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hyd rangea cage
オメガバース、主従関係の設定。
前半は、雨情の強引な俺様ぶりがどうしても気になってしまいましたが、
ヨヒラを失ってから、自分の気持ちに気がつきヨヒラを懸命に探す、
その雨情の変貌ぶりには心をうごかされました。
失って初めて気がつく、場面場面でのヨヒラの傷ついた表情、最後の笑顔、
全て細かく覚えていて、愛する人を探す雨情が切なかった。
ヨヒラが雨情にキスをした時の場面が好きで、ずっと印象に残っています。
椿も樹も、2人が実は愛し合ってるってことを、
最初から気がついているところが温かい。
個人的に椿さんが好きです。
椿さんも絶対幸せになって欲しい。
イノセントベル上下を見て久しぶりにこちらを読み直したくなって読み直したんですが、やはりこのシリーズの三CPの中ではこの二人のお話が1番好きかもしれません。
攻めαは本当生粋のαって感じでテニスの跡部様を思わせるような俺様感半端ないです。けどそんななんでも手に入るとおもってるα様が、手に入れられなかったもの……それが最終的に受けΩになるんですけど、感情移入しちゃって本当心鷲掴みにされました。
あと本当Ωくん可哀想と思えるくらい傷つく言葉や行動をα様にされてしまうんだけども、α様も十分苦しみ自分になにが大切なのかを自分自身で気づけたことに拍手でした。
このあとに続くイノセントベルではこの二人も登場するし、上では番外編的なものもあるのでこちらの作品とそっちもまだの人は是非とも読んで頂きたいです。
年上×年下好きな方はこのシリーズ好きになる方が多いかと思われます
「シークレットノート」のスピンオフ作品。
もう「シークレット〜」読んでる時からこの2人が気になってたよね。
…の生粋α名家・天宮家の次期当主・天宮雨情(α)と、いつも影のように寄り添うΩの使用人・四葩(ヨヒラ)の物語です。
雨情は弟の快晴とは違い、ザ・α。
何を得られ、そのために何に目を瞑ればいいのかを骨の髄から知っている。
そんな雨情が巻き込まれたのは、ある一つの事故…
伯母(α)の婿養子・朝陽(α)が自動車事故で亡くなったのだが、同乗者がΩ男性で、その男の家にいたのがΩのヨヒラ。
もしヨヒラが朝陽の子供だったら天宮家の後継者争いになる、だがヨヒラに興味を抱いた雨情は家に置くことにする…
はじめ雨情はどっぷりαで、Ωなんてヒトとも思ってないんです。
ヨヒラに対しても、抱くけれど何とも思ってない。
だけど、有力α女性との結婚話が進み、ヨヒラが姿を消す、いなくなって初めて自分の心がヨヒラを求めていたことに気づく…
…と、切なさの王道展開に進んでいくわけですネ〜。
展開としては「シークレット〜」と同じく、たった一つの愛を知ったαと、どうしても欲しかった家族を得た孤独なΩ、という構図ですが、こちらは子供も出来たのでよりドラマチックです。
そして、雨情は意外と子煩悩なんですね!
朝陽伯父と謎のΩ男性は実は生きていた…!というのが次の「イノセント ベル」に続きます。
前作?の方は未読です。
綺麗な表現と綺麗な絵はとてもよかった。
キャラ作りもこだわってるんだなという印象。
ただ、攻めがまだ子供の受けを遠慮なく犯すところや身勝手な言動が目立ち、
なんでこんな奴好きになってしまうんや……という気持ちになりあまり入り込めませんでした。
話が進んでもモラハラ感がどうしても拭えず。
前作読んでたら違ったのかな。
叔父さんカップルの話の方が気になります。
子供は可愛かったのと、カバー裏の小話でちょっと和めました。
ジェットコースターのようなドラマチックな展開のオメガバースです。薄暗いのか?と思うところもありますが、最終的には綺麗にハピエンでまとまっていて、後味も良いです。
ヨヒラのことを「道具」としか見ていなかったウジョウが、ヨヒラと過ごす中で知らず知らずのうちにヨヒラへの想いを強めていく。しかし、一筋縄ではいかず、離れ離れになり、再び再会する。
オメガバースでも妊娠出産モノは得意じゃないのですが、最中のシーンがなければ、まあ受け入れられるなあと気付きました(オメガちゃんがお腹大きいシーンとか苦手です…身体がにょたっぽいのがダメ)。
キャラクターの体つきは線細めで肉感的な感じではないのですが、オメガバースらしいSIRUたっぷりのセックスシーンでなかなかにエッチです!引き込まれるストーリーだけでなく、こちらも必見。
全体的にバランスの良いオメガバース本です。富豪×健気(美人)が好きな方におすすめ。ヨヒラは要領も技量も良いですが、控えめです。
こちらが面白かったので、「シークレットノート」も買います!
