嫌いでいさせて 5

kirai de isasete

嫌いでいさせて 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神136
  • 萌×246
  • 萌15
  • 中立5
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
22
得点
914
評価数
207
平均
4.5 / 5
神率
65.7%
著者
ひじき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
シリーズ
嫌いでいさせて
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799762912

あらすじ

「ママ、発情期って怖かった?」
土屋家、第3子爆誕――
番の葉月と愛娘のしずく、そして第2子湊。
Ωの雫斗が築いた大好きな家族に第3子・蒼大が加わった! 
皆の愛情をほしいままにしていた湊は蒼大に嫉妬し、兄弟仲は早くも荒れ模様。
一方、しずくの小学校でも波乱含みの林間学校が始まり、雫斗は同じΩのダイキを案じるが?
子供達の葛藤を描く大人気オメガバース第5巻!
描き下ろしは酔いどれ番エッチ

表題作嫌いでいさせて 5

土屋葉月,α,雫斗の番,親の会社に勤務
土屋雫斗,Ω,葉月の番,高校の用務員

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下

レビュー投稿数22

土屋家~~~~!!!!!(叫)

良かったーーー!!!(;////;)

私は4巻のレビューで
 「今回家族ターンが少なすぎて 物 足 り な い !!!」
 「家族のワチャワチャでもっと癒やされたかった!!」
って書いてたんですけど、5巻で叶えられました+゚。*
(やっほいヾ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ)

ぅあーーー……、、、土屋家ホンマ尊い……。
ずっと見てられる。見ていたい。癒やし。

好みによっては"これBLなのか…?"と感じるかも??

でも、今回の主役は子供中心の中で
子供を通して周囲の大人の成長も感じられて。
葉月と雫斗の夫婦の絆もしっかり感じられて。
(子供の前で親の顔してるときと、)
(夫婦2人っきりのイチャつき顔のギャップとかね…!)

ちょっぴり切なくて、子供の成長に考えさせられて、
ラブラブっぷりに終始ニヤニヤが止まらず最高でした///
(尊い土屋家がたっぷり摂取出来て私今満ち満ちてる!)


さてさて。

表紙でも既に登場していますが第3子が生まれました♡
(具体的な妊娠出産シーンはナシです)
(退院後~の描写になってますので苦手な方はご安心を)

今まで末っ子でベッタリ甘えただった湊は
赤ちゃん・蒼大の存在に慣れずに距離を置いてて…。
なかなか上手く"兄弟仲良く"とはいきません。

一方、しずくの友人・ダイキがΩだったことで
しずくのクラス内もギスギスし始めてーーーと展開します。


ということでメインの内容は
 ・湊と蒼大の兄弟仲の行方は!?
 ・差別を浴びているダイキに対するしずくの想い
という感じで子供が主軸に物語が動いています。

子供の成長にジンワリ胸熱になりつつ、
それを見守っている大人の葛藤もすごく良かったです。
 ・オメガバース界で二次性とどう向き合うのか
 ・子供たちにどう伝えて差別がないよう導くのか
一緒に悩みながらも前に進んでいくのがグッときます…!

◉まずは湊&蒼大について
これは葉月がめちゃくちゃ頼もしくてカッコ良かった!

グッタリお疲れな雫斗&しずくちゃんを休めさせ、
湊の心をフォローしながら蒼大の世話もするパパ。
スパダリ化が進みすぎてもぅ…!もぅ…ッ!!!
子育てに自信が持てなかった時代と比べて数百倍も成長しててめちゃ萌えた…////

あと単純にチビッコとチビッコの絡みが尊い。
可愛さと癒やししかなかったよ…。
蒼大はぜったいブラコンになるね!(なってくれ!!)

◉ダイキがΩで差別に晒される問題
は、……難しいですね。

担任として奮闘する朝永の成長が感じられました。
自分自身がαで優遇されて鈍感なところがあったけど、
柳木と出会って意識が変わったのが行動に表れててね。
子供達の心を取り零さないよう動いてて頼もしくてカッコ良かったです。

(あと朝永がメガネ外すとカッコイイのなんとかして)
(これズルイよねぇぇぇ!!!!)
(メガネかけてるとヘタレに見えるのに。ギャップ…)

感受性豊かな子供だからこその辛辣な部分に、
親や周囲の大人の責任の重さも考えさせられました。

◉そしてしずくの心の変化と成長。

しずくちゃんって物心ついた時から
ずっとママを守らなきゃって本能が働いてましたよね。
番が出来たあとも葉月と分担して守ってる、みたいな。
守らなきゃって本能は100%ママに向かっていた。

