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hate no kouya de vacance wo
この短編集、切な過ぎるよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
でもいいよ、とってもいい。
3作品収録の短編集なのですが、その全てが切なくて泣いた。
どの作品もそれぞれ良くて、短編にありがちな物足りなさを感じさせないところが素晴らしかった。
何といっても表紙がいいですよね。これは買っちゃうよ。
【ふたりぼっちのエバーアフター】
森の奥に住むマグノリアと少年・エーミル。
少年はいつしか成長し、マグノリアを性の対象として見るようになります。
そんな自分に絶望するエーミルをマグノリアは静かに受け入れーー…
おとぎ話BLです。
世界観、そして一途な愛が美しい作品。
伏線が至る所に張り巡らされ、マグノリアの真実を知った時には納得すると同時に切なくて涙がこぼれました。
愛するからこそ続く幸福と迎える絶望。
愛した人に永遠に愛されたいと望むことは、身勝手な呪いなのでしょうかね……
「君が老いて死ぬところが見たい」という台詞。
どちらがどちらに言ったのか確かめて欲しい。
ラストまで美しくて幻想的です。
【蛙の王子様】
美し過ぎる容姿のため中身を評価されない西野と、人に興味がなく虫に夢中な飯田。
この二人が人知れず交流していく、心温まる高校生BL。
美人過ぎることがコンプレックスの西野は、「君の顔を美しいとは思わない」という飯田に唯一心を許していきます。
西野のコンプレックスが想像より大きく、好意を向けられただけで吐いてしまうほど。
飯田にだけは好かれたくないと思う西野の気持ちに反して、好意を向けてくる飯田。
吐き気がこみ上げてくる西田に飯田が言った言葉とは……?
これがすごく良かった。
誰だって自分自身を見て欲しいもの。
野獣がイケメンに変わるから好きなんじゃないでしょ?
野獣のままでも好きでいてくれるよね?そんな気持ち。
これも最後泣いてしまいました。とても素敵な作品です。
【果ての荒野でバカンスを】
こちらが表題作で、表紙の二人です。
ネタバレなしで読んで欲しいので、サラッと書きます。
SFファンタジーBL。
惑星開拓のために単身赴任しているシンは、友人で片思い中のルキヤと毎晩交信しています。
一人きりの寂しさを紛らわしてくれる唯一の相手はAIのルキヤ。
長い任務を経て、ようやく地球に帰ろうとするシンにコンピューターが告げた事実とはーー…!?
切ない。切な過ぎるけど美しい。
押し寄せる悲しみ、絶望。
それすら払い除けるのは、相手を想う強い気持ち。
決して読後感は悪くないです。
表紙の印象を裏切らない世界観とラストが素敵でした。
とにかく、どのお話も心に響きました。
今まで読んだ短編集の中で一番好きです。
エロはほとんどありませんが、ストーリーが秀逸。
表紙に惹かれたなら間違いなく買いです!
もちろんそうでない人にも推していきたい。
この見るからに素敵な表紙、しかし読み終えこの表紙が訴えかけてくるものに気づいた時より一層この本が好きになる事でしょう。
ここまでの世界観を表紙一枚の絵に落とし込める稀有な作家さんだと感服致しました。
次に全体の印象。
読みきり3編からなる読み切り集です。私は漫画を描く人間ではないので漫画の上手い下手には正直鈍感ですが、グッと引き込まれるコマ割りやセリフ回しで漫画の世界にどんどん浸れます。また読み切りで連載作に比べればページ数は少ないはずなのにしっかりお話として完結しており過不足がないのでこの一冊で大満足です。
もし続編があったら逆に手に取るのを躊躇してしまうのではないかと思います。名作の蛇足になって欲しくない感覚と言いましょうか。
この続きに思いを馳せるのも読者の楽しみというものでしょう。その余白もまた気持ちいい。
ここで先に特典ペーパー情報書いときます。
・電子→果ての荒野でバカンスを
・シーモア→蛙の王子様
・コミコミ→ふたりぼっちエバーアフター
・アニメイト →果ての荒野でバカンスを
このようになってます。どれも1ページですがさらに物語に深みを与えてくれるものばかりで読めてよかったと心から思いました。なので好き作品の特典がもらえるところでぜひ読んでください。
ここからネタバレレビュー。好きな二編について語ります(蛙の王子様も素敵ですが長くなるので泣く泣く割愛)。