タイトルもですが、名前が素敵ですね!
スピンオフだったのを知らずに購入したので、本編も購入したいと思いました。
帯にもドラマチックとありますが、本当に素敵なお話で四葩の欲しいものを言うシーンでは泣いちゃいました。
ハッピーエンドで良かったです。
オメガバースの作品なので、妊娠出産が出てきますが直接的な描写はありません。お腹が大きいなども出てきませんので、苦手な方も大丈夫かと。
子供は出てきます。
紙本購入
修正は白短冊です。
〖DMM電子書籍〗
修正:白線
カバー折り返し:なし
カバー下:漫画『指環の話』『意外性の話』
帯:なし
裏表紙:なし
カバーデザイン:河野直子さん
電子書籍特典:
備考:
ふた言:雨情は冷酷なおぼっちゃまかと思いきや、相手の心どころか自分の心にも鈍感なだけだった…失って初めてわかることがあるよね。
〖紙媒体〗
未読
ハイドランジアケージを先に読んだので、
シークレットノートがハイドランジアケージのスピンオフだと思っていたのですが
ハイドランジアケージがシークレットノートのスピンオフでした。
雨情は良くも悪くもアルファの典型で合意もなくヨヒラを抱いて~という感じで話が進み
ヨヒラが健気ですごい切なかったです。
雨情が結婚すると言った時にヨヒラが言ったおめでとうございますが心に突き刺さりました。
でもまさかヨヒラが失踪するとは思ってなかったです。
ヨヒラが失踪したことにより、雨情は結婚もせず自分の気持ちを自覚したので
ヨヒラー!(泣)となりました(語彙力)
最後はハピエンでよかったけど、雨情の怖いものが【朝起きたら大事な人がいなくなってること】というのは
雨情の中でヨヒラがいなくなったことがトラウマになったんだなって思いました。
まぁそれだけのことを今までヨヒラにしたから仕方ないんですけどね(?)
途中まで切なかったり雨情に対して腹立たしい感情もありましたが
ヨヒラが幸せになれて本当によかったなぁと思いました。
好き好き大好き!
こういう捻ったオメガバース大好物!
絵も綺麗
ストーリーは繊細
悲恋かと思いきや、最後には幸せエンド
御曹司跡取りα×盲目的に従順な拾われΩ
ヨヒラ(Ω)がある日突然姿を消す理由とか
…泣きましたマジで
そして傲慢な御曹司雨情の変化がとてもいい『自覚するのが遅いっ!』ってなりますが(笑)
最初はヨヒラを自分勝手に使う雨情ですが、恋心をうっすら自覚する頃から変わってくる
身分違いの恋を貫く二人が尊いです
前作の『シークレットノート』を読んだときには謎だった兄とヨヒラ
こちらを読んでまた前作を読み返したら、なかなかに伏線はってあって楽しかったし、二人のコトが好きになれました
そして物語の鍵である伯父とトトキの物語も読みたいです…何卒!
