もう忘れた……そう思っていたのに

さよなら初恋またきたなんで

sayonara hatsukoi matakita nande

さよなら初恋またきたなんで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×223
  • 萌19
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
12
得点
267
評価数
68
平均
4 / 5
神率
33.8%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784047363984

あらすじ

かつて特別な存在だった南央のことは、もう二度と信じない――。そう心に決めつつ一人暮らしをするようになった修のもとに、東京で就職したはずの南央が転がり込んできて!?

表題作さよなら初恋またきたなんで

ショップ店員
サラリーマン

その他の収録作品

  • 南央とシューのその後(描き下ろし)
  • カバー下:キャラクター設定コメント、イラスト

レビュー投稿数12

好感が持てない

一人暮らしをしている修の元に南央が転がり込んでくるところから始まります。

修の家庭環境には同情しますが、だからといって南央の話に一切耳を貸さず一方的な思い込みで勝手に連絡を断つのはやり過ぎだと思いました。
南央を忘れられないと言いながら、セフレを作っているので切実さは感じられなかったです。

自分から告白しないのに南央が告白してくれないのが悪いと言わんばかりの修の態度に好感が持てませんでした。

ebookは白抜き修正でした。

0

よくある設定だからこそ朔ヒロの細やかな表現が光る作品

幼馴染で親友の南央と修、片やノンケ、片やゲイ、お互い愛情をもって接し、親しく過ごした高校時代、しかし、片方は恋愛感情を持っている関係。

勇気を振り絞っての告白、傷つき、そして別離。

7年後、一人暮らしでセフレもいて可もなく不可もなしの生活を送っていた修のもとに、突然、東京で就職したはずの南央が異動になった、と転がり込んできて、なし崩しに同居生活が始まります。

幼馴染、片方ゲイ、告白、すれ違い、別れ、数年後の再会、両片想い、成就
というよくある設定ですが、だからこそ、朔ヒロの細やかな表現、やりとり、表情がとても素敵で萌えました。

すれ違いや悩みや苦しみはあるけれど、読んでいてつらくはならないのもよかったです。
ため息をつきたくなる萌えと幸せな大円満でした。

0

シーモアで購入

評価:幼なじみのすれ違いからのハッピーエンドでしか得られない栄養がある
絵:★★★★☆
えろ:★★★☆☆
内容:★★★★☆

表題作のみ描き下ろしあり
電子書籍特典、シーモア特定あり

初恋の幼なじみがおしかけてきて流れで同棲
キュンからギュンまで感じられる素敵なお話です!!
当て馬くんがメッセージでしか出てこないのが個人的にポイント高でした!
基本受け目線でお話が進んでいきます!
初恋が実るお話は読んでいて気持ちがいいですね!

描き下ろしもとてもよかったです!
シーモア特典のイラストも素敵でした!

1

No Title

朔ヒロ先生の描く攻めが大好き。今回のなおもすごく好きな攻めだった〜しゅんとするとぺしょんってなるお耳がほんとにワンコみたいで可愛い(ケモミミじゃなくて概念?です)なのに急に雄出してくる感じも最高です!!

1

行き違い両片思いが実るまで

幼なじみで両片思いだったのに行き違いで離れ、受けにはセフレがいて再会する…よくある設定。
見どころとしては、お互い好きだったけどうまく伝えることができず、大人になって再会してからもやっぱり好きで、やっと気持ちを通じ合わせることができましたよ。てとこかな。見たまんまですけども。

母親の影響からしょうがないんだろうけど、修がずっと独りよがりで意地をはって嫌な感じで。
南央は逆におっとりマイペースだけど、何を考えているかわからなくて。
シューと呼ぶなと何度も言われているのに呼び慣れてるからやめないとか、食事の時、甘い飲み物を飲むとか…個人的にちょっと苦手なタイプだなと思ったり。
シューシューとそんなに何回も呼ぶ?てくらい出てきて少々イラッとしたりしなかったりw

