愛しのXLサイズ

itoshi no XLsize

愛しのXLサイズ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神315
  • 萌×2156
  • 萌53
  • 中立31
  • しゅみじゃない24

--

レビュー数
56
得点
2389
評価数
579
平均
4.2 / 5
神率
54.4%
著者
重い実 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784758079068

あらすじ

二十歳になった山本蒼は人生初の彼女を作るため、
いかにも飲みサーらしい日本酒研究会に入部する。
しかし、実態はお酒マニアの男が集うガチなサークルで、
講習会でただただ酔っ払った山本は気づくとイケメンの家で寝ていた。
山本を介抱してくれたイケメン・小林は稀代のモテ男なのだが
アナコンダ級の巨根が原因で未だに童貞だと言う。
そんな小林に同情した山本は――。

表題作愛しのXLサイズ

小林 哲也(20歳・大学生・酒造の息子)
山本 蒼(20歳・大学生)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数56

なんとも言えないシュールな面白さ

重い実先生の作品を読むのは「おおきい小竹とちいさい武田」に続き2作目です。
発売日を楽しみにしていて、珍しく日付が替わり配信されてすぐ読みました。
面白かったんですよね~。3回読み直して、仮眠。「朝急いでレビュー書くぞ~!!!」と思ってちるちるさんに来たらレビュー欄が真っ赤。ほとんどこの本のレビューで埋まっているのを見て、そっとパソコンを閉じました(笑)。
大爆笑ではないんですよ。じわじわ来る面白さがずっと続くような、飽きない「笑い」。
重い実ワールド、ハマると本当に抜け出せないです。

大学生の山本くん、日本酒研究会に入り人生初の彼女を作ろうとするも撃沈。なぜなら日本酒研究会には女子が一人もいなかったから。
お酒の弱い山本くん、日本酒チョコの試食会でまさかの酔い潰れ。介抱してくれた小林くんのアパートで目を覚まし、脱・童貞計画が失敗したことを愚痴ります。自分も童貞だと語る小林くん。イケメンのくせに嘘だね!と疑う山本くんに小林くんが見せてくれた巨根は、まるでアナコンダのような大きさで…。
確かに、この2人、同情ゆえに体から始まる関係なんです。でも何故だろう。私の知っている「王道」とちょっと違う(笑)。エロ多めなんですよ。でもエロによって逆にシュールさが際立ってしまう。エロとシュールの相乗効果。本当、すごい作品です。

私から見ればもう1話で気を失いながらもアナコンダを受け入れた山本くんと小林くんは両思いでつきあってるようにしか見えないのですが「小林くんには酒豪の黒髪ロングの奥さん、子供が3人ぐらい…」と相手の幸せを願う妄想までしてしまう山本くんがどうにも切なかったり、だからなんで黒髪ロングにこだわるんだと地味にウケている自分もいて、ここ感動するとこなの?笑うとこなの?と探り探り読まなくてはならないのもまた重い実ワールドの醍醐味なんだよなぁと不思議な気分で楽しませて頂きました。
でも山本くん、お尻の穴を太陽光線に当てるのは止めて下さい。変な鼻水が出て止まらなくなるぐらい可笑しかったです(笑)。

Hの度にパンツを忘れて帰ってしまう山本くん。
山本くんの体を気遣い、Hを躊躇してしまう小林くん。
細かいし、シュールさに紛れて見失いそうになるけれど、お互いに対する気持ちもしっかり描かれていて、笑いと切なさが交互にやってくるのがツボでした。

アナコンダがきっかけで体の関係を持つようになったのに、アナコンダが原因で、悩んだり、全入れ出来なかったり…。時として2人の関係を阻むアナコンダ。
矛盾しつつも2人を繋ぐ大切なキーワード。
もう私本物のアナコンダ見ても、小林くんの股間思い出して直視出来ないんじゃないかな…ぐらいこの言葉が頭にこびりついて離れないのですが、とりあえずこの本のタイトルが「愛しのアナコンダ」ではなくて良かった!!と今すごく感じています。

