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しずくは俺が守るんだ、αなんていらない
kiraide isasete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
信頼できる人と番てよかったね
オメガバースという世界観があることは知っていたが読んだことはなかった
”Ωの雫斗は1人娘のしずくと暮らすシングルマザー”というあらすじで、どういうことだろうと思い購入
親には頼らずにしずくちゃんを育てたいと頑張る雫斗さんを応援したくなり、ママを心配するしずくちゃんに共感し、用務員の先輩である木村さんに癒されて、雫斗さんに出会い自分のα性に向き合い突き進む葉月を応援していた
学生時代の経験がきっかけでαに対して恐怖心があるけど葉月くんを意識していく雫斗さん、α性を隠してたけど向き合い葉月くんがどんどん近づいていき惹かれていく描写、好きです
あと、ジャージがこんなに印象強いアイテムになるとは思いません
相手の将来を考えて一度は距離を置こうとするのは王道展開もあり、最後のお互いの気持ちに素直になったイチャイチャシーンもあり
思いが通じ合って、しずくちゃんを含めた素敵な家族で本当によかった
初めて続編を追っているBL作品でもあります
総評としては、「イラつくテンプレ作品だけど、推せる点もある」です。
好きな作品ではあるけど、以下かなりきつめなことも書いてますので反対意見は聞きたくない、という方はご注意ください。
オメガバもののドテンプレ作品です。
あらゆる男どもから狙われまくるΩ受。レイプに不遇な扱いと、それはもうこれ以上ないほどテンプレ通り。
強くあろうと努力はしてるけど、正直性根まで女になってんなこいつ、と思えるくらい姫受特有のなよっちい演出も多いです。
テンプレα×Ωものに食傷気味な方にはうわー…となる展開多々。
とにかく受がね、そこは言えよ、そこは休めよ、という場面場面でことごとく無駄な強気と健気っぷりを発揮してあかん方へと持って行くので正直イライラします。困難を攻と共に乗り越えるため、絆を深めるため、なにより受が今まで散々経験してきた不遇な境遇から来ている諦めや自己犠牲精神のせい、とわかっていても。
女々しい受が苦手な私としては途中で何度「うがー!」と投げ出しそうになったかわかりませんが、優しい親や姑の存在、なにより子供達が良い子すぎて可愛すぎて、彼らの存在のおかげで読み進めることができました。ほっこりする。
あと、受が途中から、男らしさを装ってるけど実際は性根まで女々しい姫受→鼻につく女々しさは多少緩和されてきた姫受に進化してきたので、だいぶ楽に読み進めることができるようになりました。
テンプレと言えどなんだかんだ惹き込まれるストーリー性があるので、子供たちの今後の幸せを祈りつつ、今後も最後まで追い続けようと思います。
…α×Ωはもう量産されすぎてて基本真新しさがない、という不利な状況の中頑張ってるとは思うけど、私はやはりα×αかΩ×α推しだな。
先生の作品をきちんと読むのは初めてです。
オメガバの超有名作ですが、子どもの出てくる作品は苦手でずっと避けていました。でもたまたま試し読みして、グイグイくる攻めに興味を持ち、とうとう読んでみました。こちらがデビュー作なんですね!
前知識なしで読みましたが、なるほどΩが差別されていて、生きるのが大変な世界観なんですね。
最近のオメガバ作品は、ライトな作風が多めなので、久々にこういった作品を読みました。
Ωの雫斗(なおと)には幼稚園児の娘しずくがいますが、なんと!この子は学生時代にレイ◯されて生まれた子!ヘビーだ〜。でもしずくはとってもいい子で救われる気持ちになります。
そして偶然出会ったαの葉月に「運命の番だ」と言われ、職場の高校で再会、なんとDKだった!そこから葉月の猛プッシュが始まる。いいぞいいぞw
雫斗のフェロモンは強いみたいで、この高校でもモブ生徒に襲われかけます。(抑制剤効かないの?!)
世界観がΩにシビアすぎて、読んでて引きます(汗)
1巻から当て馬的Ω女子も登場して驚きました。攻めたストーリーだな〜!
紆余曲折ありますが、しずくちゃんもグッジョブで、無事にくっついた、よかったよかった。葉月くん、男前DKだな〜。
終盤の濡れ場は、雫斗の「キスしたことない」にブチッとなった葉月のグイグイ攻めるエッチがエロい!「すき」って言って甘噛みする雫斗も可愛い♡
あと書き下ろしのお風呂エッチは、葉月が「ぜってえ孕ませる」と雄み全開に責めるのが、大変エロくて素晴らしかったです。
最後は3人家族でほっこり幸せなラストでほっこり終わりました。
さすがアワード1位。ストーリーに引き込まれて一気に読了しました。子どももそんなに抵抗感なかったです。
でもΩに過酷すぎる世界観は、そんなに好みでないかな〜。
2巻を試し読みしたら、葉月が男前に成長してるので、そのうち続きも読んでみたい気もします。
ちなみに1巻はキリ良く終わっています。
シーモア 白抜き修正
勝手に涙が流れてくるぐらいストーリーが良かったです。
オメガという性別のせいでかつてレiプされ、しずくちゃんを産んだ雫斗さんが、自分のことを運命の番と言う葉月くんと出会うお話でした。
葉月くんがすごすぎた。
雫斗さんからちゃんと言葉でも受け入れてもらえるまで理性を保ち続けた傑物でした。
そして、しずくちゃんがすっごくいい子でした。
しずくちゃんが水族館に行こうとしなかった理由(葉月くんの推測の方)がかっこいいと思いました。
あと、葉月くんのことが好きな結衣。
めちゃくちゃ嫌なやつかと思ったけど、葉月くんの幸せを考えられるいい子だった。女子高生らしい清さ。
結衣も幸せになれ。
私が最初に買ったオメガバースです。全然オメガバースを知らない私でも、とてもわかりやすく楽しめる作品です。ふたりの年の差もなかなか尊いものです。雫斗さんのαへの想いも、葉月くんの雫斗さんへの想いもなかなか尊いものです。途中でギスギスする場面もあったりで、切ないところなどもありますが、それも相まって感動します。最後になると想いが爆発する瞬間がとても大好きです。笑えるところもあって、いろいろな感情に襲われます。ラブラブ感も、ちょうどいい感じて、良きです。
オメガくんの子ども・雫ちゃんと、彼の運命の番なDK・葉月くんがめちゃくちゃヒーローな子持ちオメガ救済ストーリーです。
番ができるとアルファもほかのオメガの匂いがわからなくなるという世界観。『番ができたオメガの匂いは番にしかわからない』はよく見ますが、このパターンは珍しいのでは?
1番の見どころは運命の番のヒートに耐える葉月くんですかね、、理性?本能?理性と本能って相反するモノだと思ってたんですが、この時の葉月くんの状態をあらわす上手い言葉が見つからない・・・!
ハピエンで後味◎です。
全体的に作画の乱れが気になりました。
当て馬を下げて主人公を上げるのが生理的に無理とか受けを可哀想に描きすぎなのが嫌だとか、そのへんの意見はわかるんだけど、ちょっと思った事があったので。
学校でレイプされたのに用務員になるのがありえない、そもそも学校を職場に選ぶのがありえない、というのはさすがに先入観に起因する短絡的な意見。
個人的に関心があって性暴力被害者のノンフィクションを読み漁っているのだが、それらの著作でもトラウマからの回復度はそれぞれ。
家族や友人、パートナー含む周囲のサポートや本人の精神力を支えに早く立ち直る人もいれば一生引きずる人もいる。
「これがこうなのにこうじゃないのはおかしい」と頑なに主張する人は自分の立場に置き換えて言ってるのかもしれないが、そんなの実際なってみなきゃわからないし、サバイバーを環境や性格の異なる個人としてとらえず、ステレオタイプでワンパターンな「被害者」の枠に押し込もうとする傲慢さを感じた。
個人的に1番好きなシリーズです。
Ωに対するαの優しさがものすごく感じられます!
