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ゾンBL この物語には、 強い感染力がありますので、ご注意ください。
作家さんの新作発表
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割としっかりしたゾンビのお話で、ジャンルはホラーと言ってもいいと思います。BL枠的には結構エッジがきいているので苦手な方はご注意を、というところ。
映画のようなストーリー展開で読み応えがあります。赤の他人が出会って、二人連れ立ち逃避行。脅し脅されている関係のはずなのに、いつしか感情が。。
というところは、人間関係の築き方がアメリカっぽい。
ただ、無理矢理Hしてしまうところはちょっとつらすぎる。
ラストで解らせるような展開が多く、いくつかのお話もオムニバス的に関連があるところが凝っています。
ただしゾンビ苦手だったので2回目読むのは無理かもしれない。ごめんなさい。。
究極のゾンBLを求めて数ヶ月… やっとそれっぽいのを見つけた。
本当は「神」にしようかってすごく悩んだんだけど、個人的にBL要素が「萌2」だったのでそっちにしました。ゾンビ系としては大満足です。
どれも脳裏に焼き付くストーリーでした。
愛って、なんて美しく、なんて狂った感情なんだろう―
ってね。
皆さんもおっしゃってますが、自分も最後に少し描かれていた没ネタがすっごく気になりました。特に足が悪い青年の話だけでも一冊分お願いしたいぐらい!
先生、どうぞお身体にお気をつけて。次作を楽しみにしています!
BLとして括るのは勿体無い傑作だと思います。
表紙から70年代風のアメコミ、ゾンビ目線からのアングル。これがデビュー作品ですか。
病床で描いたとありますが、正に全身全霊を感じるストーリーでした。片手間には読めないです。全体的に濃く、ゾンビのグロさやカニバリズムも出てきますので全ての方にオススメ出来る作品では有りません。人類として崩壊した世界のほの暗い描写の中で第三者目線では最悪な結末ですが、本人にはこれ以上無い純愛で綺麗。変異体が救いにも見える。
ゾンビの変異体と生きる為の決断、レ イプをした男に誘拐され共に旅をする話、兄との思い出と共に生きる弟の話。全て途中で終わっているけれど、オムニバス方式なので彼らの答えは他のストーリーに書いてあります。
なので二度見、三度見必須。
赤ん坊のママに 「 お前には何が見えてるんだ?」と有るので感染者と無感染者の見え方は違うのですか?急にゾンビに変わるのでちょっと混乱したのですが。
人間の最後の究極の欲って承認欲求なのかも知れない。最後のカバー裏を見て感動。あぁなるほど、これ自体がそういう事なんですね。
「ゾンBL」というジャンルなのだそうです。
表紙が綺麗。タッチがアメコミ風なので、海外でも人気。
怖い物見たさで、読んでみました。
※単話売りは、終了しています。コミックだけ。
表題の作品が、物凄く衝撃的。
一部の本屋サイトで、販売停止になったのは、
表題作が、ゾンビとカニバリズムを扱う作品だからだと思う。
絵は、アメリカ風劇画調。
展開テンポが速い。目つきがヤバイ。
山奥のコンテナで、ひっそり暮らすライナスとコナー。
愛しいコナーの命を繋ぐために、墓を暴き、死肉を削ぎ取り持ち帰るライナス。
「お前が人じゃなくても、共に在りたい。」
・・・この紹介文の台詞で、大体理解できると思う。
当然訪れる、切ないバットエンド。
ホラーな純愛。
恋人が死んでも、消えない愛。
どんな形にかわっても、傍に居て欲しい、ただそれだけ。
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読後、著者について調べたら、ウィキに掲載があった。
なんと、この作品は、著者が心停止した経験をした後に書いた作品。
48分間心停止しても、脳に障害が残らなかったって、凄いです。
その48分の臨死体験が、このホラー作品に活かされている、らしい。
ちるちるのこちらの記事で見かけて気になって購入して読みました。
https://blnews.chil-chil.net/newsDetail/27217/
いや〜〜もう、いいですね!!!!マジたまらん!!最高でした!
暗い世界の中に香る『愛』。んんん〜〜、これはいい!いいですよ!!
どのお話もメリバかな、という感じで、闇寄りの黄昏の私としては、大大大満足です!!もっとこういう話読みたーい!!
