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kinou kimi ga shinda
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「魔法のミシン」で好きな人を蘇らせ魂を探す旅!!
~なのだ!って語尾がかわいい…と思えるのはARUKU先生男子の特権ですね。
童話みたいにキラキラほわほわ優しくて心温まって、辛辣なとこは徹底的なのが面白い!!
切なさとキュンもいっぱい、切り口も独特で
ARUKU先生の世界をたっぷり堪能できました。
続くような、ここで終わりなのようなところが気になるところ。
すごく前向きな気持ちになれる終わり方なので、これはこれで良いなぁなんですが、羽繕が真底幸せにイチャコラするの見たいです!!
何百冊と読んできましたが、レビューを書くのは初めてです。この作品は書きたい!と思いました。下手くそな文章になります。お許しください。
ファンタジー特有のその作品の世界観を掴むまで時間がかかる感じがなく、1ページ目からすーっと入り込めました。
話の内容も面白いです。感動もする。
槇原敬之の曲を思い出します。「きっとーまたーこのーさき」っていう歌。
ファンタジー苦手な方もぜひ読んで見てほしいです!
大好きな1冊になりました。
ARUKU先生の作品は「嫌い、大嫌い、愛してる。」だけ読んだことがあり、まずその独創性に圧倒されました。
自分にとってBLとは男×男の恋愛を見守るものであり、それで萌えを摂取できればそれで満足なんですが、ARUKU先生の作品はただのBLを遥かに凌駕しちゃってる、つまりNEXT LEVELといった感じです。
本作の世界観にはとにかく驚かされました。
試し読みでは、ちょっと薄暗い悲しい感じだな…って感じだったんですが読み進めると、ん?悪魔?魔法のミシン?終末世界?ととにかく次々驚きの扉が開かれる感覚でした。
綺麗さ、可愛さ、醜さ、不思議、寂しさ、と色々な表現があり様々な感情が刺激される!
なるほど、これが皆様のおっしゃるARUKUワールドなのか。
自分に合うか、と言われればピッタリハマる!ってわけではないのですが、読み始めたら沼なんですよね。
これは神をつけるしかない作品でした。
読み終わってから気づいたのですが、2巻へ続く…なんですね!
2巻発売待ってます!
ARUKUさんのは完結するまで我慢しようと思っていたのに、しきれなかった…
素晴らしいファンタジー。
一話一話の場面の道中がぶつ切れになって、童話集のように始まるお話もあります。
旅の途中で出会う生物たちがなんともかわいくて切なくて健気なことか。
そしてなんといっても画力。
人の身体がすごくよくなってます。
味のある感じも好きですが、今回のこのファンタジーにはこの絵!っていう感じのすばらしさです。
起こる現象ひとつひとつに説明はありません。その余白が最後に全てわかるのか期待しながら、余白のままでも充分です。
主人公はかわいく、ゴドーくんはかわいくてかっこいいです。そして本物の護堂の話にきたとき、どうか最後はハッピーエンドであるようにと祈りました。
思いが伝わればいいのに…。
何度も読み返して次巻を待ちます。
試し読みで続きが気になったら是非どうぞ!