何が言いたいのか自分でもちょっと訳がわからなくなって来たのですが、ともかくシュールあり、純愛あり、エロあり、そしてアナコンダありの非常に面白い作品でした。

重い実作品にチャレンジしてみようかな…という方、比較的分かりやすい作品だと思うので、是非是非、読んでみて下さい!
重い実ワールドの扉を開けるきっかけになるかも…!?。

34

chikakumaco

ののみ様、
こんばんは☆
そうなのですね!良かったです♬ 何故か、ホッ(≧∇≦)
「ロマンスとジェラシー」もなかなかですよね!
アレは数回読まないと‼︎ です。
ではでは、雪崩、気を付けて! (*´∇`*)

ののみ

chikakumaco 様

こんにちは!コメントありがとうございます!!
「アホエロ」実はもう購入済みです(*^ー^*)
読みたいのになぜか今「ロマンスとジェラシー」に
手を出していました。この本も超・シュール!!
これを読んだらchikakumaco 様おススメの
「アホエロ」読んでみたいと思います!!

今ちょっと、積んでる本が雪崩を起こしているので、
落ち着いたらレッツ「アホエロ」ですね♪(笑)
激推し頂きありがとうございました(*^‐^*)

chikakumaco

ののみ様、
こんにちは☆
2作目…、ということは⁈ もしや、「アホエロ」を読まれて無い⁈
読まれて無いのですか⁈
ぜひぜひ読んで頂けたらと思います。
すみません、好き過ぎて、ゴリ押しです♡
試し読みなどされて、イケそうなら、是非‼︎
勝手な布教失礼しました。(^o^)

大蛇の恩返し

 もしも近い将来、この国でも晴れて同性婚が認められて、小林・山本組がめでたく挙式のはこびとなったとして、披露宴で「お二人のなれそめは?」って司会者に突っ込まれたらなんて答えるんだ?「おさまりどころのない大蛇が不憫だったから」…後にも先にも絶対いないと思う、そんなカップル。

 どんだけなれそめが突飛でも、カラダ先行の関係でも、実はかなり早い段階からお互いに惹かれあってるのが読み手にはビンビン伝わってくるので、カップルとしてのこの二人の好感度はかなり高い。とりわけアナ小ン林君のさりげないけどこまやかに行き届いたお世話ぶりといったら。酔いつぶれたらおんぶ、頭痛のときは膝枕でキス。遊びに行けばささっと手料理が出てくるし、お泊りの時はひとつしかない枕を山本君に譲ってあげちゃうの(自分用は畳んだバスタオル)。そりゃ山本君が早々に彼女募集中の看板を下ろしちゃう気持ちもわかるわ。にしてもこの素晴らしい小林君の彼氏力が、世の女子相手に発動されなかったなんて奇跡に近い。アナコンダ万歳。

22

重い実ワールド炸裂で好きだー!

楽しみにしていた重い実先生の新刊。
重い実ワールド炸裂で、本当におもしろかった!
エロかった!!!
『アホエロ』お好きな方なら楽しめると思います(*^^*)

彼女が欲しくて飲みサーっぽい名前の「日本酒研究会」通称「ポン研」に入った山本くん。
ところがポン研はガチの研究会で、所属女子は0人。
実はお酒が飲めない山本くんは、ある日酒入りチョコレートの試食で酔っ払ってしまい、同じサークル仲間の小林くんに介抱されることに。
小林くんはイケメンなのに彼女がいなく、その理由が股間にぶら下げた巨根「アナコンダ」のせいだと説明します。

酔った山本くんはアナコンダに魅せられ、手に取り、それを挿れて欲しいと誘い、2人は合体。
小林くんは無事童貞を卒業し、山本くんはあまりの気持ち良さに気を失ってしまい…

とにかく受けの山本くんはエロくて可愛くて、小林くんはかっこいい!
独特な世界観の中にシュールさが効いていて、一冊まるごと楽しめました!
アナコンダ小林くんのことを「アナ小ん林くん」とネーミングしたり、ククッとくる感じが好き♪

重い実先生らしい独自ワールドな雰囲気のエロシーンが今回もたくさんあり、大満足でした♡
涙を流して別次元に飛んでいくような、ふわふわしたエロなんですよねー!
めっちゃ気持ち良さそう。はぁ…最高。

2人が思いを伝えあってからの甘〜い生活の中で語られる『1回目のセックス。山本が気を失ったときの真実』のコマが文字通りキラッキラに輝いていました(笑)
ぜひ見て欲しい!

