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kimi to natsu no naka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前作から続けて読むと、すでに大学生になっちゃってて、はっきり付き合っちゃってて、あれ?となりました。付き合うことに対する渉のもだもだがあるかと思ったのですが、あっさり恋愛として両思いになってたみたいで…。
内容はカップルのゆるっとした日常です。二人ともがあまりにピュアで初々しくて、感想が言葉になりません。爽やかさに圧倒されるって変な表現ですが、これはそういう感じでした。なんかもうすごい。
そしてのんびり具合もとてもすごい(BL比で)。渉の中では友情と恋愛が両立してる状態なんでしょうか。今作でも渉からは「好き」って言葉がモノローグですら出てきてなくて、佐伯は不安にならないのかな…と思いました。
終わり方は爽やかで良かったんだけど、気持ちの深まりもゆっくりペースなのでほんの少しだし、話の起伏が全然ないし、これで終わり?と思ってしまいました。最後くらいちょっとで良いから盛り上がるエピソードが欲しかったです。
すでにキャラ萌えしてるので楽しめましたが、続編というよりファンブックみたい。最初からファンブックとして出てるものならそのつもりで読むので萌え×2くらいですが、本編続きの1巻としては物足りなさを感じたので萌評価。
続編…もう読んでいて、幸せすぎて 満腹です☺️ 2人の関係が、少しずつ進展しているのを見れてドキドキとピュアすぎて、悶えたりと最高です
千晴の渉に対する態度が『好き』っていうのが伝わってくるし、渉も最初に考えるのは『千晴のこと』って言うのが通じ合っていて好き 『名前呼び』が1番よかったです‼️
高校の友人ぐっち君とバイト先の先輩新見さんが、めっちゃいい人❗️
他の人たちもいい人ばかりで、 優しい世界✨ 「小冊子」も、幸せの塊 も〜う可愛い2人だなぁと感じました
まだまだ初い2人を見守っている感じで、ドキドキ感を味わえる☺️
前作に引き続き夏。高校生だった2人が大学生になり、お付き合いしているというものの初々しくて眩しいです。
夏の背景が変わらず美しいですし、ストーリーに挟まれる夏の景色、そこへ乗っかってくる2人の表情や心情が爽やかで心地いいですね。
千晴にドキドキさせられて、俺ばっかりと思う渉。
でも千晴にしてみれば、口には出さないけれども、きっと自分の方が、自分ばっかり好きだと思っているはずなんですよね。
だから、渉がうぶで今は軽いキスだけだけど、本当はもっと進展したいと思っているであろう千晴の気持ちが手にとるようにわかる。
渉を見るちょっとした表情に表れていて、そこがいつもお上手だなぁ、いいなぁと思います。
なので、渉がヤキモチやいて初めて千晴呼びしてくれた時に、千晴の秘めた思いが溢れて。そこで渉も逃げず、千晴も一気にはいかず、渉の様子を見ながら進展するのがよかったです。
メガネキャラの使い方?がツボですw
メガネの圧とか、渉のメガネの連れ枠の争い?とかw
あとがきの先生自画像の猫ちゃんもかわいらしい。
全体的に爽やかで淡い恋愛を楽しめるストーリーなのに、お泊まりの約束から当日とか、舞台挨拶へ行くまでの過程とか、普通に日常の段取りが描かれている場面で、どうも私は何かトラブルが発生するじゃないかと無駄にハラハラしてしまってw 花火大会の時の迷子救出からの離れ離れ…みたいに。その場面も伏線として登場していた秋吉のおかげで大事に至らなかったし、秋吉の千晴呼びのおかげで進展あったし、何も心配することはないのに。どうも夜明けの腐女子向けの作品を読みすぎかしら、と自分のBLの読み方を反省しました(汗)
高校の終わりに付き合い始めた渉と佐伯のお話の大学生編です。
私のように先にこちらを買った人は「君は夏の中」から読んでくださいね。居ないかw
佐伯が東京の大学に進学し、また近くでいられると思ってたのに案外大学生は色々忙しくなかなか会えないでいるのでまだまだ初々しい2人♡
佐伯は一人暮らししていて、渉初めてのお泊まりに多分佐伯もきっと何か期待していたはずなんだけど、渉が寝落ちで…この焦らし堪らん(*´Д`*)
渉が中学生くらいのピュアさ(もしかしたら小学生かも…)で、佐伯もグイグイいくタイプじゃないので、ていうか紳士すぎる!
