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アギフを喰いたい 全部欲しい
Oswald
作家さん買い。
なぜか続編ありだと思い込んでて完結したら読もう!と積んでたのですが、これ一冊で完結モノでしたね……。
小さい頃のヴァルがかわいすぎる!!!!に尽きる。
べそべそ泣く攻めも好きなので、萌える。
小さい頃かわいかったのが成長して、受けを追い越して、攻めになるというのが好きなので途中まで大変ワクワクしてたんだけど、微妙にコレじゃ無い感が……。
というのも、成長後のヴァルがオラオラ系になっちゃってるところが、すっごく品がなくてヤダ。
「遊びみてーな抵抗しか しねーくせに 悪足掻きしてんなよ。いい加減本能に従えって」とかさ。一応アギフ、年上で育ての親なんですけど。
なのに、なんでそんな口の利き方をするような男になってしまったのか??と思って。
あと受け入れられないのが、アギフが声を殺すために手の甲を噛むシーン。
牙が食い込んで甲から血が垂れるんですね。
その血に気づいたヴァルが、「やべ!!何してんだよ!!大丈夫かよ!!」と焦るかと思いきや、「なに 今のめちゃくちゃかわいい、もっと見てぇ」と興奮するシーンにゾッ……。
ごめん、完全に相容れない……。
私が好きな攻めは、俺の手を噛め!と自分の甲を差し出すか、血にめちゃくちゃ焦って、ごめん!!!!と救急箱探しに行くようなタイプなので、どうしてもここが無理です。
合体後の「だって初めては〜」というところは、憑き物が落ちたように以前の可愛げが戻っていてあそこはキュンとなるけど、なんか途中のヴァルがなぁ本当に好みじゃ無い。
だけど途中のオラつきは、発情という憑き物に憑かれてたってことかしら……。
獣人世界のお話。
クズがフィーチャーされがちな先生の作品ですが、こちらは字珍しい人外ものでした。
アルビノのライオンの子、ヴァルをひきとったアギフ。アギフは王で一番強い。
でも中川先生らしくクズ設定で、セフレがいてHしまくりの模様。
アギフに育てられたヴァル。ただひたすらにアギフを慕う。
子供の頃は泣き虫だった彼が、美しく強く成長して、王の地位を取って代わるまでの存在に。
しかしそれもこれも、ことあれば違う豹と関係を持つアギフを、自分のものにするための努力でした。泣き虫を返上して自分を高めるヴァルの成長物語。
ヴァルに下剋上されるアギフいい気味(ぐふ)。
人外ファンタジーは好んでは読まないですが、内容さえよければ楽しめるので、中川先生のはどんなのかな〜と興味がありました。
設定やキャラは魅力的だと思いました。
子どものヴァルをアギフが引き取って育て、立派に育ったヴァルに下剋上される…というのはBLのロマンですよね。
それがどう展開されるかなとワクワクしましたが、なかなか萌えがやってこない。
ちらちらきそうな気配はするけど、そこにたどり着くまでのお話が長いかなと感じてしまいました。
子どものヴァルはかわいいし、アギフに甘えるところもよかった。
すくすく育っていくヴァルを見るのが楽しくて、いよいよそこから…というところで、こんなものなのかなぁとちょっと拍子抜けしたのが正直なところです。
とある南の国、王宮の動物庭園でのお話。
雄しか存在せず、成長途中でメス化するものがいて妊娠出産が可能という世界線でした。
その庭園でのボスである黒豹のアギフのもとに
群れから孤立し保護された、周りをひどく警戒している白ライオンのヴァルが連れて来られたところからお話は始まります。
何もかもにビクビク怯えて泣いて、アギフの後ろをついて歩いていた小さなヴァルが
色んな感情を知りながら心も体も成長していくのを見守るような気持ちでした。
アギフに恋をして彼を手に入れる為に強くなったヴァルがたまらなかったし
本能的にヴァルを求めてしまう自分に戸惑いながら受け入れていくアギフも色っぽくて最高でした。
アギフのお世話係の3匹猫もとっても可愛くて癒やされました。
不思議な世界観です。人間に獣人が飼われているのか?アギフ(主人公?のクロヒョウちゃん)たちは王宮の離れ?(わからないことが多い)に住んでいて、そこに赤目のアルビノライオン、ヴァルが拾われてくる
その群れ(と呼んでいいのか?)の王だったアギフはヴァルを育てるよう申しつけられる。ぶるぶる震えてアギフの後を追いかけ回していたヴァルも遂に発情期をむかえ、それまで本能とは遠い存在だったアギフもそれにアテられる
ずっとタチだったアギフは、自分を組み敷こうとするヴァルに必死に抵抗し、以後、ヴァルとの接触を避ける。その時の経験から「ボスになればアギフを独り占めできる」と考えたヴァルは、どんどん逞しく、麗しいライオンに成長していって、、
で!ついに初夜を!むかえるわけです!