こちらはスピンオフらしいのですが、レビューの評価が良かったのでこちらから読んでみました。
最初は雨情がかなり四葩にあたりが強くて、性のはけ口にしていて嫌悪感があったのですが、オメガバース特有のΩだから虐げられて当然みたいなところが苦手でした。
でもそんな典型的な雨情が、四葩と過ごす時間が増えるうちに態度が変わってきて。ずっと自分のそばに置くようになる。
でも四葩はあるとき雨情の前から姿を消します。
すると雨情は失ってより四葩の大切さに気付いて、探すけれど見つからなくて。
でも四葩が行きそうな場所に思い当たり。そこにいくと、本当に四葩がいて。
こんなにも雨情を変えてしまった四葩がかわいくて健気でいい子なんです。
本当読後感は良かったです。
元の作品のシークレットノートも読んでみたくなりました。
【シークレットノート】スピンオフ
今回は長男雨情と雨情が置屋街で拾ってきた四葩。
「次期当主としてαと結婚するのが当然・Ωはαの子を産む道具」というα一家に生まれ育った雨情が何の疑問も持たず常識として生活して行く中で、記憶力のいい四葩を仕事のパーティーなどで傍に置き使えさせていくうち違う感情が育っていくのが最高でした♡
雨情に仕事で褒められた際に嬉しそうにする四葩はたまらなく可愛かったです。
翌年に雨宮の全権相続が決定し結婚への準備を始める雨情に対して覚悟を決めた四葩は読んでいて切なかったです。
この時…日頃雨情といるとき可愛い四葩が風呂場で樹と会話してるシーンは…四葩の言葉遣いが敬語じゃないせいもあり男らしくカッコよかったです♡
ラスト、大切なものに気づいてからの雨情は超絶スパダリでしたが、サングラスして赤ちゃん抱いてる姿は似合わな過ぎて逆に愛おしかったです(笑)
スピン元未読ですが充分楽しめた。
雨情さんがなかなかに暖かい人情ある方なのが良かった。
ヨヒラにも最初からなんだかんだで優しかったり、椿さんにも常識的な良い雇い主さんな気がします。
大切な人と向き合う事って自分自身と向き合う事に繋がりますよね。雨情さんヨヒラを失って初めてそれに気づいた様な感じです。若かったのね。
傲慢になりきれず、根が真っ直ぐなのが最初からなんとなく表現されててストンと納得。
親友?がレイプさせようとしてたのが構図から未遂かと思うけど、ドロッてのが誰かの何かとモヤモヤ。会話からも未遂とは思うけど。
いや何よりカバー下の激甘にやられたわ!
作者もこだわったという、キャラクターの名称がもう既にエモーショナルに掻き立てられる。雨情、そして四葩。快晴と樹。
本作がスピンオフだと知らなくて。これは快晴の兄・雨情の物語。
巨大企業の後継者である雨情は、その責から早く老成していた。何にも夢中になれない、人生なんてこんなものだと。ところが叔父である朝陽の意味深長な台詞から運命に囚われる事となる。という、緊迫感あるミステリーな出だし。事故に遭った叔父の言葉を気にして、もしかしたら自分の地位を脅かす存在が居るかもしれないとスラム街を訪ね、そこで孤独な少年・四葩を拾う。
四葩が雨情の運命なのか。雨情はαの特権としてΩである四葩を飼う事にする。
その身体を蹂躙して、絶対の服従を強いる。どこかぽーっとしている四葩は従順に従い、雨情の役に立ちたいと健気に振る舞う。それだけでは無い。四葩はぼーっとしているようで、煽情的な美しさが滴っている。それはΩだからなのか。その美しさで雨情を煽っているのか。何か企んでいるのか。読み手側にはもの凄い緊迫感を煽るんだけど。読んで仕舞えば、何のことは無い。冒頭のミステリー感は何処へやら。四葩の出自は謎のままなのだ。雨情が自分の地位を脅かすかと思っていた、叔父の隠し子などでは無く。叔父の運命の番の連れ子ですら無く。四葩はただ、孤独な子供だったと言うだけの事。うーん。そこはそれ、「あっ⁈」と驚く「何か」をどうしても期待してしまう。ただただ雨情がほんの出来心で仕込んだΩに本気の恋をしてしまう、四葩にとってはシンデレラ・ストーリー。もしくはマイフェアレディなのか。っていう。
優秀なαと結婚して、優秀な後継者を創るという、決められた人生を逸脱して、四葩との子供を育てる事になる雨情。
四葩はただ初めて愛した人の子供を産みたかっただけ。四葩にはおよそ欲が無いのだが、初めて雨情を欲しいと願ったのだ。けれど子供を盾にするでも無く。ひっそりと姿を消す。どこまでもどこまでも健気なだけの四葩に本当に惹かれるしか無い雨情。
雨情が自分の地位の保身の為に叔父やその番いであるトトキを亡くなった事にしていた、という事実に罪悪感を持っていたりもするんだけど。そもそもトトキは四葩を拾ったとはいえ、汚い貧民窟に捨て置いたのも同然なので、そーんなに雨情が罪悪感を感じる事案でも無さそうな。開けてみれば、色々モヤる事ばかりでした。いや、私が勝手にミステリーだと思ってただけで。作者の意図とは違って、勝手にハラハラドキドキしていただけかもー。
四葩が色っぽいので、エチはさすがのエッロエロ。欲情に抗えないのは雨情の方。ハイドランジアって、紫陽花の事ですもんね。紫陽花の檻に囚われたのは雨情。
2人の間の子供・嵐との後日談が可愛い♡
電子版で知り、試し読みから購入しました。オメガバース作品らしさがいい意味でたっぷりあって、ストーリーの展開も楽しめました。
冒頭、12歳の雨情少年が伯父さんを好きなのかと思ったら、そうではなくて…それから数年後に事故で重体となった伯父さんのもとに最初に駆けつけたのが雨情で…終盤で事故の真相がわかりますが、その伯父さんの残した子供?四葩とのお話です。ただ伯父さんの存在は、雨情に大きな影響を与えています。
前半の四葩はあまり話さないのですが、後半、無事に!めでたく!家族になってからの四葩はかわいさ満点で、子供もいるし、全体的にほのぼのとした雰囲気。よきハピエンでした。
スピンオフ作品だと知らなかったので、本作品も読んでみようと思います!
