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初めて話したときから、かわいいひとだと思ってた
bitter cigar
「バニラ・ショコラ・シガレット」の豊橋×高槻のカップルの馴れそめ話。豊橋が26歳なので、6年前ということになります。
マンションの隣の部屋同士なわけなのですが、その隣人という関係からほぼ定期的に「ごはん会」をやるようになって仲良くなっていき、恋人になるまでが描かれておりました。
とても可愛いお話で大変よかったです。
高槻のことを、豊橋はもう最初からずっと可愛いと思っていたことが分かりました。女の子っぽい顔立ちに加え、表情がくるくる変わってにこにこ可愛いんです。作った料理を「美味しい!!」と喜んで食べたのもポイント高かったと思います。
高槻が美容院で髪の毛を短くきる羽目になってしまった日、髪の長さのことではなくて自身の好みというかアイデンティティも否定されたような気分で落ち込んでいるときに、長くても短くてもどっちも可愛い、と衒い無く告げる豊橋がとても男前でした。
この時夜景のきれいな窓側のテーブルで向かい合っているのですが、このコマだけ星のきらきらの書き方が異なっていて、とても印象的な絵になっています。さながら高槻の気持ちの体現といったところで、びっくりして時が止まったのと、心に残る一言を差し出された嬉しさが伝わります。まあこのあとの高槻の行動の是非はともかく、良いシーンでした。その後の豊橋がぐるぐる悩むのも好き。
それと、総じて二人の着ている服もいいのです。サイケっぽい柄のシャツとか、豊橋のガツンとしたブーツや、ショルダーバッグもディテールが凝ってますし、熊猫先生はおしゃれな方なのだろうなと思いました。私が一番好きなのは高槻のアーガイルの靴下です。
カバー下の食べ物づくしも素敵。一つ一つの拘りが良い感じに配置され綴られて隅々まで読んでしまいました。うさぎ屋さん行ってみたいです。
高槻くん(受け)の第一印象は最高に良かったです。
「自分が言われて嬉しい言葉は なるべく言いたい」なんて。
それを「いいね」と言える豊橋(攻め)も素敵なんですが。
そういう根っこの感性が近しい二人は、親友なら死ぬまでその関係は変わらないだろうし、どちらかが その先を望べば 遅かれ早かれって感じです。
ではなぜ萌評価なのか?せっかくの豊橋という男前攻めのかっこいい場面を あまり見ていないなぁーーと感じたから。
高槻くんが作中二度も、理由もなくその場から いなくなったり飛び出したりするから、豊橋が一人で悶々と悩んでいるシーンが多いんですよね。いや、攻めの悩ましい姿は大好物ですが、そういうことじゃない。
そのせいで、後半が駆け足ぎみに思えてしまいました。
豊橋のキャラ設定が文句無しだっただけに勿体ない。
豊橋高槻カップルの出会い編。めちゃくちゃ良かった…!
「バニラ〜」でも少し語られていた、高槻が豊橋を好きだと気づいたゴミ出しの朝のエピソードですが
高槻の行動が想像以上に可愛くてメロメロに(笑)
狙って可愛こぶってるわけではなく、そのために努力もしているけれど
好きな人の前では最上級の可愛い自分で居たいと言う高槻に豊橋がオチてしまう理由がわかりすぎました。
ふわ〜んとしているようで、でも芯はしっかりとブレない人だし
何より自分自身のことをよく理解出来ているところがすごく魅力的でした。
最後には吾妻と椿も登場してましたが、彼らのお話の続きもぜひ読んでみたいなと思いました。
なんて優しくていとおしい本
トヨハシとタカツキの出会いへん
お互いに出会って、日々が色づいていく。変わっていく
タカツキの、「女の子になりたいわけじゃ無いけど可愛いものが好き。可愛くありたい」という気持ちを、少しの迷いもなく自然に受け入れていくトヨハシ
終盤に明らかになった「男と付き合うの初めてじゃ無い」。タカツキはそんなかんじかな?とおもったけど、まさかのトヨハシ…そうなってくると、トヨハシの過去が気になるなあ。どんな恋愛してきたのかな?