そんな中で今回初めてママ以外に心が向き始めたのは、
葉月への信頼の強さでもあるし
自分が守らなくて大丈夫って安心でもあるのかなって。

多分だけど、雫斗に番がいないままだったら
しずくちゃんの本能はママに向いたままだった気がする。
安心出来る家庭で今が一番子供らしく居られてるのかも。
とか深読みしちゃって情緒が乱れて泣けて泣けてね…(;///;)ウウウ

逆に考えたらしずくちゃんが安心出来るぐらい雫斗が幸せってことだし、
雫斗が幸せに満たされるぐらい葉月も幸せで愛情注いでる証拠となるし、
土屋家が最高すぎてわたしは…わたしは…ッ!!!

と、各所方面で様々な成長を感じる巻でした。
子供がいないところでイチャイチャしてるのも萌えた!
子供たちがドンドン成長していく姿も眩しかったです。
大ッッッ満足(∩´///`∩)リピ読み止まらん~!

6

すごく良かったです

この作品は巻を重ねるごとに家族の成長が見られて面白くて好きです。

待望の5巻では第三子ベビーが爆誕してました!

子供たち同士のやり取りが可愛くて癒される〜。わかるわかると思いながら涙ぐんだり笑ったり。

個人的には葉月くんのパパ度が上がっていて良きでした!

子供世代には未来を感じますね。いろんな立場の子の気持ちが描かれていて、切なかったり、ほっこりしたり、この家族はずっと見守っていきたいです。
まだまだ続くといいなと思います!

4

新しい家族も増えて幸せいっぱい!雫ちゃんとダイキくんの恋の行方は..?

今回のお話の流れとしては、
・湊がお兄ちゃんに!!しかし弟にお母さんを取られそうになり、兄としての振る舞いについて悩み中…
・雫とダイキくんの恋の行方は…!?林間学校を経て変わる二人の関係とは??

家族BLのシリーズ化あるあるではありますが、今回は子供達メインのお話になってきました。

もともとは雫斗さんと葉月くんのお話が主ではありましたから、今回の子供達メインについては様々な意見はあるのではないかなぁと感じました。
私は家族BLが大好物なので、子供達の将来もとても気になりますし、当たり前に葉月くんと雫斗さんの今後も気になります。

これからも作品はどんどん続いてほしいですし、雫ちゃんとダイキくんの今後や、蒼大くんの成長も楽しみにしていたいなぁと思います!!

加えて個人的にとても好きな場面は、葉月くんが京介くんと雫斗さんから、雫ちゃんが葉月くんに似てきていると言われていたシーンです。二人とも別の場面でそれぞれに伝えているので、京介くんにしても、雫斗さんにしても、付き合いの長い二人から見て、そういう風に感じられているのがとても嬉しかっただろうなと感じたのと、父親が違っていても、にてくるものなのだと思うと少し感動しました。

下の弟ふたりはどちらに似るのかを考えたり、成長した子供達3人の姿もますます楽しみになります!!

BLというよりも、オメガバの世界観に重きを置いていたので、軸は変わらないものの、BL作品かと言われると少し少女漫画によっているのではないかと思います。
相変わらず最高の作品ですが、あらすじや他の方々のレビューを一度読んでみてから、自衛して読むのが得策かなぁと思います!

3

大好きなシリーズ

4巻のレビューで第3子が誕生するのではと期待してましたが爆誕してました。しかも、大物を予感させる佇まいで、葉月くんそっくりで笑ってしまいました。www

ママを取られたと思って駄々を捏ねる湊に、そんな湊を理解して育児疲れのママを労わる雫ちゃんの健気さに今回もグッと来ました。

そればかりではなくてオメガのダイキくんをじっと見守る姿が男前なんです。オメガバだけじゃない子どもの虐め問題にも共通する親の子どもへの影響力に胸糞悪くなりました。
担任教師の対応が素晴らしかったですが、ダイキくんの真っ直ぐな強さに子ども達が変わって行く様子に感動したんです。

子育て問題や学校の問題など重苦しくなりそうな話題でしたが、父親として夫として雫斗を支えつつ雫ちゃんまで気遣う葉月くんがスパダリ過ぎました。血は繋がってないのにそんな葉月くんにますます雫ちゃんが似て来たというのには同感でした。