初めて芥先生のお話を読ませていただきました!オメガバース読みたいなぁ、と思って漁っていたら絵が好みのこの作品を見つけました。
まず登場人物が魅力的ですね~( *°∀°* )あらすじの通り有力な家のα雨情とスラム街で暮らしていたΩ四葩のお話です。読んでもらったら分かるんですが2人とも昔の事やらで愛を信じていません。そんな2人がだんだん変わっていきます。
雨情も四葩もめっちゃ好きなお顔!!四葩が双葉(シークレットノート)と話すシーンかあるんですが、かわいい感があんまなくてやっぱ雨情様の前でだけかわいくなんのかい?ニタニタとか想像しながら読みました笑
ネタバレになるのであんまり言いたくないんですが、え!?そうなんか!と思うような場面が結構合って期待以上に面白かったです。注目して欲しい所を1つ!雨情と四葩が離れる場面があります。その後の再開の時の四葩が、、
オメガバース好きな方は特にオススメですよ~^^*
最後の方のおててもご確認下さい!!
冒頭の感じから雨情が四葩に対して酷い事をする作品なのではと心配していましたが、良い意味で裏切られました。
もちろん酷いセリフや無理やりなセックスシーンもあります。
ただ段々と雨情が四葩に執着するにしたがって、自分の感情に気が付かないうちに態度が変化していきます。
四葩は頭の良い健気な子です。恋情を隠しながら雨情の為にと従っています。雨情が結婚すると告げてから姿を消してしまいました。
ようやく自分が本当に欲しい物に気が付いた雨情は結婚をやめて、それを補うように必死になって結果を出そうと働いて四葩を捜します。
四葩と2人の間に産まれた子どもを見つけてからの雨情は本当に幸せそうです。
そしてシリアス調だったのが一気にほのぼのに変わって、読後感の良いオメガバース物でした。
カバー下も必見ですよ。
おお~!これはめちゃくちゃ良かったです。
芥先生の作品に惹かれて読みましたが、結果大正解でした。
オメガバースの世界観は、余り読まないのです。でも、スッと世界観に入り込んでしまいました。
主従関係から、パートナーに変わっていく雨情と四葩の年月のエピソードが堪らなかった。
最初こそ、痩せこけた少年だった四葩が雨情に無体に身体を開かれるのが痛々しいのです。
四葩に出会うまで、セックスにも特別な感情を持たなかった雨情が戸惑いながらΩの四葩にのめり込む感じ!
あ~抗えてないよ、雨情様~と心で叫びながら読み進めてしまいました。
四葩は記憶力に秀で、雨情にとっては公私共にパートナーに成長していくのもストーリーとして魅力的でした。
そして、四葩の出自と絡めた話の展開もお見事でした。
もちろん、雨情と四葩の成熟していく恋愛の話なので、いわゆる「運命の番」だと互いが認識するのに至るのです。紆余曲折有ってこそたどり着いた結果なんだなぁと納得、同意の展開でした!
発情期を利用して、どうしても雨情との子供を宿したかった四葩の健気さ、刹那の心境。
そして当たり前にいた、実は得難い存在だった四葩を、いったん失ってから気がついた雨情。
四葩の出自についても、2人が結論を出せて良かった。
そして、2人の子どもちゃん!
