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anti alpha
レビューも多いので感想だけ。
オメガバース作品として既視感のある設定、というのが第一印象。
αとして育てられていたが実はΩだった…ってヤツ。
最上級のαとして張り合っていた相手に対してヒートを起こしてしまい…
相手のα・瀬名は俺様。
カラダでΩにされて喘ぐ屈辱…みたいな。
しかしながら、ならつまらないのか?というと決してそんな事はなく、逆に先生の実力がわかるというか。
あるある展開でも読ませる構成力。屈辱に涙しながら心は屈しない強さを上代の「目」に描ききる画力。
ただし、瀬名が上代に本気になっていく部分が弱かった気がする…んだけど、「心を捧げないと手に入らない」というセリフはイイ。
エロシーンは非常に多い。
特に前半はヤられたくないのにヤられるΩの苦しみが強調されるので少々キツいかも。
基本的にΩが悲惨な話は苦手ですが…「萌x2」で。
発情とか陵辱とかお好きなんだろうなと思います。
ノーカラー〜のエロの描き方からしてそうでしたもんね。
オレ様で支配的な攻め、涙とヨダレを垂らしてよがる受け。もはや様式美のようです。
それを本作ではオメガバにすっぽり当てはめた。表紙そのものですね。
2人ともただの駒のようで人間性を感じられず、共感も感情移入することもなく、ストーリーにも入り込めずただどうなるのかなと読みました。
瀬名なんてずっと俺様な表情でテンション同じだし。紫苑はそれこそお人形みたいだし。
更に苦手だったのは、保険医の扱われ方。
叔父の登場時、保険医を犯していたのはドン引き。と思ったら会社?でもやってるし。
あげく上代を呼び出して、オメガだからと犯そうとする。いくら前時代のアルファだからって、こんなのただの異常者ですよね。
そんな叔父と電話で話す瀬名、凶暴に抵抗する上代もなんだかなぁ。
ハッキリ言っちゃうと、みんな薄っぺらくて。ポーズにしか見えない。お芝居してるんだなぁて感じがしてしまって。
上っ面の狂気で中身が見えない。すごく苦手で気分が悪くなるくらいなんです。すみません(緒川先生の作品でも同じ感覚になって絵だけでなくそんな所も似るんだなと)
あと、学校であんなに致して周囲にバレないんだろうかと気になり。
今更ですが、全体的にリアリティや説得力がなんもない。ファンタジーと言ってしまえばそれまでですが。
αのみが通う学園の上代と瀬名だが、2人は優秀なαとして君臨しており、ライバル的存在で常に喧嘩していました。
しかし...
瀬名(α)が保険医(Ω)とエッチしているのをみた上代が発情してしまいます。
αとして入学しているもΩだったのです。
由緒正しき家柄のためΩが認められず、分化抑制薬だのなんだの未承認の薬剤を摂取していました。
Ωであることが瀬名(α)にばれ、周りにばらさない代わりに俺の前ではオメガでいろと契約させられます。大嫌いな相手と性に振り回されます。
この世界は遺伝子レベルで相性の良い番が決まっているようで、瀬名(α)の運命の相手のΩの子は上代(Ω)の幼馴染みで想い人。
もし瀬名(α)と上代(Ω)がつがってしまえば幼馴染みのΩからαを奪うことになります。しかも上代(Ω)は自分がΩだとはバラしていない......泥沼ですね。。世界観ももちろん、大嫌いな相手なだけあって割とハードなオメガバースです。
本能を管理された俺たちは
理性の許しを必要としている
なんかものすごいスピードで読んでしまった。ストーリーはとってもわかりやすく、「名家の生まれでアルファとして育てられたけどオメガでした」「ライバルだったアルファとシちゃいました」「色々あったけど、僕たち番いました」な流れ
ふたりが運命に流されず、どこまでも理性的に、拒絶し、愛するのが素敵。セナくんの叔父さんはとんでもないヤツだったな、、
よく言えば勢いがある、悪く言えば深みがない、という感じです。強いオメガがお好きな方に
性ごとに管理された学校だったり相性の良い番を判別していたり、強制ヒートさせられたりという面白い設定のある作品でした。
上代がαでいなければならない理由は下らないものだったかもしれないけれど、それを土足で踏み荒らすような瀬名のやり方にすごい嫌なやつ!とはじめは思っていました。
でも途中から上代に対する執着心のようなものが感じられて、ただ嫌がらせしているだけではなかったし
ストレートに気持ちをぶつけてきていただけだったと気付いたら瀬名もそんなに悪いやつではないんだな、と。
むしろストレートすぎて逆に上代に伝わっていないという不思議。
上代が素直にそれを受け止められるようになって良かったな~
上代目線で描かれているのでわりと痛々しくひどい仕打ちを受けているように見えますが、視点をかえるとまた違った捉え方が出来るなと思いました。
途中あまりにも痛々しくて読むのが辛かったです。
瀬名しかり保険医の東條しかり本能に流されるまま行為にふけってるいるようで不快感を募らせました。
でもちゃんと理性を持って行動していたというのが読み取れて浄化されました。
最初のイメージが悪かった分もあるかもしれませんが。