雫ちゃんの初恋に複雑そうな顔をする葉月くんにクスッとして、友人宅で会話しながらも自然に身体が動いて蒼大くんのお世話をする姿に爆笑しました。

それと描き下ろしの酔っ払い雫斗が最高でした。

オメガバ作品の仲でも好きなシリーズなのでずっと続いて欲しいです。

3

Ωが受ける差別問題に真剣に取り組んでる作品

5巻に登場する人物が全て尊いっ!
土屋夫妻はもちろんのこと、湊、しずく、
純さん、ダイキ、そして朝永先生、
しずくの友達 乃亜ちゃんや、同級生トリオまで…
皆の成長に涙流しながら読みました。
これはもう薄っぺらなオメガバースものではないです。

土屋家は第3子 蒼大が生まれ、今まで皆の愛情一身に受けてきた湊は、やだよね~ちょっと癇癪起こしちゃう湊は…そして
そこでの倒れる葉月くん!?

朝永先生のクラスでは、オメガ差別的な親に育てられた子がおもいっきり横暴な態度。Ωとカムアウトしたダイキ(そうだったんだね…)と揉めますが、しずくにとってダイキの存在とは…
そして顔、顔が怖いよ葉月くん!?

子育てでくたくたの雫斗さんとなかなかエッチ出来なくて友達ん家で情緒おかしい葉月くん!?
ちゃんとパパでは完璧なのに、久々のエッチではラット起こしちゃう残念葉月くんが面白かったです(あのかわいい酔っぱらい雫斗さん見られますよ)

今までは残念要員の朝永先生がすごい良い先生で感動♪
しずくちゃんはαっぷりに磨きがかかってスゴイ♪でもダイキが格好よくて、この2人が付き合ったら最強なんでは…!
でもやっぱりスパダリ葉月くんがもっと見たいので、次巻ではと期待してます♪

2

雫が将来スパダリになる未来が見える

こちらのシリーズ、面白すぎて一気見してしまいました・・・
普段、オメガバース系はあまり読まないのですが、人気作だしなあと思い読み始めたら最後でした。
めっちゃくちゃよくて、目覚めました。受けの過去設定もしっかりしていて、攻めの一生懸命さに惹かれます。スパダリじゃない感じがいい!!スパダリっぽい雰囲気だけどスパダリの卵みたいな。これからに期待できる感じ、巻数を重ねるごとに成長しているのがいいです。
あと一番はこどもたち。
本当に本当に可愛いいいいいいい!!
雫推しですが、他人の子の成長は早く感じるとはこのことです。親戚のおばちゃんのような気持ちで応援しています。雫とダイキを取り巻くキッズたちのドタバタ劇もいいですね。ちゃんと人間味があって読み応えがあります。
オメガバース子育て系、これから開拓します!

2

愛しさと可愛さ倍増 

葉月(α)×雫斗(Ω)


最高の番である
雫斗と葉月がお互いを思いやって、
家族の幸せに包まれて、
デカデカ愛情、怒涛のエロさ、
子供たちの可愛さ、全部が胸キュンする!
成長中の葛藤や仲間の絆、
Ωへの偏見などの切なさまた胸を抉る。
感動が凄すぎて、
本当に愛おしいオメガバースです!


雫斗と葉月の家族には、
とうとう3人目の赤ちゃんが誕生し、
湊が第3子の蒼大に嫉妬して、
兄弟の関係がギクシャクして
家族の絆が試される瞬間なんだね。
もう可愛すぎる!
最終的には仲良くなって癒される!

しずくは本当に成長したね!
大人っぽくて強くて、ヒロイン感が溢れている!
好きな人(同級生の男の子Ωのダイキ)もできて、
彼を守る姿がめちゃくちゃかっこいいし!
葉月が寂しくなる姿が可哀想だけど・・・でもかわいい。
葉月と雫斗の娘だから好きになったら一直線だって!
すっごく素晴らしい!
だから頑張れ!応援しているよ〜〜!
この2人の愛の行方にもっとドキドキしちゃう!

葉月、若いパパなのに、
頼もしさがますます増してきて!
男前さもさらにアップしていて、
ワイルドな一面も見せてくれるなんて最高!
ちょっと葉月が羨ましくなっちゃうな〜〜。

Ωへの偏見が、
小学生の世界でもリアルに浸透しているのが心に突き刺さる。

エッチが絶品で超激アツアツ!
雫斗からの大胆な誘いに、
葉月がラット起こして応えて、
そんなに求められる葉月は、
激しさMAXけど幸せな気持ちでいっぱいなんだよね!
きゃ〜っ!萌え萌えでドキドキが止まらない〜〜!