押し倒してオデコにチューとか萌え死んだ。
もう焦れったい。焦れったいけどそこがイイ!
映画は1回目は佐伯と観たいとか、渉の手の甲にキスとか、さっきまで会ってたのにまた会いたいとか、お互いに大好きな様子が…これまた堪らん(*´Д`*)
今まで佐伯が逆ナンされてても嫉妬する素振りのなかった渉が、佐伯の友人が「千晴」呼びしているのを聞いて嫉妬しちゃうのが可愛かった。
その後のキス以上が…ぐわぁーーー
取り乱してすみません。
そのくらい最の高なので、ぜひ見てください。
2人で出かけた無人島(と言う名の観光地)のシーンも素敵でした。
これからもずっと、手を繋いでいくんだろうな。
そんな2人を見守りたい気持ちになりました。
自分にとっての神作品シリーズです。
『君は夏のなか』の続編『君と夏のなか』
何度でも言います。男女問わず全世界の人に読んでもらいたい!
2人はそれぞれの高校を卒業し、千晴くんは大学進学と同時に東京で1人暮らし、渉くんは実家から大学に通います。
別々の大学ではあるものの、物理的な距離が近くなり、2人の距離も少しずつ縮まります。
『君と夏のなか』の古矢先生のあとがきにもありますが、特に大きな出来事はありません。
2人の大学生活とバイト、映画鑑賞、花火大会、聖地巡礼など、夏休みのイベントを一緒に追っている感じです。
当て馬キャラも存在せず、事故や病気などにも見舞われず、安心して見守れます。
2人のお友達やバイト先の人たちもみんないい人です。
大学生になったぐっちと平岡くんが登場して嬉しかった。
千晴くんの同クラの川口くんも登場させてあげて欲しい(笑)
あえて大きな出来事と言えば、
渉くんが人生初の嫉妬をして、千晴くんを名前呼びしたこと
そんな渉くんを見て、千晴くんの抑えていた愛情が爆発(?)したこと
です。
個人的には、渉くんのピュアで真っすぐな性格がどうしても年齢よりも幼く感じてしまい、千晴くんの渉くんに対する気持ちと渉くんの千晴くんに対する気持ちが本当に「同じ」?と心配してしまいます。
普通の男子大学生だったら、ガンガン行こうぜ!状態なのですが、千晴くんは渉くんをとても大事にしているから、渉くんのペースに合わせようと頑張っています。
でも、好きな人に会いたい、キスしたい、触れたい、結ばれたいと思うのは自然なことですよね。
渉くん
お願いします!渉くんからも千晴くんに「好き」って言って!!抱きしめてあげて~。不安になっちゃうよ。
千晴くん
大学生活はもっと楽しいよ!お友達たくさん作って、サークルにも入って!(もう入ってる?)
自分の大学はもちろん他大学の女子からも告白されまくって、モデル事務所からもスカウトされて、イケメンの頂点に君臨して欲しい~。
でも、渉くんしか興味ないみたいな(笑)
※大学生はネットワークがすごいので、他大学でもイケメンはすぐに噂になります。
…感情移入してしまい、自分勝手な要望をすみません(汗)
『君と夏のなか』のラストでは渉くんと千晴くんと聖地巡礼の続きで無人島を訪れます。
人気のない木々に囲まれた公園の中で、千晴くんは渉くんの手を繋ぐのですが、渉くんは10歳のあの日を重ねて、こみ上げるものを感じます。
きっと、千晴くんも同じ気持ちだったのでしょう。
千晴くんが言います。
「俺さ 頑張るから 渉が繋いでくれた手 離さずにいられるように」
神様 お願いします。
2人がずっとずっと一緒にいられますように。
少しずつ進展する2人の恋と1度しかない大学1年生の貴重な夏。
真夏の暑さに浮き立つ気持ちと跳ねる鼓動。
まだまだ続く夏もこの先の季節も2人と一緒に追いたい気持ちになります。
学生時代に戻りたくなる1冊です。
この作品を読んだ方は絶対に続編を希望されていると思います。
古矢先生、出版社様、続編をお願いします!
