飴色パラドックス 5

ameiro paradox

糖稀色相悖论

飴色パラドックス 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神69
  • 萌×256
  • 萌12
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
18
得点
605
評価数
137
平均
4.4 / 5
神率
50.4%
著者
夏目イサク 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
飴色パラドックス
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784403666995

あらすじ

あいつと出会って、変わりたいと思ったんだ。

蕪木の高校時代の同級生・三条の出現で
ケンカップル・蕪木×尾上の仲に亀裂が生じ!?

恋も仕事もけっこう順調!な尾上(おのえ)と蕪木(かぶらぎ)。
そんなある日、蕪木の高校時代の友人で
ホテルチェーンの御曹司だという三条(さんじょう)と街で偶然出会う。

再会を喜ぶ三条に対し、蕪木はどこか気まずそう。
そんな二人を見た尾上は、
ただの友人以上のものを感じてしまい……!?

大人気ケンカップル、嵐の予感の第5巻!

表題作飴色パラドックス 5

蕪木元治,28歳,週刊誌カメラマン
尾上 聡,28歳,写真週刊誌記者

その他の収録作品

  • 駅前デート
  • 運動会裏話(描き下ろし)
  • 本体表紙・表、裏

レビュー投稿数18

親友襲来

カブくんの元?親友襲来編。

ずっとカブくんがヤキモキする方だったので(まさやんとか、笠井くんとか)、尾上がヤキモチしてるのが新鮮・・・!尾上はものすごーーーく鈍そうなのでそういうの気にしないかな?と思ったけど、そうか、やっぱり気になるか!

三条くんがどんなふうに絡んでくるのかワクワクしながら読み進めていたんですが、恋愛感情などはなく、、尾上の心配は杞憂。

ラブラブな二人もいいんですが、そろそろでっかめの横恋慕発生してもいいかな?と思うんですが、ストーリー的にはなさそうです。

0

カラー口絵の蕪木の色気が良い~

5巻目は蕪木の高校時代の友人登場でした。蕪木の過去はメインキャラの闇としてはぬるいけど、飴色の世界観にはベストな感じで良かったです。
蕪木が尾上に引っ張られてどんどん人間らしくなっていくのに萌えます。小さなコマだったけど、尾上に会えてほっとする蕪木の表情がめちゃくちゃ好き!どんな状況でも二人のシーンがシリアスになりきらないのはさすが尾上です。無意識に笠井を振り回してるとこも好き。不憫キャラが板についてきた笠井も最高!
終わり方は爽やかで心も晴れやか。そういえば今回の二人って再会ものBLになりそうなあれやこれやでした笑。でもそういう意味での絡みはなくて、蕪木の内面に集中できたのが良かったです。
尾上は今回(`v´) より (`ヘ´)の方が多くなっちゃってたかな。ふふ~んと調子に乗る尾上も好きなので、次巻ではたくさん見れるといいなあと思います。
お気に入りは気だるげな蕪木の口絵。蕪木ってカッコ良かったんだよな…って思い出しました笑。
5巻も楽しかったです。

0

安心と信頼の飴パラ

ストーリーとしては落ち着いてきた感もあり、甘さや いわゆる胸きゅんなどは4巻までと比べると控えめかな?と思いましたが、高校時代の蕪木の友人登場ということで当時の蕪木と今の蕪木の違い、そこに尾上の存在がしっかりと根付いていて精神的に満足な5巻でした。
何だかんだ揺るぎないカップルで、これからも絶対続きが出る限り読み続けるだろうな。
というか、ずっと読んでいたいので、どんどん素敵なカップルになって、末永く幸せになってください!

3

好き過ぎて嫉妬

勝手に5巻で完結するのかなと思ってました。

蕪木の高校時代の友人が登場。
家庭環境が複雑で、卒業後すぐ上京。
家族や友人とも連絡を断つというなかなかの拗らせヤロウだった蕪木。
すっかり人たらしの外面も1巻以降はなりを潜めてるけど、東京で何があった⁉︎誰も自分を知らない街で別人みたいに生きたかった?とか色々考えてしまいました。

どちらにせよ本当の気持ちの見えない、ドライだった蕪木が尾上に出会って、過去に向き合ったり人の為に何かしようと思えるようになった好反応が私は嬉しかったです。

相手の友達にすぐ嫉妬する設定は正直どうかなぁと思います。
三条は今のところ距離の近い友人ポジですが、当て馬になってくるのかな?
お互い好き過ぎるくらいの、周りから見るとバカップルなので心配なく読めますね。