あ、グロ描写がっつりアリなので、苦手な方は要注意です。私は全く平気でした(笑)
アメリカっぽいゾンビもののお話。
懐かしい雰囲気の90年代の良質インディーズ映画のようなお話でした。
ゾンビに侵されつつある、極限状態の人達。
そんな中でも愛する人を思いながら、、、。という世界観でした。
キュンや萌えよりは、切なくなる展開が多かったです。
レビューや前情報なく、「ゾンBL」という明るいキャッチコピーと、表紙に惹かれて買いしました。少年漫画っぽい表紙に見えて、軽いトーンのお話と思っていました。
ストーリー自体はすごく深かったです。良質といった感じです。
その時の気分やメンタルで評価が変わるかもしれないです。
思わず「うーん」と唸ってしまうようなお話ばかり。
一読しただけでは噛み砕くことが出来ず、何度めかでようやくその奥深さに気付けたなと感じています。とても高度だったな、と。
時系列を追って、もっともっと彼らのことを知りたくなるような。
でもこれ以上深入りするのは危険だと本能が警鐘を鳴らすような。
そんな不思議な魅力が詰まった一冊で、帯にある"強い感染力がある"というのはこういうことなのかなと思いました。
死体の気分を味わえる表紙も素敵で、引き込まれるところがたくさんあった作品でした。
ゾンビ映画は苦手なのだけど、これくらいの描写で恐怖ではなく愛がメインならいくらでも読めるなぁと思いました。BL×ゾンビって趣味で描いてる方は時々見かけますが、商業ではまだまだ貴重ですよね。同じ世界観で群像劇として描かれており、良質な洋画を観ているような気分になりました。描き込みも素晴らしいし、ストーリーも1つひとつが印象に残るほど練られていて、どこを取っても満足できると思います。
ゾンビになりかけ人生の終末を生きる人間。あるいは既にゾンビ化している人間。パニック映画なら彼らと対峙すれば逃げるか攻撃するかの2択しかないけれど、この作品では人間とゾンビの境界線はそこまではっきりしたものではありません。人生の最期を悟ったからこそ、迷いなく己の生き方を決めることもできるのかもしれない。自分にとって一番大切にしたいものは何か、最後に何をしたいか。自分という人格に正直に死んでいく彼らはとても美しい。死を美化するわけではないけれど、この世に生まれてきた意味を考えさせられる作品でした。
グロい場面が多かった(グロいの苦手だけど、わかっていて読んだので良し)。
でも、グロい描写に慣れてくるのと同時に、物語に入り込んでいった。
ストーリー、脚本、演出がいい。
良質なドラマや映画を観たような感覚。
BLである部分も深い。
ゾンビになった相手をも思い続けるさまをきっちり描いてくれる。
その見せ方がストーリーの運びとともにお上手。
チョコバーや、レイモンドのノートなど、小道具の使い方も巧い。
カバー下のデザインがノートなの、この作品がレイモンドの記録(記憶)ということなのね。凝っていておもしろい。
1話で登場したダイナーのマスターがラストに出てくる構成もいい。
まず1話の扉絵がアメリカのロードムービーのようで好き。
これからどんな物語が読めるんだろう、とワクワクした。
ラストのレイモンドのモノローグがすばらしい。
ゾンビ・ホラー・さらにはカニバリズム表現と聞いて読むのを躊躇している方がいるとしたら本当に勿体無い事をしているな、と言えるでしょう。
ストーリー、画力、コンセプト、演出、装丁、小物のデザイン1つに至るまで、全てまるっと含めた完成度が凄すぎる作品です。1冊の本=1つの作品としてこれほどまでに完成された御本に巡り会えた事を本当に幸せに思います。
もちろん、紛う事なきガチのゾンビものなのですが、
ありふれた「戦って生き抜く」お話ではないのも注目したいところです。
極限の世界の中で貫かれる数々の愛のお話です。
それぞれ違った形をしていても、強く純粋な愛が沢山詰まっています。
なるほどこれが「ゾンBL」か!!と目から鱗が落ちるでしょう。
ストーリー自体も大変奥深く、あらゆるところに伏線が貼られており、読み終わったら絶対2周目を読まずにはいられません。
これらの「画」を人に届けるには、ハリウッドならばは何百人ものスタッフと何億ドルのお金が必要とされるでしょうが、1人の作家さんの手で描き出す事が出来てしまうんだ・・と言う人間の創造力そのものの凄さを見せつけられます。
あとがきや作者さんのコメントで語られている裏話を知ると、人間の生命力や可能性といったものの凄さまでも感じる事ができます。
個人的に、劇中に出てくる、作家って何なのかという質問に対しての
「世界からうつくしいものを選んで遠くにいるさみしいひとりぼっちの誰かに届ける仕事さ」
「とどくとどうなるの?」
「世界が今より少しマシになるのさ」
という台詞を読んで、私の世界を少し(いやだいぶ)マシなものにしてくれる全創作作家さん方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
物語を生み出してくれる作家さん含め、人の凄さを改めて気づかせて感謝させてくれる、そんな究極のゾンBLです。