千晴くんが渉くんと心から幸せになる姿を最後まで見届けたい(泣)
※エロい意味ではありません。
あと、あくまでも個人的な異見ですが、大きい出来事はなく、ちょっと進展があった『君と夏のなか』。
続編が出ることによって、この『君と夏のなか』の魅力がさらに発揮されるのでは?と思います。
同シリーズ前作の初回限定版レビューでも記載しましたが、とにかく夏が似合う2人の、爽やかで甘い恋物語です…!
前作で恋人になった2人。でも恋人らしいことしてなくないか…?
モテる佐伯に対して、今さら嫉妬してもキリがないし…なんで嫉妬しないんだろう、そうか佐伯がブレないほど自分に想いを寄せてることが分かるからか…。そんなことを考えつつ、始まった2人の大学生の夏休み。
悔しいと嫉妬の感情の違いすら分からぬまま渉は佐伯に大事に大事にされています。
渉も佐伯のことが好きで、先輩よりも佐伯との距離を大事にする。
まさにシャーベットのように、爽やかで甘い両想いの2人が、直向きに恋をしているお話です。
夏を巻き戻したくなる一冊。
買うかどうか、読むかどうか迷っている方はぜったい読むべきです。
読後感まで爽やかで、最高ですよ!
この作品が好きすぎて連載から読んでました。もはや愛しています。1冊の本となって世に出たこと大変喜ばしいです。
※好きすぎて頭悪い感想です。
何度も読み返していますが、今回のポイントは「キス」だと思っています。
第1話は、高校3年まで遠恋だった2人が再会して喜んでるキスですね。渉くんが死ぬほどかわいい。
第2話は、キスと呼んでいいのかは定かではありませんが、千晴くんが渉くんの項に唇を寄せています。前に進みそうな予感がするキスです。
第3話は、千晴くんが大学の友だちである秋吉くんとの会話を思い出して渉くんの手の甲へキスします。たぶん『君は夏のなか』のときに、ぶっとばしてくれたことへの感謝を含んでるのかなと思いました。光景は千晴くんが王子様に見えますね。渉くんの手がプリンセスかなと思うほど。
第4話は、流れるように千晴くんが渉くんにキス。キスがイケメン。そのあと渉くんの首元に触ったり唇寄せたりイチャイチャしてたら事故床ドンになり、千晴くんが渉くんへ覆うような形になるのでシーンとしてめちゃくちゃドキドキしますが、デコチューに留めます。その留め方やその後のシーンで、千晴くんが欲をめちゃくちゃ我慢してるのがよく分かって、最高。
そして最終話。まさか見られるとは思ってなかった渉くんの嫉妬!ここだけでごちそうさまだったのに、まぁそんなかわいい渉くん見たら千晴くんだってさっき留めた欲、抑えきれないんですよ。渉くん曰く「なんか入ってきた」キスですね。そしてこの後...最後まではしませんでしたがベッドシーンです。ありがとうございます。
そして何より小冊子。ごちそうさまです。渉くんからのキスがテーマです。かわいい。そして千晴くんの雄顔。ありがとうございます。
ここまでキスのことを語ってきましたが、それでも1番好きなシーンはプロポーズ...はいいすぎかもしれないけど、言い過ぎではないシーンですね。「頑張るから渉が繋いでくれた手離さずにいられるように」と千晴くんが言って、「...うん頑張れ千晴」って返すシーン。「一生」って言葉が見えるんですよね。いわゆる「エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ」でした。
ただ今まで出てきた設定などからこのあとの2人を妄想したところ、まだ障害などありそうですが、2人なら大丈夫。末永く幸せになって欲しいです。
古矢渚先生、ありがとうございました。
『君は夏のなか』の続編。大学生になり、佐伯が東京に戻ってきた。2人大学は違うものの、バイトの後や休みの時に会える懐かしさを噛みしめる。
佐伯と渉が会って出かけている姿は、普通の友人っぽいのですが、それだからこそ少し恋人らしいことをするだけで、たぶん読者は心踊ります。
渉は、佐伯を好きだけれどまだ友だち感覚が抜けておらず、佐伯が感じる嫉妬感がわかりません。でもその嫉妬感を、佐伯の友だちが「千晴」と呼んだ時に味わうのです。お互いが同じ気持ちなったんだと感じました。
爽やかな絵、男子大学生、夏。
これだけで、心は鷲掴み。尊さの強い古矢先生の作品は、エッチがなくても満足と思ってましたが、今作は最後までではなくても、2人のイチャイチャがあり、神です!!