初めて読んだ時は、BLを読んだことない人達にもαの優しさを学んで欲しいと思ったぐらいです。
初めて買ったBL漫画でした。
Ωだから自分が悪い、と思い込み続け、αのことを誰よりも嫌っていたΩ。自身と、父親のわからないまま、育てることを決めた娘ごと愛してくれる歳下αに出会い、家族になるお話です。
αの子が理性を保つために、自身を傷つけても守ろうとしたところが1番好きです。
近々4巻が出るということで、読み返してみました。
ツラくて苦しい展開が続き、心がずーんと重くなるような差別描写もたくさん出てくるお話。
ここ最近のオメガバースはほっこりできるものが多かったりするので、久々に激しいものを読んでそのツラさにちょっと引っ張られる感じはありましたが。
でもそのぶん、葉月の存在に救われる部分がとても大きくて幸せ度も高め。
雫人としずくのやり取りも微笑ましく、これから幸せな未来が待っているんだろうと思わせてくれるラストシーンは感動したし、最後にはしっかり「家族」になった彼らを見ることができてすごく嬉しかったです。
以前読んだときにレビューを書かず評価だけしていて、それは変えられないので今の自分にとっては神とは言い難い部分はあるのだけど…
とても素敵なお話なのは間違いないので、読み返して良かったです。
レビュー数も多く高評価な作品でしたが、引っかかるものがなく読まずにいた作品。続編も沢山出ているので、ストーリーにハマれるかもと読んでみました。
結局、攻め受け共に見た目性格キャラなどが私の好みではなかったので、評価されている程にはハマリませんでした。
ただ、運命の番、発情期、妊娠などオメガバースの要素をたくさん使って、上手く話をまとめて、きゅんとするような見せ場もあり、盛り上げてくれるのでキャラクターが好みの方には高評価が納得の作品です。
しっかりとΩ差別があるタイプのオメガバースなのでシリアス苦手な私にはストーリーも向かなかったかもしれません。
更に、しっかり者の子供が…みたいなBLが苦手なので、1巻のみ読了、続編を読むまでには至りませんでした。
学生α×子持ちΩ
αに強いトラウマを持つ受けを、一途な攻めが救うお話。
攻めが17歳の高校生なのですが、他の傲慢なαとは違いΩを尊重してくれるので受けの心も段々と解されていきます。
受けに最初に出会って開口「運命の番だ!!」と迫ってくる、攻めの真っ直ぐな想いがすごく魅力的でした。
今まで読んできたオメガバースと違って子持ちであることや、攻めとの年齢差、αも性を嫌っていることが新鮮でした!
そしてなんといっても、受けの4才の子供がキューピッド。
この子なしでは二人はもっと拗れたことでしょう…。
受けのお母さんもとてもいい人でした。
また、再就職した先の用務員のおじいちゃんもすごくいい人!!
この人たちに支えられたから、受けはちゃんと子育てできたんだろうなぁと思わせられるくらい、人情にほっこりします。
そして辛い思い出があるからこそ、結ばれた時の幸せが倍増!
その後のお話が明るい未来を思い描かれていてとても好きです。
正直、オメガバースにはちょっと飽きたな…と思っていたのですが、改めてオメガバースっていいなぁと思わせてくれる作品でした。
オメガバースは普段あまり読みませんが、嫌いでいさせては時間も忘れて
全巻いっき買いして読み倒しました!!
オメガバースならではのΩが抱くαへの嫌悪感や感情、態度がツンツン可愛かったし、
ヒート時にαに助けられるシーンにキュンキュンし、Ωを襲わないようにこらえるシーンなんかにはもう胸がずっきゅんでした。
娘のしずくちゃんがまたいい子でして...(´;ω;`)
しずくちゃんがいるからこそこの作品はより感動的で感情移入しやすいのかなと
思います。
オメガバース好きな方、ぜひ読んでみてください!
すごく評価が高いしBLCDも出てるので読んでみました。
オメガバースものは色々読んできたけど、これはキツイです。
なんとレイプで主人公がシングルマザーに…。
この作品ではオメガがとっても虐げられてるようで。キツイです。
こんなに匂いプンプンして、襲われてばかりで、働くのも厳しいですね。
しかも運命の番に出会えたら彼は良い子だけどまだ高校生で。しかも片想いされ中のやっかいな女子付き。
お話の設定も展開もギブアップでした。
オメガバ作品の中でもかなりお気に入りなこの作品!
実はもうすでに既出の三巻までを読んだうえで、また読みなおしてレビューしているので、
後の展開を知ったうえで書いています!
ただ単に恋愛漫画というよりも、二次性や人とのかかわりについて深く考えられる作品だと思います。
オメガとしてアルファから襲われ、しずくちゃんを産んだ雫斗さんは男のオメガとして生きにくい世の中を過ごしていた、そんなある日に運命の番だと言ってくる高校生の葉月くんと出会い...といったお話です。
もう登場人物みんながとにかくいい人!!
雫斗さんを襲うモブは置いといて、とにかくいい世界でした。
今まで苦労して生きてきた雫斗さんが報われてほしいなぁと思います!
また葉月くんとしずくちゃんの距離もだんだんと縮まってきていてかわいかったです(笑)
最初に葉月くんと会ったときに、警戒心マックスだったしずくちゃんが、葉月くんにバイバイと言われて、控えめに手を振るシーンがとてもかわいい!!!
母親のためにすぐに気づいて行動できるしずくちゃんと、雫斗さん大好き!!!でもやるときはやる葉月くんに囲まれて暮らしていく雫斗さんの今後がすごく楽しみです!
あれだけ最初にアルファに襲われ、アルファが嫌いだと言っていた雫斗さんと紆余曲折ありながらも付き合うことになった葉月くん
次巻からどういう展開になっていくか、続きの気になる作品でした!
子育てBL好きじゃないんですが、この作品は大丈夫でした。
私が子育てBLが苦手なのは、子供が主体になってしまい、恋愛の部分へのフォーカスが蔑ろにされがちだからなんですが、この作品は葉月とすでに子持ちの雫斗に出会うという設定なので、設定上ちゃんと恋愛できているからかなと思います。
だからといって子供は置いてきぼりだと子供いる意味ある?ってなっちゃいますが、娘であるしずくがいたからこそ、葉月と雫斗は結ばれることができました。子供を生かしながらもちゃんと恋愛の過程を見せられる設定がうまいと思いました。
ツッコミどころは割とあります。「俺のオメガ」なんて言い方しなくない?とか、ゆいちゃんは首輪してるのに雫斗はしてないとか、いくら葉月の実家が太いとはいえ葉月は学生・雫斗も収入が十分にあるわけではないのに子供作ってええんか?など…ツッコミどころがあっても、面白く楽しく読ませてしまう力がこの作品にはあるなと思いました。だからこそ、人気作品になり得たんでしょう。
絵は好みというわけではないし、特別お上手だとも思いませんが、見やすくて安定していると思います。エロも適度にエロく、人を選ばない作品だと思いました。
王道オメガバース摂取したい時にはおすすめです。
個人的に、オメガバース作品でオメガがひどい扱いを受けているのを見るのはあまり好きではありません。また、この作品は絵の粗さも若干目立ちます(ひじき先生の初連載作品とのこと)。しかし試し読みで何か惹かれるものがあったので、購入して読んでみました。
他の方も指摘してる通り、細かいところを見るとツッコミたくなる箇所は確かにあるかと思います。オメガの雫斗が何故か首輪を付けていなかったり、高校生の葉月に子ども二人の父親になれる度量はあるんか?と疑問に思ったり(アルファで親が金持ちだから金銭面では大丈夫なのでしょうけど)。傍から見れば『不幸なオメガがイケメンスパダリのアルファと出会って幸せになるシンデレラストーリー』として、よくある話として片付けてしまうのも致し方ないかと思います。
しかし、私がそれでもこの作品に心惹かれたのは、作品のテーマが一貫として『不可抗力な不幸な出来事に遭ったとしても、人は必ず幸せになることが出来る、そういった世界は必ずあるんだ』ということをブレずに描いているからだと感じました。このテーマを一貫して描くためには、多少のご都合主義的な展開は致し方ない。そのような気概を読んでいて感じたのです。雫斗の様なことを経験してなくても、誰しもが生きていく中で不可抗力でどうしようもなく人生が行き詰る経験をしたことがあるのではないでしょうか。その出来事を乗り越えるためには希望が必要で、それは作品の中では葉月を始め、しずくちゃんや雫斗の母親、木村さんや京介といった身近な人間関係をもって描かれています。立ち上がるきっかけは人それぞれだと思いますが、それは身近にあるよということを示唆してくれているようにも受け取れます。
「嫌いでいさせて」はオメガバースの世界なので分かりやすい偏見と差別が存在していますが、現実社会でも同じようなことは存在しています。存在しているということは、誰しもが不可抗力にその対象になり得るということを意味します。だからこそ、そういった状況に遭遇しても必ず自分が幸せになる道はある、世界はあるということを前面に押し出して描かれているこの作品が多くの人の心を揺り動かしていくのだと感じました。
ひじき先生のちるちるのインタビューを拝見したところ、「受けに辛い過去があればあるほど良い」という性癖をお持ちらしいのですが(笑)、今後幸せになった雫斗が「誰かに幸せにしてもらう」という立場から「誰かを幸せにする」という立ち位置に変わっていく様子を続編で見たいと思いました。雫斗の傷は決して軽いものではないですが、それに囚われすぎず(かといって忘れる必要は全くなく)新たな生き方を獲得した雫斗がどう描かれるのかについては興味があります(まだ1巻しか読んでません)。
この作品は有名ですよねー!!なぜか1、2巻を買わず3巻だけ購入した者なのですが、想像通り心温まる素敵な作品でした!!
