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keiyaku abunai aibou
『ケイ×ヤク -あぶない相棒-(2)』の続編になります。
薫原好江先生は絵が綺麗で、コマ割りがスッキリしているので読みやすいです。
警視庁公安捜査官 国下一狼と峰上組若頭 英 獅郎のお話。
前作では、一狼の協力者からの情報で遊園地に向った2人。
遊園地では一狼とカーチェイスを繰り広げた男が再び2人を狙って攻撃してきました。
一狼は「主人についての情報」と交換条件を提案し、男が「爪を噛む…自政党議員の…」と言いかけたところで、銃で頭を打ち抜かれて死んでしまいます。
身を隠した2人は建物の上に一瞬だけ人影を見ました。
それは、黒いボディスーツにサングラス、手には狙撃銃を持った女で…。
今作は、その続きになります。
翌日、一狼と獅郎は遊園地の事件が「単独犯の放火事件」に情報操作されていることにニュースで知ります。
疲労から熱が出た獅郎を看病していた一狼ですが、「テトラビル爆破事件」の再調査に向いました。
その後、熱で寝ていた獅郎も仕事で外出せざるを得なくなりますが、その出先で謎の女に拉致されてしまい…。
3巻では、「ジョーカー事案」の真相にさらに迫ります。
今作の最大の見どころ…それは、一狼と獅郎がこの「ジョーカー事案」の衝撃の真実を目の当たりにしたことでしょう。
いや~本当に面白いです!
もちろん漫画なのでフィクションというかファンタジーなのですが、スリリングな展開にコミカルさもあり、冒頭からストーリーに惹き込まれました。
複雑な人間関係も少しずつ解明されて、最後までハラハラしながら読むことができます。
おすすめは、おまけ漫画「おまけ⑭」の一狼の言葉に獅郎の心が突き動かされ、一狼が作った枝豆入り玉子焼きをつまみ食いするシーンです。
今だけは平和で幸せな2人の時間…それは、獅郎にとって「帰りたい場所」になるのでした。
獅郎!それは恋だよ!恋!! (੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾キャー
だって、汚れてしまった左手をハンカチで拭いていたのは、看病の時に一狼がずっと左手を握ってくれていたからだよね?
…獅郎の手を握った時の一狼が「千夏」と寝言を言ったのは悲しくなりましたが。
とうとう今作ではBL要素がちょっとありました。
獅郎は謎の女に拉致監禁されて拷問を受けるのですが、その時に思い出すのは一狼のことです。
帰りたい あの家に
キッチンで玉子焼きをつまみ食いして一狼に怒られた、あのシーンが頭に過ります。
もう獅郎は一狼が好きですよね。
でも、一狼は?
たしかに、獅郎のことを「特別」だと感じていますが、それが恋愛感情なのかは疑問です。
千夏ちゃんの存在もあるし…。
おまけに、千夏ちゃんは20年前の「新宿テトラビル爆破事件」の献花台に手を合わせる優しい子なのです。
それでも、やっぱり一狼は獅郎とお付き合いして幸せになって欲しい(泣)
最後は、監禁された獅郎を救出するため、一狼「たち」は廃墟化している東京湾のS島に向います。
謎の組織と対峙しながらなんとか獅郎を確保した一狼。
その時、謎の女を襲おうとする別の集団がなだれ込んできました。
「新宿テトラビル爆破事件」の捜査には、田口警視監が関わっていたことが発覚。
それがある意味「ジョーカー事案」を引き起こす要因になったのかも知れません。
でも、一狼と獅郎には最悪の結末ではなかった…。
次回は、とうとう黒幕ジョーカーが登場します!
薫原好江先生がTwitterで「もう4巻の準備を進めてたりします」とtweetされていました。
1巻から少しずつ距離が縮まっている2人の表紙ですが、果たして4巻はどうなるのでしょうか?
緊迫する事件の真相はもちろん、一狼と獅郎の関係も楽しみにしています。
今後の2人に期待を込めて「神」にさせていただきました♡
ストーリーが普通に面白い!
全然メイクラブしないんだけど、なんか萌えるのよね。
命の危機に晒された獅郎が想うのは、一狼のことなんですね。
あの温かい場所に、もう一度生きて帰りたいと願うところは胸が苦しくなりました。
ただ、一狼が思い出すのは誰なんだろう……?
千夏だったりするのかな?
この子も隙がないくらいいい子なんですよね。
でも、獅郎の事であって欲しいなぁ……
今回、意外な人物がキーパーソンだという事が明らかになりました。
そして、死んだと思われていたあの人は……!?
二次元における、公安の何でもありなところは意外と好きです。
俄然面白くなってきた!!
拷問を受ける獅郎を救出するところはドキドキしたし、男同士の絆を感じられる素敵な場面でした。
ジョーカーの次の目的は?
20年前の爆破事件の真相とは?
そして、二人に愛は芽生えるのかーー?
次巻も楽しみです!
で、今回もおまけ漫画が最高に良かった。
毎回きゅんきゅんさせてもらってます♡
サスペンス要素は相変わらずフワッとしています。
前二巻に比べて二人の絡みが少なめ。
少ないぶん絡みのあるシーンは王道で分かりやすくて良かったです。
風邪引き獅郎、看病する一狼、寝言で好きな女の名前を呟く一狼、手を繋いだまま寝る二人。十ページくらいに怒涛の詰め込みでした。
そして終盤では拉致され拷問を受け、死に際に一狼を思い出す獅郎。ここぞと言うタイミングで助けに来る一狼。
あとはオマケで栄養を摂取してね〜という感じでした。
コメディ要素がかなり薄れ、前回よりも更にサスペンス色が強くなっています。気になるところの多い内容ですが、ツッコミを入れながら楽しく読みました。
サスペンス的には拉致された獅郎が姉の名前を出した際、犯人に詰め寄られたシーンが一番盛り上がったかなと思います。