1

らぶらぶケンカップル♡

蕪木妹、新人・笠井、俳優・印南の次は…蕪木の高校時代の友人・三条の登場。

三条が蕪木を勧誘するのがしつこかった。
蕪木がキレさせたけど。

三条が尾上にいらんことを吹き込んで、蕪木へ不信感持たせた後、尾上が蕪木に話をしに行った時の話し合いがよかった。
お互いのことをわかってきて、信頼ができているなと。
それでもまだ知らないことや、話した方がいいことがあるのは当然なわけで。

素直に疑ってごめんと謝る尾上。
ふっと笑って「許してやる」
「なんでも話すよ お前が興味あんなら」
この「なんでも話すよ」が好き!
心開いてるわぁ。
お前は特別、と言ってあげているようなもんやもんね。

蕪木がドライで人に必要以上に深入りしないけど、尾上はまた三条の立場を考えて、相談に乗ってあげた方がいいと助言して蕪木が動くんですよね。
蕪木は尾上の言うことだから、聞いたんだし。
(これ、蕪木妹、笠井の時も同じようなパターンだった。でも少しずつ仲は深まっているからその都度いい話になっていると思う)

蕪木にとって、蕪木妹も三条も目を背けたい過去だったのに、いてくれて良かった存在にしてくれたの尾上はすごいですね。
編集長が言う尾上の良いところですね。

蕪木が尾上に惚れて、変わったのもわかる。
「すげーこと言った」
と認める蕪木がいい。
それに気づいていない尾上もまたいい。

で、三条のことはめでたく解決し、
運動会でのみのむし競争の尾上がツボって声出して笑ったwww

帰りの車内の会話も相変わらずの2人らしくて萌え〜。
三条にヤキモチをやく尾上に、雅やんは嫉妬する気持ちがわかったかと蕪木。
そこでやっとわかる尾上。
結局らぶらぶで…たいへんよろしゅうございました。

1巻からずっと(夏目先生の作風?)障害や蕪木の過去についての話でも、深刻になる手前で進むので、そこまでしんどくならずに読めるのがありがたい。
安心して読めるのが好みです。

今後も連載は続くようで、続刊が出るのがとても楽しみです!

0

キャラがどんどん増える

また新キャラ〜
蕪木の同級・三条が新登場です!
けっこうグイグイくるウザい系の男ですね。
無自覚だけど、蕪木のこと好きなんじゃないのかな?

今回、ちょっとだけ蕪木の過去が明らかになりました

居場所がなかった高校生の蕪木に居場所を与えたのは三条で、そんな三条に尾上はちょっとやきもち焼いたりします。
いつも雅やんに抱いてる蕪木の気持ちが、ちょっとだけ分かった尾上でした。

番外編は、花恋とのコラボ。
うーん、みんな顔が似てるなぁ^^;

0

安定の面白さと安心な2人

『飴色パラドックス(4)』の続編です。
夏目先生はどの作品も絵が綺麗で読みやすいですし、ストーリーも面白いです。

週刊誌カメラ担当 蕪木 元治と同期の週刊誌記者 尾上 聡のお話。

5巻では、蕪木くんの過去が少し覗けるエピソードになっています。
今作では、冒頭から蕪木くんの友達 三条くん登場します。
ある日、仕事の帰りに2人で歩いていると、蕪木くんが「元治」と声を掛けられます。
声がした方を見てみると、そこにはイケメンの男性が…。

三条くんはホテルを経営するヴァレリオグループ会長の孫で、東京で新事業を任さられています。
その新事業に、蕪木くんを誘うためノリちゃん(蕪木妹)に連絡先を聞いたのでした。
蕪木くんから転職の話を断られても諦めない三条くん。
とうとう尾上くんも巻き込みます。
三条くんの登場で、思い出したくない過去がよみがえる蕪木くんと蕪木くんの過去で不安になる尾上くん。
何だか険悪になりそう…と思ったら、そこは心配ないのです!
だって、天然で誠実な尾上くんが、いつだって蕪木くんの傍にいるんですから。
お互いを本当に信頼しているからこそ、恋人であり、仕事のパートナーでもいられるのです。

後半は、三条くんの会社の内部分裂による情報漏洩が判明しますが、蕪木くんと三条くんの友情を絡ませて、綺麗にまとめられております。
回想シーンで、蕪木くんの実家や高校時代が少し判明するのですが、ご実家は芦屋のお金持ちのようです(汗)
蕪木くんがご両親と不仲なのは、ノリちゃんの登場(2巻)で知っていたのですが、いつか蕪木くんとご両親が和解するエピソードがあるといいなと思いました。
それと、こんないい子に育てた尾上くんのご家族も見てみたい(笑)

Hシーンは少ないですが、蕪木くんが尾上くんを愛おしく思っていることが伝わります。
尾上と出会えたことで、楽しいと思える毎日
1巻から巻を増すごとに、蕪木くんの心と表情が豊かになっていることが感じられました。
そこで思い出すのが、2巻で編集長がカオリさんに言った言葉です。
「尾上はすごいんだよ いつだって期待に応えてくれるんだから」
その意味がわかる気がします!