長かった〜ここまで長かったよ〜
175/200ページって!ここまでも未遂はあるけれども!センセーの本だからとエロエロのエロを求めているので干からびるかと(そんなことはない
ケモノらしく、服ビリッビリにして、いきなりオクをめちゃくちゃツいてくるタイプの攻です。しかもアギフのためにずっとハジめてとっておいたとか、、優勝。イケメンな百獣の王がドーテーとか優勝する
子どもの頃のヴァルは可愛いし、修正激うすtnkもとってもキュートです。獣人好きな方はぜひ
白ライオンのヴァルの育児をすることになったアギフ。
初めは面倒くさがっていたアギフもなんだかんだヴァルのことをちゃんと面倒みていて、大切に育児をしていて優しい!と思いました。
そんなアギフにヴァルも懐いていきましたが…それがだんだんと別の感情が!!
キアの登場でヴァルのヤキモチやいているとこや、独占欲丸出しなとこ、敵意丸出しのところが可愛い!
そしてヴァルが大きくなり発情が訪れ、アギフにも異変が!すごいヴァルに興奮してて私も興奮しました。
キアの言葉でアギフをボスの座からおろせば独り占め出来ると考えたヴァル!そしてヴァルがボスに!!
ヴァルのアギフに対する執念すごいて思いました!
ヴァルのことは何でもないと思っていてもヴァルにしか体が反応しないしヴァルのことが気になって気になって仕方がないアギフが見ていて可愛いです。素直じゃないなー(笑)
立場が逆転し、攻めのヴァルと受のアギフに!
ヴァルにトロトロにされてメスみたいになってるアギフが艶っぽくていやらしくて最高でした!
最後は二人ちゃんと気持ち通じてハッピーエンドでよかったです。
獣人系でかわいくもセクシーでエキゾチックな作風でした。攻めの幼少期が描かれていて、受けへの印象が成長につれて怖さから頼れる、そこからドキドキする対象になる過程が見れるのは下克上カップリングの醍醐味かなと思います。
受けがスーパー攻めから受けに変わっていってしまうのも、展開が読めていてもときめいてしまいました。
中川先生の描く受けは蠱惑的なので、「綺麗なお兄さん」が好きな人にはハマるんじゃないかなと思います。
なにより美しい!!