特に表題作はネタバレなしで読んで欲しいので未読の方はバックを。
・ふたりぼっちのエバーアフター
多分皆さんと好きポイントが一緒なのではないかと思いますが…
『やっと同じ命になれた』
『君が老いて死ぬところが見たい』
ここです。最高ですね。命ある生き物、皆死ぬために生きている。生と死の対比があるからこそ限りある命が輝くというもの。異種間BLは寿命の違いなども重要な萌えポイントですが私的には共に命を消費して生きるCPが好きですね。
・果ての荒野でバカンスを
これは2度読んで楽しめるBLです。このようなお話ってどこかでラストが予想できてしまうのですが、これは恋心を巧みに匂わせることによってラストの衝撃を新鮮なものにしています。ずっと生身のルキヤに恋い焦がれていたシンにとっては一番残酷でしょう。
「魂だけでは不足かい」
地球滅亡の日、最後に望んだのがパッピーバースデーを歌うこと、
「この星が焼かれたあと 光になって それよりも速く 僕は君の元にいる」
「見えるよ シン」
どれも私の心に深く突き刺さり抜けません。よかったちゃんと魂は届いていた。映し出されているキューブとしてのルキヤが生身の肉体でなくても、本物のルキアでなくても魂さえあれば…シンを一人にしなけば、悲しいけれど、涙が止まらないけれど、それだけで大丈夫です。私も救われました。AI技術が今の世界の何十倍も発展していて、これからもシンを一人にしませんように、それだけ願っています。
二人きりのバカンスを、夜が長くて昼が短いあの星で楽しんで、そう2人に伝えたいです。
書き下ろしのタイトルが「エンドロール」なのも素敵ですね。映画の幕が降り、真っ暗な中数秒の静寂と共に余韻に浸るあの瞬間を体験しているようでした。
私はこの本の表紙を見た時にノスタルジックで素敵だな〜と思ったんですが、読み終えるといかがでしょう?ノスタルジック、郷愁…まさにその通りではないでしょうか。
ちるちるの新刊作家インタビューで気になったので予約して購入。
案の定というか、想定通りに、絶対泣くヤツだった。
元々、この手の、越えられない時間を扱ったファンタジーとかSFが好きで、好きで、
「ふたりぼっちのエバーアフター」で既にウルウル、
「蛙の王子様」のきれいなお顔の高校生くんのかわいいお話でちょっと一息ついて、
表題作の「果ての荒野でバカンスを」で涙腺決壊。
この、3作品の並べ方もよかった。
絵もきれいで好みのタイプ。
昔、ハヤカワのSF小説やファンタジーが大好きで、いろいろ読み漁っていた頃を思い出す、私好みの大絶賛の神!
ファンタジー、高校生、SF作品が一冊に纏まっていながら空気感が壊れていないのは、きっと先生の中に表現したい確かなものがあるからなんでしょうね。
表題作が圧倒的に好きでした。これを表題にして、かつ最後に持ってきてくれたことが嬉しいです。
タイトル、表紙共に素晴らしい。
この先はバカンスで、更に先を考えてしまうのはヤボというものでしょうか。シンがいつか死ぬときに、ルキヤは残されてしまうのか。あるいは、ルキヤが先に壊れてしまうのか。もっと色々と想像できますが、やっぱりこれはヤボってもんですね。
一方でこれらが男性同士の恋愛である必要性はなく、男女であってもよければ、女性同士でもよいし、むしろ地球人でなくたっていいような作品でもありました。そういう意味で先生はBLレーベルから作品を出す必要はないのかもしれないし、BLだからこそ単行本が出て、購入されるようなこともあるのかも知れない。しばらくしたら一般レーベルから作品を出していそうな気もする。
ちるちるさんの『表紙買いしたいBL』に入選されていてそのコメントですごく気になって購入しました。
読んだ方の心に1番残ったセリフがなんだったかすごく知りたいです。
私は
“魂だけでは不足かい”
が読後、心にへばりついて取れません。
地球と宇宙、離れ離れの恋人(?)たちの話はもしかしたら世の中には数あれど、ありきたりな物語と感じないのはこういうセリフ選びの秀逸さがあるからだと思います。
3編とも作者さんのそういう天性のセンスを感じずにいられませんでした。こんな宝物みたいな一冊に出会えて本当に幸せです。
それとカバーをはずして広げた時さらにこの本の世界観完璧だな…と感じます。上に見える表面だけでなくカバー全体すみずみまで世界を逃さないような本なかなかないです。
ぜひ読んだ方カバー外してみてください!