きっとこの子は、2人がしっかり育て上げそうです。
紆余曲折のあとは、いちゃいちゃする雨情と四葩が楽しめて、は~❤️満足しました。
やっぱり、BLの世界は凄かった。ジャンルにとらわれないで、良いものは良いと再認識した次第です。
最高でしたよ(*≧∀≦*)
『シークレットノート』のスピンオフですが、
私は本作の方が断然好きでした!
前作未読でも読めますが、
既読の方が感情移入しやすいのでオススメです!
天宮家の長男・雨情(α)と使用人・四葩(Ω)との
身分違いのオメガバースです。
オメガはアルファの子を孕む道具、
それ以上でも以下でもないーー。
四葩が健気で献身的で、雨情に全身全霊尽くします。
両親はおらず、育ての親にも捨てられたと思っている四葩は、
家族への憧れがとても強い子です。
対する雨情は家を守るためなら何でもする。
見た目も身体も家柄もいいαとの結婚を望んでいます。
Ωの四葩は都合がいいから側に置いているだけ……
前作でもそうだしたが、雨情が薄情な遊び人に見えます。
その雨情の感情、言動すべてが変化していく様子に
非常にドキドキしてワクワクしました。
ついに、あの雨情が本気の恋を!!!と思ったら、
込み上げてくるものがありました。
雨情が結婚する事になり、四葩はある決心をします。
雨情の前から姿を消した四葩……
必死に探す雨情……
二人共の想いが分かるからこそ切ない。゚(゚´ω`゚)゚。
雨情が四葩を見つけた時、そこには……⁉︎
ラストは感動の嵐です!
土壌で色の変わる紫陽花のように四葩の色も変わったのでしょう。
そして、雨情も……
四葩の育ての親にもその後があります。
伏線は全て回収され、本当に隙なく素晴らしかったです。
描き下ろしも最高に萌えた♡
いや、ホントあの雨情がねー(о´∀`о)
傲慢な攻めが一途な愛に目覚め、
受けを溺愛してデレる……この展開最高でしょ‼︎
個人的には執事の椿も好きです!
βだからスピンオフは難しいかなぁ……
でもあったら、最高に萌えるはず!
「シークレットノート」のスピンオフ作品、雨情(α)×ヨヒラ(Ω)編です。
本編はコミカルな王道作品でサラッと楽しめたんですが、
この作品はメロドラマに打って変わり、ストーリー構成のしっかりした正当なオメガバース作品でした。
今年も山ほど読んだ食傷気味なオメガバースですが、
ジャンルに関係なく、読ませるテクニックのある作品はやっぱり面白いと再認識させてくれます。
オメガバース設定を生かした世界観が確立され、
気を取られている内に違う角度で切り込んでくる内容や、伏線回収、ストーリー展開はお見事。
何よりキャラが魅力的で、
クールで傲慢な攻めが、打ちのめされて萎れるザマァαは痛快で、そこからの溺愛が堪らない。
そして、寡黙で一途なΩ受けがどこまでも健気でエロいなんて、これぞオメガバースの醍醐味です。
四葩(よひら)=紫陽花(あじさい)
生える土地によって花の色が変わるという性質を持つ植物。
「清濁選べず四葩の色と成す」…
10年前に学者の伯父(婿養子)が漏らした言葉に好奇心を抱き、22歳になった雨情の人生を左右する。
序盤のこの場面で既に鷲づかみされ、世界観にドップリ嵌まり楽しませて貰いました。
不動産で財を成す天宮家の当主となるべく育てられ、欲しいものは何でも手に入る雨情。
伯父が同乗のトトキΩと交通事故で瀕死になり、亡くなる前に託されたのがヨヒラで、
ボロアパートでやせ細り薄汚れた身なりの少年ヨヒラ(Ω)を目にした雨情が、
ゴミ溜めの花を自分の庭に植えたらどうなるだろうと、小さな好奇心から引き取る。
優秀で自分に尽くすヨヒラを、便利な良いモノとして思いのままにし、
失ってからなくてはならない存在になっていたことに気付く雨情。
オメガはアルファの子を孕む道具でしかないと言い、
出世欲の塊でひどい主人ですが、ヨヒラにとっては特別な存在で、
自分で花を咲かせて実をつける、ヨヒラが生きる力を持つオメガに成長したのは雨情から得た力かも…。
長い年数を掛けて気付かない内に育んでいた愛、
ありがちな展開なのにしっかりと胸を打つ描写に掴まれました。
雨情が簡単にヨヒラを組み敷く場面で「大したことじゃないさ、セックスなんか」という言葉。
