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yoki rinjin no tame no kaii shinan
ホラー好き腐女子としては、もう待ってました!という作品でした。
ホラーもいい具合に怖くてハラハラドキドキしましたし、そこにうまく恋愛要素がからんでいて、甘くて切なくて最高でした。ふたりのラブラブなところがもっと読みたいし、もっと色んな怪異をも見てみたいです。シリーズ化すればいいのにな。
作家様買いです。
最初は恋人に騙されて貯金を取られて、
職場にはゲイバレしてとても可哀想な友春と、小説家のお話だと思っていたのですが
それだけではなく、まさかホラー要素があるなんて思ってませんでした。
…と言うのも、あらすじを最初の部分しか読んでなかったんですよね(*_*)
ホラーの内容についてはクスッと笑える部分もあるのですが
友春のお父さんのお話は思わず泣いてしまいました。
友春にとってはとても長い18年だっただろうなって。
そしてお父さんもずっと彷徨ってたんだろうなぁって。
だから二人にとっても悲しいけれど良かったねって思いました。
夢子のお話で一旦落ち着いてガンガンの恋愛モードに入ると思いきや
やはり軸はホラーなんですね。
問題が次々とやってきてヒヤヒヤしながら読みました。
最終的にはちゃんとハッピーエンドなのですが
個人的にはもう少し恋愛要素が欲しかったなぁと思ってしまいました。
知らず引っ越した先が曰く付きの物件で恐怖に震える受けと先に住んでいた怪異に好かれる攻めの話。
すでにたくさんのレビューがあるので、感想をちょっと。
中編2本で成り立っていて、前編が攻めに取り憑いていた怪異の解決と二人が恋人になるまで。
後編が恋人になってからもいつも怪異に邪魔される二人がいろいろあってやっと本懐を遂げるまで。
全編通して(特に後編が)怖かったです。
BL小説というよりもホラー小説でした。
もともとホラーも幻想小説も読むので怖くて読めないということはなかったのですが、二人ともがそういった怪異の専門家というわけではないため、どうやって解決するのか最後の方までどきどきしました。
この作品を読んで、昔読んだ某陰陽師の小説で「名とはこの世で一番短い呪である」とういうことが書かれてあったことを思い出しました。
「名は体を表す」だなぁと。
ゲイばれして会社をやめ妖怪アパートに引っ越してきた友春(受け)とホラー小
説家の御影(攻め)。
ゲイであることを引け目に思う友春と怪異に好かれるため家族にまで見放された御影。
怪異の話はとても怖かったし、友春がずっと諦められなかった行方不明の父親との別れは
本当泣けました。
二人が出会いこれからも一緒にいることを選んで本当に良かったです。
ただ、怪異から身を守るためとはいえあんなに煙草を吸っていたら、絶対に怪異より先に健康やられるような気がして心配です。
他に怪異を遠ざける方法を探せるといいのですが・・・
御影と友春の萌えもありますが、怪異にたくさんページが使われてましたね。
後半になるともう作者さんの言うとおり怪異アドベンチャーで、あれ?これエッチまでたどり着くの?と心配になりました。
せっかく良き隣人になれてゲイバレしたくない友春の願いもむなしく元同僚にばらされましたが、御影は気にしなくてむしろ元同僚を退散させてくれて胸がすきました。
御影はとってもいい人なのに能力のせいで人と深い付き合いができず、さらには夢子にとりつかれ眠れない毎日を送って。それでも友春に親切にしてくれて。
友春もダメだと思うのに御影を好きになってしまって。
前半はくっつくまで、後半は二人で危機を乗り越え想いをしっかり確かめあいとうとう初エッチにたどり着くまでが書かれてます。
怪異もハラハラドキドキで読む手が止まらず。
友春の勇敢さ情け深さもいいですね。もう御影を一人にしないでね。嫉妬深くてキスの好きな御影がいいですね。
友春のお父さんエピソードも良かったです。
オカルト、怖い、という事で怖い話大好き人間の私ですからウキウキと手に取りました。
で、思ったよりは怖くなかったんだけど…
しみじみと良い話だな、と思いました。
表題作とその後の書き下ろし中編収録。
「良き隣人のための怪異指南」
恋人と思っていた男に騙されてお金を取られ、体調不良その上ゲイばれで会社も辞め、家賃の安いワケありアパートに入居した友春。
安いには訳がある。つまり「出る」んです…
…という始まり。
そこは怪奇現象の起きるアパート。友春以外に住んでいるのはもう一人のみ。
それがホラー小説作家の御影です。
怪異はどうやら御影に憑いている。それが隣人の友春にまで影響を…という事で2人が知り合うのですが、夢の中で怪異に襲われるために眠らずにいる御影を救うのが友春。
次第に御影と友春は共に過ごすように。
御影を襲う怪異の正体ははっきりとはわかりません。廃村の忘れられた御神体なのか、御影の心霊体質なのか、ただその名は「夢子」。
御影が付けた名前なのですが、この「名前」というものが怪異退治の大きなポイントになります。
夢子がなぜ夢の中に現れるのか。
夢の中の怪異を消すためには何が効果があるのか。
そうくるか!