とにかく優しいお話です
「バニラ・ショコラ・シガレット」がとても好みだったのでスピンオフのこちらを。
豊橋と高槻のなれそめ。
ふとしたことから惹かれ合う描写にドキドキ。ほぼ2人のやりとりなのにぐいぐい読ませるのが、バニショコと同じく好き。
ニコニコな高槻かわいいし、そんな高槻をかわいいと思う豊橋がかわいい。
豊橋が高槻にちゃんと「かわいいよ」と伝えてあげるのいい男だし、言っておいてちょい照れるのが萌え〜。
絵も背景もお話もやっぱりかわいいですね。
ファッションも凝っていてかわいいけど、柄物が多いので目がチカチカしたw
豊橋か細身で男らしいスタイルの良さが特に萌え〜。
描き下ろしで、椿と我妻が出てきたのも楽しい。
4人が集合する直前を描くのがおしゃれですね。
随分深いテーマを扱ってるのだと思いますが、難しい用語とか使わずに軽やかに描いてます。そして相変わらず飯が美味そうで猫が可愛い。
高槻が書いた小説を二人で映画館で観る場面があるのですが「人と関わることで世界が変わっていく」という弁があり、
小説の映画化にしろ必ず当たりでないけど多少の皮肉も込めて『ビター・シガー』というタイトルなのかなと。
そしてストレートでない事を隠して毎週食事に誘ってた豊橋は結構曲者。
『バニラ・ショコラ・シガレット』ではご飯食べて、仕事して、言い合いして、イチャイチャするというなーんでもない日常をおくっていた豊橋×高槻が、こんなドラマチックな結ばれ方をしているなんて!きゅんきゅんが止まりません!
近づいたと思ったら離れてを繰り返す二人はすれ違いというより、自分の感情についていけなくなると逃げ出す高槻を豊橋が大股で追いかけている印象です。
高槻はこりゃ愛されますわーという言動に(ほんとに可愛い)高得点ですが、いい雰囲気なのに避けられ逃げられても、見捨てず大きな懐で高槻を抱き締めに行った豊橋がMVPです!!
絵に関していうと、豊橋高槻共に洋服が可愛いなぁ凝ってるなぁと思うのですが、一番は最後の夜道のシーンです。
あんなに可愛くて綺麗な夜空があるなんて知りませんでした。最高です。
こちらは、「バニラ・ショコラ・シガレット」からのスピンオフ。スピンオフじゃないか。前作に登場したメインカップルのなれそめ編です。
着ているものや髪型がユニセックスで、かわいい雰囲気の作家。その作家さんのお隣に住む、ゲームプログラマー。お互い最初から気になっている感じ。攻めの方が料理上手で、家事全然出来ない作家の世話をやくっていうのがちょっと新鮮。
個人的には、作家さんの方が子供っぽすぎて、大人なんだからもうちょっとしっかりしよう!と突っ込み入れつつ読んだせいか、前作の我妻×椿の方がよかったなぁ、と思いました。
「バニラ・ショコラ・シガレット」より後に発売された前日譚ですが、自分はこちらを先に読んでしまいました。違和感はなかったし、むしろこのルートが自分には正解だった。
アパートの部屋に連れ込んでキスする流れめちゃくちゃ好きでして、この展開に滾りました。前半、あまりに自由に振る舞う高槻に少々怯んだのですが、この後ずーっと豊橋がカッコよくて、萌2は豊橋によるところが大きい。さらっと男と付き合ったことある宣言するところも含めて豊橋の株が高止まりです。
「バニラ・ショコラ・シガレット」を読んでから読み返すと、描き下ろし部分がいいですね。豊橋と高槻双方から恋の瞬間を聴ける椿、何という役得。
豊橋と高槻がどんな風にお互いに惹かれ合っていったのかを知ることができる、『バニラ・ショコラ・シガレット』の前日譚。相手と過ごす日を重ねることで、少しずつ日常が色付いて、華やいでいく。そういう楽しい変化を満喫している2人が可愛かったです。
熊猫先生の手描き感溢れるタッチは大好きなのですが、萌評価に留まった理由は、ひとえに私がネガティブさや情緒不安定さが目立つ受けがあまり得意ではないから。お祝いの席で相手にドキドキすることを言われたからって逃げ帰るのは、私はさすがに可愛いと思えずちょっとどうかなと思ってしまいました。ただ、そんな不安定な受けでもどんと来い、むしろそんな受けが好きだ!という方は、十分楽しめる作品だと思います。