ちょっとほぐしただけで巨根を受け入れ、即感じまくり!とか、まぁリアリティは薄めなんですが、私としては重い実先生の作品にはリアリティよりも《リアルな舞台なのに非現実的なファンタジー感》を求めているので、最高に楽しめました!

あー、好きだ。
読み終わってすぐ2周目いったほどに面白かったです♪

21

chikakumaco

ゆーちん24さま☆
またまたこんにちはー♡
そうそうそう‼︎ 私も「アホエロ」大好き♡なんです。
アホエロ派には嬉しい作品でしたよね♬ きゃー♡(興奮‼︎)
これを機にまた、「アホエロ」と「愛しの〜」の無限ループ読みにハマりそうです♡

山本くん無自覚

連載中から拝読してました!
元々重い実先生は好み分かれるとは思いますが、私は中でもさらに好きな作品です。

細かいところの萌は他の方が仰ってる通りです♡

私が1番ビックリ萌えしたのは、受けの山本くんが本人無自覚に男女問わずモテまくり...特に男から自然とアプローチされてることです!
あとたぶん幼馴染みのタケちゃん...山本くんのこと絆してスマタしたんだろうな...ダチはみんなやるって...あー怖い怖い...。
小林くんがいなかったらどっかの誰かに無自覚に食われてたのでは?と思ってしまいます。

もう1つは小林くんのを最後まで入れたのが、最初だけだったってことです!その時に起きたことが山本くんかわいすぎて~潮吹き最高です♡

連載最終話の終わり方は意外と呆気なかったので、描き下ろしがあったのが本当に嬉しかったです!

独特な世界観でただひたすら平和なエロを読める貴重な作品です。大好きです♡

15

最高にかわいいバカップル

この表紙のシーン最高だった。

下半身出しての巨根宣言。意味わかんない。いやいや脱がなくていいだろ。アナ小ん林くん。
そして山本くんはおもむろに全裸になり服をたたみ布団ですまた待ち。おねだりかよ?なんだこれ。
ケーキ入刀前に二人の共同作業で拡張。
不憫な巨根を飲み込むアドベンチャー?チャレンジャー超えだよ。冒険家だったよ。

キスにモルヒネの10倍以上偏頭痛を倒す効能があったとは。脳内麻薬か?
ケツの穴日光浴はやってみたい。見られたくはないが。
吹き上がる潮の中キラキラのシーン。小林くんが山本くんを大事にしようと決めたとこ、かわいいよね。
山本くんはアナコンダは俺のだ宣言しちゃうし。

どうかお幸せに。なんだかんだバカップルいいです。

14

かつてこんなにもキラキラと輝く神々しい潮吹きシーンがあっただろうか

発売日のしかも午前中に凄い勢いでレビューが連続で上がってたのも大納得。
うん、こりゃ興奮のまま叫びたくもなる!
でもこの良さ、どう伝えればいいのかしら。
重い実さんってほんと不思議な作風の作家様ですよねぇ。
この独特のシュールさっていうのは笑わそうと敢えて作ってるんじゃなくて、この作家さんの通常のトーンなんだろうなと思うんですよね。関西人の日常会話が漫才みたいなもんなのと同じで。
だからシュールさはひとまず脇に置いておいて、そうすると見えてくるのが良い意味で安心して読める理想のBLというか、欲しい萌え会話、欲しい萌え展開がぎゅうぎゅうに詰まったお話なんですよね。そりゃあもう萌える萌える。床ローリングです。
そこに再び、このなんとも言えない独特のトーンを戻すと・・・あら不思議、クセになる重い実ワールドの出来上がり☆
童貞同士のおバカで焦れったいラブストーリーにクスクス笑いながら、心はもうメロメロです!