子育てblってほんと良いですよね、、(;_;)
1、2巻を読んでいないので急に3巻読んだ時、なんか人数いっぱい増えててびっくりしましたがみんないい人たちで幸せな気持ちになりました!笑
3巻ではまたひとつカップルが増えているのでさらに賑やかになりますね!
そしてそしてしずくちゃんの第二性、、どんな結果であれ子供を受け止め愛すことには変わらないと言う受けくんの温かみに涙が出そうでした。
ほんともうみんなみんな幸せでいてくれー!!!と叫びたくなりますね笑
オメガバース作品が好きなのでこちらを購入しました。
Ωで子持ちの雫斗と、自分を運命の番だと言うαの葉月くんのお話です。
雫斗さんの子供がしずくちゃんといい、すごくすごくいい子です。
そんなしずくちゃんの為にも精一杯生きている雫斗だけど
Ωだからと酷い扱いを受けたりするし、過去にも受けてます。
個人的に最近は甘々のオメガバースばかり読んでいたので、
あぁ、オメガバースってこんな酷い話多かったよなぁ…と
改めて思ってしまいました。
最後はしずくちゃんのナイスアシストもあり
葉月くんとちゃんとくっつくことができます。
きっとしずくちゃんがいなかったら
この二人はくっつかなかっただろうなぁ…。
怖がりの雫斗を優しく包み込んでくれる葉月くんが好きだし、
そんなお母さん(雫斗)を見て葉月くんに会いに行くしずくちゃんの優しさもすごく好きです。
最後がもう幸せそうで涙が止まりませんでした。
雫斗さんは、しずくちゃんと葉月くんに出会えて
ほんとに良かったなぁと思いました。
高校時代に無理やり犯され誰の子か分からない娘(5歳)と暮らすΩのシングルマザー・古賀雫斗。婚活パーティーで運命の番だ!というαの土屋葉月と出会い、その後追いかけ回されることになるのだが、過去のトラウマからαを嫌い続ける雫斗(Ω)だったが、フェロモンそしてヒートに耐える葉月(α)に徐々に惹かれていきます・・・
描きたい内容が多いためか、展開としてはとてもテンポの早い印象です。また、オメガバースの性差別などのシリアスな部分がメインの作品で、ひたすら泣いていました...!
表紙買いだったので、可愛い作品かと思っていたので、いい意味で裏切られました!いい作品に出会えました!2巻の方が自分は好きでしたので、1巻だけでも綺麗にまとまっている作品ですがぜひ2巻も読んで欲しいです!
ただ自分は"萌"評価です。評価を下げた理由は、オメガを蔑む奴らのえぐさがしんどすぎました......あと掻き乱し系女子は苦手です.......
オメガバースシンママは元々好きだったんですが、レイプされてできた子供を産むと決めて、産んだっていうシチュエーションははじめてでした!!
年下攻めでしかも学生さんで年上受け子持ちと恋愛するのは難しいよなあって思ってたんですが、
葉月くんの包容力凄いですね。
アルファとオメガの差がいろんな場面で結構ある世界線なんだなって思いましたけど、それが生かされてるというか、アルファだから大切な人を家族ごと愛するんだ!!みたいな普通の人にはできなさそうなことをしてるのがほんとすごいいいなってオメガバースの醍醐味だなって感じました。
駄文失礼しました。
個人的に最近読んだオメガバース作品が、第二次性によってもたらされる運命に逆らうストーリーのものが多かったのですが、こちらの作品は素直に運命に従うお話でした。
物語の開始3秒(体感)で運命の番を見つけているのは思わず「早っ!」とツッコミを入れたくなりましたが、我々にはわからない第二次性のある世界ではきっとこのようなことがあるのだろう……と逆にファンタジーの世界に思いを馳せながらその後の展開を楽しみました。
攻めが最初からほぼスパダリ状態なので見ていて気持ちがいいです。
受けがわかりやすく愛されているのを見たい人におすすめです。
とにかく攻めの葉月君がスパダリv
そして受けの雫斗さんが可哀想で健気。
おまけに雫ちゃんは頭が良くて可愛いv
まさしくシンデレラストーリー!
読んでいて気持ちがいいのが一番なのですが、
出てくる人が(モブ以外)
いい人ばかりなのがまた気持ちいいv
特に用務員の木村さんと葉月の親友の京介君!
京介君のスピンオフとか読んでみたいですv
気持ちよく読破したのですが、
正直全てがうまく行きすぎて少々物足りない感も。
こういう設定なら仕方ないのですが、
葉月君が雫斗さんにあれだけ惹かれるのが、
運命の番だからというのだけでなく、
もう一つ何か動機が欲しいかな。
なので評価は神寄りの「萌×2」
二巻も出ているので、もちろん読みますよ!
この作品はオメガバースの基本的なことがわかるのかなと思いました。
Ωの雫斗は学生時代に先輩から乱暴されて妊娠。
しずくちゃんを出産します。Ωであるが故に就職も仕事が決まらない(Ωにはヒートがあり、そのフェロモンのせいでαやβの人を誘惑してしまう)
雫斗の母親が勝手に婚活サイトに登録し、婚活パーティーにいくはめに…そのパーティーで雫斗のことを運命の番だという葉月に出会う。αにトラウマをもつ雫斗は逃げてしまうけど、採用が決まった高校に葉月がいて…
何となくで読んだ作品だったけど、Ωの辛さやαの辛さ等もわかるなと思いました。この作者さんの初作品とのことで絵の統一感やバランスが不安定な所もありますが、内容はストレートでわかりやすいかなと思います。Ωに対する偏見とか葉月がαなのにβと偽ってしまうきっかけとか運命の番に出会ったことでフェロモンの制御ができなくなってモブαに襲われ、葉月に助けてもらったけど、ヒートを起こしてしまった雫斗、でも雫斗を傷つけたくない想いが勝った葉月が自分の腕を噛んで、雫斗を守る姿、執着というか運命の番を守る姿は読んでてゾクッとしました。
お互いに惹かれてるけど、葉月に幼なじみのΩの結衣が来たことで身を引こうするんだけど、そんな母親の姿を見たしずくちゃんが自分には何もしてあげれない、だから自分のかわりにママを守ってほしいと葉月に訴えるところは本当に泣けます。色々悩んでた葉月も動かされて。
本当にしずくちゃんがとにかくかわいい!小さい身体で精一杯大好きな雫斗を守る姿は泣けます!本当に天使です!辛かったことだけど、雫斗としずくちゃんが出会えて良かったと思います。雫斗と葉月が番になった後の書き下ろしも素敵でした!