まだ青さはあるものの、将来を考え成長している2人は、カッコ良く可愛いです。
表紙の爽快感も大好きです。そのまま部屋に飾りたくなります!
佐伯が東京に戻って来て別の大学でもしょっちゅう会えて安心してしまいましたが
この相変わらずの優しさ!なんだもう!!
一人暮らしの部屋に好きな人が泊まりに来たら
普通はそういう流れにしちゃうでしょうに
眠っちゃったからそのままベッドに運んであげて隣で一緒に眠るとか……。
イケメン紳士凄いよ…。
翻訳に興味があるっていうのも日常英会話出来るのも尊敬してしまう。
塾講師のバイトもしてるしこれだけスペック高い佐伯に
めちゃくちゃ大事に想われてる渉も凄い(語彙力)
まっすぐで嘘がつけなくてコミュ力もある誠実さ、
なんといっても幼いころ佐伯が救われたヒーローそのものですもんね。
ちょっとずつキスも増えてきてたのに
今まで触れるだけのキスだったなんてイケメン紳士の忍耐力に感服いたしました。
渉を怖がらせたくない一心だったんだろうなと思うと
また凄いわー…としか出て来ない…。
しかも最後までしない宣言もね、偉いね。
…………めちゃくちゃ正直なところ、
続編出ると知った時から「もしかしたら結ばれるところ読めるんじゃ…??」って
思ってましたごめんなさい!!
渚さんの作風としては爽やか青春ものなので
そういうんじゃないのはわかっていたんですけどつい期待しちゃったんですよねぇ…。
あと心残りは平岡のまともな顔一回も無かった事です。私だけかもですが。
ぐっちの方がどちらかというと濃いもんね、キャラが。
それはさておき、終わり方の余韻!!!
自然とこちらも笑顔になってしまうんですけど
眩しくてじーんとしちゃいますね。年です。
夏にぴったりの爽やかな作品が再びですね。
ドラマティックな再会で気持ちを通じ合わせた二人…
番外編での千晴を知ると余計に、渉への想いの強さを感じさせられて、
好きのバランスが明らかに千晴の方が重いよなぁと思いつつ、読み始めた2巻。
大学生になって近くで過ごせる恋人同士の関係が、渉にはまだくすぐったいようですが、
やっと千晴の側にいる実感を噛み締めている渉を見て、千晴と一緒に見てるこちらも嬉しくなりました。
遠距離や受験もありましたが、2年前とあまり関係が変わっていないのにビックリ。
でも、ちゃんと成長してて、確実に相手への気持ちが育っているのが伝わってくる。
この2巻は渉の気持ちがどんどん強くなっていく様子が、丁寧に描写されていて、
千晴もビックリ嬉しい渉の嫉妬心が見れてしまう…読んでる自分の顔が緩み放しなのが解ったわ…。
この勢いで渉が千晴の想いに追いつくのか?と思いましたが、
自分のことをどんどん好きになってくれている渉を知るほど、千晴の想いが増し増しになる。
この二人の追い掛けっこはずっと見ていられる。
しかも、この作品はいい人が一杯で、友達はもちろんバイト先の先輩も本当にいい人。
見ていて嫌な気持ちになることがない希少な作品です。
ここで終わらず、是非続きを見せて貰いたいです。
【君は夏のなか】続編。
前作からちょうど2年。そして作中でも2年。
受験もあってなかなか会えなかった二人の動き出した時間が
もぉとにかく尊かったです。
語彙力があろうがなかろうが!とにかく尊かった!!!!