この一言につきる。
今年はあまり読めてないっていうのもありますが
これがダントツに好きかな。
表紙はそこまでそそらないんだけど、
要所要所に描かれる、憂いのある表情とケモ耳
そして何よりもしなやかな身体の描き方が秀逸でした。
あんなに泣き虫で小さくてヨワヨワだった子供が
誰より大きくしなやかに、たくましい身体に育ち
あまつさえ育ての親を犯すとか、すっごく好み((ノェ`*)っ))タシタシ
群れのボスだった受。
もちろん自分を犯す男なんていない。
いつでも自分は上位にいて守る立場だった。
そんなとき、群れから捨てられた異形の白いライオンの子供を育てることに。
泣き虫で弱虫。ずっとそばを離れたがらない甘ったれ。
小さかったライオンの子はすくすくと育つと
性に奔放ではあるものの、生産的な性には疎かった受の
身体を変え始めていく~。。
二人の関係性もさることながら
世界感、設定などなどどれも面白かったです。
雄ばかりの世界で、妊娠も可能になる個体があらわれるというとこで
オメガバース的要素をとりまぜつつ。
もう少し先の話も読みたい1作でした。
オスワルドとは雄しかいない世界から付けた名前でしょうか?成長過程の途中変異でメス化する世界観らしいです。
獣人と言うよりは擬人化だと思いました。調教師の調月以外の人間には、姿は動物に見えて言葉も理解出来ません。
ヴァルは突然変異のホワイトライオンで群から孤立していたのを捕まえた闇商人から、とある南の国の王子が買い取りました。
そして王宮の動物庭園のボスである黒豹のアギフが育てるのです。
アギフに会ったばかりのヴァルがプルプル震えてて、声をかけられただけで失神してしまいます。もうめちゃくちゃ可愛くて悶えながら読みました。初めは面倒くさがっていたアギフが、素っ気ないながらも可愛がっているのがとても萌えます。
ヴァルは成長するに従ってアギフを意識して独占欲を抱くようになります。そしてヴァルが初めての発情期を迎えた時に、アギフも身体の変化を覚えます。
アギフは発情しなくても性欲はあるので、いろんな相手を抱いていました。その中でもキアがヴァルを挑発して来るので、ヴァルはボスであるアギフより強くなる決意をします。
ヴァルは美しく逞しく成長するんです。そしてヴァルから迫られるアギフは色っぽくなって行きます。それをなかなか受け入れられないアギフは殺し合いを仕掛けて来ます。ヴァルはアギフに殺されるなら良いと言い、アギフはようやく受け入れて2人はセックスをするのです。
アギフの身の回りの世話をしている猫達も可愛いし、ヴァルの子ども時代はめちゃくちゃ可愛いです。そしてアギフが美しくて眼福でした。
中川カネ子先生が獣人っていうことで楽しみにしてました。
黒豹のアギフはある日白ライオンの子供ヴァルの面倒を見るように頼まれて、ヴァルを育てます。
ヴァルは弱くて長くは生きられないんじゃないかと思われてたけど、順調にすくすく育って。
アギフのこと好きだったけど、自分の身体も大きくなって段々アギフを自分のものにしたくなって。
子供時代のヴァルはめちゃくちゃかわいいし、成長していくうちにイケメンに成長。まさか、自分を育ててくれたアギフに欲情するように。
アギフはヴァルのフェロモンにあてられないように距離を置くけど、ヴァルは諦めきれなくてついにアギフとどっちが強いか争うことに。
結局お互い相手になら殺されてもいいっていうぐらい好きだった。
ヴァルは周りにたくさん取り巻きいたけど、最初はアギフがいいって童貞守ってたのかわいすぎました。
でもエッチの時はかなり雄みが出ててぞくっとします。
育ての子に組み敷かれる日がくるなんて。
まさに下剋上LOVE。
カネ子先生なのでHはとってもエロい。
最初は獣人ということでどうなのか心配でしたが、大満足な1冊でした。
かわいいからかっこいいまで、ヴァルの成長過程も素敵です。
人外系はあまり買わないのですが、Twitterで流れてきたチビヴァルが可愛すぎて思わず購入してしまいました。
試し読みの感じだと、可愛がっていた子供がいつの間にか成長していて美味しくいただかれちゃいました♪けど可愛いのは変わらないししょうがない!という絆されを予想していたのですが、違いました笑。
前半は可愛いヴァルに妖艶なアギフで概ね予想通りだったのですが、後半がなかなかにダークでアクション(笑)でした。
成長したヴァルは口は悪いし抵抗されて喜んじゃうひねくれ物に育つち、アギフも最初の妖艶さはどこいった!?となるほど可愛らしいメス顔になりました。
そして抱く抱かないが殺す殺さないに発展し、あの虹を探していた日々は妄想だったの!?と焦るほどダークテイストに。
無事二人は結ばれましたが解かれていない謎がまだまだあります。
その上描き下ろしで新キャラが出て来るしこれは続編がありますね(確信)!