すごく人気の作品ですよね?ですが
私にはちょっと評価の高さがわかりませんでした。
子持ちだけど恋を知らないってのは良いキャッチだし
家族モノ子持ちとかあんまり好みではないと思いつつ読んでみたら「少年の境界」と連載かぶってたようでちょっと読んだことあったんだけど「少年の境界」と真逆のビバ運命の番の物語でした。
Ωシンママ健気受けのシンデレラストーリーで
主役2人の出会いから良い匂いがしただけで攻め君が
もう告白って展開の一目惚れ展開ですが
受けがはじめ卑屈で暗いのであまりかわいくなく魅力なくてどこを好きに?だし
やっぱり運命の番ってお話はご都合主義になりやすいなあと思ってしまいました。運命だから職場ですぐ再会してしまう、運命だからヒートじゃないのに匂いが濃くなって社会生活に支障がでてしまう、、
攻め君もスパダリっていってもお家がお金持ちな高校生です。ヒートに負けないで自分を傷つけても我慢できてΩを傷つけないってのはヒーロー要素満載で他のαとちがうけどこの御曹司ってのもすごく少女漫画的だなあと思ってしまいました。娘もちょっとあざとすぎました。
当て馬展開もあったり盛りだくさんでしたが
やっぱり理由なく愛してしまうより
私は「少年の境界」や「ロマンティック上等」のような運命に抗うストーリーの方が好きだなと思ったのでした。
個人的にあまり顔の描き方が好きではなく、ありがちと思われる要素は多いはずなのに何度もグッときた作品でした。運命の番の側にいると匂いが出てしまったり、抑制剤を肌身離さず持ってなかったり、当て馬が出てきて離れさせようとしたり。王道な流れなんですがでもグッとくるんです。展開の魅せ方でしょうか。6話しかないと思えない見応えでした。
ヒートになった雫斗を腕を噛みながら耐え守る葉月の眼光、しずくに縋られて頭を撫でる葉月、キスで怖がらせたと思ったらキスした事ないという雫斗、産婦人科に初診で来る少年(心細そう、だけど可愛い…)、未来に大騒ぎで入る3人。登場人物の心情を表情や言葉だけでなくちゃんと体の置き方立ち位置も考えられて描かれています。
あとは全く説明出来ませんがお風呂場にいる人の描き方が滅茶上手いと思います。雫斗が一人入浴している時の鎖骨やポッと出ている膝小僧、二人で入ってそして致してる時の、うーん狭い場所な感じかな?なんか他の作品にない、何とも言えない良さでした。
表紙をよく見かけるので、何やらとても人気なオメガバースものなのだなと思い読んでみました。前半読んでいて思ったのが、普通にこんなことあってこんな場所に生かされてこんなのが現れたら怖いのでは?と思いました。攻めの葉月くんの顔怖すぎませんか?雫斗さん視点では最初こう見えてたってことなんでしょうか?
あと、学生時代に教室で複数人からレイプされたようなのですが……よく学校で働けてるなと思いました。用務員のおじちゃまがいい人だっていうのはわかるんですが、学校も未成年のお子さん預かってる立場で責任問題になるから、それこそΩ雇ってると知れたらとんでもないことになりそうだなと。
後半になるにつれて葉月くんには好印象を持ち始めましたが、Ωを蔑むような男が多すぎるし、横やり女もあまり好きではないので私の苦手要素が多かったです。
とはいえ、しずくちゃんはかわいいし、葉月くんと雫斗さんのえっちはとてもよかったので仲良し家族が見れると信じて二巻も読む予定です。
どのサイトを見てもとても評価が高かったので購入しました。(2巻を手に入れるのに一苦労)実はあまりオメガバース得意ではなくてどうかな…と思いながら読み進めていったのですがよかった!いい意味で予想を裏切ってくれました。blでありながらこんなにも家族愛を感じられる作品はない!買って損はない!
見所としては葉月の一途さに心を打たれます。そして1巻には葉月があまり甘えるシーンはないのですが2巻では葉月の甘えん坊が炸裂( ^ω^ )普段はかっこいいのに…ギャップ萌えってやつですね。
ネガティブなレビューです。ごめんなさい。
全体としてシンデレラ的なフィクションに振り切れていて、現実的に考えると色々なところが気になってしまいました。
・レイプは普通に犯罪なので訴えたりはしなかったのでしょうか。(身も蓋もないが)
・娘を5歳までどうやって育てたのか。実家を出ているのはなぜなのか。
・我が子に絶対辛い思いなんかさせないと言いながら、生活を安定させるために資格を取ったり在宅ワークを探したりなどの努力があったのかわからない。それすらできない世界なのでしょうか。
・過去のトラウマから「アルファが嫌い」ゆえに今まで番を見つけることに消極的だったのだろうに、それを良くわかっているだろう母がなぜ何の配慮もなく婚活パーティー出席を強制するのか。攻めはバイトなんだし女性アルファしかいない会だからと言うことなら納得した。(そもそもここで受けはオメガの俺が産んだ子を愛してくれる番がいるのだろうかと考えており、アルファが嫌いという意識は感じられない)
・「攻めに惹かれてフェロモンが強くなる」以外にも匂いにあてられたアルファに襲われてしまうという描写があるので、平常時も受けには匂いをコントロールできないのだと解釈したけれど、「ただでさえ元気な子がいっぱい」で番のいないものが大多数のはずの高校をなぜ職探しの選択肢に入れるのか。自身のトラウマをも思い起こすような場所ではないのでしょうか。(攻めと再会する流れにするためなのはわかります)
・抑制剤の効きが悪いのか?と思ったタイミングでひとまず首輪をするとかの対策は考えないのか。
その他いくつも疑問がありますが、
全ては「かわいそうなオメガがひどいことをされるけど、運命のアルファという王子様に救われるお話を作るためだから」
が答えなのかなと思いました。
だから攻めや近しい存在だけがこの世界の差別や異常を疑問視していて、他者は徹底的に非情で記号的です。そこへの想像力がないです。
第二次性の差別だけでなく男女差別まで出てくるので読んでいて二重に辛いです。
オメガのことだけ考えると、この作品のオメガバ世界は地獄でしかないです。オメガもおなじ人間なのですが…と思ってしまいます。
現実的になど考えず、昼ドラを楽しむように、このかわいそうな主人公が幸せにしてもらえる世界に耽溺すればよかったのでしょうが、私にはついていくことができませんでした。
令和の時代において、このお話の「かわいそう」が非常に作為的で前時代的だからです。
「オメガバってそういうもんだから」では片づけられませんでした。
こちらよくレビューを見かけていて気になって読んでみました。
オメガバースって少し仄暗いイメージがあってちょっと苦手なのですが、こちらの作品は割とオメガバース苦手な方でも大丈夫な気がします。
