コヨーテ Ⅲ

coyote Ⅲ

コヨーテ Ⅲ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神334
  • 萌×255
  • 萌13
  • 中立7
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
41
得点
1936
評価数
410
平均
4.7 / 5
神率
81.5%
著者
座裏屋蘭丸 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
コヨーテ
発売日
価格
¥727(税抜)  
ISBN
9784866573120

あらすじ

「リリー愛してる…愛しているよ」

「お前に残された選択肢は『一生監禁』か『死』だ」〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテは、
想いを寄せはじめたマレーネが、人狼と敵対しているマフィアの後継者だと知ってしまう。
裏切られたと絶望し、彼を拒絶するコヨーテ。
しかしマレーネは、一目会おうと単独で人狼の住処に乗り込んで来る。
彼を信じたい気持ちと、種族の狭間で揺れるコヨーテだが――。

表題作コヨーテ Ⅲ

ヨシュ・ガーランド(マレーネ),28歳,マフィアの孫
コヨーテ(リリー),人狼

その他の収録作品

  • sence:9~14
  • After sence:14(描き下ろし)

レビュー投稿数41

僕達はもう大丈夫

ヨシュがコヨーテたちの住処に乗り込んで、人質になり、このまま二人で逃避行エンド?と期待しましたが、そんなわけないですよね_(:3 」∠)_

ヨシュの言う通り、どちらが敵で、どちらが味方なのか。

今のところコヨーテを通してヴァラヴォルフの勢力にばかり着目しているので、ガーランドが悪者のように感じますが、争いのきっかけになったものはヨシュも結局掴めてはおらず、もちろん読者にも明かされていないのですよね・・・。どちらも家族を守りたいという気持ちは同じはず。

ここからヨシュはガーランドで軟禁されるわけで、ハードモードが続きますね。何かを得るためには何かを失わないと、か。切ない。

0

ラストの…!

コヨーテ3巻目です。
今回は、リリーとマレーネが発情期以外でのエッチシーンが良かったです!
発情期もエロくて良いんですが、それはそれ、これはこれです。
リリーのソロプレイも二回あって大変エロかった。

そして、リリーからの告白シーンもあってと3巻目もストーリーが良いです!

まぁ、これからの展開が心配ですが…。気持ちは通じあったのであとは敵対関係をどう解決するかですね。

















紙本購入
修正は見えない描写とトーンで白抜きはないです。

0

僕達はもう大丈夫だよ

一目コヨーテに会いたいとマレーネは単独で人狼の住処に乗り込むところから3巻が始まります。
リーダー(キーファー)に「ここからは生きて出られないぞ」と言われるマレーネ。
「目的はなんだ?」と聞かれたマレーネは「リリーに会いにきた」と言います。
そんなマレーネに 「お前に残された選択肢は【一生監禁】か【死】だ」と言うキーファー。
怯むことなく「彼とこのまま何も話さず1人で街を出るなんて出来るわけがない」といマレーネ。
リリーへの愛に溢れていて言葉になりませんでした(/_;)
そんなマレーネは監禁されるのですが…。

キーファーと話をするところも監禁されているところも見ているコヨーテは
なんでここに来たのか。なんて馬鹿なことをしたのか。
俺に会いに来たのか?俺との仲を修復するために…?
そんなことの為に殺されでもしたら…。と頭いっぱいになります。
一方のマレーネはここにリリーが居て良かった…!と、コヨーテを見つけて思います。
コヨーテの気持ちとマレーネのそれぞれの気持ちの交差が
とてもわかりやすく表現されておりすごいの一言でした。


満月期が終わった朝にコヨーテは狼の姿でマレーネの前に現れます。
そしてそんなコヨーテにマレーネは全てを話します。
自分の生い立ち、ヴォラヴォルフを殺した経緯、両親の遺体の不可解な点。
コヨーテに恋をしたこと。
マレーネの考えていたことが読者の私にも痛いほど伝わってきました。
そして二人は…。



二人の気持ちが通じ合って胸が躍るそんな気持ちになった3巻でした。
が、問題は全く解決しておらずシリアス展開もこれからもっと増えていくんだろうなぁ…と漠然と思いました。

1

傑作

何度読み返してもいい、独特の世界観に引き込まれる傑作、ベルトリッチの映画のよう。一コマ一コマが美しすぎてため息が出ます。官能的な美しさと緊張感のあるストーリーに胸が締め付けられます。大好きです。3巻は特にリリーの苦悩する姿やら純粋さやらに胸打たれました。マレーネがリリー、リリー言うのがよくわかる!月明かりに照らされた二人の美しいことといったら・・。二人以外のキャラクターもたくさん出てきてみんな魅力的で作品に厚みがある。芸術的な作品でありながら決して漫画的な面白さから外れない読みやすさもあってほんと傑作。一瞬で仕事の疲れや日常のゴタゴタから解放してくれる作品、大好き。先生ありがとう!