私的萌えポイント
・お互いに“くん呼び”している
・巨根イケメン小林くんの相手への思いやりがとにかく優しい
・小林くんの巨根を受け入れてやる!と謎の使命感に燃える山本くんも相当優しい
・そんな2人の思いやりだらけのエッチめっちゃ気持ち良さそう
・あ、これS字に届いてるなってシーンがある(結腸責め好き)
・エッチシーンで山本くんの脱いだ服が絶対に畳んである(小林くんの服は脱ぎ散らかしてある)
・とりあえず叫びたい。BLはファンタジーだ!!!

一読目は第三者目線で2人の焦れったい距離の近づけ方を微笑ましく眺めながら、二読目は攻め目線でちんこを包み込んでもらえる幸せを想像しながら、たっぷりと萌えさせていただきました♡
これはきっと何度も読み返すと思います!

美味しい日本酒で作ったあさりの酒蒸しとか、間違いなく美味しいだろうな〜

【電子】ブックパス版:修正白抜きに薄いトーン、カバー下○、裏表紙○、電子限定描き下ろし(4p)付き

13

最高に次最高

雑誌連載中から毎月ドキドキして続きを待っていました。
謎の幼馴染のタケちゃんに友達同士のスマタは普通だと刷り込まれていた山本くんは、日本酒チョコで酔っぱらってしまった自分を介抱してくれたイケメン小林くんの股間のアナコンダに同情し、スマタに誘いますが、そこまではまぁぶっ飛んでいるけど、タケちゃんの刷り込みのせいかな~とは思えるのですが、それ以上の関係性に至ったのは、互いに魅力を感じていたのではないかなと思えます。
体の関係から始まった二人の初々しい心の揺れ動き、なかなか自分の気持ちを言えないところにドキドキしっぱなしでした。
エロテックで大胆なエッチシーンと二人の純情な胸の内の対比が良かったです。
礼拝堂でのキスシーンはキスだけなのにエロティックでロマンスに溢れていて、胸が高鳴りました。
磁石のようにくっついた二人のその後が書き下ろしとおまけ漫画で読めたのも嬉しかったです。
自覚のない天然タラシのかわいこちゃん山本蒼くんと、自覚あるモテモテイケメン天然ハイスペ男子小林哲也くんのもっともっとその後も読みたくなりました。
実家の酒蔵でラブラブする二人や、小林弟、タケちゃんなど登場してほしい人もまだいます。
いつか、番外編が読んでみたいです。

出番は少ないですが、城ケ崎撫子さんも好きです。重い実先生の作品は女子がいつもとても美しくて、惚れ惚れします。撫子さんは可憐な見た目なのに力持ちだったり、少しの出番でも皆さん個性的で印象に残ります。

今回も大満足でした。

11

キワモノにあらず

続編と一緒に2冊まとめて気になっていたので購入。
こちら、タイトルと巨根推しな煽り文からキワモノギャグBLかと思っていたんですよ。
そんなことはなかった。
読んでみたら物凄く初々しい純愛ものじゃないですか…
面白くて笑えてきゅんとする。こんなのずるい。
開始数ページで虜になってしまった。
コマ割り、絵柄、台詞回し、間の全てが独特で魅力的。
これは重い実先生にしか描けないと思う。

アナコンダ級の巨根のせいでイケメンなのに彼女に振られ続ける小林くんというよりも、小林くんのアナコンダに対して哀れみを通り越した慈悲の心のようなものを持ってしまった山本くん。
童貞同士が酔った勢いで体の関係から入り、初回で潮吹き大快感…と、かなりの勢いとどうしようもない展開ではあるのですが、そこから恋愛に発展する描写が無理矢理な感じが全くしない。
むしろ好印象しかなかったんです。
コンプレックスだった巨根をからかうでもなく優しく受け入れてくれて、素直で可愛くてお酒好きで、ちょっと放って置けない山本くんにじわじわと惹かれていく小林くん。
顔だけじゃなく性格までかっこよくて、とにかくマメで優しい小林くんにきゅんとしてしまう山本くん。
そんな2人がお互いの事を少しずつ知る度にどんどん好きになっていっちゃう。
なんでしょうね。読み進めていたらなんだか自然と付き合っていた感じ。
始まりが単純な興味と興奮と体からだったのを忘れてしまうくらい。
2人の人柄が穏やかなのも大きいのかな。
シュールな笑いと独特の会話の中にさり気なく紛れ込んだ、恋をしている人間のピュアで正直な気持ちの数々にグッと心を掴まれちゃう…そんな感じ。
「おじいちゃんになっても山本くんとセックスしていたいから、山本くんの肛門は大事にしていく」
一見笑えるようで深くないですか…?
おじいちゃんになるまで一緒に居たいんですよ…