描き下ろしのエッチでは、
2人だけの愛しさがたっぷり詰まっていてキュンキュン満タン!

オメガバース世界の辛い現実や
家族の絆、愛情が大切に描かれていて、
不憫だったΩシングルマザーの雫斗が
葉月と出会って、
過去のトラウマや苦しみを乗り越えて、
ここまで幸せな家族を手に入れたことは心が震える。

次回もきっとまた新たな感動が待っているはず。
期待します!

1

第二次性と向き合う子供達

第二次性が判明して最も過敏な時期に直面した子供達がメインの巻でした

世間から、親から、子供達へ伝わる差別意識は根深い

しずくちゃんの言葉はきっと全世界のΩに勇気を与えてくれる

2023/07/09読了

1

子供たちの成長

この作品は、何度読み返したかわからないくらい読み返してて、ほんとに好きです。
5巻はしずくちゃんとダイキくん。そしてみなとくんとあおいくん。それぞれ子どもたちがが大きく成長する回でしたね。子供の成長は嬉しい反面寂しい親心。わかりますー( ;꒳; )

Ωへの訳の分からない偏見はまだ根強く残っているのも事実で、やはりそういう面は避けられないのかなと。
でも、しずくちゃんとダイキくんもそうだけど、柳木先生自身もどんどん変わっていってますよね。
これからも土屋家と仲間たちを見守っていきたいです。

1

どうみたら良いのか悩む

もう5巻目となった、言わずと知れた人気作品です。
ここまで追いかけて見届けてきた雫斗と葉月、そして可愛い子どもたち。回を増すごとに恋人としての絆、夫婦としての絆、家族としての絆がどんどん深まっていきますね。そして今巻はきょうだいの絆や友情の絆も合わさって、見どころたくさんな特盛ストーリーでした。


雫斗と葉月に3人目の子どもが仲間入りし、騒がしくもホッコリなエピソードに加え、しずくの初恋兼第二性について考えさせられる内容がメインです。

全体的なストーリーは面白かったです。
子育てパートについては、下のちびっ子2人のやりとりを中心とした家族仲の良さを改めて感じましたし楽しめました。驚いたのは葉月の子育て理解と雫斗のフォロー。こんな旦那さん素敵過ぎる…!!しずくも含めて、家族一丸となって育児に取り組む姿に胸アツです。

そして、しずくの学園パートへと流れが移りますが、これがなかなか見応えありました。
オメガ差別をするクラスメイトたちを巻き込んだトラブルの話になりますが、子ども同士のやりとりとはいえ、子どもの世界や大人の世界のオメガ差別主義がよく分かる内容でした。
ああ…オメガの差別って、この世界がそうさせるんじゃない。親の偏見や思考が子供を洗脳させるんだな、と胸にチクチク刺さりました。
差別主義のガキんちょはムカつきましたが、しずくがカッコ良く成敗してくれます。そしてしずくの発言がこれまた素敵なんですよ!
めちゃくちゃ惚れました。


…とまあこんな感じで、今巻は子どもたちの存在が際立っていましたね。雫斗と葉月はサブに控え、子どもたちのフォローにまわって物語を支えていたように感じました。
ストーリーは確かに良い。良いけど、BLの側面からちょっとかけ離れたような気がしなくもないです。


トータルで評価をすると、「雫斗と葉月のBL」ではなかったかなと思いました。最後は2人の夫婦のイチャイチャラブラブで締めくくってくれましたが、BLかというと疑問符がつきました。ヒューマン&ファミリードラマの方がしっくりくる。

夫婦としての繋がりが固い2人なので、BLし尽くした感は確かにありますけど、やっぱりメインはこの2人なのでBLを主軸に置くなら存在感は強くあって欲しいところです。
素敵な父親と母親になった2人を見るのは、これまでの「嫌いでいさせて」の歴史を振り返ってみると感慨深いものがありました。でも2人の父親・母親業をメインで見続けていきたいかと言うと、ちょっと違うかなと。これからも見届けていきたい気持ちはあるけど、2人がメインのBL感をもっと感じたいな。…というのが私の読了後の感想です。


素敵なストーリーなのは間違いありません。
でもBLの枠組みとしてはどうかな?と思ったところで、萌2評価としました。

12

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