千晴が東京でひとり暮らしを始めるも、
大学は別々だしバイトもありなかなか会えない二人。
だからか2年経っても相変わらずの初々しさ♡
そしてなんといっても・・・
思うままに渉への想いを口にする千晴と
それに照れて返しが出てこない渉と
それによって流れるなんか変な間(笑)
相変わらずでかわいかった!!!
千晴の大学の友人・渉のバイト先の先輩
二人のいい具合のアシスト演出(笑)で、
千晴のテンション上がっちゃうのほんと
「ありがとうございます」って程にかわいかった!!
なにより、すごく気持ちはデカいのにそれを押し付けるんじゃなく、
自分の中で噛みしめてそっと渉のペースに合わせて関係を進めようとする
千晴がまぁぁぁぁもぉぉぉぉとにかく尊かったデス♡
まさか続巻が出るとは思わなかったです。
遠距離恋愛からの佐伯が大学進学を機に戻って来て一人暮らしをしています。渉は実家からそれぞれ違う大学に通ってます。
渉は佐伯の一言で映画館でバイトしてます。
休みの日には相変わらず2人で仲良く映画に行ってます。
ある時、渉はバイト先の先輩に舞台挨拶のある映画に誘われます。佐伯の好きな監督作品でした。
最初は誘いに乗るものの、佐伯の事を思い断るんです。友達では無く恋人として付き合うってそう言う事なんですよね。
佐伯の友達が「千晴」呼びする事にもやっとして初めて名前で呼んでみたり。キス以外の事も渉なりにゆっくりと進んでいます。
出来ればもうちょっと進んだ2人を見てみたかったので神にはなりませんでした。
タイトルも表紙も絵柄も内容も、とにかく爽やかなシリーズ。
私はこの作品が大好きであると同時に、あまりにも爽やかで眩しく、性的なことを感じさせない雰囲気に、正直なところ物足りなさも感じていました。
そんな私も初めてBLに触れた時は、濃厚な性行為にはやや抵抗があったものですが、数をこなすうちに慣れ、今ではエロエロも大好物です。
とは言え、とにかくエロければいいということではなく、作品の内容や雰囲気に沿った構成・分量であって欲しいとも考えています。
ただ、描写そのものは置いておいて、愛し合う二人なら、身も心も結ばれたいというのが世の常なのでは、と思うのです。
この作品の二人を見ていると、特に渉が幼いこともあって、一過性の気の迷いのような、友情と恋の狭間のような、とても危うく曖昧なものに感じてしまっていました。それこそがこの作品の持ち味であるとも思いますが。
そういう意味では、今作の表現は私のそうした杞憂を吹き飛ばしてくれる素晴らしい性描写でした。
これこそ私の思う「作品に沿ったエロ」です。「エロ」というと語弊があるかもしれないですが、私の思うエロとは「二人がそういう関係を望んでいるかどうか、その未来を感じられるかどうか」ということで、その表現は作家さんや作品によって様々なので、この作品らしい性の表現だったと感じています。
「キスだけじゃ足りない」「全部はしない」という千晴の言葉、それを受け入れる渉の姿に、この二人、ちゃんと結ばれてる!と感じることができ、感涙でした。
濃厚なエロでも、或いは体を繋げていなくても、その作品とカップルにとって自然な形だと本当に満足感が高いことを再確認しました。
大人な恋をしている二人も見てみたいですね。渉はきっとすごくかっこよくなってるだろうなぁ。かなりいい男前受けに成長しそうです。千晴は大好きな美人攻めなので何も言うことがありません。
君は夏のなか、の続編。
一巻目は昔表紙買いしたのですが本作も綺麗な夏空の素敵な表紙です。
ガッツリなエロ描写はありません。
古矢先生だからね、想定内です。
ガッツリやっていたら逆にびっくりしたと思うわ笑。
大きな事件があるわけでもすごい当て馬登場するわけでもありません。いわば日常BLなんですがゆっくりとお互いの好きは高まってるかなー。
バイトの先輩に舞台挨拶付きの上映誘われて…のくだり、渉が佐伯の事をとても大切に思っているのが伝わってきてきゅーーんときました。
こういう気持ちって大事よね。
そして佐伯の男友達が佐伯の事を名前呼びしているのを偶然知ってモヤッとしちゃう渉…かわいいヤツ笑。
渉の小さな嫉妬を知って嬉しくなっちゃう佐伯もかわいい。
かわいい2人に終始キュンキュンしながら読みました。
はぁぁ尊い…
ぐはっ
もうね、良い!