この流れからすると続編はダーク感が増してスピンオフみたいになるのかなぁと予想しつつ待機です。
成長と共に変わっていくヴァルとアギフの中、安定で可愛くて可愛くて可愛いリアム、カーシー、ロイドの三匹は癒しです。
変わらずいてくれる三匹の存在にヴァルやアギフも助けられたのではないでしょうか。
時々擬人化が解けて動物の姿で描かれているのも可愛かったです。
作家さま買い
ですが今回よかった~っ✨
特殊設定
『雄しかいない世界』
成長過程に変異する『メス化』
『妊娠出産が可能』です
表紙のふたりは白ライオンと黒豹
黒豹のアギフが捨てられて保護された子供だったヴァルを育てるところから始まります
もふもふ天国~っ♥
でもだいたい擬人化されてますけど(笑)
子供のヴァルもものすごく可愛かったんですが
育ってからのヴァルは…王様のようです。カッコいい…
発情したり下剋上でトップが交代したり
可愛かったヴァルは育つにつれて生意気(アギフが好きすぎて)
になるけど、そういう描写もものすごくいい
王宮の王子が管理する動物庭園が舞台です
人間の調教師は動物と会話できるし
設定もとてもよかったです…王子出てないよ?王子!
続きを希望します!(切実に)
初読み作家さんですが、表紙のイケメン&ケモ耳に惹かれて購入しました。
実は、本編を読む前に、カバーを外してカバー下を見る癖があるのですが、そのとたんにセクシーポーズが目に飛び込んで、テンション上がりました!これは、本編も期待できます!
内容はあらすじにあるように、丹精込めて育てた少年に、下克上されちゃうモフモフパラダイスなお話です。
雄しかいないっていう世界が、もうたまりません。
おまけに、子供の頃は可愛くて悶えるのに、成長したらイケメンだなんて!プラス、モテてるのに一途で、童貞って…。
何度もキュンキュンしました。雄同士のケンカも痛そうなのに愛が詰まってて、ドキドキしながら萌えました。
メス化したら妊娠出産が可能な世界らしいので、ぜひとも2人の子供が見たいですね!
これは一冊で終わらせるのにはもったいないですね!
中川カネコ先生の人外ものですが、
中川先生らしいブッ飛んだ感じはなく、
無難にまとめた作品といった印象です。
タイトルの『オスワルド』の通り、雄しかいない世界のお話。
成長過程にある変異でメス化すると妊娠も可能らしいのですが、
その設定は活かされていませんでしたね^^;
BLにおける妊娠・出産が苦手な方も安心して読めると思います。
ストーリーとしては、黒豹のアギフが虐待されていた白ライオンの子・ヴァルを育てるところから展開していきます。
ヴァルはアルビノなのかな?
目の赤いホワイトライオンで、かなり美しい容姿をしています。
小さい頃はそれこそアギフにしか懐かなくて、
とっても可愛い凸凹コンビは皆の目の保養になるほど( ´∀`)
その頃からヴァルはずっとアギフ一筋でとても一途です。
ボス的立場のアギフに擦り寄ってくるセフレもいて、
ヴァルが嫉妬しまくりでそこもまた萌えます♡
ヴァルが成長して発情期を迎えると、アギフはヴァルに対して本気の発情ーー恐らく、メス化が始まるのです。
ただ、アギフは楽園のカーストトップであり、
とてもプライドが高くて決して媚びない!
最後まで自分の中の欲情に抗う姿はまさにオス‼︎
それでもどうしてもヴァルが欲しくて欲しくて……
最終的には本能に負けたというより、
恋情に負けたという感じでしょうか(〃ω〃)
そして、なんといっても発情期の欲情に抗って、
ずっとアギフだけを求めてきたヴァルがDTだったところには、
最高にキュンキュンきました(*//艸//)♡
ヴァルは、ほんっとに一途でしたね〜
描き下ろしHがエロくて、それでいてアギフを慈しむような優しい表情のヴァルが素敵でした^^
とても変わった世界観で人間と獣人が共存しているのですが、
人間もまた一癖も二癖もある者ばかり。
もしかして、動物たちは擬人化だったのかな?