まさに表紙買いしたいBLでした。
「羽化(メタモル)」を書いた人の作品。SFものの短編が上手です。
「果ての荒野でバカンスを」この作品を読んだら、きっと泣きます。この作品が巻頭になって居たら、他の二作はかすんでしまう。
三年間の単身赴任がそろそろ終わるシン、恋人のルキヤと帰還後のバカンスの予定を話し合う。帰還まであと3週間。帰還日はシンの誕生日。
「一緒にバカンスでも行かないか 三年間誰も居ない所にとばされたんだ」
しばらく目を見張るルキヤ 「イイネ 行こう」 「永いバカンスに」
一人ぼっちが寂しくて、ルキヤがプログラムしたAIに、ルキヤの擬態をさせて紛らわすシン。
昨年のシンの誕生日、なぜか泣いていたルキヤ。
地球へ帰還する三回目のシンの誕生日、プリセットされたメッセージが「帰還不能」を告げる。
帯の「365日前の きみに会えたら」の意味は、ソレ。「浦島太郎」の宇宙版です。故郷星は消えていた。
地球の生物壊滅を知った日、たった一人残ったシンはアダムになるのでしょうか。
でも、ルキヤはそれを望んだみたい。 ・・惨い愛をルキヤが押し付ける形になったのは、話し合うことができない状況だったから。
「魂だけでは不足かい」 ルキヤの情報を詰めたキューブ=魂。
・・それは無理。AIは記憶の統合体、マトリックスのホログラムでしかない。・・実態があるから、仮想の映像に満足できるし、どこかで生きていると思うから、成長も変化もない擬態に慰めを得られるけれど、生物は、毎日成長と老化と記憶の蓄積によって、変化が生じます。
ホントのルキヤの代わりには、何時かなり得なくなる。
諦めるしかないし、受け入れるしかないなんて・・・でも、それがルキヤができる精一杯だったと知ると、悲しみが深くなる。
それが、表紙のちぐはぐな絵に示されています。宇宙服のシンと平服のルキヤ。そのルキヤは生物ではないから。
讀みすすむと、もっと泣けます。ルキヤが語る沢山の「・・したかった、でも、ダメだった。」 色々したけど、だめだったの。
シンの死後も幻影のルキヤはきっと残ります・・生物がまた発生するなら、ルキヤは宗教の「神」的な存在に変遷するのかもしれない。ルキヤの擬態は、シンが消えた後もシンを愛し続ける。
また惑星衝突がニュースになっていますので、絵空事ではない内容です。読後の余韻が覚めず泣きながら書く私、家族が呆れています。乱文スミマセン。
もし私が逃げようない天災に遭遇したら、車椅子の家族の手を握り、タイタニック号で船と一緒に沈んだ親子のように、歌いながら運命を受け止めると思います。
独りで最期を迎えただろうルキヤの「一緒に歌いたかった」の言葉がとても沁みて響きます。
★学んだ事
「いつか言おう」と思うなら、今言わないとダメ。今日と変わらない明日が必ず訪れるとは誰も確証されていない。
ピンク色の空。
ライムグリーン色の大地。
ダンスを踊っているかのような
宇宙服の彼と軽装の彼。
この表紙と帯にある
『圧倒的世界観』の文字にて購入。
はじめましての作家さまでしたが…
思い出すだけで胸が熱くなる作品集。
・転生を繰り返す人間の青年×森の奥に住む魔物
・動物だけが好きな飯田くん×自分の美しいと称される顔が大嫌いな西野くん
・惑星開拓任務中のシン×地球にいる技術者で友人のルキヤ
素晴らしい画力とお話の構成力とセンスのある台詞。
それぞれのバランスが絶妙で、けして明るくない話なのに読後が爽やかなのがすごい。表題作の『果ての荒野で~』は泣ける。
表紙を見て、
お、珍し!SFでBLだー。
と軽い気持ちで読みはじめたのですが、最後までのめり込んで読んでしまいました。
誰かに紹介したくてレビューを書こうと思ったのに、私みたいにまずはネタバレなしで読んでほしくて、うまくレビューが書けなくて悔しい!!!でもこの良さ伝われ!
「ふたりぼっちのエバーアフター」
美青年とこどものBLおとぎ話。この二人の関係は何?と思っていたら、深い愛情が最後に詰まっていて…最後のセリフが胸にせまります。
「蛙の王子様」
タイトルに?となってあらすじの『蛙化現象』調べました!美しすぎる顔にコンプレックスを持った青年の物語。
博物館?の雰囲気とか学校の空気感とか二人を取り巻く世界観も含めて最高。
「果ての荒野でバカンスを」
表題作はもうただただ読んでほしい。
描き下ろしも通して切なくて…だけど幸せで。
いろんな受け取り方があると思う。
私は読めてよかったです。
すごい読み切り集。魅力しかない。
カバーイラストに惹かれて手に取り、読み始めると魔法にかかったような気持ちになる。
言葉が出ないほど美しく、素敵な世界観が広がります。
これはぜひ1度読んでいただきたい作品集かも。
特に1作目と3作目が好みでした。
◯ふたりぼっちのエバーアフター
何者かの死に際から始まる物語。
ある日、少年エーミルは不思議な夢を見る。
いつからか共に暮らしている、育て親のような、家族のような、愛してやまない"マグノリア"が誰かに抱かれていて、言葉に出来ない感情でいっぱいになる。
そんな夢を少年時代から青年になる今でもずっと見続けていて…
御伽噺のような世界観がたまらない1作です。
この作品のテーマは「愛し続ける」ではないでしょうか。
愛とはある種、呪いにも似たもの。
愛し続けるという世界で1番幸福で、あまりにも一途で、時に切なく、くるおしくもある甘く苦い呪い。
一途に愛する気持ちの表現や、何度でも愛し愛される者の描き方が素晴らしい。
種族の垣根をこえて愛し合った者同士の宿命ともいうべき寿命の差という垣根。
気が遠くなるほどの長い年月をかけて、文字通り愛を貫き乗り越えた2人が辿り着いた先にあるものは。
55Pの水面に反転する2人の絵が大好きです。
◯蛙の王子様
"美しさ"というのは目に見えるものだけなのでしょうか?