タイトル、一文字の違いが良くわかりました。
渉と佐伯の夏。
前作は、佐伯の告白からの、渉が徐々に気持ちを自覚する流れが細やかに描かれていました。
今は、二人とも大学生。佐伯は、東京に戻って来ましたよ!
物理的な距離が縮まり、会う回数が増え。
ついでに、佐伯は一人暮らしなんです!
友達みたいに、ごはん食べて、映画みて。
しかーし、付き合い始めた二人。
違うの❤️
ふわぁーと甘い時が来るんですな!
佐伯が、攻めてます。
渉のこと大好きだから、やっぱり我慢効きません❤️
渉も、びくっとしながら受け入れています。
とはいえ、キスとちょい撫でハグ。
日頃、色々な作品に触れていますと、際立つピュアさ‼️
あ~焦れる…でも、いいんだよ~❤️
渉と佐伯は、焦れながらも、ちゃんと進んでいます。
物理的な距離が近く、いつでも会えて、かつ、互いが好きしかないのですもの。
自然に、もっともっと、体と心が求めあってしまう。
タイトルの『君と夏のなか』、暑くて、空は青く抜けて、白い入道雲。
このカバービジュアルのまま、二人がぐっと突き抜けて、近く近くなりそうな予感がスゴいですもの❗️
このたび、キスハグメインでは、有りますが、あれ?下半身、どうなりました?という場面が有りますよ~❤️
もうね、まずは読んで確認していただきたいですね~
渉の、独占欲もドキドキします❗️
エロさなし。なのに、間違いなくBLです。
やっぱり、古矢先生、唯一無二な作品と思いました!
互いが好きで、うまく距離感つかめなくても、離れたくない。二人の純粋に想う気持ちがチリチリと、効きます。
でも、やっぱり佐伯呼びから、千晴になったわけで。あれやこれや、秋には進むといいんじゃないかなと…期待します❤️
【限定版小冊子28P】
えろなし。キスは、どっちからするの、がお題です~
いやいや、千晴、まだイケるよ⁉️
渉、自覚したらめちゃくちゃ小悪魔になりそうな予感です。
「君は夏のなか」の続編である「君と夏のなか」
前作では共通の趣味である"映画"によって仲を深めた高校生の渉と佐伯でしたが、佐伯は夏の終わりと共に渉達の前から姿を消します。(詳しくは「君は夏のなか」をチェック!!)
今作は佐伯が高校を卒業後、大学進学のために東京の渉のもとへと帰ってきた大学生の2人からスタート。今度は良い意味で"2人で過ごす2度目の夏"が始まります。
大学は別々の2人ですが、それぞれの大学の友人や渉のバイト先の人達など新キャラクターもたくさん登場します。もちろん、渉の高校時代の同級生のあの2人も出てきます。当て馬などはいないのですが、2人が新しい環境の中でどう関係が変化していくのかが今作では描かれています。
思ったことをストレートに口に出したり行動に出す佐伯と無意識に佐伯に萌えのクリティカルヒットを与えつつもゴチャゴチャ考えてしまう乙女思考の渉。(佐伯の言葉に翻弄されまくってる渉が本当にかわいいです。)
今回はお泊まり、舞台挨拶、花火大会、聖地巡礼と2人で過ごす夏のイベントがぎっしり詰まっています。
古矢先生の描かれる作品はBLでは珍しく、エロシーンがほぼなく2人の関係性が"恋になるまで"の過程を描かれているのですが今回は続編ということもありくっついてからの2人を丸々1冊描かれているのは今回が初めてです。(特典小冊子や同人誌をのぞく)
2人の関係性が大きく動く今回の夏のメインイベントは【花火大会】
正直………ここはネタバレを読む前に直接コミックを読んで欲しい!!っていうのが私の意見です。だって、レビューみたらこのシーンを見た時のトキメキが何割か減ってしまうと思うともったいないのでは!?というくらい好きなシーンなので。
ネタバレは描きますが本音は読まずに本編読んで欲しいです。
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映画館でアルバイトをしている渉は先輩からとある作品の舞台挨拶に誘われます。
