美童若旦那、恋慕ふは好色男

bidouwakadanna koishitau ha koushoku otoko

美童若旦那、恋慕ふは好色男
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神54
  • 萌×211
  • 萌16
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
21
得点
365
評価数
86
平均
4.3 / 5
神率
62.8%
著者
占地 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784065175903

あらすじ

舞台は江戸。呉服屋の次男坊・伝次は、菩薩のように優しくまじめな美少年。綺麗なものが好きで、特にかんざしが好きな伝次は、ある時、贔屓のかんざし職人・春助と偶然出会い、かんざしを作るところを見せてもらえることになる。浮かれて春助の家まで付いていくが、女と間違われて襲われ、男色に目覚めてしまう!実は春助は来るもの拒まず去る者追わずの好色男!ただ、女しか抱けないと言う。それでも春助を諦められない伝次は!?美麗に艶やかに綴られるノンケ同士のお江戸恋愛絵巻!占地、デビュー作!

表題作美童若旦那、恋慕ふは好色男

春助,26歳,かんざし職人
伝次,15歳,呉服屋の若旦那

その他の収録作品

  • 番外編・一
  • 番外編・二(描き下ろし)
  • カバー下:人物紹介

レビュー投稿数21

受けも攻めもキャラが立っていて良い!!

まず、時代物が好きな私には良すぎて何も言えないくらいな作品でした!
一方で、受けの髪型に嫌悪感が最初はあったんです。
しかし、読み進める内に受けの健気なところ、強気なところの塩梅も良く髪型も逆に良い!!
と思えるほどになりました!
ノンケ同士なので攻めが最初は受けに騙されてた?感じで一度拒否するけれど、それから気持ちがどうなっていくのかというのもとてもストーリーがいいんです。
私の語彙力では言語化ができないんで読んで体験して欲しいです!

2

美しい江戸BL

受けの若旦那が、とにかく純情で可愛い作品。
物語が最後に近づくにつれて色気や妖艶さを出していくのが見どころです。

ストーリーのざっくりしたまとめは、「推しだった簪職人と何やかんやあって結ばれる」。あとがきの2人がえっちをする場面は物語の中でもなかなかに艶やかです。

またレビュー各位さまの通り、絵がとても綺麗です。
モブキャラの描き方も、老若男女でしっかりとそれぞれの味を出していて素晴らしい。

しかし、ストーリーよりも絵がとにかく綺麗!な感じです。美しい絵で江戸BLを楽しみたい方はオススメです。

個人的にとあるコマに出てくる月代男子2人が「♡」を浮かべてイチャついてる感じのコマが可愛くて好きです。みなさん探してみてください。

0

江戸時代の人気浮世絵を漫画にしたような粋で綺麗な絵

デビュー作だというので、驚きました。
描画ソフトを使っているせいかな?よく似たタッチの中韓の漫画家が数人います。気のせい?
浮世絵をそのまま漫画にしたような描写、目線、仕草、当時流行ったと思われる小物や町並みなど、丁寧に描かれていて綺麗です。線描が細いけど、ゴチャゴチャしていないので読みやすい。

粗筋は、単純な王道展開ですが、和服の着付けや着崩し方、小物や和装の柄など、江戸時代の粋が綺麗に浮世絵構図で書かれていて、眼福。
当時は絵の通りで和服は動きやすいゆったりした着付けだったし、簪の流行などの小物など、浮世絵を参考にしていると分かる部分が沢山。資料集め、大変だったんじゃないのかな。

前半の恋愛描写は歌舞伎調。行為は、視る、舐める、噛むだけ。
4巻で未遂、今度は春助が拒まれます。
5巻でつい相愛に。情交描写は春画的で和のエロス度高いです。
私の興味は、衣服や装飾品の描写に目がいって、特に和服の着付けや着崩れ描写が素敵。

無理を希望するなら、
*若旦那は呉服商、当時流行の和装柄の書き込み・木綿と絹の書き分けをしてほしかった。
*「百と卍」のように、当時の江戸言葉を使ってこだわってほしかった。

この作家は息つかいや肌の温感の描写が上手くて色っぽい。凄くエッチ。
あんまり春画的なので、笑っちゃう場面もあって面白いです。
江戸時代の人達の、生きる喜びにかける情熱を感じる作品でした。
完結が残念。続編待ってます。

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簪:
縄文時代からある。神事や饗宴の時に、横から入る日光から瞳を護るために髪や冠に生花を挿したので、「挿頭花」(かざし)「日陰の蔓」が由来。
様々な簪が生まれたのは江戸時代中期。
幕末にかけて装飾品としてどんどん華美な細工ものが作られた。先端に耳かきが付くのは、贅沢禁止令が出て以降。
高価だった簪は、求婚する際に男性から女性に「櫛や簪」を贈る習慣があった。

0

絵が自分好み

絵が自分好みなので、即買いしてしまいました。

0

美麗作画の江戸BL

占地と書いて、しめじ先生

色気特化型江戸BL!この絵のままに次はストーリーに厚みのある作品が読みたいなぁと思いました。こちらはキャラクター・関係性・絵柄の萌レベルが高い感じで、コメディ寄りです。

