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tabenaino ookamisan
人外ものは苦手なのですが、この作品はとっても好きで繰り返し読んでいます。
優しさと愛に満ち満ちている一冊。
身体が大きく全身真っ黒、歯もするどく、恐ろし気な見た目のおおかみさん。
いけにえになった少年、その名も太郎、と暮らしています。
童話のような設定で、少年の名前が太郎。
最初から萌え満載の素敵な世界観なのがうかがえます。
いつか生贄として食べられることを覚悟して、大好きなウルと丁寧に暮らす太郎。
お互いを慈しみあっていることがわかるやりとりが心に響きます。
妖精、魔物、動物、森の中で暮らす2人。
道に迷って行き倒れた猟師、保護されて一時、3人で暮らします。
猟師の存在によって、2人の関係が、愛情が、より鮮明に浮き上がります。
お互いを想いあっているからこそ、一緒にいられないと泣くウル。
その言葉を聞いて最後に顔を見せてと泣く太郎。
覚悟の別離、そして年月が経ち、覚悟と決意をもってウルのもとに帰る太郎。
何度も涙しながら読み、最後には号泣でした。
きれいで優しくて素敵で、何度も繰り返し読んでいる大好きな作品です。
この世界感、めちゃくちゃ好きです。
赤ずきんちゃんがベースにあるとかと思いますが、また全然違った印象です。
オオカミさんのお口が迫力あってわざと怖くしてちょっとドキドキするのですが、常に愛を感じられて本当に幸せな気分になれます。
旅人さんの登場で少し変化が訪れて、まさか百年以上?時が経っていたとは!ものすごく腑に落ちました。人間のままだとどうしても先にすぐ死んでしまうから、別れがきてしまうので、寂しいなと読み進めていたのですが。とても自然に時が流れていくので違和感が全くなくて。
とても可愛らしいお話です。
これぞ、童話BLという感じの赤ずきんちゃんとか美女と野獣とかヘンゼルとグレーテルとかを優しく甘く煮溶かしたようで、ちょっぴり切なくて、最後はほわっと心が温かくなる、そんなお話でした。
狼男ウルが人間の太郎を大切に育てた理由が切なくて泣けます。
表紙から獣姦!?と思いがちですが、ウル、イケメンの人間の姿になります。
獣姿のままハグやキスのような描写はありますが、いやらしい表現ではなく、親子の親愛を感じるような描写です。
過保護に育てられた太郎が大きくなるに連れて自身の身体の成長や芽生えてきた感情に気づく瞬間の表情がとても可愛いです。
優しいタッチで描かれる絵にとても癒されます。
ウルと大人になった太郎の体格差が良いです。微エロ、という感じの性描写もあります。
心が優しくなれるお話です。おすすめします。
以前よりよく目にしていた作品。試し読みが面白かったので読んでみました。初読み作家様です。
アワード受賞作ですね。
生贄として森に捨てられた太郎と、森の奥に住む狼男ウルの、愛情あふれる生活と、太郎の成長を描いています。ファンタジーですね。
絵がとても繊細で美しいです。動物たちや森の風景などが、繊細なタッチで大変美しく描かれています。ウルはリアルな狼顔で強面ですが、小さいコマでは可愛いお顔になるのでほっこりします。
ウルは強面だけど、太郎をめちゃくちゃ溺愛していて、口調も可愛らしくて、お茶目なところもあって、すごくギャップ萌えがあります。嬉しいとふさふさの尻尾をブンブンするの可愛い。
太郎は小さい時にウルに拾われて、「大人になったら食べるため」と言われながら、ウルに大切に大切に育てられています。
ウルはずっと狼顔なのかと思ってたら、いきなりすっごいイケメンの人間に変身したので、嬉しい誤算でした!たまーに変身してくれて、めちゃくちゃカッコよくて萌えます♡
妖精や人魚、一角獣なども出てくるファンタジックな世界で、二人のほっこりした生活が描かれていきます。
やがて太郎が成長し、思春期くらいの年齢になると、ウルを男として意識しだすようになります。「食べていいよ」とウルを無自覚で煽るのが、なかなか官能的です。ウルは耐えるのが辛そう…。
終盤ウルが泣いて偽りの言葉を伝えるシーンは、こちらももらい泣きしてしまいました。
BL的展開はゆっくり進みます。
二人の愛は、初めは家族愛だったものが変化していきます。終盤は大変胸キュンかつ切ない展開ですが、素敵なラストで、読後は幸せな気持ちに包まれました。
本編には濡れ場なし。
書き下ろしで二人が結ばれます。短いですが甘々で最高でした♡