その辺りも気になる設定でした。
是非、スピンオフや続編を読んでみたいです!
紙本 修正はトーンに白短冊
これはラストエピソードのみ読んでしまった作品でした。
ですが、逆に『どういう過程でこうなった?』と思っていました。中川カネ子先生の作品ですし、過程が何より読みたいですから。即、購入です。
王宮の庭園内のボス、黒豹のアギフがホワイトライオンのヴァルの養育を依頼されたことから始まりました。
いや~!ヴァルがまた可愛いのです。きゅるんとしたお目めに、くるくるの鬣。ぷくぷく、プニプニの頬っぺたとか小さな子の可愛いを集めた子ども時代。
ボスのアギフが将来を考えながら、体力作りしたり、愛情たっぷりに側にいて養育していくんですね。寄り添って眠るところなど、ほんと和みます。
だけど、やっぱりやって来ますね、発情期が。
ヴァルも訪れた発情期から、少しずつアギフとの関係性が変化していきます。
ずっと抱く側のアギフが、ヴァルの発情期に当てられて。そこからは、ヴァルのアギフ陥落作戦の始まりでした!
ヴァル、めちゃくちゃアギフ一筋なんですよね。でも、強い種同士の争いなんですよね。結局のところ。
私が、先行して知ってしまったラストエピソード。いや、エモかった!
ヴァルの初恋、実ったね…アギフ大好きだもの。
ヴァルの鼻血出て興奮してる姿に若さを感じました。
アギフとのセックスは、エロいなぁ~❤️
さすが中川カネ子先生。
一言でいうと、好きです!
そして全く、獣人のみの世界観で無かったのが、まず驚きでした。
ちゃんと、動物たちを管理する人間がいるようですし、まだまだ作中で明かされていない事実が有りそうなんですよね~
これは獣人設定でないのですね?擬人化ですよね。ボス付の猫ちゃんズがたまに擬人化じゃなくて本体見せてにゃーにゃーしてますし。
一応、終わりですが続きの気になる終わり方。まだまだ、読みたいです。
ほんと気になりました。
試し読みのチビちゃんがツボすぎて購入。
育てた子供にロックオンされるお話なんて
萌えしかないじゃないか…!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
動物界の下克上はビターテイストな仕上がりかな。
個人的にはあらすじの印象より甘さ控えめでした。
試し読みでかわいいぃぃぃ(;///;)と悶えてた民としてはちょっちツラかった部分もある…;
さて。
とある国の王宮で飼われている動物たち。
(人間からは普通の動物に見えています)
(唯一、調教師の調月だけが人型を認識していて言葉が通じる世界です)
あらすじに書いてあるように、
ボスに座にいた黒豹のアギフは新入りの子供ライオン・ヴァルを育てることに…。
アルビノのヴァルは闇商人に随分ヒドい目に遭っていたようですね…。
手足手錠に繋がれ、服はすす汚れ、怪我をしていて。
最初の内はトラウマが大きく情緒不安定でしゅっちゅう大粒の涙をこぼしてて切ないです。
そんなヴァルを癒やしてくれたのがアギフ。
アギフは一見素っ気ない態度なんですがせっせと面倒をみてるのですよー。
この姿にキュンキュンキュンキュン…!(∩´///`∩)
そんな状況なのでヴァルはどんどんアギフに執着していくんですね。
アギフは時折ボスとして他の動物とエッチしてるんですが、
それを知ったヴァルは自分もアギフとエッチなことしたいしアギフには他を抱いて欲しくないと請う。
アギフは発情したヴァルに一瞬屈服させられそうになった恐怖をはねのけるように、
「俺は、俺より弱いヤツの下にはならねぇ」とヴァルを突き放して2人の関係は途絶えてしまい…。
アギフに捨てられてしまったヴァルは考えます。
「アギフをボスじゃなくしたら、独り占めできる…?」と。
アギフを手に入れるため成長していくヴァルと、
ヴァルの吸引力にどんどん抗えなくなるアギフ。
下克上・ボス交代・執着・初めての恋と発情が絡んで展開していきます。
試し読みのヴァルがホンットかわいくて!!!