この時の雨情にとっては、経験から本当に大したことではないという感情の希薄さがリアル。
だからこそ、ヨヒラとの体験に驚きハマってしまうのですが、
再会後の、お前しか抱けないんだ…という言葉には重みを感じます。
描き下ろしが最高でした。
雨情のトラウマ話が思いの外しんみりさせてくれます。
かなりお灸がきいている、愛を知ったからこそ家族を大事にできる雨情ですね。
ヨヒラの出自に絡む伯父とトトキ話は予想外の展開で、最後まで面白く読ませて貰いました。
ほんと、最初から最後まで丁寧に描かれていて、読み応えバッチリですよ。
※シーモア:修正は雑な白抜きで、シーモアでの購入はおススメしません。
Renta分冊版の修正が甘く、かなり細い短冊で棒描写が見応えあり。
オメガバースα×Ω設定が大好物です(๑´`๑)♡
前作もそれにつられ出会った作品で西と東に別れたお屋敷のお話の設定が好みで面白く読ませていただきました。
そこに出てきたヨヒラという男の子いわゆる脇キャラのわりには綺麗で謎めいた子だったのでとても気になりました。
今作はそのヨヒラのお話との事で「おおっ!!♡」と慌ててポチった次第です。
ストーリー的には、よくある話です。
謎めいた男の子は出生不明で貧しく不幸、ヨヒラ。
それを最初は別の目的で拾い上げた俺様御曹司、雨情。
愛すらお金と権力の道具と履き違えている、横暴で出世欲の塊のような雨情だが、その支配と時折見せる弱さに惹かれやがて慕うようになるヨヒラ。
そばで雨情が他の人と結婚していくのを見ている事が出来ないと避妊薬を飲まず雨情の子を宿し、目の前から去る。
去られて初めて、便利だからとそばにおいていた事が、いつの間にか愛してたと気づく雨情‥。
で、ヨヒラを探しだしっ‥見つけてめでたしめでたし‥。
うん、ほんとによくある話ですねっ!!(,,> <,,)
でも、面白いんですよ〰!!
私が、俺様攻めがナンダカンダで受けくん大好きになっちゃうっていう設定が好みって事もあるんですが‥。
オメガバース設定ということ。
それからハイドランジアってセイヨウアジサイの事だそうで‥。
ケージは檻。
花、アジサイがストーリーのキーワードになっています。
謎も徐々に解かれていきます、その流れも上手い!
よくあるお話なんですが、花という背景に彩られてとても雰囲気のある綺麗なお話に仕上がっていて、購読感がとても良かったです。
健気な受けくんが幸せになるお話はホントに涙( ;ᯅ; )。
いいお話だったよ!!
「シークレットノート」を読んでいなくても、楽しむことができます。最初はスピンオフだということに気付かず読んでいました。
前作よりもえっちシーンが多くなった気がします。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
攻めの雨情はαで、自分が全てを持ち得ることを理解しつつ行動しています。
受けの四葩はΩで、意思表示をすることは少ないですが、秘書としては優秀なことが見て取れます。
基本的に攻め視点で話が進んでいくのですが、受けの表情や行動から気持ちが透けて見えて可愛かったです。
2人の関係は、主従として一緒に過ごしながらも、四葩の出自や雨情のお家事情に翻弄されていきます。
雨情が時たま放つ、冷たい言葉は四葩を傷つけていて、そこが切なくなりました。
心はあげないけれど、手放すことはないなんて残酷すぎる...
四葩が発情期を利用して雨情の子どもを人知れず妊娠出産し、子どもが出てくるシーンがあるので気になる方は注意が必要です。
前作よりも劇的で、甘くオメガバースの雰囲気を味わうことができました。
ぜひ2巻合わせて読んでみてください。
謎めいた美貌のヨヒラが主人公。前作でエロくて綺麗だったので、スピンオフで新刊になって嬉しい!
感想は、Ωバースならではの幸福感がたまりません!ヨヒラが本当に欲しいものを言った時には、涙が止まりませんでした。
花の植えた場所によって色が変わるという紫陽花(四葩)にちなんで、雨情の気紛れで、雨情邸宅で働くようになったヨヒラ。ヨヒラの未成熟ながらの危うい色気も申し分無く可愛くて、雨情様が初めてのお相手で良かったなあああと!!
年月が二人の愛を深めてくれた、素敵な物語でした。