オメガで誰の子かわからないけれど、子供を産んで育てている雫斗がひとり親でも頑張ってて、娘のしずくちゃんもかわいくて、しっかり者で、雫斗に負担をかけまいとしているのがかわいくて、いい子に育てたんだなと感動。
学校の用務員として働きだす雫斗が出会った葉月はアルファというのを隠しているけど、雫斗に会って運命の番だと確信、雫斗は警戒してます。
葉月は大型わんこみたいに雫斗を見つけると近づいていくけど、雫斗は昔のこと(アルファにレイプされたこと)を思い出して逃げちゃうんですよね。
でも雫斗がほかのアルファに襲われそうになっていたところを葉月が助けて、そこから雫斗も葉月のこと真剣に考えてっていう。
二人は運命の番で、一緒にしずくちゃんのことも自分の子じゃないのに受け入れて引き受ける覚悟ってすごいことだなと。葉月は年下だけど頼りになるかっこいいアルファで、雫斗今まで一人で頑張ってきたけど葉月に出会えて良かったです。
初めて読んだ ひじき先生の作品です。
ひじき先生のデビューコミックスになります。
オメガバース設定です。
高校2年生 土屋 葉月(α)とシングルマザー 古賀 雫斗(Ω)のお話。
雫斗くんは、幼稚園になる子供 しずくちゃんがいるシングルマザー。
性別がΩであるため、就職活動をしても仕事がなかなか決まらない日々。
ある日、雫斗くんのお母様が登録した婚活サイト主催のパーティーに参加させられます。
高級ホテルのパーティーの会場で、知らない男性から腕を掴まれた雫斗くん。
その男性はどうやらホテルのスタッフのようで、突然「あんたは俺の運命の番だ」と告げられます…。
雫斗くんは、高校生の時にαの先輩たちにレイプされ、αの男性にトラウマを抱えています。
その時に身籠ったのがしずくちゃんです。
婚活パーティーの会場で出会ったホテルスタッフが、高校生の葉月くん。
後日、雫斗くんが用務員として働く高校で再会することになります。
ただ優しいだけでなく、芯の強さも兼ね備えている葉月くん。
雫斗くんの急な発情期にも自分の腕を噛んで制御するほど、雫斗くんを大切にしているのが伝わります。
一方、雫斗くんは、トラウマを抱えながら1人で子供を育てていますが、日頃からΩとして偏見の目で見られています。
Ωの自分が産んだ子を愛してくれないなら「番」なんていらない。
今まで辛い思いをしてきた雫斗くんに、こちらまで胸が痛みます(泣)
この作品は、雫斗くんと葉月くんのそれぞれの心理描写が丁寧に描かれているので、ストーリーに入りやすいです。
また、メイン以外のキャラの設定もしっかり構成されていて、みんな魅力的です。
しずくちゃんや雫斗くんのお母様はもちろんですが、用務員の木村さんや葉月くんの親友で京介くんもいい人です。
とくに、しずくちゃんは小さいけれど重要なポジションを担っています。
きっと「ママ」を守りたいという気持ちから、強く優しい子に育ったのでしょう。
葉月くんとしずくちゃんは似ていますね。
今回、当て馬として登場した結衣ちゃん。
結衣ちゃんは、小学生の頃に転校した葉月くんに「運命」を感じて、ずっと探し続けたストーカ…ゲホゲホ、根性の持ち主です。
しかし、私には結衣ちゃんが「こけし」にしか見えませんでした(笑)
最後は、葉月くんを諦めようと婚活パーティーに参加した雫斗くんのために、しずくちゃんが頑張ります。
「しずくのかわりにママ守ってよぉ…!」
描き下ろしは、産婦人科の初診に1人で訪れた雫斗くん。
2回目の受診に同行した葉月くんとしずくちゃんは大騒ぎ!
個人的には、Ωが社会的にかなり低い立場でいることにモヤモヤしました。
Ωが一定数いることを考慮すると、性別による階級と差別による階級があることになります。
現代社会が舞台であるならば、あまりに一方的な差別に不自然さを感じてしまいました。
絵柄はまだ粗いですが、幸せな気持ちと愛情を感じられる作品だと思います。
しずくちゃんが用意してくれる目玉焼きとウィンナーの朝食は幸せの象徴ですね。
これから少しずつ「家族」になっていく2人を見守りたいと思います。
続編発売を機にまとめて購入。
初コミックスとの事で、まだ絵に粗さはあるものの、それもまた味があって良いなと感じます。
運命の番設定を用いたオメガバースでは王道的なストーリーかなと思います。
学生時代に強姦・輪姦され、気が付けば妊娠していた…
と、受けである雫斗の過去や、作中にオメガの地位の低さが見受けられます。
ここだけを見るとなかなか重たいお話にも思えるのですが、そんな厳しい社会の中でも父親が誰かも分からない1人娘を愛しく思い、慈しんで懸命に育てる雫斗の姿と、僅か5歳にして母親をしっかりと支える愛らしいしずくちゃんという親子の姿に胸打たれる。
このしずくちゃんがとても愛情深く育てられたのが分かる、本当に良い子なのですよね。
けれど、幼いながらに我慢しているものや心に抱えているものも沢山あって…可愛くもいじらしい小さなこの子が愛おしい。
そして、お相手となる葉月は年下かつ学生ながらにとても紳士的で、雫斗が過去に接したどのアルファとも違う優しさや思いやりのある人間だった事にホッとしました。
ヒート時に本能と欲望に翻弄されそうになりながらも負けず、身を挺して己を律し、雫斗を守ろうとする姿にはたまらないものがあります。
運命の番のフェロモンがきっかけではありますが、そこから雫斗にもしずくちゃんにもじっくりと誠実に、一途に接していく。
葉月の包み込むような優しい愛し方が、いわゆるスパダリさでいっぱいなのです。
本当に学生なのか?と思ってしまうくらい非常に出来た良い男でした。
バース性というものに翻弄されながらも、辛く厳しいだけではなく、幸せな運命と出会えた事に本当に良かったねと思える良いオメガバース作品でした。
全体的に好みの作品だったのですが、巻末にある描き下ろしのエピソードがすごく好きで。
妊娠が発覚し、不安でいっぱいの表情で1人で訪れた産婦人科のシーンから始まり、幸せでいっぱいの3人で再び訪れるシーンで終わるラストになんとも言えない幸せと喜びを感じました。
受付のお姉さんが同じ人というのも良いなと。
続編も続けて読みたいと思います。
まず、なんと言ってもしずくちゃんが可愛すぎていい子すぎて、何回囲いたいと思ったことか、、、。
雫斗さんは王道の受け顔でどタイプの受けだし、葉月くんが年下ながらにスパダリなところも、自分の身を犠牲にしてまで雫斗さんを守るところも推せる。
あと、読んでいて思ったのが、しずくちゃんも葉月くんに負けないくらいのスパダリ感がある!!小さい体でママを守ろうとするしずくちゃんを見てると健気すぎて涙が込み上げてきます。
雫斗さんは辛い過去があるけどそれも含めて全部を愛してくれる葉月くんに出会えて本当に良かったなと思いました。
ずっと気になってた作品だったのでいい意味で期待を裏切られました!読み終わった今も幸せな気持ちです!!
癒しをありがとうございました!