チビっちゃいのが成長してく様もかわいくて!!!
アギフに甘えて依存しまくってるのも悶えて!!!
なのでかわいいかわいいヴァルのまま育って欲しかった気もするんですけど、
動物らしい正攻法でアギフを手に入れようとするのも違った萌えがありました。
じわりじわりとボスの座を奪っていくヴァルの見目麗しさといったら…(∩´///`∩)
くっそ生意気になってくんですけど
動物としての本能がそう働いてるところが良きです。
反対にアギフはメス化してくんですよね…。
プライドで耐える部分と、
ヴァルに惹かれている部分と、
気持ちが二分して混乱する状態がなんとも言えぬ(;ω;)
最終的にハタハタと涙こぼしながら本音を口にするのが切なキュンでした。
途中ヴァルがすっかり様変わりしたのは個人的に少なからずショックだったんですが、
目的を果たしたあとのヴァルは子供の時と変わらなくて……めっちゃ良かった(;////;)
あとケモナーとしては尻尾の動きに注目してほしい…!!!
感情がすべて尻尾に出るのはニヨニヨしますねぇ。好き。
また人間の調月の存在感が光ってて…!!
描き下ろしでは王子の側近らしい人との曰くありげでワクワクしました(∩´///`∩)
これが続編のフラグならと~っても嬉しい。
作家買いです。
中川先生の人外モフモフは初めて拝みましたが、
モフモフになってもオシャレで、小物や衣装をみてるだけでも楽しいのに、
子ライオンヴァルの成長と共に、
黒豹アギフとの関係性が変化していく様子に萌えまくりでした。
この作品は雄しかいない世界で、成長過程に突然変異でメス化し、妊娠出産が可能という設定。
それ故の下克上なんですが、個人的な萌えどころは臆病なヴァルがボスになる成長ぶりです。
そして、何より一途な愛。
ボスとして君臨するアギフが、最後まで男前でしびれる一冊。
可愛くてキレイでカッコいい、色んなケモミミが楽しめるのも素晴らしいです。
とある南の王宮、王子に飼われ動物庭園に暮らすボスの黒豹アギフが、
白ライオンの子どもヴァルを育てることになる。
白く赤目の子は稀少でとても弱く、
その為群れに捨てられ闇商人から王子が買い取ったという背景。
アギフ自身、ヴァルと同じ境遇ですが黒は強くボスにまで成長。
人間に叩かれ傷だらけの小ライオンヴァルは、臆病で直ぐに泣く弱虫。
強くてカッコいいアギフに心を許し、アギフだけに懐くヴァル。
そんなヴァルを気づけば大事に育てているアギフです。
アギフと身体の関係のを持つキアが、ヴァルに嫉妬で対抗心を燃やす中、
成長と共にアギフに執着と甘えを見せるヴァルもまた、キアに激しい嫉妬。
初めて発情したヴァルに縋りつかれたアギフ、
一旦落ち着いたヴァルに組み敷かれそうになり…。
アギフの世話をするチビネコ三人衆が個性的で可愛くて、
一番ちびっ子だったヴァルがあっと言う間に三人衆よりデカくなる。
成長の早さがこの三人衆との比較描写で解りやすいです。
身体は成長しても中身はお子様で、泣いて駄々こねてアギフを欲しがるヴァル。
キアはボスに擦り寄ると知り、アギフをボスの座から降ろし独占しようと考え、
アギフはヴァルを置いて出て行ってしまう。
やりとりが強引ではなく、
成長するヴァルによってアギルが変化していく、心情描写が丁寧です。
ヴァルの発するオーラによって、アギルが本能に抗いきれなくなっていく様子が堪らない。
でも、簡単には落ちない、葛藤するアギフがいいんですよね。
そして、完全なる雄になったヴァルが強くてカッコいいだけでなく、一途。
何よりも可愛いヴァルがちゃんといたのが、メチャクチャ嬉しかった。
エッチシーンが迫力ある雄同士のぶつかり合いから流れ込み。
動物的で激しい感じからあまいのもステキでした。
描き下ろしで王子お付きのカミールの出張り方が気になる…もしかしてスピン匂わし?