世界が滅んで、何故か1人だけ生き残ったはづとはづがこしらえた雑巾と猫とゴドーとゴドーの魂を探す旅に出ます。
旅する世界は絵本の世界のようで、悪魔もいるし、ゴドーはときどき怖くて不思議な世界。
あっと言う間に引き込まれてしまった。
この世界と絵柄が絶妙にマッチして怖可愛い。
ふわふわ可愛いと思いながら読んでいると突然シリアスになったりキモコワカワイイ絵にビビったり油断ならないんですが、そこも含めて凄いパワーがあります。
早く続きが読みたい
想い人ゴドー君を模倣した人形×世界が滅びた後、生き残った天才仕立て屋。
世界が滅びた後、なぜか生き残った仕立て屋のはづが悪魔からもらったミシンで想い人の人形を作るところから話が始まります。はづと人形は想い人のゴドー君の魂を探す旅にでます。
まるで絵本の中にいるようなARUKU先生の美しい世界観と、キャラクターの個性が素晴らしくて本当に感動しました。
セリフの一つ一つが優しくて愛に溢れていて、読んでてずっと涙が止まらなかったです。
ARUKU先生は中毒性があると友人から何度も言い聞かされてきたので、なんだか手を出すのが怖くて避けてきてしまったのですが、ちるちるで作品を探していく中で偶然今作に当たって、なんとなく手に取って見ることにしました。
読後、ARUKUワールドに一瞬で引き込まれてしまいました。なんだこの吸引力は。
普段はあらすじやレビューを確認してから読むのですが、なんでか今作だけは何も読まずに読み始めることに。これが功を奏したので、今では過去の自分に感謝感激雨霰状態です。
まず、ページを開いてすぐ「愛する人が死んでしまった後の話」「人間の世界が終わってしまった」という始まりの斬新さに、いきなりガツンと頭を殴られたかのような衝撃を受け、マジか……こんな絶望的な状況からどうなるっていうの……と混乱しながら読み進めることに。
私はそれなりにBLを読んできましたが(姐さん方には到底及ばないものの)、こんな形の読書の始まりは初めて経験するものでした。
そして単なる悪性ウイルスのことをオシャレに「悪魔性のウイルス」と言っているのかと思いきや、本物の「悪魔」のウイルスだったと発覚し、この物語がファンタジーだったことを知ります。
その後の展開にも、なるほど……面白いな……と感じつつ、先が気になりすぎて全力で目を動かしました。
私の読書体験をつらつらと書いていてもあんまり面白く無いと思うのでここ辺りで切り上げますが、全体的に本当に面白かった。それしか言えません。
ARUKU先生の言語センスが天才的すぎて、じっくりと味わうように読んでしまうから普段の倍以上の時間がかかりましたし、(何故か)読んでいる途中はなんて良い話なんだ……と思うだけだったのに、読後に反芻していると涙がボロボロ溢れて止まらなくなりました。
なんだか不思議な絵本のようなお話ですね。
温かい愛のお話が多いのに、なんだか奇妙で怖くて、でもじんわりと確実に胸が暖かくなるような。傘のお話が一番胸に刺さったのですが、やっぱりちょっと怖くて……でも思い出せば思い出すほど涙が溢れるんです。不思議。
一つ一つの短いお話が独立しているようで、しっかりと強固に繋がっている感じが大好きでした。
何度も反芻して読んでしまいそうです。本当に素敵な作品でした。出会えてよかった、ありがとう、ちるちる。
ARUKU先生の他の作品も全部買って読みたいと思います。他の作品の中にはなかなか辛いものがあるという噂を聞いているので、ワクワクしつつもビクビクしております……。
すごいすごいすごいよARUKUさんっっ!
今までもARUKUさんの生み出す数々の物語に
(加齢により死にかけてる)私の感性は栄養を貰い救われてきたけど、またしても。
今回の物語はARUKUさんの作品の中でも、とびきり優しくて前向きで希望に溢れている。
主人公は恵まれない生い立ちで弱々しいのかと思いきや、めっちゃ根性あるの。優しくて意志が強い。弱気だけど前に進む。
愛する人の魂を探す旅。目的地も分からない当てのない旅だけど、色んな出会いで道がひらけていく。(この出会いのいくつかの物語で私はどれだけ泣いたことか、、。ARUKUさんに健気でいじらしい小さきもの描かせたらちょっと誰も敵わない。フワフワの毛布で包んであげたくなる妖精?さんたちがいっぱい。)
きっとこの旅の結末は素晴らしいハピエンになるんじゃないかな。だって主人公に冷たく当たり続けた養父母でさえ完全なわるものとして描いていないもの。
ラストのワクワクする船出シーンもすごく好き。最高の「次巻へ続く」。
えっ今確認したらENDって書いてあるけど続きますよね?