ずっとネガティブだった修がかけおちの時、自分も気持ちを伝えていなかったことに気づけたのはよかったです。溜飲が下がった気分。

こういう2人はくっついてからが甘々になると思うのでその辺をもっと見てみたかったです。
上記で思ったことが払拭されるくらいかわいいカップルだろうな〜と想像しました。

1

幼馴染みのこじらせ再会物

修は同じクラスの南央のことを小学生の頃から好きだったが、気持ちを隠して友だちとしてつるんでいた。高校生の時に気持ちの行き違いがあり、そのことや南央の上京がきっかけで疎遠になったものの、何年経っても忘れることができなかった。
それがある時、東京で就職したはずの南央が突然目の前に現れる、というお話です。


絵柄が可愛らしいだけでなくお話も読ませる作品が多いので、いつも好んで読んでいる作家さんです。
このお話は再会物で、主人公の修のひどいこじらせと、揺れまくる気持ちが、回想シーンを織り交ぜることで丁寧に描かれていました。
修は、こじらせているから余計にですが、泣いたり怒ったりかなり面倒くさい印象です。
対する南央はにこにこしているのがデフォルトで、感情の起伏も激しくなく、一般的には「いいひと」な部類。ですが、圧倒的に言葉が足りてない。そのくせ、実力行使するので(連絡なしで現れて、了解も得ないままに修の家に居着くなど)、そりゃ修じゃなくても戸惑うよな、と修への同情も禁じ得ません。
結構ちからわざで収束するので、もう1~2話あるともっとよかったかなと思ったりしました。
また、これはかなり少数意見でしょうけども、完全モブの、修のセフレけーすけ氏、顔すら出ずLINEの画面だけの登場でしたが、このけーすけ氏視点のお話など番外編か別作品かで読んでみたいと思いました。
それと、カバー裏の設定メモが可愛かったです。

1

雨が降って…

7年ぶり再会の幼馴染は…的なスタートの一冊まるごとこのお話。片思いをこじらせた「シュー」は久々に地元に戻ってきたナオからの泊めて!の襲撃を受けますが…ここでお天気がナイスアシスト!雨が降って結局絆され二人暮らしが始まります。
ココロとカラダの不一致が続くシューをあったかく包んでくれた辛抱強いワンコの勝利、微笑ましいストーリーでした。
朔ヒロさんの作品で人外以外を読んだのは初だったのでなかなか新鮮な驚きが多々あり、このカップルの物語(最後は別居婚?)もゆっくり続きが読みたいなと思いました。

1

受けが嫌い

あらすじの初恋再会ものに惹かれて購入したものの、受けの修にセフレがいた事で一気に切なさが無くなってしまいました。

しかも修がこだわっていた南央との過去の出来事も、そんなに連絡先を断つほど?って思ってしまいました。

確かに母親によるトラウマはあったと思うけど、そこまで南央にこだわってるなら簡単にセフレ作るのがなんだか分かりませんでした。

それからセフレと好きな人が出来たら関係をやめるって約束してたのに、話を聞いてやると言われて未遂とはいえそんな雰囲気になって身体にキスマーク付けさせるとかありえねーって思ってしまいました。


ビッチ受けが別に嫌いな訳じゃないです。
例えば攻めの南央が鈍感でどうしようもなくて、セフレが良いヤツとかなら分かります。
でもセフレは姿も登場しなくて、メッセージと通話だけでした。

そう言えば自分も気持ちを伝えた事がなかったって、なんじゃそらって思いました。

2

初恋は終わらない!

『明烏夢恋唄』に続いて読んだ朔ヒロ先生の作品です。

アパレルショップの店員 犬飼 南央とサラリーマン 高菜 修のお話。

舞台は愛知県名古屋市。
ゲイの修は、地元で経理の仕事に就き、理解あるセフレもいて、平穏に暮らしていました。
でも、ときどき「あの日」の2人を夢に見ては、もう二度と信じないと思うのです。
ある日、修が仕事から帰る途中に男性から道を尋ねられました。
その男性は、修がもう二度と信じないと思う相手…南央だったのです。
「シュー 久し振り」