今回一番びっくりしたのがカバー下。
いいのか~あんなイラスト…本当に目を見開いたわ。
こんなところで中川先生らしさを感じてしまう。
そして、他3名の"動物たちはノーパン"、衣装がエロくて可愛いくてキレイです。
設定も面白いんですが、アギフの子育てエピソードが最高、
ムニムニしたヴァルが可愛すぎました。
何回も読んでしまうステキなモフモフBL、お勧めです。
※紙本:修正は細い白短冊です。細っ!!!
作家買い。
中川さんの新刊は人外モノ。中川さんのファンタジーものってお初ではなかろうか…。
・雄しかいない
・ケモミミを持つ獣人と人間が混在している
・雄しかいないが、成長途中で「メス化」する変異を起こす個体がいる
という、ちょっと特殊な世界が舞台。
とある国の王宮に、たくさんの動物たちが住んでいる。
野生ではぐれてしまったもの。
見捨てられたもの。
そういった動物(獣人)たちを、王子が引き取り育てている。
その獣人たちのボスが、黒ヒョウのアギフ。
周囲の動物たちの信頼と尊敬を一身に受ける、人望の厚いボスなのだ。
そこに彼らのお世話係で調教師でもある人間の調月(「つかつき」と読む)が一匹のライオンを連れてきてアギフに育てるようにと依頼してきた。渋々ながらも、そのライオン・ヴァルをアギフが育てることにしたのはとある理由があって…。
というお話。
ヴァルは白ライオン。
そして、目が紅い。
そんな突然変異を起こした子ライオンを、群れは手放した。
群れに捨てられ、人間からも手酷い扱いを受けてきたヴァルは、ケガだらけ。そして怯えてばかりだった。アギフに愛情深く育てられ、少しずつ明るさを取り戻していくが―。
彼らが住んでいる場所は、王子が提供してくれている。
金銭的にも、安全面でも、きちんと保障がされていることが読み取れます。が、その王子という人物は登場することはありません。
また、彼らと共存している人間も調月以外はほぼ登場せず、結構謎に包まれています。
今巻で描かれているのは、あくまでアギフと、アギフに育てられたヴァルの関係のみ。
白ライオンで、異質ゆえに捨てられ、弱かったヴァル。
そのヴァルを、優しく、時に厳しく育てたアギフ。
いつしか彼らは、ボスとボスに育てられた子、という関係を超え、想いを通わせるようになるが―。
モフモフがメインに描かれていますが、決して甘いだけのお話ではありません。
好きだから、アギフを食い尽くしたいと願うヴァル。
ヴァルにだけ、感情を揺さぶられるアギフ。
主人公たちが動物だから、でしょうか。
優劣をはっきりさせようとする彼らの求愛行動はなかなかの激しさを持ちながら進みます。
が、この闘いが、カッコよかったですねえ。
自分よりも強い、と認めたものにだけ屈する、という、野生の世界観が非常にツボでした。
弱く、庇護されるべき存在だったヴァル。
そして、強く、逞しく、優しいアギフ。
そんな彼らが、成長とともにビジュアルも、内面も変わっていく様が、見事に描かれています。
ヴァルの、一途にアギフを想う姿も非常に良かった。
アギフを慕う子どもたちも可愛かったし、王子や調月といった人間たちの存在も良き。単にヴァル×アギフの恋模様を描いた作品だったなら、ここまで萌えなかったと思うのです。まだまだ謎に包まれている部分も多く続編ありきの作品ではなかろうかと思っているのですが、どうなんでしょう。ぜひとも続きを読んでみたいです。
中川先生らしいエロも堪能できる、1冊で何度もおいしい作品でした。