獣顔キャラに苦手意識を持っていましたが、読んでよかったです!素敵な作品に出会えて嬉しい♪
DMM購入 修正必要箇所なし
先生の代表作。さすがに素晴らしい。
内容は、森の狼男に捧げられた小さな男の子の「生贄生活」。
口減しで生贄になった太郎。
あまりにも小さくあまりにも痩せて。
狼男は太郎があまりにも不憫で「大きくなったら食べるよ」と言いくるめて、献身的に「育児」する。慈しむ。
太郎は屈託なく「いつ食べてくれるの?」
でも読者にはわかります。
おおかみさんは太郎を食べる気なんて全く無いこと。
優しい狼男と可愛い太郎の暮らす毎日は、も〜う可愛くて可愛くて、切なくて切なくて。
で、かわい切ない〜と思いながら読んでて、終盤に来てハッとした…ギョッとしたと言った方がいいかもしれない。
だって。
百年経ってる…って。
やっぱり「生贄」は成立していたじゃない…って。
もう太郎は人間の世界の住人じゃない。
ここがグサッときちゃった。
だからちゃんと2人が結ばれてジーンときました。太郎には帰るところなんてないんだもん。
可愛い〜と見せかけてまた別の切なさが潜んでる。そんな作品だとわたしは思う。
思ったりも微妙でした、ごめんなさい。評価が高いのはわかります。
おとぎ話風の物語と小石川さんの絵がとても合ってはいるのですが、若干動きが少なく躍動感にも乏しいので読んでいる途中で眠たくなってしまいました。
ディテールなどは好きなので相性の問題だと思います、他作品に挑戦してみたいです。
おおかみ男のウル×生贄の少年の太郎。
おおかみ男が自分への生贄として捧げられた少年を溺愛して大事に育てるというお話です。おおかみのウルは「いつか食べるために育ててる」と言って溺愛しているのですが、本当はいつか自分の元から離れて人間の世界に戻すため、太郎は本気でウルを愛していて美味しく食べてもらうことを望んでいます。
世界観がかわいらしくて切なくて何度読んでも泣けます。
主人公2人がお互いを深く想いあって、それでもいつか別れが来ると思いながら生きている姿にきゅんとしました。
先に読んだ『獣王陛下と砂かぶりの花嫁』もモフモフ溺愛攻めで大いに萌えさせていただきましたが、本作の溺愛具合も非常に良かったです。
生贄の痩せっぽちな少年太郎を何から何までお世話して大切に育て、食べるためと偽り教養などもつけさせる献身にはトキメキましたし、大きくなったら離れなくてはならないという切なさもgoodでした。
太郎がじわじわと成長していく様をウルと一緒になって見届けた感もあり、あんなに可愛かった太郎が立派になって…とウルウルしてしまいました。
ウルのコミカルな動きの部分や、タヌキたちの会話も楽しくてクスッとなれたりとても癒し度の高い作品でした。
読んで良かった!
装丁も絵もとても綺麗でまるで童話の絵本のようですね
。
これは何度も読み返す本になりそうです。
狼の神様の生贄にされた太郎。
だけど狼のウルにそれはそれは大事に育てられて。
軽い!細い!食べるところがない!って。
美味しく食べるためだよって歌や勉強や肌のケアなど手厚く世話をされて。
太郎には誰よりも幸せになって欲しい。いつか森を出て人間界で暮らすべきだとの葛藤に苦しむウル。
とても素敵なお話でした。
ウルは人間の姿にもなれて。神様なのは本当なのかな?太郎が森に来て100年経ってたって。
太郎も生贄の意味を知り…。
すごく想像を駆り立てられるお話ですね。
ウルは太郎に会うまでどうしてたんだろう?今までも生贄ってあったのかな?
行商人も年を取らないのかな?
太郎の成長はゆっくりなの?
何度も読み返して楽しみたいと思います。
あまりのレビューの良さにドキドキしながら読みました。
語彙が追い付かないのですが…全て綺麗でした。
童話をモチーフにした作品は初めてです。
本当にBLの間口の広さに驚きです。
絵とストーリーがバッチリ合っていて1枚1枚読むのが勿体無かった。
生け贄として差し出され、狼男に育てられる太郎。
太郎は自分を美味しく食べて貰うために知識や肌のケアを念入りにしていて可愛い。
結構本気でやってます。私より女子力高過ぎ。
狼は美味しく食べる為と説明してますが、本音は太郎の為に。
考え方が違うのですが少しずつ解かされていく丁寧な描写が素晴らしい。
人間になった狼があまりに美形過ぎて、こんなにお綺麗な男性と狼のデロ甘々なギャップ最高でした。
上質なBLだと思います。心が浄化されました。
前回の毛玉はどうしても女性に見えてしまい苦手でしたが、今回は絵柄もピッタリ嵌まって気持ちいい。