怪異を通じて御影と友春は想い合うようになります。
「恋人のための地下迷宮探索」
恋人になった2人。しかし、あのアパートではイチャイチャしていても怪異たちが邪魔をしてくる…
だから2人はまだ最後までは致しておりません…
ならばホテルに行こう、という話になり、仕事帰りに新宿で待ち合わせをした2人。
しかし、新宿に着いたはずの御影のいる場所は…?
こちらの話の中で出てくる「きさらぎ駅」という都市伝説のエピソードが怖いのなんのって。
山岸凉子先生の「化野の…」を思い出してしまった。
この怪異からどう2人が助かるのか。
それが表題作にも絡んできます。
ゲイであることでトラブルがあってもひとに相談もできなかった友春が、御影のためになら怪異をねじ伏せる漢になる。
恋は怪異を越える。素直に良かったね〜と思える読後感でした。
何かに取りつかれちゃってるホラー作家×恋人にお金を騙し取られてしまい行き場のない青年というカップリング。
怖い話は結構好きなので、ドキドキしながら楽しく読めた。
小さい頃から怪奇現象を呼び起こしてしまう攻めが、自分を助けたい一心で踏み込んできてくれた受けに恋した気持ちはわかる。
だけど、その体質のせいで恋愛は苦手という設定、しかも男は初めてなのに、受けとのイチャラブな場面になると、なぜか妙に余裕で手練れっぽいところに若干の違和感。
受けも、恋人に裏切られ…みたいな設定なのに、キスすら未経験っていうのはどういう状況だったんだ…?
ちょっとしたことだが、どうも所々キャラの言動に自分のイメージと微妙なズレがあって、ハマりきれない。
最後の方は二人はもうかなり甘くて、攻めが「ルームシェアしよう」って言うんだけど…「一緒に住もう」じゃダメ? シングルベッドでくっついて寝てるって描写があったからそこは、大きなベッドが置ける部屋に二人で引っ越そう、みたいに言ってほしかったな、みたいな。ルームシェアって言うとなんか距離感ない? まあ、大筋には関係ない、些末なことなんだけど。
ストーリー自体は面白く、お父さんとのエピソードはじーんとしちゃったし、オチもちゃんと伏線を回収していて、なるほどなあという感じ。
ホラー度は続編の方が高め。あとがきにもあるように、都会のダンジョンめいた地下通路でぐるぐる迷った経験がある読者にとっては、リアル感のある恐怖だと思う。
攻めは怖いことに慣れてる風に見えて、追い詰められると案外弱気になっちゃうんだけど、一見弱そうな受けが逆に、土壇場で胆が据わってるキャラなのが、バランスがよくてよかったと思う。
オカルトBLなのかな?と何気なく手に取った今作。
全編を通して面白かったのですが、特に後半が面白かった…!
海野先生、ホラーもお上手なんですね!
前半はオカルトあり、ラブあり、そしてじわっと来る感動もあり…
友春のお父さんとのエピソードと、それを見守る御影が素敵でした。
後半は前半よりもホラー要素が少し強くなり、日常生活の中にじわじわと広がる怖さにドキドキします。
こちらは電話のシーンが印象的。
都市伝説ネタも懐かしかったですね!
オカルトものの今作、不思議と怖いだけではなく雰囲気が優しいんですよね。
攻めの御影も受けの友春も優しい人間なのが本当に良かった!
アパートで起きる怪異にも塩でちょいちょいっと対処してしまったり、なんでもない事のように友春をそっと助けたりと、懐が大きく頼りになる良い男・御影。
一見頼りなさそうな感じなのかと思いきや、御影だけではなく、無意識に夢子も救ってしまうような包容力と優しさ、強さと思い切りの良さを持った友春。
2人とも、どちらかに寄りかかる感じではなく、心からお互いを大切に思い合っているのが伝わって、今後もこの2人は「隣人」とも上手く付き合いながら穏やかに暮らしていくのかなと思えました。
そして夢子!前半であれだけ暴れまわっていたというのに、後半になるにつれてなんだか…どんどん可愛らしく思えて来てしまいました。
これからも生活の中にひょっこり現れたりするのでしょうか。
個人的に、友春と良いコンビになるのでは?なんて…
良き隣人が恋人に変化するまでの過程がじっくりと丁寧に描かれていて、読みながら2人のことが大好きになりました。
コミカルさとちょっぴりの怖さ、2人の甘さのバランスが丁度良いので、終始ワクワクしながら読めるかな?と思います!