シュールな笑いとエロの中にもなぜか癒しと萌えががある不思議な魅力がある作品でした。
このカップル大好きだな。

ところで、小林くんの立派なアナコンダが修正でうっすらとしか見えないのが非常に残念なのですが、どちらかというと巨根というか長めなんですかね?(アナコンダだけに…)
特別運転させた時の大きさと長さが気になる…

8

アナコンダ(笑)

笑った、笑った(笑)シンプルにすごく面白かったです!敢えていうなら、ハートフルコメディかな?とわたしは思いました。アナコンダな設定はアレですけど、小林くんも山本くんも思いやりに満ちていて。読んでいるときも、読み終わったあとも、気持ちがよいです。
作画はキレイで読みやすく、畳み掛ける展開が特に好きです。最初の出会い、なんとなくヤっちゃったのかもしれませんが、どんどん相手のことが気になって…途中、城ケ崎さんと妹の撫子さん登場、撫子さんのキャラも良かったなあ…そこから実はアナコンダ半分しか入れてないと(驚)、でも二人はめげません、さらにラブラブ!
駆け足の回想になりましたが、とにかく面白いのでおすすめです!
また読もーっと。

7

何もかもがXLサイズ。

作家買い。

重い実さんと言えばコミカルでシュールな中に潜む恋心、を描くのが非常にお上手な作家さまのイメージですが、今作品もそのイメージを損なうことのない爆笑と萌えの詰まった作品でした。





同じ大学に通う小林くんと山本くんの恋のお話。

彼女が欲しい山本くんは、女の子がたくさんいそうなサークル・日本酒研究会に入部する。が、そこはキャッキャウフフな飲みサーではなく、純粋に日本酒を愛する男たちが集うサークルだった。

そこで山本くんは小林という青年に出会う。

大きすぎるtnkを持つ小林くんは彼女が出来てもあまりの大きさに振られてしまう。
そんな悩みを聞いた山本くんは、小林くんの「恋人とセックスが出来ない」という悩みを解消すべく奮闘するが―。

小林くんのナニをアナコンダと称してみたり、二人で挿入できるよう頑張ってみたりととにかくギャグ色満載です。

満載なのですが、二人の恋心もきちんと描かれている。
少しずつ、時にすれ違いながら、でも大切に恋心を育てていく二人がとにかく可愛いのです。

タイトルにもついているように、この作品のテーマは「小林くんのおっきすぎる息子さん」です。

が、大きいのはtnkだけに非ず。

二人の愛情も、セックス中の山本くんの喘ぎ声も、爆笑必至のギャグも、とにかく何もかもが「XLサイズ」。大きいのです。

重い実さんらしいコミカルで、エロ度も高くて、でも恋心もきちんとあって。
萌えツボに刺さりまくる可愛らしい作品でした。

あと、重い実さんて最後のページに「寝相」を描かれることが多いですが、今作品も二人の寝ているシーンのイラストが。

これがめっちゃ可愛い。

イケメンでなんでもそつなくこなす小林くんの乱雑さと、チャラ男に見えて実は繊細で優しい山本くんの性格がきっちり描かれていて思わずしげしげと見入ってしまいました。

で、そんな粗雑な小林くんなのに、山本くんに対してはしっかり大切にしているシーンを思い返し、ここでもまた、小林くんの山本くんへの深い愛情が読み取れて幸せな気持ちになりました。

7

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