2

惹き込まれる

もう帯の「リリー愛してる…愛してるよ」が全てを物語ってる…

マレーネの渾身の行動はもちろん、リリーの揺れる気持ち、固まる気持ち…何か思うふせ目、意を決した目、焦がれる目、目から漏れる想いが!!…肉体の造形美はもちろん目が!目がいい!!隅から隅までため息もの!

予想以上の展開にもーもーもー
絞り出すように想いを伝えたリリーも受け止めるマレーネも!真摯で美しくて…噛み締めました。めちゃくちゃめちゃくちゃ尊い。いろいろ乗り越えただけあってリリーの感じ方に愛が溢れてるのが!!筋肉はもちろん、tkbも後孔もキレイすぎるのも!!語彙力なくなる。

マレーネ、優男風なハイスペック紳士なのに、男気もあって、リリーのことになると変態執着度が振り切れちゃう、執拗に攻め立てる狂気と紙一重なとこ溜まりません!!リリーは芯がしっかりした強気なのにどこか儚げなとこが美しくて…まぁ、とにかく二人とも目が良くてエロいのが本当に本当に…

新たなスタートを切った二人だけど、不穏な人もいっぱいいるし…血が流れるんかなぁ、嫌だなぁ、どうなるかなぁ、これからの展開が恐ろしい…

3

切ないやら萌えるやらたいへんたいへん

完結していないので神に近い萌2にしていたけど…やっぱり神に訂正しました!

リリーが狼の姿になってマレーネを見つめる横顔の美しいこと!
ジャンルとして獣人とか苦手でしたが、ここまで本格的ならそんなの関係ないと思いました。
余談ですが、狼自体は美しく神秘的で大好きなので。
昔のSF小説、ウルフガイシリーズ(平井和正)にハマったクチです。

狼の姿でも、真摯な瞳でまっすぐマレーネを見るリリーがリリーそのもので。
ストンと座るのもとてもかわいい。
狼の聡明さとリリーの真摯さと繊細さが瞳に表れているなと感じました。

満月期が終わった朝に狼の姿で現れたリリーの意志をすぐに汲み取るマレーネは頭がいいしさすが。
「…本当、君には勝てる気がしないよ」
はいいセリフだな。
リリーのことを認めて敬意を感じるし何より愛情に溢れている。

マレーネの話を聞いて人間の姿に戻った時のリリーの表情が切なくて、またかわいい。
リリーに恋をしてしまったというマレーネの言葉を聞いて人間の姿になるリリーの気持ちが伝わるようで。
(どうでもいいかもだけど、狼から人間に戻る時は全裸かと思ったら服を着ていましたねw)

で、素直に
「あんたの話を聞くべきだった」
「あんたは悪くない」
「すまない…こんな所まで来させて…っ」
と言うリリー、いい子!

そこですかさず
「リリー 愛してるよ」
「愛しているよ 愛してる…」
これぞすばらしい攻め様マレーネ!

はぅ〜いいちゅうジーンだわぁ。
さすが座裏屋先生。
2人の気持ちが通じ合ったのがわかる。

マレーネが子どもの時、助けたのはキーファーだったのかと。
メンバーへの指示の出し方とか、とても頭の良い人のように見える。
(ふと、キーファーはもしかしたらコヨーテの父親?と思ったけどそれはないかなわかんないけど)

自分は傷を負うかもしれない、何かを犠牲にするかもしれない、その覚悟をしてリリーに会いに来たマレーネの覚悟たるや。
「…そんな事言うな 俺がなんとかする」
「俺がなんとかするっ」
のリリーが…かわいいかわいい。
「じゃあ…2人で何とかしよう」
「…2人で?」
「そう2人で」
はぁ〜いいわぁ〜(萌え萌え)

マレーネの頬に触れる手が震えながら
「だから…2人でいられるのは今夜だけだ」
とお誘いするリリーの瞳が切なくてかわいい。
(リリーかわいいしか言ってないw ついでに猫がリリーになつくのもリリーが猫を抱っこしたりするのもかわいい)

今更だけど、感じると犬歯と爪が伸びるのエロスですね。
涙が出ちゃうのも萌え〜!(鉄板!)

