あらすじすらも読まずに手に取ったので、聡夫が生身の人間を改造したサイボーグだと知った時の衝撃はすさまじかったです。
結構ヘビーな話なのだと。
ただそんな設定とは裏腹に、聡夫の無垢さが際立って、ヘビーさが薄まっているように感じます。
カタコトなしゃべり方が可愛いのと、見た目の可愛さも相まって微笑ましく読み進めました。
けれどそんな聡夫と進藤の微笑ましいやり取りの外側で、現実として襲ってくる世間の目。
この対比が恐ろしくて、優しくて可愛いだけの物語ではないのだと思い知らされます。
聡夫と妹のエピソードは、涙があふれて止まりませんでした。
過去の聡夫が同意したこととはいえ、あまりに辛すぎる現実。
進藤は仕事で外の世界へ触れることができるけれど、聡夫には進藤しかいないのだと感じました。
どんな風に受け取るのが正解なのか、よくわからない読後感です。
不思議な魅力を持ったお話なので、何度もよんでこの世界観に浸りたいと思いました。