自身の外見の美しさに苦悩する少年のお話。
作中に美女と野獣について描かれていますが、私も野獣が人間の王子に戻ってしまった時がっかりしてしまったんです。
「野獣だから良かったのに」「野獣のままではだめだったのかな」なんて思ってしまっていた。
けれど、この作品を読んで少し印象が変化したかもしれません。
うーん、上手く言葉が出ないのですが、この作品は逆・美女と野獣という感じなのかな。
飯田にとって西野の顔なんてものは入れ物でしかないのでしょう。
西野も飯田も、相手の素の部分やちょっとした表情に心惹かれてから、初めて"西野" "飯田"というその人を縁取るものを意識したというか。
化学博物館を絡めた、一風変わったアプローチの学生ものでした。
◯果ての荒野でバカンスを
3作の中で1番強烈な印象が残る作品でした。
どうしたらこんなに素敵なお話が思いつくのでしょうか。
コマ割と余白、そして何もない荒野を含めた引きの画が1人である孤独や距離を更に感じさせるものになっているからなのかも。
地球から遥か彼方、惑星開拓の任務についているシンの宇宙・他惑星での生活を描いたSFのような世界観の作品ですね。
この作品の何がすごいって、私は読みながら勝手に遠距離恋愛をしている恋人同士のお話だと思っていたんです。
しかしながら、読後によくよく読んでみるとどこにも恋人だなんて一言も書いていない。
愛情を持っているのは伝わるものの、2人とも相手に対して一言もそんな事は伝えていないのです。
ここになんとも言えない味わい深さと切なさを感じてしまって。
想いも真実も伝え合わないまま離れた2人が、宇宙の果てにある惑星ですべてを知る。
どのような展開になろうとも、その後の2人が少しでも幸せなものである事を願わずにはいられません。
読後にカバーイラストをもう1度見ては、絶妙な色使いと構図、そして愛おしげにダンスを踊る2人の姿が美しくてため息が出てしまう。
初めにカバーイラストに惹かれて手に取ったと書きましたが、思わず手に取ったのは間違いではなかったなと。
この1枚に切なさも幸せも詰まっています。
紙媒体購入された方はカバー下、そして帯の返し部分までぜひ見ていただきたい。
カバーにはENDの文字がないのに、カバー下にはTHE ENDの文字があるんですよ…この演出はにくい。
デザイナーさんのお仕事が素晴らしいです。
どの作品にも独創的なセンスが光る宝石箱のような1冊でした。
決して多くは語られていないからか、読後の心地良い余韻が抜けず、本当にどの作品も50P前後の読み切りなのだろうか…?と思ってしまうほど完成度が高いです。
宝物のような1冊となりました。
これはもうものすごおおおっくよかったです。
神神神。神でしかない。
表題作がもう。ね。
2020ねんNo.1作品に出会ってしまいましたわ。
それどころじゃない
めちゃくちゃ上手い作家さんです。
自分の大好きな大事な本に加えました。
短編集で3つお話が入っていますが
すごい濃いいです。
どれも完成度高いけどとりわけ表題作が
もうもうせつなさ大爆発で、、
感じとしては山中ヒコ先生の名作
500年の営みみたいなかんじのSFモノとでもいいましょうか
いや傑作。
帯の圧倒的世界観ってほんとです。
レビューみて名作の予感でしたし
表紙デザインもめっちゃきれいでかわいかったので
紙本で読みましたが読んで帯の意味がわかりました。
帯までせつないやらいとしいやら
ネタバレみてなくてよかった。。
シンの思いの話ではなくて
ルキアの思いの話だったんですね、、
愛しているから魂をとばした。
魂だけじゃ不足かい、、
涙腺崩壊しました。
レビュー書いてても無理
読んだらもうタイトルもよくできてて
はあ
最高です。
書き下ろしのエンドロールも含めて
せつなすぎました。
余韻すごい。
ちるちる大賞に推す作品決定。
赤河先生作家買いします。