パッと見で子持ちBLなんだな、というのは分かる。表紙見てオチはもぅ分かる。だからこそ、心してかからなくてはならないと緊張する。この手のヤツには弱いのだ。絶対絶対涙腺に来る。
2巻が出たのを知って、いよいよ読まなくちゃ。と思い、私は恐る恐る手に取った。
信頼するBLアワードに堂々ランクインしていたのだから、読むしか無いのだ。
絵が思っていたより、表紙に見るより粗削りな感じがして、そりゃそうか、ニューカマーだもんね。と、少しだけ安心したものの。それに、それに、自分の愛するΩを守る為に腕を噛むなんて、それこそ王道じゃないか。解っているんだよ、最初それを見た時はもの凄く感動したものだけど、今じゃそれもテンプレだって。運命の番いは必ずしも王子様で、幾多の困難から救ってくれるって。だけど、これはイカン。やっぱり良いんだよ。泣かせるんだよ。
雫斗よりも歳下なのに、スパダリみ溢れる高校生・葉月。性差別を嫌悪して自分がαである事すら隠して生きている葉月は、己の信念に揺るぎが無い。しかも俺様でも無い。愛する者の前では相手の気持ちを想うが故に恐れてもいる、ただの10代。そう、ただの10代なのにこのスパダリみよ。本能が惹かれるからこそ、自分という人間を認めて貰おうと頑張る健気さ。こんなパーフェクトな、将来が楽しみ過ぎる10代いますか⁈ はい、これまたαにはありがちですよね。これもそれもαだから。
だけど、雫斗をレイプしたクズα共も居るというこの世界の中では。やはり稀有な存在。かけがえのない存在で。だからこそ、彼に会う為に、運命の番として出逢う為に。雫斗は生きていたんだと思えるロマンティックさもあって。ジワリ来ます。
ちょっぴりオマセなしずくちゃんも、大好きなママを守る小さな勇者。彼女の細やかな心遣いが随所で泣けます。マジ天使。彼女が最初、葉月を警戒しつつ、徐々に葉月をママの大切な人として認めて行く様子もいい。
ところで血の系譜というのか、雫斗のお母さんも凄く優しくて温かくていいし、カバー下で明かされる、葉月の母もホテルを経営する優秀そうな女傑なのに、息子のパートナーを温かく迎えてそうで尊い。性差も年齢差も、就いている仕事も。つまりは身分差も。そういうものが無い人なんだろう。そんな家庭で育ったら葉月みたいなスパダリに成るんだろうし。しずくちゃんみたいな良い子が生まれるのだ。それは難しい事にも思えるんだけど、必ずやそうあって欲しいという理想の家族のカタチ。夢のカタチ。だからどうしても惹かれて、どうしても安心したくなる。
涙をいっぱい流したら、ほっこり笑いたい。
今月に二巻が出るぐらいいま熱い作品です!
Ωである雫斗(受)は学生時代にレイプされ妊娠し、娘のしずくが生まれる
それから数年が経ち、婚活パーティーに参加すると番だと突然αである葉月(攻)に言われ混乱したまま後日に新しい勤め先に学生の葉月が!?
簡易的なあらすじです。あまりにも葉月が男らしくてキュンキュンしました。
雫斗が発情期を勤務先である学校でむかえてしまい、昔みたいにαである葉月に犯されるのかと考えていると必死に自らの腕を噛み抑えているが他の人が雫斗に触れようとすると絶対に触らせない、自分のΩだ!という意志が見られ、叫んでしまいました(笑)
雫斗をレイプした人達は絶対に許さないマンですがその人達のおかげで可愛いしずくちゃんを見れたかと思うと複雑です、
まさか続編が出る思ってといなかったので今から楽しみです。
アニメイト限定版も出るみたいなので迷っている方はこれを機に二冊購入してみるのもありだと思います!!
BL作品のなかに恋愛関係で女子が絡んでくるのが好きではないので、そこが少し んん、ってなったけど、それを含めてもこの作品は最高!
オメガバースだと運命の番に出会ったらすぐヤって、、、って感じだけどこれは違う。攻めが受けのことをめちゃくちゃ大事にする。それはもう他の奴らなんか近づけさせないし、自分自身からも守ってみせる!みたいなもう完璧騎士。
後半でやっと想いが通じあったところは受けの可愛さに悶絶した、。おまけもすごく楽しめる作品
しずくちゃん健気すぎない?
自分一人でママを守ろうとして、自分じゃ守りきれないって思ったから葉月くんに会いに行ったんだよね…
最初に会った時からきっと葉月くんは悪い人じゃないって思ってただろうけど、ママを守れるかもしれない存在に嫉妬して、素直になれなかったのかもしれないけど、それでもママのためにって。
しずくちゃんはきっと考えたと思うんだよね。
「なんで生まれてきたのか」って…つらい。
でもしずくちゃんのお陰で、雫斗さんも頑張ってこれたわけだし、2人を再び繋いでくれたんだよ!
かきおろしではしずくちゃんがいい意味で子供だったのでよかった…もともと大人びてるけど背伸びしてた部分はあったと思うんだ。
これから先、大好きなママを葉月くんが守ってくれるからこそこんな表情できるんだよね。よかった。
あああ続編が楽しみすぎる。
〈見所〉
・自分の腕噛んでまで耐え抜いた葉月くん
・葉月くんに嘘をつく雫斗さん
・葉月くんとしずくちゃんの会話
・かきおろし最後のコマ
あらすじを読んだ時にそれなりに想像できるストーリーだなと思いつつも、オメガバースという設定がどんな相乗効果を産み出すのか。
そんなことを思いつつ読み始めました。
男女での話であったとしても当然悲しくなるし、苦しい場所から掬い上げてくれそうな存在に嬉しくなるし。
当たり前に感動できるテーマだと思います。
ただ、やはりBL脳の欲目があるせいか。
オメガバースの独特の設定が、程よく負荷が掛かっているようにも感じられ。
単純なフェロモンというだけでなく、誰にでも影響を与えてしまうオメガの匂い。
抗えない欲望に支配されてしまうアルファと虐げられてしまうことに慣れてしまったオメガの弱さ。
どちらも望んでいないだろう本能に、逆らえずにいるだけなのに苦しむのはオメガの性だけ。
そんな不条理の中で強く生きていこうとする親子の慎ましい日々。
たった5才のしずくがどんと受け止めてママを支える姿に嬉しくなったり悲しくなったり。
葉月と雫斗が結ばれるまで、ズキズキとした痛みを感じながらも優しい一時だったり嬉しくなるような瞬間だったりと決して悪いことばかりでもなくて。
1頁1頁読み進める度に癒されていくような感じがしました。
オメガバースもので、''αにトラウマを抱えているΩ''設定がとても好みなのでレビューをみて即買いしました。
Ωが社会的に虐げられている要素が強く(αがトラウマになったきっかけが痛々しい.......><)シリアスな雰囲気ですがハッピーエンドなので安心してください!
作画が安定していない点が最初少し気になりましたが、ストーリーがとても魅力的なためか私は読み終える頃には気にならなくなっていました。
ちるちるでおすすめされていたので読んでみました。
割と純愛なオメガバースでした。
高校生の頃に陵辱されて、身ごもった子を産み、二人暮らしの古賀。オメガである故に社会で受けるバッシングにも負けず、娘を大切にして生きている。
やっと採用された学校の用務員を頑張って務めるのですが、高校生に運命の番、葉月がいて、とにかくプッシュされる。この葉月が一途。ひたすらアプローチするけど、無理強いはしない。
番がいることでフェロモンが濃くなって、他の人に襲われそうになるピンチが結構あるのですが、理解ある上司や、自分の腕を咬んで耐える葉月に助けられ、だんだん心を開いていきます。
健気で賢く、母を守ろうとする娘がいい感じ。
◾︎土屋葉月(アルファ 高校生)×古賀雫斗(オメガ 21歳)
かなり真正面からオメガバースのお話でした。最近ひねったオメガバースを読みがちだったので、ここまでストレートなのは久々。
ストレートも悪くはないのですが、出てくるアルファが畜生ばかりで、なんだか治安の悪い世の中だなぁと思ってしまった。いかにもないい人と、いかにもな嫌な人の差がありすぎで露骨。その辺りが明確でなく人間味のあるキャラクターが好きなので、あまりにも都合よい感じは残念。葉月の高校生で御曹司で理性バリバリっていう王子様設定も含め。
初コミックスとの事で、絵は結構荒削りです。キラキラ感は薄いですしBL漫画っぽさもあまりないですが、嫌いじゃない。
カバー裏の葉月母がよかったな〜本編にも登場して欲しかった。
※電子書籍ひかり 白抜き修正
カバー下、裏表紙有り
限定おまけ漫画1枚 2人目誕生後発情期◎
とても評価の良い人気作品。
遅ればせながら‥やっと購入やっと読破いたしました。
今更ではありますが感想を‥。
ひじき先生、初コミックスとの事ですが非常にお話も絵もバランス良く上手な作家さんだと思います。
今後の作品も楽しみですね(≧∇≦)
ところが‥読み始めオメガバース大好きで結構読んでいるので、またΩの無謀な頑張りか‥(*_*)
意地張って頑張るのは良いんだけど絵に書いたように発情して危険なめに合う‥どんだけ無防備なんだ‥もう、家から出るんじゃなぁ〰い!!っとツッコミ入れつつ読んでたんですけど、無意識なフェロモンは、攻め君が近くに居るからか‥。
そうです!このお話は無条件に相手を愛してしまう、運命の番が色濃く表現されています!!。
時折、これオメガバースじゃなくてもいいんじゃないかな?
