ヒゲと鈴としゃぼん玉

hige to suzu to shabondama

ヒゲと鈴としゃぼん玉
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神94
  • 萌×244
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
23
得点
687
評価数
153
平均
4.5 / 5
神率
61.4%
著者
ymz 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784065170649

あらすじ

家事が全くできない28歳、甘やかされるの大好き!鈴太郎と、家事全般をこなす優しいヒゲの32歳、鈴太郎を甘やかす三太。2人で花見しようとすると絶対に雨だし、鈴太郎は家で何の役にも立たず、三太はたまにストレスで壊れる…。それでも、2人でいれば何とかなる!楽しくて、時にはちょっぴりしょっぱくて、でもとっても幸せな、ヒゲと鈴のケセラセラな同棲生活。ymz新境地☆何気ない日常が愛おしいラブリー最新作☆

表題作ヒゲと鈴としゃぼん玉

28歳・アパレル店員
32歳・在宅ワーカー

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編

レビュー投稿数23

No Title

Very very nice artwork, I love them.

0

年を取った時に思い返してほんわかしたい

同性カップルのふんわり優しい日常生活がつづられています。

家事が壊滅的にできない鈴太郎と、4歳年上で家事全般こなす在宅ワーカーの三太は同棲しています。

2人とも立場も性格も仕事も全く違いますが、2人ともおだやかでほんわかしています。
そして2人ともそれぞれなかなかに癖があるのがおもしろいです。
2人のやりとりのひとつひとつが、うざったかったり、あほっぽかったり、かわいらしかったり、はいはい、と思ったり、読みながら幸せなにやにやが止まりませんでした。

2人とも絶対に別れるつもりはなくて、一生添い遂げる気持ちが固まっていて、それを口にしているところがとても素敵です。
それも気負った感じではなく、自然に、でも、しっかりと定まっている覚悟、というのがとてもいいなと思いました。

三太の元彼が鈴太郎の勤務先に来ては嫌味を言って口論を繰り返している、というのもおもしろいです。鈴太郎が三太元彼の家に行きたいというのもおもしろいし、それを受け入れてしまう元彼もおもしろいです。
不思議な関係だけど、嫌な感じは一切しなくてほんわかします。

少しだけつらいエピソードもありますが、一冊通してやさしいおだやかな暮らしがつづられていて、ほんわかしたり、くすりと笑ったり、しました。

あとがきでymz先生が、「大事な人が死んでしまった後、相手との思い出を振り返る時に思い浮かぶ、いい思い出だけを形成して、寄せ集めたような話が描きたいという目標で描き始めた」と述べていらして、より一層、この作品を素敵に感じました。

0

好きな日常系

絵柄、作風がずいぶん変わられましたね。
細く繊細な線が太めでしっかりして。
最初、これほんとにymz先生?と見直してしまいましたw

内容もこれまで繊細な心理の変化を見せる、ほんのりじんわり系だったのが、ほんわか、笑い、明るさが前面にきている。

ymz先生5作目ですが、本作がいちばん好きです(2番目はラブラド・レッセンス)

2人の何気ない同棲生活の日常がほんわか、それでいて萌えるよう描かれていて、これ!とうれしくなりました。

日常系好きなんですが、何も刺さることも引っかかることもなく風のように通り抜ける作品もあるんですが(私にとってハイ・ファイ・ランデブーがそうだった)

本作は日常の一コマ一コマがイキイキと見えて楽しかったです。

あとがきにあるように「想像以上に人物がはちゃめちゃに元気で自由に動き出し〜」が、なるほどその通りだなと。
先生の中でどういう変化があったのかとても興味深いです。


完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆
面白い ☆☆☆
内容が好き ☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆
萌える ☆☆

0

今の気分にちょうどいい

私は普段BLに限らず日常系やほんわかした感じの作品は好んで読まないのですが、試し読みして良かったので買ってみました。この作品は疲れた今の気分にちょうどいいですね。世の中がこんなのだから漫画の中だけでも平和なのが良いっていう気持ちが分かりました。二人でベランダに足を出して日向ぼっこしてる姿に気持ちがほっこりしました。独特の台詞のセンスだったりキャラクターのネーミングセンスも好きです。こういうエロくない作品もっと増えてほしいですね。

1

隣に住んでいそうな平凡カプな所がいい

心穏やかになるようなエピソードばかりが詰め込まれた作品でした。
ハラハラドキドキが苦手な私にはぴったり。
辛い日もあるだろうけど、日々の小さな幸せが繋がって長い年月を一緒に過ごすんだろうなあ。
攻めさんの家族がすごく好意的で結婚するって聞いたら喜んでくれるところが良い。子供多いと、同性同士で結婚ってこだわらないのかな?子供たちが幸せであればそれでいい、みたいな。一方受けさんの家族は否定的。そこはあまり深く描かれなかったけど。
本人たちの性格、好み、家族背景も真逆な感じだけど、それだからこそぴったりハマる。