小学校からの幼馴染みの修と南央。
南央は修の初恋の相手です。
…が、高校3年生の時に2人は「かけおち」をして、そこから疎遠になりました。
高校生の2人にはまだ気持ちや言葉が足りない部分が多く、誤解したまま離れてしまいます。
それから7年…突然、現れた南央に修の心は掻き乱されて…。

過去の回想シーンを上手に絡めているので、スムーズに物語に入り込めました。
また、修のバックボーンに複雑な家庭環境が描かれているので、感情移入がしやすかったです。
しかし、南央の感情の変化が最後までわかりませんでした。
南央に告白されてモヤモヤする修の疑問に同感です(笑)
「七年も連絡途絶えていたのになんで今更?!」
「好きって一体いつから?!」
あの日の「かけおち」から再会するまでの南央の気持ちがわかるシーンが欲しかったな。
ただ、南央が「スーパーマイペースで一途なワンコ」ってことはよくわかりました。
ちなみに、マイペースって自己中とは違いますよ~。
マイペースな人は自分の思い通りに自分を動かすそうです。
朔ヒロ先生があとがきで「ケンカはケンカができる距離じゃないとできない」と書かれていますが、本当にその通りですよね。
愛あるケンカができるということは喜ばしいことなのかも?

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、修の母親が回想シーンや電話で登場します。
悪い人ではないと思いますが、あまりに自由人すぎる…。
修がグレなかったことがせめてもの救いでした(泣)
おすすめは、修のセフレ けいすけくんです!
他の方もレビューで書かれていますが、「マジで良い奴」なんですよ~。
電話とSNSのみの登場でしたが、お姿を拝見したかった。
個人的には、けいすけくんのスピンオフを読んでみたい♡

Hシーンは、エロさと色気があって良いのですが…コマ数を増やしてください!
もっと2人のエロを堪能したいよ~。
でも、本編に2回あるHシーンで、それぞれ修が言うセリフにはそそられました。
こんなこと言われたら、南央の性欲は止まらないですね(笑)

描き下ろし『南央とシューのその後』
南央視点のお話です。
修が溺愛されているのがわかりますよ。

2人のさまざまなエピソードを盛り込んであるので最後まで飽きずに読めました。
最後は、南央の「覚悟」が修に見つかって本当に良かったです。
それを見たときの修はどんなに嬉しかったでしょうか(泣)
一方、「めちゃくちゃキモいよな……」って、セルフツッコミをする南央が面白かった~。

友情と愛情が7年分溢れた2人の幸せがずっと続きますように ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
読後は、ほっこりと幸せな気持ちになれる作品です。

6

でら幸せ

今月はでら(名古屋弁で「とっても」)幸せです。
朔ヒロ先生の新作を2冊も読めるなんて〜。
しかも今作のお話しの舞台が名古屋。
私自身馴染みのある土地なので、ちょいちょい差し込まれる名古屋ネタにいちいち反応してしまいました(笑)

さて、前作の『明烏夢恋唄』とはまた違うテイストで今回は幼なじみすれ違い再会ラブ。

小学校からの幼なじみの南央と修(「おさむ」ですが南央だけ「シュー」呼び)が高校生の頃のある出来事から長年すれ違ってしまっていまして…。

修があの時の南央の行動言動に一方的にショックを受けてしまい南央をシャットダウンしてしまったその若さがしんどくて。
そうして南央のことを忘れたと思い込ませていた修の想いが南央に抱かれた時に引き摺り出されていく描写がまた…ギュンときました。
回想シーンとの絡ませ方もお上手で、よりお話しに惹き込まれました。

きちんとお互い意思表示をしてからの修が言った「好きってわかるように抱く、抱かれる」っていうのがすごく良かった〜♡

ゆるふわなのにまあまあ強引で甘やかし上手なエロわんこでもある南央のペースに戸惑いながらものまれちゃう修が可愛かったです。

すれ違って遠回りしてしまった恋。
7年…は個人的にはだいぶと長めに感じまして、その間友情も停滞してしまっていたふたりなので、これからはずっと一緒にいて離れていた時間と距離を埋めていってほしいなと思いました。

7

この作品が収納されている本棚

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