ってお話があるなかで、この作品はしっかりオメガバース設定を活かしているといいますか。オメガバース好きには、たまりませんな。
受け君を傷付けたくないと頑張る攻め君!相手の首を噛まぬよう自分の腕を噛んで耐えるなど。よくあるシーンではありますが、一見、火の打ちどころのない攻め君ですが、ホントに受け君を守りたくて頑張っているのが伝わって来るし、こんないい子どうしたって惚れてまうだろ〰って、ほだされる受け君の気持ちもよく分かる。
とっても好感の持てる攻め君です!!
それから、αのかわいいおじさんも良い味だしてます。
でも。結局のところ、このお話は受け君の子供しずくちゃんに全部もってかれちゃいますね〰(⌒_⌒)
めちゃくちゃ健気でいい子やん。
おばさん元々ドラマ見て泣くタイプですがトシくって更に涙腺弱くなり‥小さい子が出てくる話はもう‥最後の方は涙腺崩壊。・゚・(ノД`)・゚・。゚
いいお話だよ〰。
続編が始まる?そうなのかな?‥この家族のおはなしの続きが読めるならまた次も購入しますよ❣
ハートフル子育てのお話は大歓迎です!!
オメガバースでしか出来ないですしね。
オメガバース大好きですので、遅ればせながら拝読させていただきました。
高校生α×シングルマザーΩ
今作の設定では、男性Ωは都市伝説並みに貴重種という事です。
高校時代にαの先輩たちにレイプされ妊娠した澪斗は、娘・しずくとΩへの偏見の目に苦しみながら健気に頑張って生きてきた。
Ωの番を持つ木村さんの配慮で高校の用務員として働き始める澪斗だが、その高校には澪斗を運命の番だと言う葉月が在学しており…
とにかく、澪斗のフェロモンが強すぎます!
全く仕事にならない…
葉月がいるせいかもしれませんが、とにかく誰もかれもにダダ漏れ。
これだとやっぱりΩは働けないかも…なんて思ってしまいました。
そして、Ωへの偏見すごい!
ここまで差別的な設定も珍しいような気がします。
なぜ実母と同居じゃないのかな?とか素朴な疑問も残りましたので、ここら辺はマイナスポイントとさせていただきました。
まぁ、紆余曲折あっても運命の番なのでもちろん結ばれ、親子3人仲良く暮らす姿にホッと胸を撫で下ろしました。
描き下ろしでは葉月の子を妊娠し、長男が産まれてお姉ちゃんになったしずくが尊かったです。
ここまで幸せになれたのは、作者様のキャラたちへの愛でしょう。
あとがきにありましたように、澪斗たちを幸せにしたい、たくさん愛されて欲しいという思いが伝わってきました。
初コミックスということでしたが、なかなかお見事でした。
今後の作品にも期待したいと思います。
高校生スパダリ溺愛攻め×シングルマザー不憫受け。
Ωのシングルマザー雫斗が番のいないΩゆえ理不尽な思いをしまくりますがかわいい一人娘しずくちゃんの為に頑張る姿が健気です。
オメガバースってΩが酷い扱いされすぎてちょっと…と思うことが多いのですが本作も学生時代にαに無理やり犯されて望まぬ妊娠をしてしまったり、今も世間から偏見の目で見られたりΩだというだけで仕事を探すのも大変だったりと受けはかなり不憫です。
でも運命の番が葉月みたいなスパダリだったのはめっちゃ強運!だって運命の番がクズみたいな相手だっているわけだよね…
攻めか受けのΩのフェロモンにあてられながら自分の腕を噛んでかろうじて理性がぶっ飛ぶのを絶えた場面とか、その後受けも攻めも互いを想いながら自慰する場面とか、しずくちゃんが葉月に会いに行き長身の葉月がしずくちゃんの目線まで屈みこんで俺に守らせてと話す場面、後日談で風呂場の絡みで普段紳士な葉月の「ぜってぇ孕ませる」って耳うち…などなど魅せるシーンがたくさんあって作者様、初コミックとは思えない巧さだなぁ!と思いました。
ただ作画はまだ時折不安定かな…当て馬の女が不細工すぎて(←ごめんなさい)当て馬としてどうなの?!だったし折角中身すっげ〜イケメンの葉月もたまにブサくみえるカットもあってそこが勿体無かった。
あとまだ大学生なのに孕ませるのはどうよ…孕ませてやる、ってシーンはαの本能むき出しで良き、なんだけれど精神的なスパダリとしては其処は責任持てる立場になってからじゃねーの?!と細かいことが気になって限りなく神寄り萌2です。
後書きの4人家族がとーっても可愛くて幸せそうだったので続きがあるなら是非読んでみたい!
あと攻めの親友βの京介君がとってもいい子だったのでスピンオフが見たい!
高評価なのが気になり電子購入。
シングルマザーオメガということで、楽し気ではないと解って読んでました。
子も可愛いし、いい人も登場して、ハッピーエンドなんですが、
どんよりするようなイヤな人が、たくさん登場するので、かなりゲンナリしてしまった…。
ゲスなαが大活躍するほど、ΩやそのΩを大事にするαがせつないのはよくありますが、
一番ゲンナリしたのが、小学生の頃にαである攻めに助けられた女子Ωが、
女子高校生になり運命の番と主張して、割り込んでくる。
当て馬のゲスっぷりは大事なんですが、久々にすごくイヤな当て馬で、
しかも、最後に懺悔するいやらしさが、更に嫌悪感を煽る読後の不快感でした。
こういうのは作品として成功なんでしょうか…。
それでもなんだかんだと、カワイイ健気な子どもの活躍には癒されました。
用務員のオジサン、βの友人など、理解あるいい人もステキでしたが、全部吹き飛ばすΩ女子でした…。
画が表紙よりも中のほうが力強くて好みでした。
しかも、えろ描写は見せ方がお上手で、発情を噛んで耐え凌ぐ場面はやはりイイですね。
Hシーンでは攻めのカラダのラインがえろかった。
評価はえろ萌えで中立でした…。
※シーモア:修正白抜き。
オメガバース設定は、好きな設定なので、『嫌いでいさせて』も読んでみました。
物語全体的には、面白いと思うんですが、自分的には、ときどき( -_・)?って、なる場面がちらほら。
この世界観のαが、思った以上に最低なやつらが多いこと多いこと。
もちろん、Ωのことを思ってくれてる人もいましたが、どちらかというと、この世界観ではαは最低なヤローが多いのかな?って、感じに最低なヤローが多かった…
そんな中、娘のしずくちゃんは、可愛いし、しっかりしてるし、天使で可愛いです。
この作品の癒しでした。
葉月くんの好き好き攻撃は、とても素直で良かったのですが、たま~に「君、まだ高校生だよね?ちゃんと責任持てるの?こいつ大丈夫?」って、思ってしまって、物語を純粋に楽しめられなかったのが私としてはマイナスポイントでした。
それでも、やっぱりαとΩのハッピーエンドは良いですね!!