攻めが受けにベタ惚れなところも大好き。
受けが女々しくないところも大好きです。
特にスパダリでもなく、美人受けでもないところが日常的に感じられるちびまる子ちゃん的な?作品でした。

2

日常の切り取りを詰め込んだ一冊

自由人鈴太郎と世話焼き三太のカプの、日常の切り取りを詰め込んだ一冊。前の恋の終わりと二人の始まりも、前後をあまり描かずに大事なとこだけを切り取って見せてくれてて、どこまでも独特の空気を保ち続けてました。
現在の時間軸だとワガママっこになってる鈴太郎、過去回想だとめちゃくちゃ可愛くてギャップ萌えです。さらにプロポーズは鈴太郎から。決めるときは決める!決め顔カッコイイ!三太はちらっと家族と訳アリっぽい描写が出てきますが、その嫌な気分を払拭してくれるくらい明るい鈴太郎の家族が良いです。ここで育てば鈴太郎みたいな子ができあがるよね、って納得する感じにじんときます。
そしてエンディングはオープニングの一年後。この演出好きすぎるんですが!この先もずっと幸せなんだなって思いながら読み終われる安心感が良かったです。
実はスピンオフの「ひよこと夜と遊園地」でキヨシの話を先に読んでまして、トウヤがやっぱり白目むいてて笑っちゃいました。でもこの三太とキヨシのカップルは全然想像できず、さらにちゃんと別れたのも信じられなくて、彼らの過去が気になりました。まだまだこの世界をのぞかせてもらいたいです。

0

愛おしき日々

ずっと気になってました。

二人がどんな時も相手が愛しくて想い合ってていいなあ。
鈴太郎のいつまでも嫉妬深さ甘えたがりな所三太を支えたい所超明るくておバカさんで壊滅的に家事ができない所。三太の元彼とまで仲良くやってる所。

三太が鈴太郎を甘やかす世話を焼くのが好きな所鈴太郎の家族と仲良くて好かれてる所。

なんて平和なんだろう。
いつまでも相手が大好きで思いやりがあって、いつも相手のことを考えてて。

三太の家族の部分は唯一どうにもならない心の重さとなりますが。
底抜けに明るい鈴太郎がプロポーズしてくれて。
いつもローテンションな三太が浮かれてて。

いいなあ。やっぱりBLはいいなあ。キラキラしてる。

今の三田に影響を与えた元彼に相談までできる突き抜けた鈴太郎。元彼の今彼さん。
二人の出会いや告白シーン。
みんなみんな良かったです。

0

幸せに満ちてます

初めて読んだymz先生の作品でした。
1話目からなんか知らんが涙が出てきて、グスグス言いながら読了しました。

同棲中の鈴太郎と三太のお話。
家事が壊滅的で楽観的、自己愛も高いが三太への愛も深いというか重い鈴太郎。
現実逃避のため家事に没頭し、ついつい頑張り過ぎてドツボにはまっちゃう三太。
2人の面白おかしく、たまに切ない日常を描いた作品で、全く辛いお話じゃないのに尊さに涙腺が緩む。

お互いの長所も短所も分かっていて、長所は当たり前の事に、短所は諦めの域に入ってる2人ですが、言葉や態度の端々に愛情を感じられてホワホワした幸せな気持ちに包まれました。

三太の家族の問題も何となくポーンと飛び越えてくれそうな鈴太郎。
2人の幸せがいつまでも続きます様に。

鈴太郎の家族や、三太の元カレのキャラクターも2人以上に強烈で面白い。
キヨシがなんやかんやで鈴太郎の背中を押してくれるのが良かったです。キヨシとカレシの物語も読みたいと思っています。単行本化希望!

0

日常のすばらしさ

日常BLとしてとてもほのぼのしています。男女の夫婦関係でもそんなにうまくいかないような実家との関係にもほっこりというよりうらやましくもあります。

0

優しい気持ちでいっぱいになります。

とても、可愛い表紙に惹かれて購入しました。

今まで読んだ、どのBL本より優しいストーリーに暖かい気持ちになりました。
2人の関係性がとても好きです。お互いを理解して、想いあっている様子にキュンキュンしました。

表情や心理描写が丁寧に描かれていて、登場する人物、世界観が大好きになりました。絵のタッチも柔らかくて、特にymz先生の描かれる笑顔に、読んでいる私も自然と笑顔になれました。

仕事が重なり、疲れていた時期に読んだ事もあり、とても癒され、明日頑張ろうと活力を頂く事が出来ました。

0

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