で、リリーが
「マレーネ 俺は…っ」
「俺は…」
とすぐに言えないのもかわいい。
「言って、リリーっ」
のマレーネもいいし
「…お前が好きだ」
のリリーーーーー!!(涙)
萌え〜かわいいかわいい〜。

ちゃんとまた
「リリー 愛してるよ 愛してる」
と言うマレーネ最高だし
「僕達はもう大丈夫だよ」
もうれしい。

が!
状況はそうではなく、2人が離れてしまうわけですが。
ドミニクとかガーランドの世話役?とか今後出てきてまだ混沌は続きそう。

にしても、屋上にいるリリーがかっこいい。
1巻の冒頭の姿からそうだったけど、絵になるわぁ。

あと、マレーネが普段の一人称「僕」なのにたまに「俺」になるのエロい。

はぁ〜何巻まで続くんですかね。
4巻が楽しみです。

0

僕等はもう大丈夫だよ

リリーに誤解を解きたいがためだけに単身ヴァラヴォルフの住処までやってきたマレーネ。
リリーへの愛が揺らぎない。

満月期が終わってからマレーネに会いに行くのがリリーらしい。しかも狼の姿で。
マレーネの過去の話から、謝罪、もう嘘はつかないとの誓い、愛の言葉まで一連の流れが美しい。
台詞の全く無いキスシーンがまるで映画のワンシーンのようでした。

人質交換することになり、2人が会える最後の夜もまた…美しいしエロいし、リリーの告白には涙だし、ひたすら感動させていただきました。

禁断の愛とはどうしてこうも萌えるのでしょうか。
次巻ではまた一波乱あるのかな。
2人が逃げも隠れもしないで会える機会はあるのだろうか。楽しみで仕方ないです。

5

座裏屋流壮大なロミジュリ

人間とヴァラヴォルフ(人狼)。
相容れない種族に属する2人が、偶然出会い、恋をして、結ばれる。
ふつうであればそこで”happy ever after”となるはずが、そこから物語が動き出すのがこちらの作品。

結ばれて、引き離されて、お互いが自分には相手しかいないと分かっているのにそれを許さない環境が切なすぎます。
簡単に言ってしまえばロミジュリですが、圧倒的な作画と長編映画を観ているかのようなストーリーテリングで完全に超越してます。

3巻ではとうとうコヨーテがヨシュに自分の気持ちを告げたものの、次に会えるのは一体いつになるのか。
また会えるまでに2人は無事でいられるのか。
気になって仕方ありません。
早く続きが読みたい!!

2

瞳が印象的な一冊 みるとはもうその所作自体が何かだ

みんなさん、きいてください!!!
座裏屋先生のサイン本を手に入れちゃいました!某Webサイン会で当選しました!!コロナ影響で、なかなか発送されです、先月ようやく我が手に!!!!!硝子ペンで書いたようなクリアブルーのインクで、真っ正直に書かれた
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎座裏屋蘭丸❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
が神々しぃぃぃぃぃぃ(*´∀`*)
感極まって抱いた寝ました!!!!!!

今回シリーズ3作目!!!!!
マレーネこと、ヨシユの瞳が全編に渡って、読者を魅了します。みるってもう何かなんですね。
その瞳は真実見据え、愛を語ります。

マフィアの息子ながら、そこかしこに見え隠れする紳士的な振る舞いに萌えます。


リリーことコヨーテに逢うため、敵陣に乗り込んで捕まったマレーネでしたが、人狼たちはとても文化的で優しい暮らしをしています。
ヴァラヴォルフの生活様式がよくわかったのがわたしとしては大満足でありました。

発情期を迎えたとき自分が側にいなければと強く思うマレーネ。本人のリリーは悶え苦しみながらもその時期を乗り越えて、コヨーテそのものの姿でヨシュの前に現れるとこが、緊張感があり、ヨーロッパの映画のようです。本当にヨーロッパの映画監督が実写化してくれないかなー

あと、わたししては絶対触れておかなければいけない!!!!乳首!!!!!!!!
次はいつ逢えるかわからない人質交換の前日、
ヨシュとコヨーテはむさぼり合うように愛し合います。
マレーネがはじまりを表すように、髪を解くとところがいい(*´∀`*)満月じゃない君を抱くのは初めてだと、頂のまわりを抑えながら、雪山を滑走するように愛撫していきます。
そして、おちくびのドアップ(*´∀`*)
コミックスでこんなにクローズアップされて描かれた乳首後にも先にもみたことない!!
そして、宝石のような美しさ。思わず拝みました@(・●・)@
さすが座裏屋先生!!!!!!!天才!