すっかり私のテンプレになっていますが…
今作は、尾上くんの親友 雅やんの出番は少しだけありました(笑)
他にも、ノリちゃん、後輩の笠井くん、木内さんも登場しますよ。

描き下ろし『駅前デート』
『飴色パラドッグス』×『花恋つらね』
源介くんと惣ちゃんがファーストフードにいるところ(1巻参照)に居合わせた蕪木くんと尾上くん。
まさかの『花恋つらね』とのコラボ!すごく嬉しかったです。
まだ、お付き合いする前なので、惣ちゃんが初々しい(笑)

描きおろし『運動会裏話』
本編最終エピソードの裏話になります。
出版業界の健保組合運動会に木内さんが息子くんと出場するので、何故か一緒に参加することになった蕪木くんと尾上くんと笠井くん。
当日は、蕪木くんをストーカーした三条くんも合流しました。
裏話では、運動神経抜群の笠井くんを褒める尾上くんに嫉妬した蕪木くんが…。

今作も安定の面白さです。
お互いになくてはならない存在になっていて、より強い絆が感じられました。
6巻では、2人のラブラブ♡イチャイチャが見たいかな~。
三条くんがまた登場しそうな予感や笠井くんがワンチャンを狙っている感じもあり、まだまだ目が離せません(笑)
続編も楽しみにしています。

3

蕪過去編?

5巻は、カブの親友だったという、ホテルチェーンの御曹司が登場。
カブを引き抜きにかかります。

今気付いたんですが、カブとか尾上とか、この代表作にも歌舞伎を思わせるネーミングが。花恋で思いっきり歌舞伎役者同士ですが、元々お好きなのかな?カブの親友も三条だし。

ちょっとひねたカブと、まっすぐな尾上のキャラは健在。三条は親友だと思っていたのに、カブの方は都合の良いつるみ相手だった、と言って相手を怒らせる。
けれど、調べてみると三条は社内の内紛で孤立していて苦境に立たされている。それを知った尾上が奮闘し、カブと三条の信頼関係にも発展する、というストーリー。

三条は、当て馬としてはあまり二人の仲をかき回さなかったな。でもあっという間に読めてしまった。前回まで尾上に横恋慕する人物が現れていましたが、今回はカブの同期登場。次の展開はどうなる?

0

新キャラ登場です

蕪木と尾上の仲良しカップルに蕪木の高校時代の親友が現れて…というライバル出現っぽい展開でした。今のところ親友だった三条くんには二人の関係はバレておりませんし、三条くんの蕪木にたいする気持ちも親友をとられたくない!と言うことだけみたいですがなーんかまだこれからも掻き回してくれそうな予感ですね。
すでに安定期にはいっている二人なので特別ここが!と言う盛り上がりもなく、新キャラの三条くんが尾上と髪型とか表情とかとても似ているのでややこしいのが残念ですが高校時代の蕪木を知ることができたり、宣戦布告された三条くんにまで優しさを見せる尾上が見れたのでこれはこれで一層二人のことが愛しくなりました。

0

この安定感が大好き!

飴パラ5巻。すごーく楽しみにしていました。
新しい刺激とか、新たなジャンルとか、そういう新鮮なものも常に求めているけど、こういう安定したカップルによる安定した萌えもとーっても大切。
安心感やホーム感っていうのかな。
飽きない長寿番組観ながらおこたでぬくぬく〜ってな気分になれる良質なシリーズものって、私にとって本当に貴重なのです。

今回は蕪木の高校時代の友人三条が登場し、二人の間をチョロチョロと掻き回し。
そのあたり、前回の笠井と同じような役回りで、人を取り替えただけとも言えるのですが、むしろパターン化された安心感があって、私としては嬉しい。
お約束の流れかーらーのー、
蕪木×尾上のあたふたっぷりと喧嘩っぷりとイチャイチャっぷりが見たいんですもん。
2年のインターバルがあるからかな。飽きない。

今回は三条を通して、尾上と雅やんの仲にモヤモヤしている蕪木の気持ちが、尾上にも少しはわかったのではないでしょうか。
そう考えるとノンケカップルって、男にも女にも嫉妬したり疑惑を持ったり、警戒対象が広すぎて大変だなぁ。

脇役も増えてきてますます賑やかな飴パラワールド。
次巻も楽しみにしています。

8

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