舞台挨拶に誘われた渉は行きたいと返事をしますが、その映画は佐伯がお泊まり会の時に渉を誘おうと思って誘うタイミングを逃したままの映画でした。
最初は舞台挨拶は舞台挨拶で、佐伯とは佐伯で2回見ればいいと思っていた渉でしたがアルバイト先の映画にギリギリで駆け込んできた2人組の男子高校生をみて、この映画は最初に見たいやつがいると舞台挨拶を断ります。そのときの渉の表情をみて、アルバイト先の先輩はじゃあ2人で見てくればいいと舞台挨拶のチケットを譲ってくれます。
そして舞台挨拶の後、佐伯から渉に電話がかかってきて舞台挨拶譲ってくれた人はこなくてよかったの?と疑問をぶつけると佐伯といきたいからと断ったらじゃあ2人で見てくればいいよとチケットを譲ってもらったと話す渉。
その渉の言葉に佐伯は嬉しくなってしまいます。
花火大会、当日。
俺らってあまり定番みたいなことしたことなくね?と渉は花火大会に佐伯を誘います。ギリギリまで涼みたいからと佐伯の家で涼んだ後に2人は花火大会へ。
良い場所をみつけた2人は渉は場所取り、佐伯は屋台へと1度別れます。しかし、場所取りをしていた渉は近くに親とはぐれて迷子になっている男の子をみつけ、優しい渉は本部へと連れていきます。
無事に男の子の両親がみつかり、佐伯に連絡しようとした渉はスマホを佐伯の部屋に忘れてきたことに気づきます。
人混みの中で佐伯に出会うのは困難。どうしようかと思っていた渉は偶然にも佐伯の大学の友人の秋吉(新キャラ)と出会います。
事情をきいた秋吉は佐伯に電話をかけてくれるといい、感謝の気持ちでいっぱいの渉。しかし、そこで秋吉が佐伯のことを「千晴」と呼んでいるのをきいてしまいます。
その後、秋吉とは別れ無事に佐伯と再会した渉。2人で無事に花火を見れると思いきやどこかうわの空になっている渉に気づいた佐伯はどうしたのかと心配になります。
帰り道、渉に体調が悪いのかと心配して渉に声をかける佐伯。
全然大丈夫といいながらもどこかモヤモヤしていた渉は勇気を振り絞って
「千晴……………………………………」
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(あとは私の語彙力欠如により本編みてください。叫びました。コミック握りしめたくなりました。新刊なのに。名前呼びしただけで脳内にタイタニック流れました。2回目読み直しましたがやっぱりタイタニック流れました。おかしいな。)
ゆっくり進む2人の関係性をぜひこのコミックで堪能していただけらたらなと思い、レビューさせて頂きました。(とくに感想は何もいってないけれど、"花火大会"のシーンはぜひ。)
『君は夏のなか』の続編です。
タイトルは、「は」が「と」に変わっただけです。
でも、一字違うと全く意味が変わりますよね。
今作は、佐伯と渉の2人が一緒に過ごす夏を共に追いかける…というスタンスで読まれるのがいいかと思います。
佐伯と渉は高校生の頃、映画好きという共通点を通じて仲良くなり、大学生になった現在では恋人同士として付き合いを続けている。
大学にバイトに忙しい日々の中で、映画を観たり、花火に行ったり、聖地巡礼したり…2人で過ごす時間が、より大切なものになっていく。
渉の無自覚な愛情表現に、恋愛感情を強めていく佐伯。
渉もまた、初めての嫉妬を覚えて…
大きな出来事もなく、当て馬も登場しませんが、気持ちを深めあっていく2人を見守ることができます。
渉が佐伯を名前呼びするところは、こちらまで照れてしまいました。
前作では進展のなかった2人ですが、今作ではほんの少しだけ距離の近付いた2人が見られます。
ラストの無人島でのシーンは、2人の気持ちが伝わってきて胸が熱くなりました。
眩しいほどに煌めいた2人の青春に一緒に浸れて、本当に幸せでした。
描き下ろしがなかったので少し残念に思いましたが、いつか大人になった2人にも会ってみたいです。