読後は塩を持ち歩きたくなるかもしれません(笑)
今、みなさまのお書きになったレビューを読んだのですけれども。
え?
このお話に出て来る『怪異』ですが、滅茶滅茶怖くね?
私は『悪霊』とかより、この手の怪異の方が怖いです。
夢で何かに追いかけられて寸での処で目が覚めるけれど次は逃げられそうにない、捕まったらきっと死んでしまう(様な気がする)って、あんた、
怖いじゃないかよーっ!
「海野さん、お上手」と思ったのは、こんな怖いエピソードを真ん中に置きながらも『ホラー小説家の御影はその夢から刺激を受けて小説を書いているので、全く夢を見ないのもちょっと困る』風な話が出てきたり『友春が引っ越した格安物件の不動産には夜な夜な怪異現象が起きて、引っ越し当初は恐怖に震えたけれどもしばらく経つとある程度慣れてしまう』とか、なんだか気が抜けてクスッと笑えるような日常描写が続くからなんですよ。
そして、何と言っても表題作中盤のクライマックスでもある『山で行方不明のままになっている友春の父』のエピソードは泣ける。
父がどれだけ友春を想っていたか、そして友春が父の不在をどれだけ寂しく、且つ、後悔を持って最後の日を何度も思い出したのか、文章に書いていないことまでもが想像できるようで、最近読んだものの中でもピカイチの名シーンだと思いました。
友春に必要以上の気を遣わせない様に寄り添う御影の『いい人感』も、泣きを助長したんですよねぇ。
で、それが終わったかと思えば、また怖い。
夢に追いつめられるなんていう不条理が怖いんですよ。
この解決方法、これも素晴らしかった。
お話の前の方に出て来る怪異に関する解説が効いていて「?」が入る暇もないっていうのが素晴らしい。
あとね、無神経な元同僚に言い返すことすら出来ない友春が、大切に想っている御影の為ならポンと飛び出すようなことをしてしまうのが良かったんです。
単なる『引っ込み思案の弱い子』じゃない。
優しくて強い子なんだと、この解決方法で解るから。
この結末、誰もが膝を打つようなものだと思ったんですね。
同時収録の『恋人のための地下迷宮探索』も不条理で怖いよー。
みなさん、こういうの平気なの?
本当に怖かったんですけれども、この2人に今後も怪異指南をやってもらいたい欲望の方が勝ります。
断固として「続編希望」です!
海野さん、ディアプラスさん、是非に。
おはようございます!そうですか、怖かったですか。私の中の比較対象がありまして、それから比べると全然平気だったなーと思ったんです。そっちもぜひ読んでみていただきたいです(笑)どっちがコワイか比較してほしいなあとつい思ってしまいました、すいません!神奈木先生の守護者シリーズです、よかったら是非♡
ああ、あっちはグロっぽさがあるから私がダメなのかも…です。
作者様買い。そしてレビュー買い。
最近あまり好みの小説に出会えてなかったんで、買い控えてたんですけどさすが海野先生、一気読みしました。
攻めも受けもキャラがすごくいいんです。だから苦手な都市伝説も難なく楽しめました。
沼淵をギャフン(古い)と言わせたのがスッキリした。自己中な善意もどきの押し付けで自己陶酔してるコイツには何を言っても通じないだろうから、第三者である御影さんが塩を振りかけたのは良い場面でした。
亡き父上の成仏のシーンはホロリとさせられてしまった。
怪異はあまり得意ではないんですが、皆さんのレビューで大丈夫かなと出会えました。
私にとってはとても読後感の良い癒し系オカルトBLでした。
本屋で何気なく買ったのですが、良かった…と素直に思える作品でした。
そもそも攻め受けがいい人、いい子で凄く好感がもてるんですよ。
良き隣人が恋人へと変わっていく様も無理なく丁寧に書かれ一緒になってニコニコできました。
そんな穏やかな空気をいい具合にホラー要素が刺激してくれるんですよね。
個人的にはまったく怖くないのですが、よきテイストでバランスとれていたと思います。
心霊現象などの表現が凄く自然…というかとてもイメージしやすく臨場感があります。
お触りな程度ではなく、様々な怪奇現象が終始楽しめます!
き○らぎ駅ネタ懐かしかったです。
夢子などオリジナリティあってありがちだと思う要素がなく純粋に楽しかったです。
また攻めが受けを守る典型的なパターンではなく互いが互いを大切にしながら守ろうとする姿勢が好印象でした。
友春(受け)は年下で童顔なので見た目的には守られキャラな気がしましたが、精神的には強くお互い平等な立ち位置にいるかんじがとても良かったです。
続編があったら素直に読みたいと思えます。