特に東條は途中までヒート状態の描写しかなかったので、う~んラリってる感じで尻軽、場所も選ばな過ぎるとも思っていたのですが、中盤ようやく正常状態での話を聞けてなんとか呑み込むことができました。
学園唯一のオメガで性処理役として赴任している中で、理性がコントロールできている瀬名だけが特別だったんですね。
他の学生としなきゃいけない時は酷いものなんだろうな。
瀬名にとっては義務みたいなものもあったのかもしれないし、瀬名とできない分溜まっていたからかもしれないけど。
父親が本能で生きているので反面教師になったのに加えて、好きな人がいたからこそ、抑えられた部分もあったんだろうと思います
瀬名がタガを外すのは上代にだけ。
いやでもそのタガの外し方が痛いいいって感じなんですが。言葉責めも本当に好きなの?と疑いたくなるレベル。我慢してたもの全部出してます!という。
痛い関係でしたが、収束の付け方が納得できるものなので、読了後は割とスッキリです。
瀬名が好きなタイプは乙女ゲームで例えるなら「ふーん、おもしれぇ奴」
先生本当に人の嫌な所書くのお上手。
何度読んでも父親が出てくるページは気が滅入るので飛ばしちゃいます。
この作品を読んだらちょっとオメガバース設定にお腹いっぱいです。
だんだんどうでも良くなってきちゃって。
αのふりをしたΩ上代、αの中のα瀬名。瀬名の運命の番に恋する上代。でも瀬名と対等でいたいと。
理性と性衝動との戦いみたいな。いかに衝動に理性で立ち向かえるか。
抱かれるうちに瀬名にひかれていく上代。でも瀬名には運命の番がいる…。
運命を超えて結ばれましたね。
瀬名らΩだからと蔑んだりしなくていいαですね。
しかし保健医と瀬名のおじさんが気持ち悪かった。ああいう行為は見てられません。
瀬名くん、いや瀬名様。あなたはαの中のαですね。本当にかっこよかった。かっこいいの一言しか出てこない。
上代くん。君はαとかΩとか以前に人として愛しくなるなぁ。反応に抗おうと必死になる姿が良かった。
運命の番候補をデータから見つけるっていう、すごく現代的な設定でした。
その作られた運命に抗って、最終的にその気持ちを「愛」と呼ぶ。
素敵なハッピーエンドでした。
何というか、瀬名くんは運命とか性別とかあんまり考えてないんだろうな。
気になった瞬間から上代くんは俺のものっていう、揺るぎない自信?
最初から最後までそのスタンスを保っていたのが良かった。
対して上代くんはお家柄、そういう運命・性別を絶対視してるというか、自分の気持ちを間違ってると思っている。
で、頑張って抵抗しようとするんだけど、そんなのトップオブαの瀬名様に通用するはずもなく。
けどただやられるだけじゃない上代くんが良かった。きっと瀬名くんもそういうところが好きなんだろうね。
初読み作者さんだったけど、絵も好みだったし、ストーリーも読み応えがあって大満足でした。
これはみんな高評価なの納得です。
オメガバース。
学校の頂点にいるアルファ、瀬名。一方、秀才のアルファとして振る舞っているものの、実はオメガである上代。
瀬名はピアスしててヤンキーっぽく、オラオラ系。一方、上代は優等生風。瀬名は上代が気になっているのだが、上代は気が強くフェロモンに屈せず精神力でアルファの誘惑をはねのけようとする気の強い美人。これを攻略する、というようなストーリーでした。
昔はフェロモンには何者も逆らえない、運命の番、という時台だったが、今はデータで最適な相手と番う、という設定になっている。
カップルの方も、フェロモンではなく気に入った相手と番おうとする、というもの。
比べないでおこうと思いつつも、緒川さんと絵も世界観も似ていますね。ちょっとダークなスクール×オメガバースという感じ。
瀬名の叔父のフェロモンがすごそう。
ひっさびさに
『スゲーなこれ』
『ヤバい!!』
と思う本に出逢いました!
オメガバース大大大好きで、でも甘いオメガバースが大好物だったのですが、予想を裏切るハードでキツくて、そして
めっちゃ 甘くて濃いい!!!
この二人の繋がりっ!
スゲーとしか言葉が出て来ません。
『運命の番』とか『項を噛む』とかの設定が、ドッヒャーと月の彼方へ飛んで行ってしまうほど・・・。
『最初っからずっと意識してた』
からずっと二人の関係は始まっていたのですね。
良く言われる『両雄並び立たず』的な、選び抜かれたアルファのみの学校(寮 美味しいっ♡)での、ライバルであり・・・決して手を携えられない相手であり。
よくある展開だけど、先の読めない展開でもあり、モノクロームで語られる心の言葉の端々に、胸の高まりが抑えられませんでした。
本当に久々にグッと来る、重い(いや、暗いとかの意味ではなく)作品に出逢え、まだ興奮しています。
こんなにセリフの一つ一つに全神経を研ぎ澄ますなんて!
どのセリフも表情一つも、見落としたくない!!
また『どエロっっい』
肉棒がお見事で・・・。
余計に二人の肉浴の激しさ、理性の飛び散り、そして愛情の深さが感じ取れました。
ラストの描き下ろしもこれまた見事な・・・。
もっともっと読み続けていたい。
二人のこの愛情をもっと感じていたい!
素晴らしいの一言ではもう言い尽くせない!。
奥田 枠 先生、おそれいりました。