表紙の伝次くんがずっと赤面してて、簪職人の春助にベタ惚れで可愛いのですが、自分の中で一番色気を放っていた顔は春助に肩を掴まれて振り返るあのコマ!いつもとのギャップというか、ちょっと冷ややかにすら見える黒目がちの瞳が美しい…

萌〜萌2
大人なキャラクターのしっとりした物語に期待大。

シーモア限定おまけ漫画1枚「近目」

0

最近時代物のBLにハマっていて色んな漫画を試し読みしていたのですが.......出会ってしまった神漫画...!
占地先生が描かれる絵がとても自分の性癖に刺さって「あぁ私が追い求めていたBLだあ(震)」現象に陥ったので秒で単行本を購入。で!す!が!読み終わったらまあニヤケ顔と「尊い」連呼が止まりませんでした(病気)

春助さんの大人なエロさと伝二くんの幼いながらも放たれまくっている色気がたまらなく良かったです。とにかく2人とも顔が良い!何この年の差カップル(涙出)本当にどのページを開いてもただただ美味しかっt...う、美しかったです!濡れ場すらも美しい!とても素敵な作品でした( ˊᵕˋ )
※終盤には春助さんが髪をおろしている姿が見れちゃいますハスハス

私的に次に来るBLではなくてもう既に来ていると思います...。

0

思ったより軽く、幼い

 絵も十分綺麗で時代設定キャラ設定も素敵だからこそ、話が予想外に軽くて重厚感がないところや、メイン2人の稚気が目立つところが気になってしまいました。ギャグ作品とまではいかないけれど、受けの伝次の表情や態度がずっと変わらず、最後まで春助を見る度に困ったような健気な顔になるのはもはやギャグなのでは?というくらい、同じ調子なのです。せっかくこんなに美しい顔立ちなのだから、もっと妖しげな相手を惑わせるような表情だったり、伏し目がちに見据えるような冷たい表情だったり、いろんな顔を見てみたかったなぁと個人的には思いました。

 そして、対する春助の方も、余程女が好きというからには伝次に絆されるのには相当時間がかかるのだろうなと思いきや、結構早い段階で伝次の魅力にハマり、彼に振り回されるようになっていきます。女慣れした男前が初恋をしたかのように焦る姿は可愛らしくもありますが、私は彼にもっと落ち着いた構え方を期待していたので、伝次のおぼこさと合わさって話が全体的に幼い雰囲気になってしまったのは少し残念でした。ただ、今後の作品には期待したい作家さんだと思っています。

4

美人で綺麗で純粋で頑張り屋で優しくて可愛いエロい受け

BLデビュー作にしてこの美しさとエロさ。

絵で一目惚れでしたね。女好き簪職人×頑張り屋の美人いいとこの次男。はじめは攻めの女たらしでイラッとすることも、女と間違えて抱こうとして
やっぱなしだわとその場で後ずさりするのも最低で、こんな可愛い子のえろ顔を放っておく男はイ○ポだ。と思ってしまったんですが、見事そのフラグを回収。あの、美的でエロい受けのことが忘れられずムンムンとしちゃう攻め。
攻めが人として最低だということは、わかっているのに止められない恋心を自覚する受け。

そもそも、受けが綺麗すぎて女...?女...?ってなっちゃう。濡れ場で性器も出ないし、女でもいいのでは...?ってなるけど、女にはできない誘い受け襲い受けの強烈パンチ。やられた。エロい。綺麗だけじゃなく、とてつもなくエロいし純粋ってすごくないですか?

次男として今後どうしていくかとか、そういうのもっとほしい。次回作がもしあればもっと掘り返してほしい。エロは結構多いような気もするけど飽きない綺麗な絵だから嬉しい。
今後期待すべき先生かもしれない。

1

“舐める”って究極のエロかもしれない・・・

〖DMM電子書籍〗
修正 : 局部の描写なし
カバー折り返し : なし
カバー下 : あり(2人のプロフィール)
帯 : なし
裏表紙 : なし
備考 : 伝次くん15歳なんですね・・・色気がすんごい。けど読んでてちょっとイラッとすることも。

〖紙媒体〗
未読

0

簪と若旦那

表紙の簪を舐める流し目の伝次が色っぽくて気になり、
時代物BL、恥ずかしながら初めて拝読致しました。
江戸の街並みや登場人物の髪型や言葉回し、
着物などなどいろいろと新鮮でした。

色男な簪職人の春助と呉服屋次男の伝次。

初々しい伝次のおぼこさの中に潜む淫らな一面。
初対面で女と間違えられ抱かれそうになった伝次が
人が変わったかのように春助にがっつく…
??『がっつく』って江戸時代でも使ってたの?
なんてしょーもないことが気になって調べてみたのですが
結局は分からず(笑)
代わりにこのお話にぴったりなエピソードを見つけました。

【『簪』は現在の婚約指輪に相当する重要な求婚アイテムで
江戸時代のプロポーズでは簪を送っていた】そうです。

春助が作中伝次に簪をあげたあの段階ではそういうつもりでは
絶対ないんですけど、そんな側面もあるんだなあと思いつつ。
戸惑いながらも春助の手に欲情する伝次がエロかったです。

まぐわいのシーンの大胆なコマ割りや時代物ならではの
独特な世界観を楽しみながら読ませていただきました。

1

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