ヒソッ
あの〇〇ミスプリかと思ったーー
ARUKU先生作品で1番忘れられないのは「猿喰山疑獄事件」で、あの作品を読み終わった時は虚脱感が半端なくてそれから1度も開く勇気がありませんでした。
人間の中の残酷さや美しさが独特のタッチとテンポで描かれていて、言葉の使い方や世界観が唯一無二の作家だと思うのです。
今回はタイトルを見た時からどれだけ泣かされるだろうと身構えていたのですが、想像以上で何度涙が溢れてしまったか…。
時にはメルヘンっぽい可愛らしさもあったりするのだけれど、失ったものを求める愛情であったり、手に入らないものに対する慕情とかが、秀逸な物語で綴られてていました。
ひとつひとつが先に繋がっているものだから、小さな事まで記憶に焼き付けようと必死になって読んでいました。
春の王の目覚めを待っていた虫や、花嫁を待っていた蜘蛛の老王、家庭のある男性に片想いした青年の話など羽繕が優しさでもって対処するのです。
望みは叶えてあげた筈なのに悲しくて泣ける結果なんです。でもそこには希望もあって…さすがの展開なのですよ。
途中に亡くなった護堂視点のお話もあり、そこからは羽繕の作った「ゴドー」とは別に護堂も旅に加わるのです。
人類の大半が滅んだ世界がどのような変容を遂げて行くのか、「ゴドー」の魂はどうなるのか、羽繕は行く先々でどのような奇跡を起こして行くのか次巻がとても待ち遠しいです。
ARUKU作品の根底には、いつも孤独な魂があります。
「世界が終わり、そして愛する人が死んだ」という、究極の絶望から始まるこの物語の主人公、はづ(羽繕)もまたその一人。
ファンタジーの本質は現実の反転や反映だと思うのですが、この作品にとっての現実とは、はづの孤独です。
つまり、ファンタジーというフィルターを通した孤独な魂の再出発が、時にはユーモラスで時にはシビアに時には無垢な独特のARUKU節をふんだんに交えながら描かれています。
悪魔のミシンで縫い上げた死んだ想い人そっくりの人形ゴドー(護堂)と、黒猫と雑巾。みんな動くけれど作り物です。そんなちぐはぐな面子と共に、はづはゴドーのたましいを探す旅にでることになります。
そして旅先で出会うのは、自分を必要とする生きものたち。
養父母から唯一受け継いだ仕立て屋の技術で手助けしていく過程で、人外の彼らの多種多様な思いに触れ、しばしば感謝を受けとります。
そしてニセモノのはずの、ゴドーから向けられる真っ直ぐで無邪気な「好き」という言動。
誰からも褒められず、誰からも認められず、自身の生に何の意味も見出だせなかったはづの心に、それらが知らず知らず浸透してゆきます。
道中での経験が、心が空洞化しているという意味ではゴドーと同じく人形だったはづの魂を、じわじわと漲らせてゆくのです。
そして、どうやら生前の護堂にも孤独の片鱗が見え隠れしているようで。
次巻では、天使と悪魔両方の羽を持つゴドーこと護堂がどうなってゆくのか、ほんとーに楽しみ。
ARUKUさんという人は、この作品に限らず、登場人物の名付け方が象徴するように、とにかく単語の選択やエピソードや小さなアイテムにもそっと意図込めるたいへん思慮深い作家さんです。
物語の着地を見届けた上で、何度も読み返して初めて全体図が理解できる(ような気がする)凡人脳の私としては、完結巻で真の評価を捧げたいと思います。
例え万人受けしなかろうが、他メディア化しなかろうが、とにかく稀有な作家さんです。
BL業界の方、どうかどうか大事に長くこの才能を育んで欲しいです。