面白かったです。
ちょっとまだ絵に不安定さはありましたが、勢いがありました。
葉月の雫斗を大切に思う気持ちが伝わって来て良かったです。
途中葉月の小学生時代の同級生のΩの女の子が絡んで来ましたが、そんなに悪い子でもなかったので気になりませんでした。
娘の雫ちゃんが天使でした。
チャイルドシートで女の勘を発揮して微笑ましかったです。
大学生のうちに雫斗と番になってましたが、もっと葉月の学生生活と雫斗の仕事とか、三人の普段の生活も読んで見たかったです。それ故に神寄りの萌2でした。
他作品のオメガバースと比べて、オメガの立ち位置が低いのか、男女格差的問題での男尊女卑のような弱さではなく、ただひたすら立場が低い、というか、そんな痛ましさを抱える主人公です。
そんな世界観なので、見てて可哀相だったり辛くなることもあるけれど、物語という、雫斗がきちんと自分を大事にしてくれる人と幸せを掴める過程がとても愛おしいなと思いながら読了しました。
娘のしずくちゃんが、ママが大好きで、気遣いやで、雫斗を好きになった葉月くんが、本能に抗って自傷してまで、雫斗を傷つけないよう守り、やっとの思いでありついた仕事の上司がオメガに深く理解を持つ頼れる存在で、お母さんが誰よりの味方で…。登場キャラクターたちが本当に魅力的です。
「立場の低い世間から忌まれるオメガ」が主人公に立つ物語であったにも関わらず、きちんと愛されて大事にされて、幸せを願われている存在として描かれていたから、読後の後味の悪さもなく、良かったね、というひたすらな気持ちで読み終われました。
ぜひ、葉月の友だちのベータくんにもまた登場してもらいたいし、続きも読みたいし、雫斗と葉月母の初対面も見たいし、また出会いたいキャラクターたちでした!
βと偽る(ここはさほど重要ではない)αの年下攻と、
昔、αにレイプされた時に宿った娘 しずくちゃんを持つシングルマザーのΩ受
のお話です。
↑これだけ見ると受がめちゃくちゃ可哀想ですよね……。
Ωだからと差別されるのほんとうに辛いです……。
結構、差別色は強めで進んでいきますが、
受の上司のαおじさんや、
攻の友達のβの子など、良い人は出てきます。
2人を助けてくれます。
書き下ろしは2人が結ばれてからの話で、
ラブラブ孕ませエッチでした。
エロかったです。
個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆
※攻に言いよる女子が出てきます。
苦手な方は気をつけてください。
高校時代、先輩たちに犯されたΩの雫斗は
父親が誰か分からない子を妊娠する。
おろすように言われるが、お腹の中の子を懸命に守り
ひとりで産み育てている。
Ωという理由でなかなか就職できずにいたが
高校の用務員に採用される。
元々は不採用予定だったが、現在用務員をしているおじいちゃんが
自分の番がΩで苦労したのを知っているからと、
声をかけてくれて採用となる。
このおじいちゃん・・・・後々も出てくるけど、
ホントとにかく優しい。
雫斗が発情で迷惑かけて謝罪しても”雫斗は悪くない。生理現象なだけ”と諭す姿は菩薩でしたね。。。
そして何より、
学校でヒートになった雫斗と一緒にいた葉月が
運命の番で一番キツイのに自分の腕を噛んで理性を保とうとする姿は
爆キュンでした。
助けに来たおじいちゃん用務員に本能で威嚇してしまう程
理性吹っ飛んでるのに、そんな中でも雫斗を襲わないように耐える姿に
涙出ました。
そしてなんといっても・・・しずくちゃん。
可愛かった。
しっかり者で、自然とママを守ろうとするのは
すごくたまりませんでした。
これからはいっぱい甘えて欲しいなぁぁぁ♡
発売日に購入しましたが、残り一冊でした。
即重版、続編決定との事ですが、それも納得の面白さでした。
「運命の番」である二人が出会い、恋に落ちて結ばれるー。
そこにプラス子育てと言ったお話で、基本的には優しくて可愛いし、適度にギャグなんかも盛り込まれていて読みやすいのです。
でもこれ、根底にあるものが凄く重いしシリアスなんですよね。
過去に輪姦され、父親さえ分からない娘・しずくを、それでも心から慈しんで育てる雫斗。
そして、社会的には優位であるアルファでありながら、ベータと偽り学生生活を送る葉月。
心に傷を持つ二人の、それぞれの性による苦悩が丁寧に描写され、なんとも切ない心地にさせられます。
いや、ほのぼのだったりコミカルな雰囲気で進む中で、不意にドキッとするような痛いエピソードやシリアスな展開が入るんですよ。
ラットを起こした葉月に押し倒されてのし掛かられ、涙をこぼしながら「痛い・・・、頭も・・・、どこもかしこも」と諦めたように思う雫斗ー。
と、何だろう。
読んでいて、一瞬で心を持っていかれる印象的なシーンなんかが多くて。
うわー、切ない・・・みたいな。
でも、そんな二人が少しずつ少しずつ心を通わせて行く。
また、アルファに対して強い恐怖心を抱いていた雫斗が、葉月の深い愛情により心を開いて行くー。
そんな優しいエピソードや展開が、とても素敵なんですよ。
彼が悩んだり迷ったりしながらも懸命に前を向き、幸せを掴む姿にグッとくるんですよ。
そして、そんな雫斗の背中を押すのが、攻めである葉月だと言う所がまた素敵なんですよ。
雫斗はこれまでとても辛い思いをして来たけど、見守ってくれる母親や、助けてくれる職場の先輩、そして何よりかわいい娘と、周りにはちゃんと味方がいてくれるんですよね。
そこもまた、ジーンとしちゃって。
いや、すごくいい話だなぁ!と。
ところでこちら、雫斗は「シングルマザー」と表現されてるんですよね。
オメガバが好きでたくさん読んでいますが、シングルマザーと表現されてるのは初めてでして、若干違和感を覚えたんですよね。
が、読み終えた後は、深く納得しちゃって。
雫斗が母親で「ママ」だと言う事が、この作品のキモでありとても深い意味を持つのです。
あと、「シングルマザー」とした編集さんに、作品に対する深い理解と敬意が感じられて素敵だなぁと。
作者さんが作品の産みの親なら、編集さんは共に育てる育ての親であって欲しいんですよね。
作品に対して、愛を持っていて欲しい。
でもなー!!
作家さんの良さを生かすどころか殺しちゃう、残念な編集さんがおられるのも事実なんですよ。
そんな上っ面しか見れていない薄っぺらいアドバイスを!Σ( ̄□ ̄;)
みたいな。
読者をバカにしてんのかー!みたいな。
そういう作品を読むと強い憤りを感じちゃうんですけど。
なので、今作のようなちゃんと理解や愛が感じられる作品を読むと、すごく嬉しくなっちゃうんですけど。
ツラツラと失礼しました。
子持ちBLが大好きなので読んでみました。
Ωだからというのはあると思いますが、レイプ表現だったり、過去のフラッシュバック等の描写があるので、苦手な方は注意が必要だと思います。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
男Ωで子持ちで”ママ”なうえに、αに対してトラウマを持っている。この設定だけでとても重く感じられます。
16歳のときにレイプされているので、そのときの描写が少し幼い零斗の姿で書かれています。これが個人的にとてもダメージがありまして...妊娠検査薬をみて驚愕の表情の彼を見ると、本当につらかったです。
普段、こういうのは普通に読めちゃうんですが、今回は少しダメージが大きかったです。
おそらく、零斗が過去を受けて、子どものために頑張らなきゃと奮闘しても、報われていなかったり周りの目が冷たかったりと、彼を取り巻く環境外のところが冷酷だったからだと思います。
とはいっても、零斗の子どもは天使ですし、彼の母親は子ども思いの素敵な人。彼の仕事先の上司は、Ωの番がいる人なので理解があります。彼の直近の環境は暖かく、柔らかいものです。
そして一番大きな存在はやはり葉月です。
心の底から、零斗が葉月に出会えてよかったと思えました。ずっと葉月のことを想い続けて、拒否されて距離を置かれても諦めない。その姿勢はとてもかっこよかったです。
子どものいるBL好きとしては、しずくの可愛さは100点でした。本当に良い子...そんな小さいのに頑張れるの!?とびっくりしました。
本編が重くて、書き下ろしとカバー裏を経ても甘さが物足りなかったので、続編製作決定はかなり楽しみです。次は3人が幸せになっていたら良いなあ。