リリーの口からあるひとことが!!これがもう萌え萌えです!!

乳首大好きマンと強気受けが好きな人には絶対読んでいただきたい一冊!!!

1

愛している、ただそれだけいい

『コヨーテ(2)』の続編です。

人間×人狼CP
ヨシュ・ガーランド(マレーネ)と人狼のコヨーテ(リリー)のお話。

前作では、マレーネがキーファーやリリーと話をするため、1人でヴァラヴォルフの居住区へ乗り込むこところまででした。
今作は、その続きから始まります。
マレーネが居住区の奥に進むと、3人の男性が佇んでいました。
体格からヴァラヴォルフだと確信したマレーネは、リーダーに会いたいと申し出ます。
キーファーの許可が下り、3人のヴァラヴォルフと共に、敷地内に入るマレーネ。
ミミと歩いていたリリーは、マレーネを目撃してしまいます。
キーファーとジーノと向かい合ったマレーネは「リリーに会って話がしたい」と伝えました。
ガーランドの跡取りにヴァラヴォルフの居住区を知られてしまった現実
キーファーが、マレーネに告げた言葉は
「お前に残された選択技は「一生監禁」か「死」だぞ」

自分の利用価値や今後の展開も考えて、1人でヴァラヴォルフの居住区に乗り込むマレーネ。
ガーランド一家の跡取りで、暗殺メンバーに入っていることを考えると、普通では考えらません。
でも、マレーネは自分の命も顧みず、リリーへの一途な愛だけで行動しています。
マレーネの深い愛情と決断力には、心を揺さぶられました。
一方、自分のためにここまで来たマレーネにリリーは悩みます。
マレーネが、危険を冒して自分に会いに来た理由を聞きたい
ヴァラヴォルフの一員として、マレーネには会ってはいけない
リリーは、悩んで苦しんで…そして、満月期が終わった翌朝にマレーネに会いに行きます。
「リリー」ではなく、狼の「コヨーテ」の姿で…。

今作では、マレーネと両親の過去やガーランド一家とヴァラヴォルフの因縁と抗争が明かされます。
幼い頃にヴァラヴォルフに両親を殺され、とても悲しくて辛い人生を送ったマレーネ。
その話を聞いて、リリーは自分の誤解に気が付きます。
「リリー」に戻り、気持ちが通じ合った2人。
本当に良かった。もうそれだけでいいと思えるほど、素晴らしい場面でした。
リリーが部屋を出た後でベッドに顔を沈めるマレーネは、どれだけ嬉しかったでしょう。
もう会えないかも知れないと思っていたリリーと話が出来て、再び気持ちが通じ合えた。
きっと、一生監禁されてもいいとさえ思ったに違いありません。

後半は、ヴァラヴォルフに監禁されていたマレーネとガーランド一家に監禁されていたハリスの人質交換により、マレーネとリリーは離れ離れになります。
でも、今の2人はどんなに離れても心が繋がっています。
最後の夜に、リリーから誘ったセックスは、濃厚で愛情に溢れていて素敵でした。
とくに、リリーの初めて告白がとても良かったです。
「僕達はもう大丈夫だよ」
マレーネも、より強い絆を確信したでしょうね。

描き下ろし『After sence:14』
本編の最終話の裏話になります。
人質の交換で、待ち合わせ場所に到着したヴァラヴォルフとマレーネ。
そこにリリーの姿はありません。
ビルの最上階を見上げるマレーネの視線の先には…。

いつもより、リリーの気持ちがクローズアップされていて、読み応えがありました。
また、ヴァラヴォルフのメンバーがみんないい人で良かったです。
中でもノーランとミミはリリーの良き理解者なので、こちらまで嬉しくなりました。
自分がこの抗争を終わらせたいと思うマレーネは、今後どのように動くのか。
続編を楽しみにしています。

5

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